1977-11-18 第82回国会 衆議院 建設委員会 第6号
○山田参考人 去る十一月一日に理事長に任命されました山田でございます。よろしくお願いします。 お答えを申し上げます。 一昨日は湾岸線の建設現場を御視察いただきましてありがとうございました。湾岸線につきましては、成田空港の開港にも関連いたしましてプレハブ工法を採用いたしまして極力工期の短縮に努めてまいりました結果、明年の一月に新千葉−浦安間が開通いたします。残余の区間のうち、箱崎にシティー・エア・ターミナル
○山田参考人 去る十一月一日に理事長に任命されました山田でございます。よろしくお願いします。 お答えを申し上げます。 一昨日は湾岸線の建設現場を御視察いただきましてありがとうございました。湾岸線につきましては、成田空港の開港にも関連いたしましてプレハブ工法を採用いたしまして極力工期の短縮に努めてまいりました結果、明年の一月に新千葉−浦安間が開通いたします。残余の区間のうち、箱崎にシティー・エア・ターミナル
○参考人(山田正男君) 申し上げますが、私が長年都市計画の事業を担当していた立場から申しますと、たとえば道路の事業あるいは河川の事業を実施いたします際にも、その必要な土地を買収をされる市民の立場から申しますと、一番いやがるのは収用ということばでございます。土地収用法の内容は、決して一方的に土地をぶんどるというような内容ではないはずでございますけれども、まことに不幸なことに、市民の立場からは何となく土地
○参考人(山田正男君) 市街地再開発事業を組合が事業実施認可を受けて実施をしておりまして、途中で事業の執行が困難になった場合の救済措置の点の御指摘でございますが、かつて、戦前の土地区画整理、これは法律は、耕地整理法でございますが、この耕地整理法では、これももちろん組合が第一義でございましたが、組合の事業の執行が何らかの都合で困難になった場合には、行政庁が職務管掌をすることができる、こういうことになっておったはずでございます
○参考人(山田正男君) 東京都の山田でございます。 私は現実の都市計画を担当し、また都市の建設改造を実施しておる者の立場から、若干見解を申し述べたいと存じます。 まず分類いたしまして三つの点について申し上げたいと思いますが、第一の問題は日本の都市計画、都市政策の問題でございます。日本の都市計画、あるいは都市政策というものは、これは何といっても外国に比べまして著しくおくれております。そして日本の都市
○山田参考人 再度原案を作成する際に利害関係者の意見を聞く意思はないかという意味の御発言と存じますが、原案を作成する過程におきましては、私どもは、利害関係者と目される方々の御意見を伺うということは、現在の日本の社会情勢におきましてはおよそ不可能に近い、こう考えております。したがいまして、今後も原案作成中に関係者の御意見を伺おうとは私は考えておりません。しかし、原案を作成した後において、審議会に提案されました
○山田参考人 お答えを申し上げます。 最初に原案を作成する場合に、たとえば都内で選出される国会議員の方々に事前に説明する気はないかというような御発言がございましたが、こういう街路計画、これは計画制限を伴いまして、計画をきめますと、法律に基づきましてある程度の建築制限が行なわれる。こういう計画をきめます際には、とかくこの計画がある特定の人の発言によってゆがめられたとか、修正されたとか、変更されたとかいう
○山田参考人 東京都の首部整備局長をやっております山田でございます。 ただいまの御質問につきまして若干お答えを申し上げたいと存じます。 私ども、都市計画として街路計画その他公共施設の計画を立案するわけでございますが、現在のこういう計画の立案のしかたは、都市計画法の定めるところに従いまして、建設大臣から都市計画審議会に対しまして原案を諮問いたしまして、都市計画審議会の中でその計画の当否を審議をして
○山田参考人 隅田川の汚濁の原因は、実は沿岸にございます工場の排水が主体でございます。それに対しまして隅田川の自然流下をいたします水がきわめて少ない。海水と自然流下水が潮の干満で行ったり来たりしておるだけである。そのために汚濁が激しくなる、こういうことでございます。この汚濁対策としましては、今年度で終了するはずでございますが、まず隅田川一帯を、支川も含めましてしゅんせつをいたした。これは戦災後に廃土
○山田参考人 ただいまの道路計画に基づきまして、今度は交通処理計画になってくるわけでございます。これは実は明治神宮外苑に主競技場を持ってくる際に、最初から問題になった点でございます。そこで、ただいま私が申し上げましたような道路を整備いたしましても、道路の交通整理計画では、少なくとも開場式の日あるいは閉会式の日、そういう日は交通処理は私は円滑にはできないと思います。これは当初からその覚悟になっておるわけでございます
○山田参考人 それでは、ただいまの御質問にお答え申し上げます。 オリピックの競技場に関連をいたします道路は、羽田から都心に来まして、都心から新宿にまいります高速道路の一号線と四号線の大部分でございます。これに、たとえば三宅坂付近におきまして国会の前のほうに出入り口をつけけるとか、あるいは芝浦海岸の付近に出入り口を枝を出すとか、そういう若干の付加するものがございますが、こういうものは明年の八月一ぱいに
○参考人(山田正男君) ただいまの御指摘の点でございますが、実は私も物事を解決いたします際には一々割り切らないと気が済まないたちでございます。だれに質問を、相談をし、だれが答えたのかということを、実は相当詳しくその当時調べたわけでございます。質問をしたというほうは質問をしたと言い、私どもは受けたほうを調べますとどうもはっきりしない。だれがどういうふうに具体的な相談にあずかったかということは、結局は結論
○参考人(山田正男君) 私からお答え申し上げたいと存じますが、その二十何年でしたか、明治大学の付近に当初工場ができまして、それが他に移転すべきであるということで、移転の候補地を探したという話は私も伺っております。伺っておりますが、その相談の相手にだれがなったか、ここが実ははっきりしないわけであります。会社側は都の職員のだれかの意見を聞いたやに申しております。そこで、速記録にもございますように、当時の
○参考人(山田正男君) ただいま、先般私が参上いたしました際の問題点になっておりました、すでに行ないました許認可行為を取り消す意思の有無、可否等の問題でございますが、この点につきまして、その後さらに関係者間、上司とも協議をいたしたのでございます。私どもの考え方からいたしますと、私どものとりました措置は、法的には適当な措置であると考えておりますので、これを取り消すということは考えられない、こういうことが
○参考人(山田正男君) 現状を申しますにあたりまして、若干ただいま都議会の問題もございましたので、経緯をあわせて御説明申し上げたいと存じます。 実は杉並区の堀ノ内に日立生コンクリートの工場を建設いたしたい、こういう建築出願があったわけでございます。私の記憶いたしておりますところでは、昭和三十六年と存じておりますが、これに対しまして、地元で反対の請願陳情が都議会に提出された、こういうことでございます
○参考人(山田正男君) それでございますれば、すべて速記録がございますから、速記録が全部完成いたしておるかどうか、私はっきりいたしませんが、おそらくできておると思います。そういう速記録を、ただいま間に合いますかどうかでございますが、御提出いたしたいと存じます。
○参考人(山田正男君) ただいまの御指摘の首部閥整備委員会というのは、これは何かのお間違いじゃないかと存じますが、都議会の常任委員会の構成の一部門といたしまして総務首都整備委員会という常任委員会がございます。その常任委員会におきまして、杉並区の生コンクリート工場の件が、都議会に請願陳情等がございましたので、いろいろ審議が行なわれたのでございます。そのことではないかと存じますが……。
○山田参考人 東京都の山田でございます。 ただいまの道路の用地買収に従事しております現地の事務所の職員の態度でございますが、ただいまお話のようなことは、私どもも往々にして耳にするわけでございます。そういう方々に対しましては、私どもが趣旨を御説明して、御納得をいただいておるということがあるのでございますが、都としましては、実はオリンピックのためにお立ちのき願いたいとは申しませんが、都市計画の施設である
○参考人(山田正男君) 私、先ほど御説明を申し上げました際にも、こういうことを申し上げたつもりでございますが、土地収用法そのものの精神は、公正な第三者の評価にすべてを委任することでございます。こういうことが一番私は望ましいということを申し上げたつもりでございます。そういう私どもの考え方にもかかわらず、実は市民の側には、土地収用法というものが適用されるということは、これはいかにも一方的な権力的行為である
○参考人(山田正男君) ただいまの御指摘の件は、この法律案がもし制定された後において、都はどういうこの法律の運用、推進をしていくか、こういう点であったと存ずるのであります。そこで、それに関連いたしまして、従来土地収用法の運用の仕方がまずいじゃないか、こういう御指摘があったわけでございます。この点につきましては、私ども都の内部におきましても、従来のような土地収用法の運用の仕方がいいかどうか、こういうことは
○参考人(山田正男君) 私、東京都の山田でございます。実はこのたび御審議を賜わっておりますこの法律案につきましては、私ども実はかねてから切望いたしておった趣旨の法律案でございます。むしろおそきに失するぐらいに私どもは考えておるのであります。と申しますのは、東京のような大都市の都市計画は、従来のようなとかく平面的な、あるいは線的な、また言いかえますならば、公共施設のみの計画に走る傾向のございます都市計画
○山田参考人 お答え申し上げます。先ほど申し上げましたように、都市高速道路——この前御厄介願いました首都高速道路公団の事業の実施を予定いたしておりますものにつきましては、オリンピック開催に関係のある路線につきましては、実は八、九分通り、今までの道路整備計画で御厄介になれる予定になっております。しいて申しますならば、三号線と申します道路がございます。これは、この国会の前を通りまして渋谷へ行く道路でございます
○山田参考人 お答申上げます。実はこの五百五十六億でございますが、このうちぜひ公共事業として国の助成を受けたいというものと、都が単独の財源でやるものと、種分けをいたしております。ぜひ助成を受けたいというのは、私確かな数字はここに記憶しておりませんが、事業費としまして三百億くらいじゃないかと思っております。
○山田参考人 東京都の山田でございます。オリンピックの招致につきましては、国会方面におきましても格別の御配慮を賜わりまして、厚く御礼を申し上げます。 従来オリンピックの招致につきましては、招致の準備委員会と申します機構が、国会の皆様方を初めといたしまして関係者の間にできまして、招致の準備方につきまして助力をして参ったわけでございます。御承知の通り、幸い三十九年に東京に参ることにきまったのであります
○山田参考人 お答えいたします。鉄鋼会館につきましては、実は私その当時おりませんので何ともお答えするわけにいきませんが、私が伝え聞いておるところによりますと、東京都が公有水面の埋立免許を得ました土地は、都市計画の道路に該当しない、あるいは駅前広場に該当しないところは普通財産になるのであります。従いまして東京都は普通財産を都議会の承認を得て鉄鋼会館に売った、こういう事実があって現在に至っておるのであります
○山田参考人 ただいまの御質問のうちの東京都の部分につきまして、私からお答え申し上げます。御承知のように公有水面を埋め立てます場合には、公有水面埋立法によりまして、東京都の場合は東京都知事が認可する、こういうことになるのでございます。東京都で埋め立てました部分につきましては、私当時東京都にいませんので、あるいは正確でないかとも思いますが、私が承知しております範囲では、東京都の部分は東京都がもちろん都知事
○山田参考人 それでは私から八重州口駅前広場の計画並びにこれを実施するに必要な区画整理の計画、これにつきまして概要の計画並びにその経過を御説明申し上げます。 八重洲口の駅前広場は昭和二十二年の二月に、この図面でごらん願いますと大体こちらの赤く引いてある線の程度で駅前広場の決定を見たのでありますが、その後の交通事情の変化とかあるいは国鉄の改良計画あるいは駅舎計画、そういうものの変更によりまして既定計画