1991-11-26 第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号
○山田忠行君 先生御指摘のように、刑法三十六条の規定は、戦闘行為における武器使用などというのを考えてつくったものではないわけですね。基本的には市民間の防衛行為、例えばある人がやくざから攻撃を受けたとかそういったときに、みずからまたは近くの他人を防衛するために反撃するということを認めたという規定でありまして、軍隊が攻撃してきた、攻撃された側の軍隊がそれに応戦行為をする、それを一人一人の兵士の正当防衛行為
○山田忠行君 先生御指摘のように、刑法三十六条の規定は、戦闘行為における武器使用などというのを考えてつくったものではないわけですね。基本的には市民間の防衛行為、例えばある人がやくざから攻撃を受けたとかそういったときに、みずからまたは近くの他人を防衛するために反撃するということを認めたという規定でありまして、軍隊が攻撃してきた、攻撃された側の軍隊がそれに応戦行為をする、それを一人一人の兵士の正当防衛行為
○山田忠行君 まずPKFというのは、実態からいっても国連のいろいろな関係文書からいっても、明らかに軍事組織だということだと思います。例えば、PKO訓練マニュアルでは、軍隊を平和維持軍に参加させる国に対して、軍隊を提供する国に対して、兵器訓練、野戦を含む戦闘訓練をしてそれらに精通するということを求めております。また、過去に化学戦争下で活動することを余儀なくされたことがあるので、訓練でも核、生物兵器、化学兵器
○山田忠行君 私は、今、ある女性が詠んだ 徴兵は 命かけても はばむべし 母 祖母 女(おみな) 牢に満つるとも という短歌を思い出しております。今、国会で審議され、本公聴会で意見を求められている国連平和維持活動等協力法案は、それ自体憲法に違反する自衛隊の海外派遣を意図するという点で二重の憲法違反を犯すものであり、徴兵制や国家総動員体制の再現につながりかねない危険性を持つと考えるからであります