2008-02-25 第169回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
○参考人(山根一眞君) まず生物に関してですけれども、私、まず非常に大事なことは、私たちの生命はどうやって維持しているかといえば、生命を食べている、生物を食べてしか生きていくことはできないということを忘れてはいけないと思うんですね。ですから、先ほど、一度から二度の上昇で三〇%から四〇%生物が絶滅する危険があるということは、つまり我々の食べるものが失われていくことを意味していると思います。これは極めて
○参考人(山根一眞君) まず生物に関してですけれども、私、まず非常に大事なことは、私たちの生命はどうやって維持しているかといえば、生命を食べている、生物を食べてしか生きていくことはできないということを忘れてはいけないと思うんですね。ですから、先ほど、一度から二度の上昇で三〇%から四〇%生物が絶滅する危険があるということは、つまり我々の食べるものが失われていくことを意味していると思います。これは極めて
○参考人(山根一眞君) それぞれ各論に入ってくるだろうと思うんですけれども、基本的に私は、先ほどからいろいろなデータを見せていただいていても、家庭部門あるいは産業部門あるいは発電部門これだけだという一律な排出源としての、何といいますか、ランク付けがされているというのは少し違うんではないかという気がすごくしているわけです。 これは、取りあえず今どれだけ排出しているかということだけで、言ってみれば優劣
○参考人(山根一眞君) 温暖化問題というのは実は非常に分かりにくい、ほとんどの国民の方たちも理解をしていないんではないかなと思います。私自身も、今お二人の先生方のお話伺って理解できてないところがたくさんあります。これは地球科学、化学、物理学、気候学あるいは最近は経済学、生物学、あらゆる学問、分野の問題がここに入っていまして、その一つ一つが理解できないと分からなくなるという問題ですが、つまるところは何