2000-08-08 第149回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
○山本参考人 HACCPのシステムそのものの考え方は、事故を未然に防ぐという考え方が入っております。ですから、それが確実に実行されれば事故は未然に防げるということに理論上はなっております。
○山本参考人 HACCPのシステムそのものの考え方は、事故を未然に防ぐという考え方が入っております。ですから、それが確実に実行されれば事故は未然に防げるということに理論上はなっております。
○山本参考人 HACCPの基本的な考え方からいたしますと、自主管理がその状態でできるということになっておりまして、特段それに加えて衛生管理者を置く必要はないというシステムでございますので、食品衛生管理者を置かなくてもよいということになっております。
○山本参考人 感染症研究所の山本でございます。 本日は、お手元にお配りいたしました資料に基づきまして御説明させていただきます。 今回、雪印で起こりました食中毒事件でございますけれども、この事件におきまして、HACCP、ハサップという食品の衛生管理システムを取り入れた工場での事故であったということに関して、私ども専門家の立場から、非常な驚きとともに、これからの現実との整合性といいますか、そういうものに
○山本説明員 お答えいたします。 各保証協会の保証料がまちまちであり、また高過ぎるというような御指摘でございます。これは五十一協会現在ございますが、それが発生の沿革からいいましても、中の経理状態からいいましても、まちまちでありますので、保証料というものが従前非常にまちまちでありましたが、だんだん引き下げの傾向にありまするし、われわれのほうから貸しまする融資基金の差益というようなものがありまして、それと
○山本説明員 保険公庫ができましたのは昭和三十三年でありますので、それ以後はてん補率というものは七割ということになっておりますが、それ以前はいろろろの基準がありまして九割てん補というようなもので、そういうものについては九割返してもらうというようなことがあったかと思いますが、それは保険公庫成立以前の問題だと思います。
○山本説明員 私どものほうで保険を払うのが七〇%でありまするから、返してもらう場合も七対三の割合で私どものほうへ返してもらうことになっております。
○山本説明員 これはあくまでも保証協会がやりますことは保証でありまして、実際の金は金融機関から出るわけでありまするが、中小企業については、政府も非常な力を入れられるということになっておりますので、われわれの予定した金額は政府のほうで力を入れられてくださるものとわれわれは確信して、仕事を続けたいと思っております。
○山本説明員 この融資基金の効果でございますが、三十七年度において保険の契約高は三千六百億になっております。三十八年度は、まだ集計いたしておりませんが、多少推定をいたしますと、四千五百億くらいの保険契約ができると思っております。相当の伸び率があるのじゃないかと思いますが、これは四十五億の政府資金だけのなにでございませんで、地方の出資金あるいは地方の貸し付け金というものを入れまして、こういう保険の伸びができるものと
○山本説明員 四十五億円の政府出資につきましては、各都道府県にありまする保証協会に対して貸し付け金として出すわけであります。出資金あるいは短期貸し付けというものではありません。一応長期資金として出しますと、二年ということになっておるのでございますが、これは二年の期限がきても、取り上げるのではありませんで、従前の例からいいますとと、あらためてさらにその金額を貸すということになっておりますので、二年たったらそのまま
○山本説明員 手形の割引保証のことでありますが、従前も保証協会で若干やっておるところがあるわけでありますが、それは今年の上半期におきまして約二百十一億、年間に推定いたしますると四百八十億、約五百億の手形の割引保証をやっておるわけであります。これはいわゆる制度的にやっておるわけでありませんので、これを制度的に今回取り上げるということになりますれば、すべての協会がそれをやるようになる。したがって、われわれの
○山本説明員 小口保険につきましては、三十七年度から始めたわけでありますが、これは二十万円以下の金額で、小規模業者を対象としまして、保険料も日歩一厘六毛というようなごく少額でありますので、小企業者のためには非常に役立っておるわけであります。現在保証協会全部で五十一ありますが、多くの保証協会は、小口保険につきましては担保を取らず迅速にやる、場合によっては、金融機関が金を貸した後に追認でやるといったような
○山本説明員 ただいま非常に御理解のあるお言葉をいただきまして、まことに感謝いたしております、われわれは、三十億円で必ずしも満足しているわけではありません。これからも諸先生方の御好意をいただきまして、年々これをふやすように努力したいと思っております。 御参考までに申し上げますが、御承知の通り、三十七年度は融資基金は二十五億でございまするし、その前年度は二十億でございます。とにかく幾らか年々ふえておりますので
○参考人(山本茂君) 中小企業信用保険公庫の昭和三十四年度決算の概要について御説明申し上げます。 当公庫は昭和三十三年に制定されました中小企業信用保険公庫法に基づき、中小企業者の信用力を補完することにより、中小企業金融の円滑化を促進することを目的として、中小企業者の債務の保証等について保険を行なう保険事業と、全国五十二の信用保証協会に対してその業務に必要な資金を融通する融資事業を行なう機関として、
○山本説明員 信用保証制度と信用保険制度の現状の概要について御説明申し上げます。 昭和三十二年に初めて国家資金十億というものが保証協会に投入されることになりまして、三十三年に私どもの方の保険公庫が発足したわけであります。地方の公共団体、あるいは協会自体の努力といったようなものがありまして、保証協会は非常に成長いたしまして、保証規模というものも飛躍的に増加しているわけであります。お手元にお配りしましたこういう
○山本説明員 公庫のとりまする保険料の引き下げという問題につきましては、前回にも御指摘があったのであります。われわれとしても努力しておるわけでありますが、何ぶんにもこれをするためには多額の国家資金を私どもの方に投入していただかぬとできませんので、少なくとも私個人としては監督官庁に対して来年度の予算に相当の金額を盛りていただいて、御指摘の点が実現できるように、せっかく努めておるわけであります。御指摘のような
○山本説明員 ただいま御指摘のありました通りに、制度としましては包括保険一本になりまして、個人としては七百万円、組合には一千万円ということが制度上の最大限であります。しかし保証協会の現状におきましては中小の保証協会では限度までの力もないところもかなりあるのでありまして、大きな協会はそれだけの力はあるのでございますが、実際問題としましては、五百万円ぐらいの保証が最大限というようなところも多々あるのでありまして
○山本説明員 前回の国会で附帯決議をいただきまして、それに基づきまして、私どもといたしましては近ごろよく叫ばれております中小企業団地化とか、あるいは業種別振興法の問題、こういったものにつきましては保証協会の現状におきましては必ずしもすべての保証協会がそれに適合した保険もできないと思いまして、新しい設備保険を考えなければならぬと思いますが、これは私どもの監督官庁であります中小企業庁あるいは大蔵省を通じまして
○参考人(山本茂君) まことにありがたいお言葉をちょうだいしまして、心強く思っております。われわれとしましては、年々これは増額をしたいと、今後絶えざる努力を続けたいと思っております。地方庁、都道府県のみならず、市町村あるいは金融機関なんか、地方の金融というものも、現在公庫の資本金、あるいは保証金、あるいは損失補償金、借入金といったようなもので、地方が約百四十億の金を出しておりますので、中央政府として
○参考人(山本茂君) 最初三十億の融資を各保証協会に対してやっておったのでありますが、三十四年度には最初の予算では十億、それから伊勢湾台風の特別措置として十億、合計しまして二十億にふえました。それから三十五年度には十八億ふえました。それから三十六年度としましては、先日予算が成立しまして二十億、合計しますると八十八億の地方の保証協会に対する融資の金額ができるわけであります。もっとも、三十六年度の二十億
○参考人(山本茂君) 中小企業信用保険公庫の昭和三十三年度決算の概要について御説明申し上げます。 当公庫は、中小企業者の債務の保証等について保険を行なう保険事業と、全国五十二の信用保証協会に対しその業務に必要な資金を融通する融資事業を行なう機関として、昭和三十三年に制定されたした中小企業信用保険公庫法に基づきまして同年七月発足いたしました。従って、本三十三年度決算は、九カ月予算にかかる決算となっております
○山本説明員 全体の約七%に当たります。
○山本説明員 ただいま御質問いただきました相互銀行関係の保証でありまするが、件数としまして――これは昨年九月の数字しか今持っておりませんが、一万九千八百三十七件、金額にしまして約七百二十億であります。
○山本説明員 私としては間違いがないとしてお出ししております。
○山本説明員 そうです。
○山本説明員 お許しをいただきまして、信用保険公庫の業務の概況を御説明申し上げたいと思います。 お手元に資料をお配りしておりまするので、それに従いましてお話を申し上げたいと思います。こういう一枚刷りの資料ですが、これに大きな概要の大体の数字が書いてあります。これを一つごらんいただきたいと思います。 最初に、皆様方に特にお礼を申し上げたいことがございますのは、非常な御尽力をいただきまして、十八億の
○山本説明員 これは今度の災害に対して基金の増加措置がとられますれば、各保証協会からわれわれの方に要望が出ておるわけであります。それは各保証協会が災害の規模によりましてどれだけの保証をしたいという要望を一応出しておるのでありまして、その災害の規模に従って配分をしたい、かように考えております。
○山本説明員 これは現在のところ、日本全国にありまする五十二の保証協会に対して、トータル四十億の貸付金をやっておるわけでありますが、これはオーディナリな保証に対してやっておるわけでありまして、こういった天災を予想しておりませんので、今回の天災に対しても各保証協会からいろいろ基金の増額の要求がありましたが、現在手元に貸付金の余裕がありませんので、現在のところは国の方から何かの措置をしていただかぬ限り、
○山本説明員 今回の災害で中小企業者のこうむった災害は非常なものでありまして、これについて保証協会の方に対して保証の要望というものがずいぶんだくさん出ておるわけであります。これは災害の実態をどう把握するかによって違うわけでありますが、一応われわれが今日までに把握しましたところによりますと、そこにちょっと数字だけ、これは一応今日までのラフな数字でありますので、今後あるいはこれがふえるかと思いますが、今日
○山本説明員 事務の簡素化、迅速化ということにつきましては、国会の御決議がありましたので、その線に沿うて努力しておるわけでありまして、ただいまの御指摘の申請書あるいはその他の書類の提出につきましては、昨年の七月とことしの一月とに二回にわたりまして、いろいろの検討を加えまして、数も少くするし、不必要なものは省くということにいたしました。 それから御指摘の、包括的にやったらどうかという点でありますが、
○山本説明員 ただいまは私どもの公庫の方へ保険金の支払いの請求がきましてから、大体おそくても二カ月くらい、早いのは一カ月くらい、それで保険金の審査を終りまして支払いをしておりますので、保証協会その他も大体そういうことで御満足をいただいておると思っております。
○山本説明員 ただいま公庫について御質問がありましたので、お答え申し上げます。一番居残りで忙しくやっておりますのは、引き継ぎを受けた書類のうちで、保険金の支払いというものがかなりたまっておったのでありまして、これをできるだけ早く現金の支払いをするということに全力を注ぎまして、保険金の支払いを進捗しまして、現在では引き継ぎを受けました書類は、大体はけたという状態になっております。そのほか保険料の調整といったようなものもできるだけ
○山本説明員 ただいまお話のございました点についてお答えいたします。私は、就任の際に、多くの人が官庁からかわってきたのでありまするが、公庫というものは官庁とは違う、しかし一般の民間会社とも違いまして、政府機関でありまするから、厳正に公正に仕事をするように訓示もしましたし、それから折に触れてそういうことはしょっちゅう言っておるわけでありまして、私としましては、厳正公正にするよう下僚を監督していきたいと
○山本説明員 かいつまんで信用保険公庫発足以来の業務の御説明を申し上げます。 まず私どもの方のやっております仕事は、保険の仕事と信用保証協会の仕事と二つございます。保険の仕事の方の関係をかいつまんで申し上げますと、保険契約の締結高でございますが、これは第一番に融資保険の方、これは金融機関四百に対して九十四億という契約を行なっております。それから保証保険の方は四十九協会に対しまして百五十億の契約を取