1979-03-22 第87回国会 参議院 大蔵委員会 第8号
○説明員(山本治君) 現在、保険歯科医療において実施されております差額徴収制度につきましては、これは前歯部、前歯の鋳造歯冠修復、虫歯で穴のあいたところをもとどおりに治すときに、患者さんが金合金とか白金加金という貴金属の使用を希望された場合に、使用した貴金属の購入価格から保険給付の材料料を差し引いた金額を患者さんが直接医療機関に支払いまして、医療機関の方は控除しましたその保険給付の材料料と技術料とを保険者
○説明員(山本治君) 現在、保険歯科医療において実施されております差額徴収制度につきましては、これは前歯部、前歯の鋳造歯冠修復、虫歯で穴のあいたところをもとどおりに治すときに、患者さんが金合金とか白金加金という貴金属の使用を希望された場合に、使用した貴金属の購入価格から保険給付の材料料を差し引いた金額を患者さんが直接医療機関に支払いまして、医療機関の方は控除しましたその保険給付の材料料と技術料とを保険者
○説明員(山本治君) 現在保険で給付しております診療行為につきましては、通常必要とするものは保険で給付するという前提に立って保険給付の範囲を決めているわけでございますが、遺憾ながら歯科の場合には、若干その担当規制で制限給付している部分が現在あることも事実でございます。そのほか給付外の診療等も現在あるわけでございますが、そういうものを保険で給付するかどうかということは、従来から中医協の議を得て給付するかどうかを
○説明員(山本治君) 保険診療におきまして、個々の診療行為の評価というのが中医協で決められてきているわけでございますが、これのそれぞれの診療行為の点数設定に当たりましては、中医協で行いました医療経済実態調査をもとにいたしまして、医療機関の経営が成り立つようにということを前提にいたしまして、物価、人件費の上昇等に対応した医療費の改定を従来から行ってきているわけでございます。したがいまして、個々の医療行為
○説明員(山本治君) 歯科の問題でございますが、保険におきます歯科の問題につきましては、昨年、特に歯科の差額の問題につきましては、三月二十三日に中医協から答申をいただきまして、その答申の趣旨は尊重してこれを実施しなければならないわけでございますが、そのためにはいろいろな条件を整備しなければならないということで、昨年の八月一日に従来の差額徴収の取り扱いを廃止いたしました。そして、その歯科の差額の取り扱
○山本公述人 維持するには幾らかかるのかということなんですけれども、ことしの場合はっきり言って一億円欲しいと思います。一億円を収入として得るには、昨年四月にさかのぼって一人当たり六万何千円かの上積みをしてくださらないと、一億の金が島田としては収入として入ってこないわけです。 もう少し補足しておきますと、一億というお金が出てくるその根拠なんですけれども、これはまずは国家公務員並みの一〇%余の賃上げをするということですね
○山本公述人 お答えいたします。 まず、五十年度のベアができないだけではなくて五十一年度においても非常に厳しい、では施設側は厚生省にどういう要求をしていたのかということについてなんですけれども、私たちが団体交渉その他で聞いておりますのは、まず昨年十月の補正予算に向けて、少なくとも人事院勧告が実施できるだけの措置費をふやしてほしいということで強く陳情していった。同様にして、自治体に対してもしていたということを
○山本公述人 私が山本治史です。民間重症児施設島田療育園で児童指導員をしております。 島田療育園は東京都多摩市にあり、十五年前に日本で最初の重症児施設として設立されました。重症児施設という乙とは児童福祉施設になるわけですが、実際には十八歳以上の者四五%、体重三十キロ以上の者五一%と、もはや成人施設と言ってもよいほどです。 島田療育園には知恵おくれ、肢体不自由など、重い障害を持った者が四個病棟に百六十二名生活