○説明員(山本毅君) 火山灰の農作物に対する被害につきましては、試験研究といたしまして昭和四十九年度から総合助成試験事業によりまして鹿児島県に助成いたしまして実施しておるわけでございます。茶につきましては、現在のところまだその助成の対象になっておりませんけれども、茶の被害に関する試験研究につきましても他の作物と同様に鹿児島県のほうから要請がございますれば、これを内容を検討いたしまして、昭和五十年度以降
○説明員(山本毅君) ただいまの梶木先生のお話し、ごもっともでございまして、この研究にあたりましても、いわゆるパネルディスカッションという、七つの研究部会をつくりまして、ここで常時評価をしながら、その中で問題点を摘出しながら、研究におろしていくという方式を考えております。 その研究部会と申し上げますのは、一つは相互評価部会、農林水産生態系研究部会、環境保全指標研究部会、土地利用技術再評価研究部会、
○説明員(山本毅君) 国立の研究機関を主といたしまして、農業技術研究所をはじめ、二十一場所、それに大学、それから公立の試験研究機関、それら十九機関がこれに参加いたします。
○説明員(山本毅君) 環境の破壊と公害の増加に対処いたしまして、国民経済の発展と福祉の向上に資するために、農林漁業が本来有しております自然環境の保全に資する機能を見直しまして、この保全機能を増進し、一方、最近緊急の問題となっております家畜ふん尿による汚染などの環境悪化を防除いたしまして、その技術体系を確立することが緊急に要請されておるわけでございます。このような観点からいたしまして、昭和四十八年度からは
○山本(毅)説明員 お答えいたします。 火山灰が入りますと、火山灰の特性が土壌にあらわれてまいるわけでございますが、現在の浅間山の噴火による降灰程度では、土壌には大きな影響はないものと考えられます。ただ、一般的に申し上げますと、火山灰の中には硫酸、それから硫化物等の硫酸化合物を含む場合もございますので、硫黄化合物が酸化されまして、それによりまして土壌が酸性化するということがございますので、絶えず土壌