○参考人(山本武彦君) 先ほど最初の意見陳述のところでも申し上げましたように、この特措法を改正するに当たっての立法過程で、大変時間的に限られた短い時間の中で国民の権利義務にかかわる重要な問題を行ってきたということについては、私は立法過程論の立場からいって好ましいものでは決してないというふうに思いまして、主たる論点としてそういう問題点を指摘したわけでございます。ですから、アメリカの将来のアジア戦略がどう
山本武彦
○参考人(山本武彦君) 大変難しい御質問でございまして、沖縄は江戸時代以来、琉球処分とか、そして第二次世界大戦の戦場になり住民の三分の一がお亡くなりになったとか、また占領体制、そして七二年の本土復帰以降も七五%の基地がこの沖縄に集中しているという大変な苦しみ、辛酸をなめてこられたところでございまして、大田知事が物にお書きになったりあるいは御発言になったところでそのことはすべて集約されているというふうに
山本武彦
○参考人(山本武彦君) 本日は、この機会をお与えいただきましてまことにありがとうございます。
時間が限られておりますので、要領よく私の意見を陳述させていただきたいと思います。私の専門は国際政治学でございまして、その専門の立場から、大変つたない意見でございますが要領よくお話をさせていただきたいと思います。
先ほどもお話がございましたように、冷戦が終結いたしまして以降の国際安全保障にかかわる戦略環境
山本武彦