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73件の議事録が該当しました。

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1973-07-06 第71回国会 参議院 農林水産委員会 第21号

説明員山本宜正君) 現在、先ほど申し上げましたように、健康に関する被害者救済法の中でやはりこの水俣病診断ということがあるわけでありまして、この認定のための診断というのは、たいへん技術的に現在むずかしいわけでございまして、専門先生というのは熊本大学新潟大学、そのほか二、三の大学に限られております。したがいまして、医療機関指定して診断していただくということではなしに、認定のための最終判断というのは

山本宜正

1973-07-06 第71回国会 参議院 農林水産委員会 第21号

説明員山本宜正君) 本来なれば医学専門の方にお答えいただくのが適切かと思いますが、私の知っている範囲でお答えさせていただきます。  一般的にいいまして、毒物による中毒というのは、その体内に入ります量によって症状が発現する、あるいは症状が発現しない、こういう差があるように私は理解しておるわけでございます。したがいまして、いま先生の例に出されました現在の悲惨な水俣病患者さん、あるいは中には非常に

山本宜正

1973-07-06 第71回国会 参議院 農林水産委員会 第21号

説明員山本宜正君) 現在私どものほうで被害者救済法を所管しておりますので、私のほうからお答えさせていただきます。  水俣病につきましては、昭和四十五年の二月から、現在の公害に係る健康被害救済に関する特別措置法指定をいたしまして、その指定をいたしましたときに、専門家意見を伺いまして、それによって診断基準というようなものを考えたわけでございますが、その内容といたしまして、いわゆる成人における

山本宜正

1973-06-20 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号

山本説明員 ただいま局長から趣旨要点につきましてお答え申し上げたわけでございますけれども中毒症の中で、特に人為的な環境汚染による中毒症というものを公害病というぐあいに従来から考えておるのが基本的な線だと思いますけれども、したがいまして、水俣病につきましては、水俣湾魚介工場の廃液によって汚染をされまして、その汚染をされた魚を多食することによって起こった有機水銀中毒症状ということで、それの症状

山本宜正

1973-06-20 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号

山本説明員 お尋ねの前段のほうでございますクロムや亜鉛などでの複合汚染ではないか、これは当然考えられることでございますが、現在までのところ、複合汚染による症状の形態がどんなものであるかということにつきまして、まだ研究が開発されておりません。これは新しい問題として今後の研究にまたなければならないと思います。  第二番目の問題でございます、無機水銀有機化の問題でございます。これは今日かなりの学者が実験的

山本宜正

1973-06-15 第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第28号

山本説明員 昭和四十四年に当時立法したわけでございますが、その当時におきましては、原因者が必ずしもはっきりしていないというような場合が多いということで、その裁判の結論を得るまでにたいへん時間を要するというようなことから、緊急の解決に間に合わないということで、この特別措置法がつくられたという経緯でございます。

山本宜正

1973-06-14 第71回国会 参議院 農林水産委員会 第12号

説明員山本宜正君) 先週の徳山湾水銀排出の問題が新聞に載りまして、さっそく私県の衛生部長との電話連絡いたしました。なお土曜日の日には午後に衛生部長と直接会いまして、この問題についていろいろ意見交換をしたわけです。特に徳山湾につきましては、かつて昭和四十五年に生物汚染調査という形で調査をいたしましたときに、一、二の魚種につきまして、たいへん水銀が高かったということがございましたので、そのことも

山本宜正

1973-06-07 第71回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号

山本説明員 公害保健課長としましてお答えいたします。  私のほうで、漁獲規制という問題につきましては、特に指示なり県の指導なりということが実はできないわけでございます。したがいまして、今度の問題につきましては関係省庁で連絡をしながら、それぞれの責任体制に応じて指導なり対策をとっていく、こういうことにしているわけでございます。

山本宜正

1973-06-01 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号

山本説明員 先生のおっしゃるとおり、この報告書の中で新しい診断方法についての示唆があるわけでございます。従来も熊本大学及び新潟大学等水俣病専門家の間におきまして一定の診断の目安、診断方法というようなことにつきましての見解を受けまして現在の救済法認定制度をやっているということでございますが、こういった問題の提示によりまして今後さらに診断方法を向上するという意味での研究方法はとってまいりたい、かように

山本宜正

1973-06-01 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号

山本説明員 私も特に専門でございませんが、いままで知っておりますところによりまと、また今回の報告書によりましても、水俣病特徴である視野狭窄という症状を起こさせる化学的な物質につきましては三十種類以上あるということもいわれておりますし、また知覚障害、こういったものを起こす物質については枚挙にいとまがないということでございまして、したがいまして水俣病診断というものは、これらの特徴的な症状の組み合わせということによって

山本宜正

1973-06-01 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号

山本説明員 お答えさせていただきます。  水俣病の問題でございますが、水俣病原因物質有機水銀でございまして、そのメチル水銀化合物排出によって魚介類汚染され、その魚介類地域住民が長期、大量に摂取したということによって発症されたもの、こういうぐあいにされておりまして、水俣病の典型的な症状といたしまして、いわゆるハンター・ラッセル症候群と呼ばれるものでございまして、求心性視野狭窄運動失調

山本宜正

1973-04-05 第71回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第7号

山本説明員 お答えいたします。  これはまことに申しわけございませんが、水質保全局土壌農薬課というのがございまして、土壌農薬課では、聞きましたところでは、現在土壌カドミウムによる米の汚染の問題につきまして、いろいろ土壌汚染防止法による処置をしておるわけでございますが、鉛等につきましては、現在その基準等について検討中である、こういうぐあいに私聞いておりまして、正確には、恐縮でございますが、土壌農薬課

山本宜正

1973-04-05 第71回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第7号

山本説明員 草津のPCBの汚染と同時に先般鉛の汚染の問題が出たわけでございます。私ども安全性という問題にかんがみますと、たんぼでございますので、特に食品としての米というのが考えられます。御承知のように、いまも厚生省のほうからお話がございましたように、食品の安全の問題といたしましては、厚生省のほうでいろいろ安全性について所管されるわけでございまして、私どもといたしましては、そういった食品その他大気

山本宜正

1973-03-28 第71回国会 衆議院 商工委員会 第11号

山本説明員 このカドミウム暫定対策要領と申しますのは、神通川流域におきまして起きましたあのイタイイタイ病経験にこりまして、現在のところ、全国で七カ所の要観察地域というのを設けまして、この地域につきましては、毎年県におきまして一斉住民検診を行ないまして、その結果として、いま申し上げましたように、最終段階は、中央における専門家判断を仰ぐという形でございまして、対馬におきましては、現在までのところ

山本宜正

1973-03-28 第71回国会 衆議院 商工委員会 第11号

山本説明員 お答えいたします。  対馬カドミウム環境汚染につきましては、現在におきましても毎年一応住民の一斉検診を行ないまして、その結果、最終段階では、中央鑑別診断班で判定するということをいたしております。  このカドミウム環境汚染につきましての対策といたしましては、昭和四十三年に対馬のその地域健康調査をいたしまして、四十四年にカドミウム汚染暫定対策要領というのを当時厚生省におきまして作成

山本宜正

1973-03-28 第71回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号

説明員山本宜正君) 先ほども申し上げましたように、厚生省身体障害者福祉法による対象でございまして、私どものほうがお答えいたしますのは必ずしも適当でないと存じますけれども、それぞれの申請に基づきまして、症状の等級に応じたいろいろな措置を講じていく、こういうぐあいに聞いております。都道府県知事の権限でやっておる仕事ということでございます。

山本宜正

1973-03-28 第71回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号

説明員山本宜正君) お尋ねの中に二点ございますが、第一点は、判決の趣旨の中には医療費等に該当する部分がございません。したがいまして、救済法の第二十四条による返還の対象にはならないと思います。  第二点の身障者手帳の問題でございますが、これは厚生省の所管でございますが、私のほうで調べましたところ、現在水俣沿岸水俣病生存患者三百三十名のうち、お尋ねのように四十六名が現在都道府県知事から身体障害者手帳

山本宜正

1973-03-27 第71回国会 衆議院 商工委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号

山本説明員 お答えいたします。  私ども土呂久の問題につきましては、慢性の砒素中毒というのに着目いたしまして救済対象にしたわけでございます。県の調査並びに入院等による検診の結果を専門委員先生方で御検討いただきまして、現在の認定基準といたしましては、皮膚障害及び鼻膜障害等一つの指標にしておりますけれども、今後そのほかの鉱山におきまして、このような調査を進めた上で、内臓の一部についての影響等

山本宜正

1973-03-27 第71回国会 衆議院 商工委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号

山本説明員 お答えいたします。  土呂久調査につきましては、当初県が調査を実施いたしまして、土呂久地区の住民が約二百八十数名だと思います。これにつきまして、全員について症状等アンケート調査をいたしまして、最終的には八名の者につきまして、精密検診をするために、熊本大学及び延岡の県立病院入院をさせまして、皮膚所見その他の所見につきまして、内臓等精密検診をいたしたわけでございます。  その結果

山本宜正

1973-03-27 第71回国会 衆議院 商工委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号

山本説明員 お答えいたします。  休廃止鉱山周辺住民健康調査につきましては、すでに環境汚染調査の実施されましたところの結果を見まして、住民の健康に影響があると予想されるところにつきまして調査を実施しておりますが、現在までのところ、宮崎県の土呂久調査の結果は、御承知のように、救済法指定地域といたしまして指定したところでございますが、そのほか、現在までのところ、全国で七つの鉱山、その周辺につきましての

山本宜正

1973-03-27 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号

山本説明員 現在大気汚染のみならず、いろいろの環境汚染によります健康調査必要性というのは、われわれも十分認識しておるわけでございますが、この調査を実施するにあたりましては、金銭的な問題もございますが、同時にいろいろなマンパワーの問題がございまして、多数の医療についての専門技術者を動員して調査をしていかなければならない、こういった困難な側面もございます。したがいまして、それぞれの地域重要度に応じました

山本宜正

1973-03-27 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号

山本説明員 お答えいたします。  各地方におきましていろいろの健康調査等が行なわれる傾向がふえてまいっております。私ども従来地域指定するための健康調査あるいは大気汚染による健康影響を推しはかるためのばい煙影響調査、その他必要に応じた健康影響調査につきまして、国の立場での調査を委託するあるいは地方調査につきまして必要に応じて助成するというようなことをしてきつつあるわけでございますが、今後ともこれの

山本宜正

1973-03-05 第71回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号

山本説明員 私ども、ただいまお答えいたしましたのは、県から報告を求めまして、その状況お答えしたわけでございます。さらに詳細なデータを県から持ち寄りまして、私どもも現にデータを拝見した上でその問題を考えてみたい、こう思っております。  環境汚染によりまして疾病が起こるという問題につきましては、疫学的な方法調査を進めるという技術があるわけでございまして、その方法を導入した調査についての実施云々につきまして

山本宜正

1973-03-05 第71回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号

山本説明員 栃木県足尾渡良瀬川流域におきましての指曲り病につきまして、本年一月から、県が、環境保全調査として、飲料水調査及び住民健康調査を行なっております。この結果によりまして、井戸水の九カ所について検査した結果重金属は認められない、また、足尾の町民を対象とした健康調査について、指曲り病は見当たらなかった、こういうぐあいに県から報告を受けております。しかし、この問題につきまして、その内容

山本宜正

1973-02-27 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号

山本説明員 私どもいままでの地域指定をする場合の経験並びにばい煙影響調査と申しまして大気汚染による健康調査昭和四十年当時から続けております。そのようなデータから見てまいりまして、その地域におきまして、いま申し上げました閉塞性呼吸器疾患によって医師の門をたたくと申しますか、医療機関の治療を受ける方、俗に、私どもこれを受療率というぐあいに呼んでおります。これらも参考にいたしまして、汚染度合いとそれらの

山本宜正

1973-02-27 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号

山本説明員 もう一ぺん繰り返してのお答えになるかと思いますけれども、御承知のようにぜんそくなどいわゆる閉塞性疾患と申しますのが、汚染によって疫学的にその地域では高まる、こういうことでございます。したがいまして汚染地域の中に汚染によってそのような閉塞性疾患を起こす方がふえてきておるわけでございます。逆に申しますとそれ以外の原因による閉塞性疾患というのもその中に混在しておるわけでございますが、その

山本宜正

1973-02-27 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号

山本説明員 お答えいたします。  いままで地域指定いたしますにあたりましては、汚染度合いを測定いたします。あわせてその地域における公害疾病有症率調査いたしまして、測定の結果として汚染のひどいところから逐次地域を選んでいく、従来こういう考え方をとっておりますが、私ども考え方といたしましては、先生おっしゃられるとおりに、現在指定しております四疾病と申しますのは、汚染のない地域にもございます。これはかっての

山本宜正

1972-09-12 第69回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号

山本説明員 米原町の日比野金属によるアンチモンの環境汚染の問題でございますが、私どもも昨年から、県からいままでの事情を伺いまして、特に住民検診を行なっておられたわけでございますが、地域住民とも私参りまして話し合いをいたしました。今年度におきましては、工場周辺二町、四部落につきまして約一千七百八十九名の検診を県によって計画をさせました。専門先生の医員をもってこの判定をしていこう、こういうことでございます

山本宜正

1972-03-17 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号

山本説明員 今回の発表されました十三名の中には三十マイクログラムパー・リットルという、尿中のカドミウム基準をこえている者はございません。九マイクログラムパー・リットルという数字がもう一つの別な基準でございますが、これはいわゆる健康的な調査をやる中での一つ基準でございまして、三十マイクログラムというほうが、いわゆるいままでの神通川データ、そのほかの地域データから見ましても、それをこえるものが

山本宜正

1972-03-17 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号

山本説明員 お答えいたします。  兵庫県が独自の考え方で、一つ地域の選び方として、プリテストといいますか、事前調査の形で、三十人グループを一緒にして検査をするということをやりまして、一応その予備調査地域を考え、それからその次にいわゆる暫定対策要領に基づく第一次検診、第二次検診、第三次検診をやっていったわけでありまして、一応第一次検診以降の方式厚生省の当時指示をした方式に従う、こういうぐあいにいたしました

山本宜正

1972-03-15 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号

山本説明員 県が十一日に発表いたしまして、本日になりましたいきさつにつきましては、県のほうとの打ち合わせの結果、県のほうも県会等事情があるので十五日に延ばしてくれということで、実は本日にいたしましたわけでございます。  それから今後の問題といたしましては、診断の面で一部疑義が生じているということでございますので、これにつきましては、カドミウム中央レベルにおきますイタイイタイ病及びカドミウム中毒者

山本宜正

1972-03-15 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号

山本説明員 たいへんこまかいお尋ねでございますので、私も専門家でないのでよくお答えできるかどうかわかりませんが、いま生野の場合の県の発表特徴として、いわゆるたん白の分画分析というものをするわけでございますが、そのパターンが富山県と似ているということでございますが、実は本日四時に県の衛生部長が参りまして個別のデータを持ってきて説明するということで、当委員会が終わったあとで私それを聞く予定になっておりますので

山本宜正

1972-03-15 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号

山本説明員 昨年の六月から七月にかけまして、青森県のむつ保健所及び川内町が、まわりの湯野川地区等地域、二百二十二世帯、九百五十五人につきまして、訪問調査をしておる報告が私どものほうに参っております。その中で、異常を訴えた者が八十二名ということでございまして、その内容といたしましては、腰が痛い、あるいは鈍痛がある、だるい、こういうような症状を言っております。保健所段階では、当時、農夫症ではないかという

山本宜正

1972-03-11 第68回国会 参議院 公害対策特別委員会 第3号

説明員山本宜正君) お答えいたします。  昨年の秋から鹿児島県及び熊本県におきまして、県がそれぞれの地域住民につきまして潜在患者を見出すための大々的な調査を計画いたしまし  て実施しているわけですが、熊本県につきましては約五万五千人、それから鹿児島県につきまして  は約六万人につきましてその調査を進めております。現在のところ、第一次のアンケート調査が終わりまして、その集計中というぐあいに私は聞いておりますが

山本宜正

1972-03-11 第68回国会 参議院 公害対策特別委員会 第3号

説明員山本宜正君) 現在、この認定につきまして県に国のほうから事務費を流しておりますが、その事務費の中でこの検査費はまかなうということにしてございます。本人に対しましてのあれはないと私思います。その基準がどういうふうにきめられたかにつきましては、私、ちょっとさだかに実情を知らないのでございますけれども一応従来どのような検査を行なったかということから積算していると思います。いろいろな検査内容につきまして

山本宜正

1972-03-10 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号

山本説明員 お答えいたします。  私が四十五年のカドミウムの総点検以降の兵庫県の汚染データを見ておりまして、一応そのときには県から実は聞いておらなかったわけでございます。新聞のほうからの問い合わせに対しまして、いままでのデータから考えればないであろう、こういうぐあいに私思っておったわけでございます。しかしそのときにさらに県の調査を十分見て最終的な考え方をしたい、こういうぐあいに実はつけ加えておるわけであります

山本宜正

1972-03-10 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号

山本説明員 私ども県から届きました報告書を見てまいりますと、四十七年の一月二十日に第二次検診の結果について公表しておりますが、その中に、学童及び地域人たち毛髪中のカドミウム濃度検査しております。人数についてはここに記載されておりませんが、それぞれの地域ごと濃度をあらわしてございます。そして、学童毛髪中のカドミウム濃度については異状が認められなかったというコメントがついております。ただこれが

山本宜正

1972-03-10 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号

山本説明員 お答えいたします。  私ども、今度の生野の問題につきまして、萩野先生に直接話をまだ聞いておりません。私ども、現在聞いておりますのは、県のほうとして鑑別診断研究班を今月中には一応催す予定がございます。そういったときに、県のほうから持ち寄っていただきましたとき、萩野先生も当然御出席なさいますのがいつもでございますので、そのときにいろいろお聞きしてみたい、こういうことでございまして、新聞報道

山本宜正

1972-02-02 第68回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第2号

山本説明員 疫学の手法原則論の第一歩を調査としてやった、こういうぐあいにども理解しておるわけでございます。と申しますのは、ある地域死亡あるいは疫病の状況が、非常に全国平均と比べて衰えているというところは多々あるわけでございます。おそらく土呂久地区におきます状況全国で比較いたしますと、いろいろな点で劣っている点があるわけであります。したがいまして疫学的な手法といたしまして、私原則論を申し上げるのでございますが

山本宜正

1972-02-02 第68回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第2号

山本説明員 ただいまも社会学的調査の概況について簡単に御報告を申し上げたわけでありますが、環境庁が参りまして、県が行なった調査についていろいろと聞いたわけでありますが、その内容といたしましては、宮崎県において、休廃止鉱山について、かねがね要観察鉱山としてこの土呂久鉱山環境汚染源対策を講じてきたわけでございますが、昨年の十一月に健康被害がある、こういう一部の方の意見発表がございまして、その後十一月

山本宜正

1972-02-02 第68回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第2号

山本説明員 社会医学的調査内容につきまして、補足説明をさせていただきます。  土呂久地区と環境及び社会的条件がきわめて類似しております対照地区として山附地区を選びました。土呂久地区は、御承知のように世帯数五十五世帯人口二百六十九名、それに対しまして山附地区世帯数五十六世帯人口二百八十二名のところでございます。昭和二十年から四十六年十一月までの二十七年間の両地域におきます死亡調査の結果を比較

山本宜正

1971-12-17 第67回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第5号

山本説明員 イタイイタイ病につきましては、厚生省から公式の見解発表がなされておるわけであります。たしか、その内容を私正確にいま持ちませんのですが、イタイイタイ病カドミウム中毒一つの結果であり、その骨軟化症を起こすにつきましては、いろいろ内分泌、そのほか誘因的なものも加わっている、そういうふうな要点であったかと記憶しているわけでございます。現在環境庁におきましても、当時の厚生省見解と何ら変わらないことでありまして

山本宜正

1971-12-17 第67回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第5号

山本説明員 私その二日間にわたりましてほとんどの時間傍聴をさせていただいたわけでありますが、演者の発表に引き続き討論がたいへん活発でございました。この討論につきましては、それぞれの討論者から原稿を提出いたしまして、それを最終的に掲載しようというような方針を会長が言っておられましたのを聞いておりますので、最終報告書が出た段階では、きっとその内容も登載されることであろうと存じております。

山本宜正

1971-12-17 第67回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第5号

山本説明員 私からお答えさせていただきます。  先生御指摘の参考人を呼びましたあとの進展につきまして概要をお話し申し上げ、かつ、特にカドミウム中毒に関する学術研究会内容につきまして若干御説明を加えたいと思います。  例の安中の事件の後におきまして、カドミウム鑑別研究診断班というのが、当時の厚生省委託研究班として組織されております。この方々が安中の現地も視察いたしましていろいろ検討したわけでございますが

山本宜正