1978-03-29 第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号
○政府委員(山本宜正君) まあお尋ねの点、なかなかお答えしにくい点でございますが、私ども地方自治体からいろいろと相談を受けた段階におきましては、やはりこの法の制定されている趣旨をよく説明いたしまして、この法の中に取り込むというようなことを指導しておるわけでございますけれども、一応この法の施行の中では、御承知のように、全国的視野に立ちまして、地域指定の要件というものに合致をいたしましたところを指定をいたしますし
○政府委員(山本宜正君) まあお尋ねの点、なかなかお答えしにくい点でございますが、私ども地方自治体からいろいろと相談を受けた段階におきましては、やはりこの法の制定されている趣旨をよく説明いたしまして、この法の中に取り込むというようなことを指導しておるわけでございますけれども、一応この法の施行の中では、御承知のように、全国的視野に立ちまして、地域指定の要件というものに合致をいたしましたところを指定をいたしますし
○政府委員(山本宜正君) 先生のお尋ねの中で、旧法ができましたときに、それ以前の地方自治体がやっておりますところとの関係で、地域指定に若干の、何と申しますか、線引きの違いがあったというのは、先生御承知の四日市等であったかと思います。まあそれにつきましては、一応地方自治体ともよく相談をいたしまして、汚染量等を考えながら線引きをしたわけでございますが、旧法から新法に移りますに当たりましては特にそのようなことはなかったと
○政府委員(山本宜正君) 事務的に、細かい点につきまして若干御説明申し上げます。 第一点は、お尋ねの中にもございましたように、この財源といたしております自動車重量税というものが、現行税率の特別措置の適用期限がさしあたり二年となっておりまして、二年ごとにそちらの方も直りますので一応二年としたというのが一つの理由となっているわけでございますが、そのほかには、本制度発足に当たりまして、いわゆる自動車排ガス
○政府委員(山本宜正君) 四十八年の五月に、当時の三木環境庁長官が現地におきましてこのセンターの設立の趣旨の発言を行いました後、ちょっと経緯を申し上げますと、四十八年の十月に学識経験者及び関係行政機関の代表によりまして、水俣病治療研究センターの設立準備懇談会というような一つの機関を設置いたしまして検討をお願いいたしました。それに引き続きまして、昭和五十年の十月から、その懇談会の中間報告をいただきました
○政府委員(山本宜正君) 現在、年次計画という形では私どもまだ持っておりませんけれども、建物の構造等を設計いたします段階では、約三十人ぐらいの所員を抱えて研究業務ができるように考えておりまして、これをなるべく近い将来に実現したい、かように考え、かつ努力をしてまいりたいと思っておるわけでございます。
○政府委員(山本宜正君) お尋ねのように、現在五十三年度におきまして開設いたしますときには、定員が八名でございまして、所長一名、部長二名、室長二名、課長一名、その他二というようなことでございます。開所を十月一日といたしておりますが、今後の運営方法等につきましては、その成り行きを見ながらさらに必要に応じまして定員の充実強化を図ってまいり、かつ事業内容の拡大も必要に応じて考えてみたい、かように考えておるわけでございます
○山本(宜)政府委員 同じ地域をもってもう一遍やるという形はちょっと考えにくいと思います。特に川崎の料金所の付近の地形からいたしまして、どうも適切ではないように私は思っております。したがいまして、他に実験計画として非常にすぐれた地域がありますならば、そういったところを選んでやる、しかしながら、ねらいといたしましては、沿道における自動車の排ガスによる影響調査ということの結果が得られるようなものでありたい
○山本(宜)政府委員 沿道調査を計画する段階で、他のデータから五十メートル以内それから百五十メートル以上離れたところの自動車排ガスの影響と思われる汚染の状況を調べた上で当時の調査計画がデザインされた、かように聞いているわけでございます。先生御指摘のように、川崎の場合は、地形等の影響がありまして、予想したような条件でない大気汚染の状況があったようでございますが、これにつきましては、私ども沿道調査の手法
○山本(宜)政府委員 大変有益な、示唆の多い資料でございますが、私ども、ほかの指定地域におきましても、本年度については、指定地域内の患者さんのいろいろなデータを取り寄せまして、それをいま先生の御指摘のような問題を解明する一つの材料として検討はさせていただいております。 ただ、いまの先生の御解釈でございますが、最近になって法施行前からの発病者が減ってきていることは確かでございますが、それで直ちにNOx
○山本(宜)政府委員 二点のお尋ねでございますので、それぞれにお答えいたします。 地域指定に関しまして、県境を越えて汚染がある場合、これを指定しているという事例は幾つかございます。たとえば名古屋市の指定にありましては名古屋市、東海市。それから大阪府の中でも、大阪市を越えた部分にまで地域指定を拡大しているというようなことでございまして、たしか私の記憶によりますと、大牟田市の指定の場合には、等濃度線から
○山本(宜)政府委員 先生もよく御存じのとおり、第一種地域の指定に当たりましては、その地域の大気の汚染状況を、過去にさかのぼり、かつ現状も踏まえまして、汚染の濃度による等濃度線というようなものを描き、かつその地域の中におきます呼吸器の症状というものをとらえる調査、この二つを重ね合わせまして、いわゆる著しい大気の汚染によって起こる疾病の多発地域というものを考えております。私ども、その地域を決めるに当たりましては
○山本(宜)政府委員 御承知のように、二年ごとになっております理由といたしましては、一つは税制調査会の自動車重量税の決まり方が二年ごとになっているという点がございます。それから今後の問題といたしまして、汚染者負担の原則にのっとり、かつ発生源の公害防除の努力が反映される、こういったような観点に立った恒久方策を確立することが大事だ、こう思っておりまして、方法についていろいろと検討はしていただいているわけでございますが
○山本(宜)政府委員 先生御承知のように、現在まで、地域を指定いたしますのには、中公審の御意見等も賜りながら、一定の要件を考えまして地域指定をしておるわけでございまして、その要件に合致いたしませんところは、私どもとしては指定できないというような方向でいっておるわけでございます。
○山本(宜)政府委員 私からお答えさせていただきます。 ただいまお尋ねの、費用負担につきましての一部改正をお願いしているほかに、現在までいろいろな方面からこの健康被害補償法につきましての意見が出ておりますので、これにつきまして中央公害対策審議会の環境保健部会の中で当面の問題として御議論をいただこう、かように考えておるわけでございます。その答えを踏まえまして施策に反映してまいりたい、かように思っておるわけでございます
○山本(宜)政府委員 お答え申し上げます。 確かに、この制度が始まりましてから、本年、五十二年度まで福祉事業の実績がふるわないわけでございますが、五十二年度におきましては、前年に比べまして約倍以上実績が上がるように現在のところの交付の状況が見通されております。確かに、事業の当初から認定患者数の見込みの立て方が若干多く立てておったので事業が下回ったというようなこと、あるいはまた、県、市におきます実施体制
○政府委員(山本宜正君) 慢性砒素中毒の認定要件につきまして、当時専門の先生方を煩わせまして認定要件を取り決めたわけでございまして、皮膚的な病変、それから鼻の粘膜の障害及び末梢神経のいわゆる砒素中毒症に見られる特異的な障害というものを取り上げて考えたものでございまして、肝臓障害等いわゆる内臓疾患につきましては必ずしも特異的な症状ではない、いわゆる非特異的な症状であるというようなことで考えられておりますので
○政府委員(山本宜正君) 砒素による健康被害検討委員会を開きましたのは、昭和四十八年の十一月から四十九年にかけまして七回ほど開いております。
○山本(宜)政府委員 お尋ねの点でございますが、患者の治療につきましては、患者の個々の過去の診療の経過あるいは症状の推移というようなことを最もよく把握している主治医が行うことが適切だと考えておりまして、現在も御承知のように市民病院あるいはリハビリセンター等に収容されて治療を受けておられる方がおるわけでございます。したがいまして、本研究センターの臨床研究部門におきましては、個々の患者の治療を目的とするという
○山本(宜)政府委員 現在、公害に係る健康の被害の救済をする法律のたてまえといたしまして、地域を指定いたしまして、知事に機関委任事務として検診、審査、認定の業務をお願いしているわけでございまして、水俣病につきましては、特に熊本県内の患者申請者が急にふえてまいりまして、それに伴いまして昨年の十月からその促進体制をとったわけでございますけれども、なおまたさらにふえつつあるわけでございまして、私ども法の趣旨
○山本(宜)政府委員 お答えいたします。 水俣病研究センターの設置につきましては、昭和五十年に地元の県知事、市長あるいは熊本大学の学部長、そのほか関係の先生方の御意見を伺う会を設けまして、基本的な構想につきまして報告を得たわけでございまして、その報告に基づきまして設置の計画を進めてまいったわけでございます。 なお、地域の医療需要というような点につきましても調査を進めまして、その上で研究センターの
○山本(宜)政府委員 お答えいたします。 先生御承知のように、昭和四十八年の五月に、当時の三木長官が現地におかれまして、本センターの設置のことをお話しされました。実は、私も当時同席をしておったわけでございます。その後、四十九年に、このことに関連いたしまして、現地の医療需要の調査をいたしております。それの材料を踏まえまして、その後、五十年になりましてから、慶応大学の教授、熊本大学の医学部長、それから
○山本(宜)政府委員 現在、研究の内容といたしましては、水俣病の原因、これは現在有機水銀による魚の汚染によって起こるものである、その魚を多食することによって起こるものである、こういうことになっておるわけでございますけれども、これが人間の体の中でいろいろな多彩な症状を示しておるわけでございまして、これらの原因ということの究明によって今後の対策に通じるものがあろう。こういったような基礎医学的な、いわゆる
○山本(宜)政府委員 この研究センターの設置に当たりまして、専門の先生方にお願いいたしまして、その構想を練っていただいたわけでございます。建設準備検討会というような名称でその内容をいろいろ御検討いただいたわけでございますが、その中で、水俣病に関する医学的な調査研究を行う、こういうぐあいに御答申といいますか、お答えがありましたので、それに従った線で建設を計画してまいったのでございます。
○山本(宜)政府委員 お答えいたします。 水俣病研究センターを設置いたします目的といたしましては、現在、水俣病のよって来る原因あるいは治療方法等につきまして、いまだその病気の性質から未解明の点が多々あるわけでございまして、そういう意味で医学的調査並びに基礎的な医学的な研究をしていこうという構想でつくられておるものでございまして、これによりまして今後水俣病対策の一端が推進されるもの、かように考えておるわけでございます
○山本(宜)政府委員 お答えいたします。 水俣病の認定業務でございますが、現在、健康被害補償法並びに旧特別措置法におきまして指定になっておりますのは、阿賀野川の下流流域におきます新潟県、新潟市における水俣病、それから水俣市、芦北地方並びに鹿児島県の出水市の地域におきます熊本県及び鹿児島県の地域におきます水俣病、この二つの大きい地域の別がございます。 現在、昭和五十二年の十二月末日現在でございますが
○山本(宜)政府委員 お尋ねにつきましてお答えをいたします。 昭和五十三年度におきまして水俣病に関しまして、関係閣僚会議の申し合わせの趣旨にのっとりまして、その対策の推進を図るため、予算の面におきましても積極的に配慮してまいったわけでございます。特に昭和五十三年度におきまして新規に計上された経費といたしましては、水俣病対策推進調査研究費などが六千二百万円、検診施設の整備費補助金、現在水俣病の検診につきましては
○政府委員(山本宜正君) 現在、私どもの環境庁の中におきまして保健調査室というのを設けておりまして、ここは室員が全体で九名でございますが、環境庁のいろいろな保健関係の調査事務をしております。特にこの化学物質につきましての担当の専門官は一名、さらにその係が一名というように二名が担当しているわけでございますが、まあ当然のことながら、その仕事の閑繁に応じまして室員の他の者も応援をするという形で何とかやっているわけでございます
○政府委員(山本宜正君) 私どもも、PCBの代替品として使われておりますので、特性としては、PCBに似て非常に難分解性であるというような性質を持っておることは当然のことでございます。
○政府委員(山本宜正君) 五十一年度の化学物質の環境調査をいたしました結果を先般発表させていただきましたが、お尋ねの、PCB代替品のところだけにつきましてお答えいたします。 PCB代替品といたしまして、今回調査いたしましたのは十三物質でございますが、そのうち六物質が検出されました。本調査の中で、水質中からポリ塩化ナフタレンほか一物質。底質中からはターフェニル、ポリ塩化ナフタレン、ポリ塩化ターフェニル
○山本(宜)政府委員 昭和五十二年の三月末におきまして、認定患者の中で五歳未満の人の数は総認定患者数の中の約一四%程度になっております。概数でございますが、約七千四百三十二名というような数をつかんでおります。 先生のおっしゃるように、暴露要件の問題につきましては、現在確かに硫黄酸化物の汚染の状況は大変改善されたわけでございますけれども、窒素酸化物による環境汚染の程度というのは必ずしも改善されてないというような
○山本(宜)政府委員 お答えいたします。 私ども、現在指定の四疾病個々につきまして、先生のお尋ねのような潜伏期間というようなものは、特に調査等でつかまえておりません。と申しますのは、伝染病のように、明らかに病原体が入った時期から発病というような形でとらえられません。また実験的に、汚染の地域にある人が住み始めてからどのぐらいでなったかというような調査も、これは今日の大気汚染の態様が、年々の汚染が比較的増加
○山本(宜)政府委員 先生御指摘のようにこの二月に公表されました複合大気汚染健康影響調査の解析、評価につきましては、複合大気汚染健康影響調査総合解析企画評価小委員会、大変長い名前でございますが、ここにお願いいたしまして、いわゆる学問的、専門的な解析を実はお願いしているところでございますが、現在までのところ、まだその答えをちょうだいいたしておりません。しきりに督促をいたしているところでございます。近く
○山本(宜)政府委員 この制度ができました当初にいわゆる大気汚染の物質といたしまして硫黄酸化物、窒素酸化物、浮遊粒子状物質その他幾つかの物質がこれに関与しておる、これにつきまして現在地域指定の要件にいたしましても、また現在のところ硫黄酸化物を一つの指標といたしまして地域指定の要件としておるわけでございますけれども、窒素酸化物につきましては先生御承知のように、複合大気汚染影響調査あるいは先般発表いたしました
○山本(宜)政府委員 認定審査は中央の委員会でするのではございませんで、それぞれの指定地域の知事あるいは市長が任命するところの、四日市なら四日市、名古屋市なら名古屋市の認定審査会で判断をするわけでございまして、その地域におきます専門の先生方がしておる。中央ですべてを一括して審査をしておるわけではございません。
○山本(宜)政府委員 先生御指摘のように、地域によりまして認定率に差があるわけでございますけれども、この認定の手続は、患者さんの申請に当たりまして主治医の診断書をつけまして地域ごとの認定審査会におきまして審査をして認定をするわけでございますが、その審査の過程におきましては、場合によりましてはその判断のために主治医の先生等の御意見を十分聞くような措置を講じておるようなわけでございますが、やはり診断書を
○山本(宜)政府委員 お答えいたします。 昭和四十九年のときは、新法に移りましたので、その時点で十五地域ございましたが、先生御承知のように、旧法の時代からいたしますと、昭和四十四年の十二月に川崎市等の指定をいたしました以降、現在まで三十九地域になっておるわけでございますが、新法制定以降の地域指定につきましては、個々の地域におきます過去の汚染あるいはせき、たん等の有症率を疫学的に調査すること等のデータ
○政府委員(山本宜正君) 先ほどのお答えにつきまして、もうちょっと敷衍させていただきますと、諸外国の文献あるいは動物実験あるいは職業病の経験からいたしまして、相当濃度の窒素酸化物による健康影響というのは明らかにあるわけでございます。ただ、私ども、今日日本の中で、窒素酸化物単独での汚染という地域はなかなかないわけでございますので、比較的硫黄酸化物の汚染の低い、窒素酸他物の汚染の高いと思われるところを選
○政府委員(山本宜正君) 窒素酸化物の健康影響ということに関しまする各種の疫学的な調査というものは、余り世界にもその類例がないのでございまして、私どもも先般来そういった窒素酸化物というものを取り上げた健康影響というものにつきまして調査データの発表をさせていただいたわけでございますが、これまでの調査の結果から見た限りにおきましては、調査対象地域におきまする程度の濃度によって、窒素酸化物によるこの補償法
○政府委員(山本宜正君) 従来の補償法の第一種地域の指定におきましては、硫黄酸化物窒素酸化物というふうに、こういったいわゆる大気の汚染によって起こる健康被害というものに着目いたしまして指定をしておるわけでございまして、その中で硫黄酸化物を一つの指標といたしまして指定の要件といたしておったわけでございますが、その考え方の中には、窒素酸化物というものの測定も含めて考えておるわけでございます。数値的にはございませんが
○山本(宜)政府委員 私の方で特に仕事を求めているという形での状況を把握しておりませんけれども、現在、若い水俣病の患者さんというのは、いわゆる戦後生まれの認定患者さんは六十人ぐらいおられるわけでございます。その個々の方々がどういうぐあいに希望しておられるかにつきましては、特につぶさにいたしておりません。
○山本(宜)政府委員 私ども環境保健部におきまして環境汚染と健康の問題を取り扱っておるわけでございますけれども、食品あるいは薬品、こういった直接人間の体に入る物につきましては厚生省で所管しているわけでございます。WHOが禁煙の問題につきましていろいろと強い動きをしておりますし、またそのベースになりますのは、かつてイギリス等を初めといたしましてのいろいろな疫学調査によってたばこの有害性が言われておるわけでございまして
○山本(宜)政府委員 お答えいたします。 先般化学物質の環境調査の結果を発表したわけでございますが、これは四十九年、五十年、五十一年におきまして、一般環境中におきます化学物質の所在というものにつきまして調査を行ったものでございます。対象となる物質は非常に数多くあるわけでございますが、その中で残留性というような観点、いろいろな化学的な観点から約八十物質についていたしたわけでございます。その中で、いまお
○説明員(山本宜正君) 専門の先生に事細かい医学的な話をするのはちょっと僣越でございますけれども、御承知のように、呼吸器有症率調査というのは大変技術的なむずかしい点を持っておるわけでございまして、特に私の方で発表いたしました複合大気汚染の調査と申しますのは、報告書をお読みいただけばわかりますように、三十歳以上の女子と六十歳以上の男子というぐあいに限定された集団を特に抽出しているわけでございますけれども
○説明員(山本宜正君) 私どもの方にも報告の写しが参っております。まだ私つぶさに読んでおりませんけれども、文書としてはちょうだいしております。
○山本説明員 先生のお話の中にございましたように、私ども本件に関しましての医療研究助成補助金といたしまして、四十九年及び五十年につきまして、高橋先生あるいは森先生に班長になっていただきまして、研究費を支出しております。五十一年につきましては、本年度これからこの補助金の支出につきまして部内検討をいたしたいと思います。先生の御指摘のように、私どもなるべくその研究の助成につきまして努力したいと思います。
○山本説明員 ただいま局長から概要について申し上げましたけれども、水俣病の審査につきまして、最近非常に申請者がふえたということから、県としばしば会合いたしまして、どこに問題点があるかをつぶさに検討してみたわけでございます。その結果わかりましたことは、いま局長から申し上げましたように、審査会の先生御自身が直接患者さんを見られて、かつ審査の会を持たれる、こういう二つの面がございまして、大気系におきましては