1960-05-18 第34回国会 衆議院 逓信委員会郵政事業に関する小委員会 第1号
○山本(圭)政府委員 お答えいたします。定額貯金の期間内の払い戻しにつきましては、昨年の六月までは、生計困難等の場合には、法律によってできますので、その証明等を詳細にとりまして、その上で払っていたのでありますが、これでは預金者に対してあまり手数をかけ過ぎると考えましたので、昨年の六月から、郵便局長が適当に判断をして認定した上で、期間内に払ってもよろしいということに改正をして、指導しておるのでありますが
○山本(圭)政府委員 お答えいたします。定額貯金の期間内の払い戻しにつきましては、昨年の六月までは、生計困難等の場合には、法律によってできますので、その証明等を詳細にとりまして、その上で払っていたのでありますが、これでは預金者に対してあまり手数をかけ過ぎると考えましたので、昨年の六月から、郵便局長が適当に判断をして認定した上で、期間内に払ってもよろしいということに改正をして、指導しておるのでありますが
○政府委員(山本圭二君) この問題は非常に多年従業員が念願してきましたけれども、明治初年以来逓信省に遺憾ながらこの運用権がなかったという実情でありますので、簡易保険の運用権の復元以上にむずかしい政治問題であると存じますので、事務当局としましては希望はいたしておりますけれども、そういう情勢ができるということを熱望いたしておるわけでありまして、それまでの過程におきまして赤字の解消のために預託利率の引き上
○政府委員(山本圭二君) 郵便貯金の貸し出しを郵便局の窓口を通じてやってもらいたいという要望は第一線から相当あるわけでありますが、運用権自体が自分の方にあるということは非常に魅力があるのですが、この方はなかなかむずかしいのでござでいまして……。
○政府委員(山本圭二君) 民間にもいろいろございまして、いわゆる特殊銀行は非常に安い、それから相互銀行等が非常に高い、普通銀行がその中間になるわけでございますが、これらの平均といつも比較しておるわけでございますが、コストにおきましては、その平均よりもやや低いということに相なっております。もちろん、民間の方のは経費としては配当とか税金、これは利益処分ですから除いております。
○政府委員(山本圭二君) 昭和三十五年度の予算におきましては六分六厘九毛ということに相なっております。三十四年度が六分八厘に近いわけであります。大体一厘程度低下いたす予定でございます。
○政府委員(山本圭二君) お説の通り、いわゆる赤字はだんだん漸増しておりますが、私どもとしましては、経営も必ずしもそう優秀とは考えておりませんが、経営がまずいために出た赤字であるというふうには考えておりません。根本的にはやはり資金運用部への預託金の利率をもっと引き上げるようにいたしたい、これがまあ根本の対策であろうと考えております。かたがた、また一方におきまして、郵便貯金の現在額がだんだん膨張いたしますと
○政府委員(山本圭二君) お説の通り一兆円は本年の六、七月ごろに達成できると思います。遺憾ながら収支の面におきましては、毎年やはり六十数億、七十億程度の歳入不足を生じる見込みでございます。
○政府委員(山本圭二君) ただいま正確なものは持ち合わせておりませんが、大体四百億と、はなはだ概算で失礼でございますけれども承知いたしております。
○山本(圭)政府委員 おっしゃるように、大体手続は似ておりますが、国民年金につきましては厚生省の要望をお断わりいたしまして、向こうが通帳を作りまして、スタンプを押せばいい、一応そういうふうな簡略な手続にいたしましたので、手数が非常に省けるわけであります。将来有料の国民年金の収納につきましては別の問題でありますが、これはお説を傾聴いたして、なるべく高くいただけるように努力したいと思います。
○山本(圭)政府委員 本年度の実績でございますが、ただいまのところでは、追加目標を入れまして千二百五十億でありますが、三月までの落ちを相当見込みましても、千三百億を数十億オーバーするような見通しでございます。まあそれが第一の新目標の根拠になるものかと存じます。そのほか、経済情勢とか、あるいは第一線で団体貯金が相当結成をされておりますので、かたがた来年度一つ従業員各位にも大いに努力をしていただくということも
○山本(圭)政府委員 郵便貯金の新年度の目標額は、昭和三十四年度当初の目標よりも三百億増加されておるわけでございます。根拠と申しますと、非常にむずかしくなるのでございますが、本年度の郵便貯金の増加実績は、大体私どもの目算では千三百億を数十億こえるのではないか、こういうふうに判断しております。そのことと、来年度の経済情勢等につきましては、政府の御見解では、年間を通じましてそうはなはだしい低下がないというふうな
○説明員(山本圭二君) お答えいたします。 まだ、どういう町山で大蔵省は、そういう方式にかえることを承諾しないのかということにつきましては、まず十分に先方の話を聞いてはいないのでありますが、私どもの察するところでは、資金運用部の資金の運用率というものがかなり低い。財政投融資政策のしわ寄せとしまして、森中先生は前回の委員会で六分三厘四毛と申されましたが、これは三十三年度決算上のもので、今年の予算では
○説明員(山本圭二君) お答えいたします。おっしゃるように六分何厘という適正な率で経費をいただきたいということは、郵政省としてもほぼ思想統一ができておるわけでございますが、何しろ大蔵省側の同意を得るということは非常にただいまのところ困難な事情でございまして、同意を得られそうな見通しを持っていないわけであります。大蔵省とどういうふうに話し合ったかということでございますが、正式に文書をもってかようにしていただきたい
○説明員(山本圭二君) 大臣がおられませんので、事務当局の方から答弁いたします。 六分プラス不足補てん金何十億という形で、ただいま大蔵省の経費をいただいておるわけでありまするが、その形でいきますと、常に六分をこえるものが赤字であるというふうに観念されまして、非常に企業意欲もわかない、従業員の意欲もわいて参りませんので、私どもとしては、この形は、資金法に計上されておる利率六分と書かれておりますが、法律事項
○説明員(山本圭二君) ちょっと補足して御説明申し上げます。 ただいま御指摘のございました通り、郵便貯金につきましては、資金運用都から六分の預証利子を原則として受けておるのでございますが、それでは、民間でも御同様でございますが、いかに国営といえども運営できませんので、毎年数十億の不足補てん金をもらっているわけであります。それを本年度あたり、率にいたしますと六分八厘、六分九順近い預託利子をもらっておるということになると
○山本説明員 私、このたびの異動によりまして、貯金局長を拝命いたしました山本でございます。はなはだ未熟非才の者でございますが、誠心誠意努力いたして参りたいと存じております。 郵便貯金もただいま伸び悩みの状態でございまして、非常に重責であると存ずるのでありますが、幸い当委員会の諸先生方の格別の御指導と、あたたかい御叱正をいただきまして、職責を果して参りたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます