1972-04-06 第68回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第4号
○参考人(山川尚典君) 私からお答えいたします。 まず、地すべりを起こしておりますこの地区の、当初、路線選定からの事情について御説明を申し上げたいと思います。 もちろん私どもが、高速道路に限らず、道路の建設をいたします場合には、あらかじめ経済的あるいは地質的な判断をいたしまして路線を決定するわけでございますが、その場合には、当然それまでにあります既存の地質の資料はくまなくやはり見まして、そして、
○参考人(山川尚典君) 私からお答えいたします。 まず、地すべりを起こしておりますこの地区の、当初、路線選定からの事情について御説明を申し上げたいと思います。 もちろん私どもが、高速道路に限らず、道路の建設をいたします場合には、あらかじめ経済的あるいは地質的な判断をいたしまして路線を決定するわけでございますが、その場合には、当然それまでにあります既存の地質の資料はくまなくやはり見まして、そして、
○参考人(山川尚典君) お答えいたします。 私どもは当初、いま申し上げました二月十七日にクラックを発見いたしましてから、常時人をつけまして監視体制をとってまいったことは先ほど御説明したとおりでございますが、このすべりの動きの状況を見ておりまして、これが地すべりであると判断いたしましたのは、もう数日後にはそういうふうに判断をいたしました。そうして学識経験者、たとえば東京大学の土木工学の福岡先生とか、
○参考人(山川尚典君) 私、日本道路公団の理事の山川でございます。 このたびの中央道の地すべりにつきましては、皆さま方にたいへん御心配をかけ、また御迷惑をかけておりますことを心からおわびを申し上げたいと思います。 ただいま先生のお話しのございましたこの地すべりの経緯並びに現況について御説明申し上げたいと思います。 この地すべりの発生の場所は、相模湖インターチェンジから大月インターチェンジ間にございます
○参考人(山川尚典君) ただいま先生の御指摘のありましたように、当初から建設時に考えるべきではなかったかというお話でございますが、先ほど総裁からも申し上げましたように、当時はちょっと予測できなかったといいますか、私のほうの勉強不十分であったかと思いますけれども、今後の交通状況、また騒音の状況等を見て再度協議をしようということで今日に至っております。したがいまして、実は私どものほうも学校当局並びに町当局