1960-03-11 第34回国会 衆議院 文教委員会 第6号
○山崎(始)委員 ただいま臼井委員の方から附帯決議が提案されましたが、私は全面的に賛成をいたしたいと思います。生まれながらにして心身の不自由な、非常に気の毒な人たちに対して、その能力を伸張させ、その人格を育成することはけっこうなことであると同時に、社会全般から考えまして、こういう人たちを救う方途を考えることは非常に重大な意義があると私は思うのであります。といいますのが、わが国のこういう人たちに対する
○山崎(始)委員 ただいま臼井委員の方から附帯決議が提案されましたが、私は全面的に賛成をいたしたいと思います。生まれながらにして心身の不自由な、非常に気の毒な人たちに対して、その能力を伸張させ、その人格を育成することはけっこうなことであると同時に、社会全般から考えまして、こういう人たちを救う方途を考えることは非常に重大な意義があると私は思うのであります。といいますのが、わが国のこういう人たちに対する
○山崎(始)委員 関連、今寮母の問題が西村委員から出たんですが、特殊学校の事務職員の問題です。これは普通の学校の事務職員の配置と同じような定員が配置されておるのですか。それとも別個な観点から動員した配置の状態になっておるのか、どうですか。
○山崎(始)委員 私がお聞きしておるのは、新しい職場の問題ももちろんですが、専攻科まで国の恩典というものを及ぼしてもらいたい。今お聞きしましたように、高等学校は小、中と比べて食費だけしかないということなんですが、専攻科には教科書の恩典もなければ、給食費の恩典も何にもない。要するにゼロだというのが今日の実態なんです。それに対してあんま、はり、きゅうという合言葉のごとく、この二つの免許を持っておらなければ
○山崎(始)委員 関連。今大臣の方から非常に思いやりのあるお気持を聞きまして、われわれも安心するんですが、ただ私この問題で関連してちょっとお聞きしたいのは、専攻科に対しては国の思いやりというものが今まで全然ないのですね。ところが今お聞きしますと、高等部の方は、義務制ではないが、職業人として完成させるための一貫的な考え方から、食費の方も来年度は出すという非常にけっこうな答弁をいただいたのですが、悲しいかな
○山崎(始)委員 ちょっとよくわからないのですが、現在は三キロほど離れた裏山に入っておるが、それが二十キロ離れ、三十キロ離れても、最初臥牛山のサルとして天然記念物に指定したものは、岡山県から九州の果てに行っても、その五十六匹のサルというものは、今の天然記念物の指定の対象に該当するのですか。
○山崎(始)委員 最近県の教育委員会の方から文化財委に参りましたところが、文化財の方の係の御意見では、今あなたがおっしゃったように、二匹、三匹というふうに、少数に分けてそれを捕獲して、それを方々に持っていって——もう昨年の暮れからの問題ですから、高梁市の方ではすでに方々から二匹くれ、三匹くれということで、ずいぶん内契約をやっておるらしいのでありますが、今のあなたのお話を聞きますと、集団でもってそれを
○山崎(始)委員 簡単に一、二御質問いたしますが、たしか昭和三十一年だと記憶しますが、岡山県の高梁というところに野生のサルの集団がおりまして、当時文教の休会中の調査団まで来ていただきまして、天然記念物の指定をちょうだいしたわけでありますが、それがちょうど昨年の暮れごろから、タロー、ジロー、サブローという三つのボスがおりまして、その百数十匹の集団の中からサブローというボスが五十六匹ばかり子分を連れまして
○山崎始男君(続) ちょっと皆さんに申し上げます。国会の正常化を言われたのは、あなた方でございます。いましばらく静かにされたらどうですか。恥かしいと思いませんか。(拍手) 自民党政府が、この愛媛県の勤評事件をきっかけに、日教組をたたくときこそ来たれりと、急に勤評実施の決意をし、しかも、総選挙に利用する一石二鳥をねらったといわれておるのであります。本年四月の初旬、東京グランド・ホテルにおいて、松永文部大臣
○山崎始男君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました文部大臣不信任案の上程に対し、その趣旨の説明を申し上げたいと存じます。(拍手) まず、その主文を読み上げます。 本院は、文部大臣灘尾弘吉君を信任せず。 右決議する。 〔拍手〕 理由 一、教育の特殊性を無視し、法律施行に名をかりて勤務評定を強行し、わが国教育界に大混乱を起した。 二、道徳教育、校長管理職手当制度、社会教育法
○山崎始男君 ただいま議題となりました国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童、生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように、常に留意
○山崎始男君 ただいま議題となりました国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは、言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童、生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように、常に
○山崎(始)委員 私がお尋ねいたしましたのは、予算の増額、全体においてワクがふえますれば、これはもとより問題でありません。しかし、すでにきまった予算の配分を今問題にしておるのであります。それが今のような矛盾がそこに起きている。局長のお話では、むしろ南部地区の、積雪地帯でない地区の屋内体操場の要望の方がうんと多い、七割だと言われておるのであります。それが実際に事務的に本年度配分をされる御方針の中に、今承
○山崎(始)委員 今の御答弁を聞きますと、実に私たちは変な感じを受けるのです。予算の配分は申し込みの少い積寒地帯で七割。逆に要望数から申しますと、申し込みの多い温暖地帯への予算の配分が大体三割ということを聞きますと、私はこれは全くあべこべじゃないかという気がするのであります。今までは特別の法律がございましたが、申し上げるまでもありませんが、国庫負担法ができました今日、その比率にあくまでこだわる必要はないという
○山崎(始)委員 私は来週今の屋内体操場の問題で大蔵省の方にもおいで願って、一点お伺いしたいと思っておったんですが、たまたま今小牧委員の方から積雪寒冷地帯と温暖地帯との配分の問題が出ましたので、私この機会に一言お尋ねしてみたい。 先ほど局長の方から、大体積寒地帯と温暖地帯との比率が従来三割、七割くらいの比率で積寒地帯の方へ重点的にやっておった、こういうことなのであります。それを本年度は大蔵省とも折衝
○山崎(始)委員 それでは最後に一点だけ大臣の御決意のほどをお伺いいたすのでありますが、今の大臣の御答弁は、心の底からあなたの言葉が実は出ているように受け取れるのであります。その点私も非常に喜んでおるのでありますが、とにかく文部省はそういうふうないきさつによって芽をつぶされた。しかしながら次の国会では必ず提案して同時に通させてみるという御決意がおありになるかどうか。申し上げるまでもありませんが、もう
○山崎(始)委員 大臣の今この御答弁を聞きまして、実は私も非常に喜ぶ一人なんであります。申し上げるまでもございませんが、島根県あるいは岡山県、広島県というようなところで、各PTAがこの問題について多少でも救おうという目的で、たしか昭和二十九年ごろかと思いますが、自主的に児童災害に対する団体を作りまして、それが順次三重県あるいは岐阜県、滋賀県、愛知県などに及び、現在では東京都あたりでも一部分やっていらっしゃる
○山崎(始)委員 文部大臣にお尋ねいたしますが、私がお尋ねいたしたい点は、児童災害の問題でございます。昨晩各紙の夕刊紙によりますると、東京の武蔵ケ丘の生徒が京都観光バスに乗りまして、京都地内で十数人災害を受けております。その問題で私は、おそらく大臣も私たちと同じ気持だと思うのでありますが、ちょうど五月の末ごろまで、おそらく全国で修学旅行団が引きも切らないと思うのであります。きょうも国会へごらんの通りにたくさんの
○山崎(始)委員 どうもちょっとわかったようなわからないような気がいたすのでありますが、結局そういたしますると、二月三日に地方国有財産審議会で防衛庁へ移管すべきであるという結論を出された、それがゆえに、成規の手続をとらなかったので、形式的には違法であるが、実質的には違法でない、こういう意味なのでございましょうか。
○山崎(始)委員 そういたしますと、大臣とすれば、十九日に山下経理局長が違法ではないと思うと言うた言葉は大臣の御所見では違法であるから遺憾であるというふうに解釈してよろしゅうございますか。
○山崎(始)委員 防衛庁長官に先にお尋ねを申し上げますが、去る十九日の大蔵委員会で私が質問をいたしました、旧連合庫が接収いたしておりました岡山県の日本原の演習場が、たしか昨年の十月の十三日に一応接収解除になりまして、大蔵省に返還になつた。その返還になつた演習場の件でございますが、たまたま本年の二月三日の中国地方国有財産審議会で、防衛庁へ移管すべしという結論が出ました。そういたしておりまするうちに、たしか
○山崎(始)委員 それでは、先に農林省の方へお尋ねしますが、ただいま申しました日本原の国有地内、まだその付近には、隣接にあるはずでありますが、この地域に対しては、私が記憶いたしておりまする範囲におきましても、戦後農林省とされましては、土地改良なり、あるいはここへダムを作って、その付近一帯の開発計画をおやりになる、あるいは入植者を、大いに入植することを奨励するとか、酪農を大いに起すとか、特に灌漑用水としての
○山崎(始)委員 ちょっと委員長、私がきのう要求したのは、山田建設本部長を要求したのです。そのときに、施設課長でよいか、施設課長を回すからという話だったから、いけないと言ったはずなのです。どうして出てこないのですか。委員長から、一つ強く出席を要求していただきたい。
○山崎(始)委員 岡山県勝田郡の日本原に約三百六十万坪の国有地があります。そのうち約百十万坪というものが、旧陸軍時代からの演習地でありましたが、その百十万坪にプラスアルファをいたしまして、合計約三百六十万坪の国有地が、二月三日に広島財務局の国有財産審議会で突然防衛庁へ所管がえになりました。その件について防衛庁、管財局、並びに農林省の関係の皆さん方に順次お尋ねしたいと思うのであります。 それについて
○山崎始男君 まことにごもっともな御質問でございまして、先ほどの登校、下校も入れるべきであるという考え方と、今櫻井さんがお尋ねになった私立学校をなぜ除外しておるか、憲法の二十六条の規定の立場からいえば、当然私立学校も入れるべきじゃないかというお考えも、私は共通したものの考え方だろう、私自身も実はそれが好ましいと思っておるのであります。しかしながら先ほどの登校、下校を除外いたしましたと同じように、まず
○山崎始男君 大体制限をどこにきめるかというこまかいことは政令その他に譲りまして、審査委員会というものも当然設けることにいたしておりますから、そこらが当時の客観情勢を分析判断いたしまして、果してこれが管理下であるかどうかということをきめていただくことになると思うのであります。従って始業時間のベルが鳴って、そして終業のベルが鳴るまでという解釈をするか、学校の校庭におる間は始業時間であろうと、終業の後であろうと
○山崎始男君 お答えいたします。大体この法律を提案いたしました基本的な立場というものは、申し上げるまでもありません、憲法第二十六条の第二項にございますいわゆる父兄というものは義務教育に従わなければならない義務を持っている。同時に国家といたしましてはそれに対しては無償の原則というものをうたっておる。その立場から今日のわが国の義務教育諸学校の一千七百万に近い児童生徒というものがいろいろの義務を遂行する過程
○山崎(始)委員 私は、質問のときいつも時間がありませんから、詳しいことを言うておりませんが、本件のごときは、岡山県議会の自民党の議員総会にかけてやっておるのですよ。そこまで詳しく私は申しておりませんが、問題の内容というものは公的なんです。この質問の内容は、その一つの表面に浮んだ問題を取り上げてあなたにお尋ねした場合に、推薦ならばいいんだというような印象を与えておるということなんです。個人の資格においてお
○山崎(始)委員 そういう答弁だから世間のものは誤解を起すのです。といいますことは、県会議長が個人として教育委員会へ持っていって、こういう適任者があるからお願いをするということならば、私は、人間生活の一つのあり方としてあり得ると、肯定します。ところがこの推薦という言葉を使っていらっしゃる。ここに私は問題があると言いたい。あなたのような言葉を吐かれると、しかも文教の最高責任の府の方が吐かれますと、ややもいたしますと
○山崎(始)委員 時間がございませんので、ただ一点だけお尋ねをいたします。過日の委員会で、私は教育の中立性の問題に関連して、実は岡山県に起りましたケースを三件取り上げてお尋ねしたのでありますが、その後、二月の二十日でございましたか、高津委員に対して、文部当局より、その現地調査をした結果の御報告がございました。時間の関係で、特に私は最後の、岡山県議会議長が現在の自民党の代議士の現役の某秘書を総務課長に
○山崎(始)委員 実は六月の初旬に、その法律が通過いたしましたあとで、御承知だと思いますが、新潟県知事が新聞記者と会見をいたしました、そのときにどういうことを言ったかといいますと、新教育法が通過した後においては、自分は自分の教育方針に賛成をしてくれる人間を推薦する、任命をする、これが一点。いま一点は同一市町村においては小中学校の校長は一人でよろしい、一人にするつもりだ、これを言うたのが一点であります
○山崎(始)委員 文部大臣にお尋ねいたしますが、昨年の六月に御承知のように新しい教育委員会法が非常に混乱のうちに成立をいたしました。その後全国におけるところの教育行政が、新しい教育委員会法によって円滑に行われておるかどうかという問題であります。特に当時われわれも問題にいたしました教育の中立性は、この新しい法律ではむしろ阻害されるのだ、また原案送付権を剥奪いたしております関係上、教育行政と地方財政との
○山崎始男君 ただいま議題となりました、国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。 およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように常に留意
○山崎委員 ただいま議題となりました、国立及び公立の義務教育諸学校の児童生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。 およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように、常に留意せねばならぬところであります
○山崎(始)委員 議事進行。この問題は速記録を調べて、後ほどにあらためて質問の時間を持ったらいいのではないかと思いますから、この場はこれで高村委員の方へ返されたらどうかと思うのです。
○山崎(始)委員 どうも至っておざなりの御答弁で不満足です。それはもとより最近に起った新しい事態ですから、御存じないと思いますが、全山七十町歩ばかりで、それでもってハッパをかけられるということは当然予想しなければならない。今の合法的な手段によって申請をされて、その申請が正式に許可になっていない。私お尋ねしているのは、その全山七十町歩ばかりの山なんですから、これでハッパをかけられたらサルも逃げてしまう
○山崎(始)委員 高橋委員長にお尋ねいたしますが、先ほども申しましたように大体臥牛山全体が七十町歩くらいな山なのですが、史跡指定はその一部分なのです。そういう場合に今のような鉱山の申請が出て、非常に史跡の保存上おもしろくないことが当然起りがちなのでありますが、そのときには環境保全と申しますか、手続が間に合わなければ仮指定ということで、その史跡の範囲を広げて指定する、そういうふうな処置がとれるものか。
○山崎(始)委員 ただいま並木委員から岡山県の高梁市の臥牛山のサルのことで御質問がございましたが、実は本年のたしか二月ごろかと思いますが、高梁市に野猿が百数十匹出ますのを高梁市が非常な苦心をしましてようやく飼いならした。そうして現在では日収で大体三万円くらいの収入を市が上げておるのであります。当然観光地としてたくさんの人が最近見に来ておる。このことは本年のたしか二月私申したと思うのでありますが、われわれ
○山崎(始)委員 どうも私はあなたの御答弁を聞いておりますと、さっぱりわからないのです。だから私はあなたの御答弁に一つのワクをはめてお尋ねしているのです。この児童災害補償法に対し、できるならば次の通常国会までくらいには間に合わせてやりたいというお気持があなたにあるかどうかということを聞いておるのです。だからほかのことは要りませんから、その点だけ一つ御答弁願いたい。
○山崎(始)委員 どうもそこが私物足らないのですが、それはなるほどおっしゃる通りに非常に大きな法律です。大きな法律でございますが、私たちが前国会に児童生徒災害補償法を出しておりまして、目下継続審議に相なっておりますが、金額的に私たちが調べました資料では、あの法律に基きまして大体一億二千万という数字が出ております。この法律はその取り上げ方のいかんによりますと非常に大きな金額も要するわけでありますが、また
○山崎(始)委員 それではちょっと簡単にお尋ねいたします。先ほど辻原委員の方からも、もうほとんど聞いておりますので、その中で少しばかり簡単にお尋ねしたいと思いますが、児童生徒災害補償法に関しまして、先ほどの大臣の御答弁ではいま少し不明瞭な点があるように感じますのでありますが、現在各地方で共済制度による補償組合ができて、それに対して大蔵省あるいは法務省あたりから異論が出て、その結論としていわゆる見舞金制度
○山崎始男君 ただいま議題となりました、参議院提出にかかる、夜間課程を置く高等学校における学校給食に関する法律案、公立養護学校整備特別措置法案、盲学校、ろう学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、文教委員会における審議の経過及びその結果を申し上げます。 まず最初に、夜間課程を置く高等学校における学校給食に関する法律案について申し上げます。 本法律案の主要点は、
○山崎(始)委員 これもそういう御答弁があると私は想像しておりました。それでは私は直接に具体的な例をあげて一、二点お聞きしてみたい。この点は私は教育委員会法の問題のときに、御承知のように与党と野党とが不幸にして四日と五日の食い違いでもって、ついに中間報告というような不幸な事態になって私も質問の機会を逸したので、私は当時言わなかった。きょうも本来ならば地方自治庁の大臣でも来てもらって私は欄こうかと思ったが
○山崎(始)委員 大体そういうふうな御答弁だろうと私は思っておったのでありますが、私は社会党に籍を置く者として以下少しばかり申し上げますると、それはお前たちの勝手な解釈だと言われるかもしれませんが、この教科書の法律案というものは、法律案自体だけを単独に切り離して法律案の性格というものを考えるわけにはいかない。御承知の現在参議院にかかっております教育委員会に関する法律案との関連におきましても、いわゆる
○山崎(始)委員 私は最後に簡単にお尋ねいたしますが、きょうまでのところ教科書法案に対する質疑というものはいろいろ各委員から行われまして、大体あらゆる面にわたって検討されて参ったのでございまするが、私は一、二点重要なことを大臣にお尋ねしたいと思います。 まず六十二条にわたりまするこの教科書法案というものは、全編至るところ見ましても、これが法律とすれば非常にうまくできております。どういうふうにうまくできておるかといいますると