2001-03-05 第151回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
○参考人(山岡邦彦君) どうもありがとうございます。 南北の和解は本物ではないのではないか、北朝鮮の瀬戸際外交は変わっていないんじゃないかと。 私も南北の和解はまだ本物ではないと思っています。南北の和解の動きというものが非常に壊れやすいものであるという認識を持っています。北朝鮮の外交のやり方、これは瀬戸際に立っておどしをかけながら交渉を進めていく。そのスタイルというものはそのまま北朝鮮らしさというものが
○参考人(山岡邦彦君) どうもありがとうございます。 南北の和解は本物ではないのではないか、北朝鮮の瀬戸際外交は変わっていないんじゃないかと。 私も南北の和解はまだ本物ではないと思っています。南北の和解の動きというものが非常に壊れやすいものであるという認識を持っています。北朝鮮の外交のやり方、これは瀬戸際に立っておどしをかけながら交渉を進めていく。そのスタイルというものはそのまま北朝鮮らしさというものが
○参考人(山岡邦彦君) どうもありがとうございます。 御指摘のとおり、日米韓三カ国の関係、調整作業について試練を迎えている、その指摘は私も全く同感です。日韓関係、教科書問題が起きています。それから、金大中大統領のリーダーシップの問題等あります。大変だと言われるのはそのとおりだと思います。 ところが、九八年の十月に金大中大統領が日本に見えた時分、金大中大統領の訪日というものは地域の安定という観点からすると
○参考人(山岡邦彦君) 本日は、国際問題に関する調査会で発言する機会を与えていただいて、光栄に思います。 与えられたテーマは東アジアの安全保障についてですけれども、私は、朝鮮半島情勢の変容とそれに対する日本の対応という観点から私の見解をお話しします。 最初に、朝鮮半島情勢について、昨年の六月、北朝鮮のピョンヤンで史上初めての南北首脳会談が開かれたわけですけれども、東西冷戦の終えんから現在に至る十年