1995-03-17 第132回国会 参議院 逓信委員会 第6号
○参考人(山口武雄君) ただいまお尋ねの点につきましてお答えを申し上げます。 当社施設面でございますが、今回の震災に際しまして、従来から建物、設備等につきましては十分な耐震対策を講じております上、激震地区に所在しておりました弊社の神戸ビルにつきましても最近の耐震設計にのっとりまして二年前に竣工したばかりということもございまして、今回の地震に際しまして若干ひび割れが入った程度で、建物につきましては被害
○参考人(山口武雄君) ただいまお尋ねの点につきましてお答えを申し上げます。 当社施設面でございますが、今回の震災に際しまして、従来から建物、設備等につきましては十分な耐震対策を講じております上、激震地区に所在しておりました弊社の神戸ビルにつきましても最近の耐震設計にのっとりまして二年前に竣工したばかりということもございまして、今回の地震に際しまして若干ひび割れが入った程度で、建物につきましては被害
○政府委員(山口武雄君) 先ほどちょっと申し落としましたが、もちろん三月の三十一日、前年度の年度の終わりに帳面をいわば締めまして、それから決算の総取りまとめの作業に入るわけでございます。 先ほども若干申し上げたわけでございますけれども、国の会計であるということから、やはり法令に基づいた決算を行うという、その計数の最終的な確定の時点というのが七月三十一日ということに相なっておりまして、実態的に申し上
○政府委員(山口武雄君) 決算の確定ということでございますけれども、仕組みのお話ということになりますと、総体の決算の確定ということになりますと、これは秋以降ということでございますので、これはさておきまして、決算の内容を構成いたします数字、計数の確定ということで申し上げまあすと、これはそれぞれの国全体の各会計におきまして数字をいろいろまとめ、それを財政当局に書類として持ち込む、送り込む、そして財政当局
○政府委員(山口武雄君) 郵便事業財政でございますが、六十二年度予算上、単年度二百八十五億円の欠損計上ということでまいりました。現在、年度が終わりましたので、鋭意決算の作業に取り組んでおる最中でございます。 その過程で損益の一つの面、収益の方の大宗を占めます郵便業務収入でございますが、これが実績、概算では約一兆三千二百十億ということでございまして、予算との対比では、およそ四百四十億円余り増加いたしております
○政府委員(山口武雄君) 御指摘のとおり、郵政事業の一翼を担う為替貯金事業の中で、自前で便利な郵便振替の仕組みを持っておるわけでございますので、まず隗より始めるということで、かねてから先生からもいろいろ御指摘いただきながら、郵政事業の特別会計における物品購入代金の支払い等に当たりまして郵便振替サービスの普及拡大を図るという観点から、極力郵便振替によります支払いを行っておるところでございます。 お尋
○政府委員(山口武雄君) お答え申し上げます。 繰りかえ払いでございますが、これは出納官吏が手持ちの現金を立てかえて支払いをいたすというものでございます。その時点では歳出予算の使用となるものではないというふうに私ども解しております。 したがいまして、繰りかえ使用をいたしました現金につきましては、後日支出官が歳出予算から支出して補てんいたすというときに歳出予算を使用することになるものと解して運用いたしております
○政府委員(山口武雄君) 業務外収入支出、それぞれ二兆五千五百億に上っております。この中身は、収入印紙等の売りさばきによって入ります収入、それからそれを国庫へ納付する、支出するこの中身でございまして、したがいまして、それは郵政事業の実体的な予算の中に歳入歳出で入っておるわけでございますけれども、実体的にはこれを除きました業務収入、以下資本収入も含めました小計としては二兆九千六百億と相なっております。
○政府委員(山口武雄君) これは今御説明申し上げましたように業務収入の増、これがもっと大幅に見込めれば収入がふえるということなんでございますけれども、この収入の面では、ただいま御説明申し上げましたように、かなり目いっぱいと申しますか、四・八%という最近の郵便の増加状況等からいたしますと、かなりの増を見込んではおるわけでございます。一方支出の方でございますが、何といいましてもやはり支出の実質的に八割程度
○政府委員(山口武雄君) 六十三年度の予算におきましては、ただいま御指摘のとおり、郵便事業百六十三億の欠損となっております。この中身でございますが、収益と費用と分けて申し上げますと、収益につきましては、その大半が郵便業務収入でございます。前年に対しまして〇・二%上回る四・八%と、かなり意欲的と申しますか、かなりの収入増を見込んでおります。それから、その他の収入として百十六億円、計郵便業務収入の六百十五億
○山口説明員 先生の御指摘のとおり、実は公的年金制度にはもう一つの課題がございます。それは、公的年金の七十年一元化完了という課題でございます。これは、この国鉄共済年金問題とはまた別の話ではございますが、そこでやはり今各ばらばらになっております諸制度を何とかして調和のある、安定的な制度にしていかなければいけないということで、閣議決定までしておるわけでございます。しかし、その七十年における完了した姿というものがどういったものを
○山口説明員 先生の御指摘の共済年金、鉄道共済年金の財政事情は大変苦しゅうございます。今おっしゃいました財調五カ年計画、これは今おっしゃったように五十九年の四月に成立した統合法によって仕組まれた六十年度から六十四年度までの措置でございまして、国家公務員共済それからNTT、たばこ、この三共済が実は国鉄共済年金に応援をするということを今やっておるわけでございます。それで、実はその当時は人員を三十二万人ぐらいの
○説明員(山口武雄君) 先生ただいまおっしゃいましたとおり、郵便それから郵便貯金、簡易保険の三事業を効果的に運営いたしますために郵政事業特別会計を設けまして一つの会計で経理するということにいたしております。しかしながら、それぞれの事業は独立採算を旨としておりますので、各事業の運営に要する経費はすべて予算に定めるところによりまして適正に郵政事業特別会計に繰り入れるということにいたしております。 その
○説明員(山口武雄君) 六十年度の決算検査報告の中でも掲記されておりますとおり、職員の不正行為によりまして大変事業の信用を傷つけ、またお客様方に大変御迷惑をおかけいたしておることは申しわけないと存じております。 これらの不正行為の態様あるいはその傾向ということでございますけれども、おおむね郵便貯金それから簡易保険の事務に携わる職員、内外を通じてでございますけれども、そういったところがごらんのとおり
○政府委員(山口武雄君) 郵便局におきましてお客様から受け入れいたしました現金でございますが、これは運送便によりまして、ある程度大きな郵便局で取りまとめをいたしておりますけれど も、その取りまとめ郵便局、私どもの用語で言いますと、日本銀行便局と申しておりますが、そちらへ送付することにいたしております。そこで、この取りまとめ郵便局におきましては、日本銀行の本店、支店あるいは代理店等に対しまして資金を交付
○政府委員(山口武雄君) 小包郵便の原価の計算の方法でございますけれども、これはあくまでも私ども原価計算ということで、事業上の必要ということでやっておりますのは全体の原価ということで、これは郵便事業全体のコストを計算するということをいたしておりまして、そのほか手紙、はがきでございますとか、それから小包でございますとか第三種、いろいろございます。それにつきましては、あくまでもこれは内部的な経営管理上の
○政府委員(山口武雄君) 六十一年度の郵政三事業の決算の概要並びにただいまお尋ねのこの黒字の原因等についてお答え申し上げます。 六十一年度の郵便事業の損益計算の状況でございますが、予算で四百三十三億の欠損を見込んでいたところ、決算では六十億円の利益となりました。これは郵便業務収入が何と申しましても目標に対しまして四百三十七億ほど増収となった、これが一番大きな要因でございます。 それから、郵便貯金事業
○山口(武)政府委員 お尋ねの第一点のどの程度の黒字見込みかという御質問についてでございます。 決算につきましては、先ほども申し上げましたが、ただいま取りまとめ中で確たることがなかなか申し上げられない状態でございます。報道機関等で報ぜられている数字というのはあくまでも報道機関の御判断において書かれたものということでございます。 現在私どもが申し上げられますのは、収入につきまして予定に対して約四百五十億円程度
○山口(武)政府委員 おっしゃるとおり、六十一年度につきましては郵便業務収入好転に推移、黒字計上の見込みということでございます。しかしながら、六十二年度につきましてはまだ年度が始まったばかりでございます。そこで今後の的確な見通しというのはなかなか困難なところでございます。 それからまた、六十二年度予算の編成に当たりましては、ただいまも先生御指摘のとおり郵便業務収入等につきましても四・六%の増と、意欲的
○山口(武)政府委員 お尋ねの六十一年度の郵便事業の決算でございますが、ただいま取りまとめ中でございまして、確たる数値は持ち合わせておりません。そこで、あくまでも見込みということで申し上げる次第でございます。 その前に、新聞等の一部にいろいろ報ぜられておりますが、これはあくまでも新聞、報道機関の判断において書かれたものというふうに私どもは考えております。 見込みということで申し上げますと、収入につきましては
○政府委員(山口武雄君) 郵便事業の決算につきましては先ほどもお答え申し上げましたとおりでございますが、ただいま取りまとめ中ということで、現在確たる数字は持ち合わせておりません。 新聞報道は先生おっしゃいましたようになされておるわけでございますが、この中身につきましては、私どもとしては、これは特に新聞に公表したというようなことはございませんので、報道側において、その責任において一つの見込みということで
○政府委員(山口武雄君) 六十一年度の決算につきましては、ただいま取りまとめ中でございまして確たる数字を実は持ち合わせておりません。そこで、ただいまのお尋ねにつきまして、見込みということで御説明をさせていただきます。 収入につきましては、予定に対しまして約四百五十億円程度の増収が見込まれております。一方、支出につきましては、項目的にいろいろございますけれども、総体といたしましては、ほぼ予算どおりの
○政府委員(山口武雄君) ただいまお尋ねの参照書の記載方法の変更につきましては、相当以前のことでございますので、ただいまその変更の理由等についてつまびらかにいたしておりません。
○山口(武)政府委員 部内職員の不正行為がありました場合には、犯罪の発生後速やかに郵政監察局が対応しておる次第でございますが、犯罪の態様等調べました上で、捜査の上で郵政局、それから本省の方へ報告をいたし、その上で行為者に対しましてはまず例外なく懲戒免職という身分上の措置を講じております。
○山口(武)政府委員 不正行為によります損害の補てんの状況でございますが、仰せのとおり、五十九年度につきましてもなお未補てんのものがございます。 これにつきましては、いろいろ債務者側の事情等もございますが、国損を最小限度にとどめるという考え方のもとに、引き続き補てんに努めておる次第でございます。
○山口(武)政府委員 ただいま御指摘ございましたとおり、五十八年、それから五十九年の決算検査報告に、郵政省職員の不正行為が掲記されておる次第でございます。 件数等につきましては、五十八年度三十九件、三億五千万円、それから五十九年度二十六件、二億八千万円に上っておる次第でございます。 内容的には、外務員が窓口で詐取した、あるいは郵便貯金あるいは簡易保険の窓口におきまして職員による不正行為があったということでございまして
○山口説明員 郵便貯金の考え方でございますが、郵便貯金は簡易で確実な少額貯蓄の手段を国民の皆様方に提供いたしておるところでございます。そして、国民の経済生活の増進、福祉の向上を期しておるところでございます。 この郵便貯金の金利の決定に当たりましては、郵便貯金法によりまして、預金者の利益を増進し貯蓄の増強に資するよう十分配意する、あわせて民間の金融機関の金利にも配意する、こういう仕組みになっておるものでございます
○説明員(山口武雄君) 仰せのとおり、法制化されました場合には、記念切手等に年表示をする際におきましては、切手の主たる用途等にもよりますが、原則として元号及び西暦を併記する方向で進めてまいることとなろうかと考えております。
○説明員(山口武雄君) 郵便切手の年表示につきましてでございますが、特別な記念行事等の際に発行いたしますいわゆる記念切手で発行年を表示することがふさわしいものにつきまして表示いたしておりますが、その表示方法は統一されておりませんで、西暦による場合あるいは元号による場合あるいは両者の併記と、さまざまになっております。最近では表示しているものの多くは西暦を用いておりますが、社会的慣習等から見まして昭和何年
○山口説明員 御説明申し上げます。 郵政事業につきましては、先生御案内のとおり特別会計、企業的に郵政事業を経営していくという観点から特別会計をもって収支相償、独立採算で事業を営んでいくというたてまえになっております。 先生御指摘のとおり、かつて郵政事業につきまして公社化という御議論があったことは事実でございますが、現在私ども、郵便事業の公共性、それから全国あまねく、採算のとれないような地域につきましても
○山口説明員 お尋ねの件につきまして御説明させていただきます。 まず、郵便事業に従事する職員の数でございますが、約十三万八千人でございます。次に、これらの職員に支払われます給与総額でございますが、年間約四千四十億円でございます。それから、郵便関係のアルバイトの職員の延べ数でございますが、約六百一万人となっております。
○説明員(山口武雄君) 郵便の種別につきましていろいろ検討をいたしまして、たとえば料金上特別の取り扱いをいたす出版物、その趣旨にかなうような利用というものが確実に保障されるということを私ども前提にいたしておりますので、そういった観点から考えました場合、点字のみということで一応そういった取り扱いが保障されるように私どもは法規上いたしておる次第でございます。
○説明員(山口武雄君) 点字につきましては、これは郵便法の第二十六条で「盲人用点字のみを掲げたものを内容とするもの」というものを無料の対象と現在いたしておる次第でございます。点字につきましては、先ほど申し上げましたとおり、これは盲人の方々が郵便に依存する度合いがきわめて高い、あるいは点字を内容といたしますそういった出版物あるいは印刷物等につきましては、その重量あるいは容積、そういうものが非常にかさばって
○説明員(山口武雄君) ただいまお尋ねのございました点につきまして御説明させていただきます。 点字等の盲人用郵便物につきましては郵便料金を無料といたしておりますが、これは盲人の方々の郵便に依存する度合いが高いということがございますこと、それから点字等につきましては、その内容が特別のものでございまして、取り扱い上だれでも容易に区別できることなどの事情を考慮したものでございます。 ところで、ただいまお
○山口説明員 西武の場合には上でそれが横に動くようになりまして、そうして上げ下げ上下に動く、横に動きまして、そうして窓を清掃するということになるわけです。
○山口説明員 この間の西武百貨店の場合には屋上に機械一式が動くようになっておりまして、そしてワイヤロープでゴンドラをつるして上げたり下げたりしてやっております。それから角丸ビルのほうは屋上の突梁にワイヤを引っかけまして、そして自身が上がったり下がったりするようになっておりまして、いろいろの形態がございます。
○山口説明員 ゴンドラの設置数は先生御指摘のように大体三百五十台くらいございます。これらの設置につきましては、私のほうの出先の労働基準局ないしは監督署において監督指導をいたしております。
○山口説明員 労働省といたしましては、今回の災害にあたりまして、現地の局の衛生課長を急派いたしまするとともに、美唄の労災病院から加圧タンクを急派いたしまして、その応急措置に当たらせておるところでございます。 現在の状況を申し上げますと、COガス中毒の関係で、当時坑内におられました二百五名の方々あるいは救護隊として中に入られました二十七名の方々に対しまして、合計二百三十二名の方々の採血検査をやっております
○山口説明員 和歌山製鉄所の下請の災害については、先生御指摘のとおり、四十三年には二十二名の死亡者を含めまして七十七名の休業を要する負傷者を出しております。これは御承知のように高炉の建設というような特別な作業もございましたけれども、とにかく非常にたくさんの死亡者を出しておる。まことに遺憾だと思っております。それで、その原因を調べてみますと、大体クレーン関係、それから墜落事故というのがおもになってございます
○山口説明員 労働災害のことにつきましては、先生御指摘のように、これからいよいよ本格的な建設が始まりますので、私たちも非常に憂慮しておりまして、できるだけ災害を防ぎたいという体制を整えてまいったわけでございます。先ほど先生も御指摘のように、次官通牒も出しましていろいろ対策を講じておりますが、今後、現地にも私のほうの出先から四人常駐させておりまして、いろいろ指導監督をしておりますが、それが現地の連中と