1969-04-22 第61回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号
○山内委員 予算のことは私も承知しておるんです。三十六億で足りなくなった。それで貨物の運搬船にすればずっと単価も安くなるから、それに合わせるために余儀なくやったというならわからぬでもないんですよ。ところが、予算は六十億にふくれ上がった。そうして船体は六千トンから八千トンという大型のものにしてしまった。高くなるのはあたりまえでしょう。そうして、予算が足りないから契約もできないで随意契約をやってしまった
○山内委員 予算のことは私も承知しておるんです。三十六億で足りなくなった。それで貨物の運搬船にすればずっと単価も安くなるから、それに合わせるために余儀なくやったというならわからぬでもないんですよ。ところが、予算は六十億にふくれ上がった。そうして船体は六千トンから八千トンという大型のものにしてしまった。高くなるのはあたりまえでしょう。そうして、予算が足りないから契約もできないで随意契約をやってしまった
○山内委員 これは予算の組まれる前、国会に提案される前なら、そういう検討も私はわからぬわけではない。しかし、一たん海洋観測船という最も平和利用に徹したいい構想のもとに予算は通ってしまったが、国会で一度議決すればその目的はどう変えてもいいんだという、このことの国会の軽視ということを私は考えておるわけです。なぜ承認を得られなかったのか、どういう形で報告すらもなされなかったのか、その点の事情はどうですか。
○山内委員 実は、御承知のとおり、いま宇宙開発事業団をつくろうとしております。私はまだこれの賛否も実はきめておらない段階にあります。ぜひこれはあなたのほうの現在おやりになっている状態を参考にきめたいというのが私の気持ちであります。 と申しますのは、事業団、公社、公庫、いろいろ政府出資の機関がありますけれども、最近、このあり方について私はいろいろ疑義を持っておる。佐々木さんのほうでいまおつくりになっている
○山内広君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました昭和四十三年度補正予算(第1号)及び(特第1号)に対し強く反対を表明するとともに、以下その理由を明らかにしてまいりたいと存じます。 今回の補正予算の提出は、政府のいう総合予算主義が完全にくずれ去ったことを示すものであるとともに、補正予算を組まざるを得ないところに追い込まれた政府の重大な政治の誤りとその政治責任を、私は、国民とともにきびしく
○山内委員 大蔵大臣は、昭和九年という戦争前の状態といまを比べておる。だから、いまの日本憲法を読み直してもらって、新しい生まれ変わった日本にふさわしい予算を組めと私は言っておるのです。戦争前のああいう軍部独裁で、むちをもって国民をどんどんどんどん使ったとき——いま憲法によって福祉国家をお互いに建設しようとしているのでしょう。そういう戦前の資料から伸びているからといって、いばるなんというのは、そこからが
○山内委員 大蔵大臣は結果を見てくれと、こうおっしゃいます。その結果はどうなっているか。これから私、内容を分析して、はたして大蔵大臣の言われるとおりかどうか実証していきたいと思います。 私は、非常にこの社会保障費が少な過ぎるという見地に立っております。それはどういう点で言えるかと申しますと、前年度の伸び率をいま大蔵大臣は引用されたわけですけれども、私も与えられたこの資料を拾ってみますと、大臣がいばるほど
○山内委員 私は、社会保障、社会福祉、それから現在置かれている国民の生活状態といったようなものに焦点を合わせまして、以下御質問申し上げたいと思います。 このことは、沖繩とか安保、大学問題と違いまして、非常にじみな質問になりますけれども、国民一般は非常に深い関心を寄せている点だと思います。特に総理は社会開発、人間尊重を高く政治スローガンとして掲げておられるのでありますから、いろいろ御見解もたくさんおありになると
○山内委員 そこでいま明らかになった以外に十数項目にのぼるたくさんの被害を受けた方々の各階層の問題がまだ残るわけであります。これについては、いままでの本部長の御答弁によりますと、激甚災害法の適用に準じて措置したい、そういうことばで答弁されてきておるわけです。そこでこの準ずるという中身はどういうことをお考えになっておるのか。抽象的でなく、もう少し具体的にこの適用を受けられない場合の、いわゆる準ずる措置
○山内委員 その次の御説明の中に、十六、十七条については、もう脈がないようなお話しでした。この点も間違いありませんですか。
○山内委員 先ほど本部長の御報告の中に、けさほどの閣議で、最終決定ではないけれども、いずれ防災会議で最終的にきめるというお話しの中に、五条、六条、十二条、二十四条、この四項目だけはほぼ合意に達したというお話でしたが、間違いありませんですか。
○山内委員 これはそういうこそくな国鉄自体だけの力にまかせますと、復旧対策がうまくいかないのです。私も青函の実情を見てまいりました。そして徹夜で復旧作業をやりまして、接岸作業など、試験も見てまいりましたけれども、肉眼やちょっとした計器の測定ではわからないほど、もう基盤から故障がいっているわけです。ですから、見た目で、ここがわずかばかり故障だ、出たからここを切ってしまえばいい、ここが割れたから穴を埋めればいいというようなものではない
○山内委員 国鉄の災害復旧については、やはりこの際考え直す必要があるのではないか。日本は毎年どこかで台風があるとか水害があるとか地震があるとか、災害のない年というのはほとんどないわけでありますけれども、国鉄は、南から北まで長いうちで、どこか必ずそれと一緒に災害を受けているわけです。これが非常なガンになっておりまして、その模様などお聞きしたいと思いますが、きょうは省略いたします。 この災害復旧については
○山内委員 私が最後だそうでありますから、おそくなりましたが、ひとつ御答弁いただきたい。簡潔にお伺いします。重複した部分もありますけれども、少し掘り下げて再確認しておきたいと思います。 先ほど国鉄の災害復旧で答弁がありまましたけれども、予備費を使って足りない場合、政府の援助をいただく。それを具体的にどういうふうに援助されるのか。返さなくてもいい金なのか、返すのか。そうすれば、その償還の年限あるいは
○山内委員 長官はきれいごとをおっしゃっていますけれども、これは決して文字に書かないから平和の問題をおろそかにしないということではないのです。これからだんだん一時間半にわたって、いま日本の科学技術がどういう動向にあるのか、政府の施策が前向きでなく、うしろ向きになっているという事実を、これから申し上げていきたいと思うのです。 そこで、三原則をうたったといま長官は言われておりますけれども、第一次試案には
○山内委員 実は閣議決定されました基本法は、私もそのプリントをここに持っておるわけであります。これを読んでみまして、実に私は驚きと怒りを禁じ得ない点があるわけであります。すでにこの基本法がいろいろ学界で問題になり、あるいは国会でこれが論議されまして長い時間たっております。この国会としても、科学技術振興対策特別委員会におきまして、一九六二年の四月にすでに第一次試案なるものが作成されました。それ以来六、
○山内委員 最初に、科学技術基本法についてお尋ねしたいと思います。 これは二月二十七日にすでに閣議決定されまして、三月上旬には国会に提案されると文書も出ておるわけですが、いつごろ国会に出るのか、また、閣議決定の内容を変更して御提案になるならば、その内容の変更の部分だけをお示しいただきたい。
○山内広君 私は、日本社会党を代表して、国民生活に最も関係の深い諸問題を中心に、総理並びに関係大臣にその所信をただしたいと思います。(拍手) 昨年十一月、総理がアメリカを訪れて以来、政府の方針は大きく方向を転換いたしました。このことが、国民の上に、平和に対する不吉な予感となり、ざらに、国民生活に対する不安となって、重くおおいかぶさっております。この国会の論議を通じて、この暗雲を一掃していただきたいと
○山内委員 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 本修正案は、日本社会党、民主社会党、公明党の三党共同提案にかかるものであります。 案文はお手元に配付しておりますので、朗読を省略し、その要旨を申し上げますと、原案では、その実施期日を本年八月一日としているのでありますが、これを五月一日
○山内委員 第二班の国政調査の結果を御報告申し上げます。 第二班は、内海英男、山内広、米内山義一郎の三委員で構成し、十月一日より五日までの五日間の日程で島根、鳥取両県に参り、行政機構並びにその運営、自衛隊及び公務員制度の実情調査をおもな目的として、航空自衛隊輸送航空団(美保基地)、陸上自衛隊米子駐とん地、行政管理庁島根行政監察局、建設省中国地方建設局松江国道工事事務所、食糧庁島根食糧事務所、農林省鳥取種畜牧場
○山内委員 そのほか、この第七条に「譲渡、担保権の設定その他の処分をすることができない。」とありますけれども、同じ内容のことが十条にも規定されております。この七条と十条の禁止事項の内容はどう違うものですか。
○山内委員 総括的にお尋ねしたいと思いますが、時間がございませんので、率直に要点だけをお尋ねしたい。 この法案の第七条四項に、政令で定めるとありますけれども、この政令の内容はどういうことをお考えになっておりますか。
○山内委員 六日のあの混乱の収拾のために、議長もあっせんの努力をされ、各党の議運段階でもいろいろ話し合いが進められて、本日正常になったわけであります。そういうことで、私の質問も実は認められておったのでありますけれども、二時に開かれます本会議にすでに時間がありません。残念ながら、質疑に入りますと、また先ほどのように答弁に困るということになると、これまた話が進みませんので、きょうお聞きしたい点を要約して
○山内委員 ですから、そういうときは、日本自身なんて言わぬほうがいいと思うのです。それはなぜかというに、これは昨年の何月でしたか、いまここに資料を持っていませんけれども、たしかアメリカのマクナマラでしたか、ラスクでしたか、相当の責任者が、日本は何も核武装する必要はない。必要があるときはアメリカからどんどん持っていって、アメリカの核を使わせるのだということを記者会見で発表している記事が、出ているわけです
○山内委員 そうしますと、他国からの核は入ってくるのを認めるということですか。
○山内委員 ちょっと関連して。山本さんの質問の途中で腰を折ってはなはだ申しわけないと思うのですけれども、いま長官の御答弁の中にちょっと気にかかるおことばがありましたので、この際確認しておきたいと思うのです。それは核装備についての質問に対して、日本自身は核装備をしない、たしかそういう御発言があったと思う。いま非常に大事な沖繩の返還をめぐっても、あそこに核基地があるということ——重大な発言だと思う。日本自身
○山内委員 それは奥さんを連れていって、お茶が済んだから行けというなら、これは奥さんに聞かせられないということもあるけれども、国会の審議の場に全然それを知らせない。私は中身までを具体的に聞いておるのではない。それは発表できるならいいですけれども、たとえば経済問題だとか、いまお話のあったグラスボロ会談の内容を一体向こうはどういう御説明があったのか、そういうことくらいはお話しにならなければ、これは国会無視
○山内委員 モーニングティーということで、何も問題がない会談のようにあっさり片づけておられますけれども、私どもはどうもそういうふうに考えるわけにはいかぬ。そこで、じゃ具体的にお尋ねしますけれども、一日の午後四時からハンフリー副大統領と一時間半にわたって会談されております。いまちょっと出ましたグラスボロ会談のお話もあったということですが、一時間半といえば相当長時間ですが、その内容をもっと詳細に、具体的
○山内委員 総理は韓国の大統領の式典においでになりました。国会開会中でありますので、これは取りやむべきであるという党内にもずいぶん強い意見もありましたけれども、式典ということで実は党内をまとめておいでになったわけです。ところが、どうも結果的に見るというと、式典ばかりでなく、政治的にもいろいろな交渉を重ねられた事実が新聞にも報道されておりますので、特に、お帰りになってこれが国会での最初のあなたのそういう
○山内委員 馬力をかけておやりになる意欲を持っておられるようですからけっこうですが、ただ、毎年たくさんの法律が国会にかかってできると、たいていその中には許認可の仕事が含まれていると言ってもいいと思うのですが、そうしますと、これは五、六年も手をつけないうちにはまたふえていく、こういう趨勢をどうして押えるのか、その考え方をちょっとお聞かせ願いたい。
○山内委員 これは国家行政組織法のたてまえからいって、そういうふうにあなたのほうに相談なくともやれるとは、私思いますよ。しかし、いまこの行政改革を全般的にやろうと——少しくどいようですけれども、こういうムードの中で、あなたを孤立させるような、総理大臣みずからが自分のところだけ二十六名の増員を出してくるということ、このことはおかしいですよ。もうこういう問題が出ましたら、ぜひこういうときは勇気を持って総理
○山内委員 いま内閣法の話が受田さんから出ましたので、まずこの問題についてお尋ねしておきたいと思います。中身につきましては、御意見もあったようですが、出尽くしているようですから、このことについてはあまり触れません。 ただ、私はこの内閣法をずっと読んでみまして、実は非常な怒りと申しますか、憤りを禁じ得ない法案の出し方だと思うのです。というのは、いまも受田さんから指摘のあったように、なかなか行管の長官
○山内委員 これは別に恩給局ばかりに言えることではなくて、最近欠員の凍結というものはもう限界にきておるのだ。各現業というものは、非常な業務量で人がふえないで、いま申し上げたような現象というのは、何も恩給局だけに起きているのではなくて、いま全般的にそういうような点をにらみ合わせている段階です。そういう意味で、今度この二百九十万件の処理のために三百名ほど非常勤の者を使う。四十年から見ておると、毎年もうそれだけの
○山内委員 七百二十名の職員でこの二百九十万件以上のものを処理するわけですが、これはノルマとしてはどのくらいが平均でちょうどいい手ごろなのか。この七百二十名で二百九十万件というのは、どれくらい過剰なのか。それから、アルバイトとして予定されている人員は何名なのか。予算面ではどれだけこれを見積もっておるか。その点を詳しくお知らせいただきたい。
○山内委員 大出委員がだいぶ広範にわたって触れられましたので、 〔細田委員長代理退席、委員長着席〕 たった一問ですけれども、大出委員の触れられなかった点をお聞きしておきたいと思います。 と申しますのは、今度の改正で該当者が二百九十一万人、証書の書きかえ等たいへん業務がふえるわけであります。なぜこの問題を私取り上げなければならなかったかと申しますと、実は用がありまして、この恩給、年金の支払いの窓口
○山内委員 この議論は議論倒れになりますからやめますけれども、大臣、なぜこういうことを心配しているかというと、実は前に、川崎のあの収容所をつくるときの行政財産の処分について、この委員会で問題になりました。この財産の扱いというものが、失礼ですが、非常にお粗末な扱いをしておられる、軽視しておられる、そういう印象を私は深くしておるわけです。そういう意味で、この少年院も、三十七年に新設して、そしてまた、予算
○山内委員 それだけでは了解できないと言っているんですよ。栃木と神戸と距離があって、因果関係はないでしょう。しかも廃止されようとする再度山の少年院は、今度は学校に使うというんですから、少年院として全然使いものにならぬものを学校に使うということになれば、とても得心がいきません。もう少し詳しい説明をひとつ。
○山内委員 先ほど来各委員の質問をお聞きしておりましたが、共通して言える点は、守れる法をつくれ、こういうことに尽きるような印象を受けたわけであります。法の番人である法務省の方々に、法を曲げろとか、そういうことは私はもちろん申し上げない。けれども、法を守るにあまりに厳格過ぎて、どんどん日進月歩する世の中に沿わないような措置というものは、これは改めなければならない。その点については大臣からまともな御答弁
○山内委員 ただいまの御答弁、ちょっとおかしいと思うのですよ。予算書を見ましても、年々業務が増大されていることは、もう何人も認めないわけにはいかぬわけです。そういう中で職員の五十二名を減らしておるわけですね。そうしますと、えらい人が一人ふえる、次長はふえるのだが、実際の仕事をやる末端の人は、欠員の補充あるいは新規採用が停止されているから、それで弱い者にしわ寄せをしている、こういう判断よりほかできないじゃないですか
○山内委員 いまの御答弁、想像がつかないわけでもないし、理解もできるわけですけれども、同じ食糧庁で今度全職員の中から五十二名の減が出ておるわけです、うらはらになって。ですから、片一方では、いまお話しのような次長を置くという理由を述べられながら職員を五十二名減ずるというようなことは、相反するように思うのですが、この考え方はいかがですか。
○山内委員 締めくくりとして、この法案の内容について若干お尋ねしたいと思います。 何せ農林省の所管は多岐多様にわたりまして、最近問題もいろいろたくさん出ておりますし、また、農林省が発行されました農業白書、あるいは林業、漁業といったような最近出た白書の中身も一とおり読ましてもらいましたけれども、なかなか私思いついた意見もたくさんあるわけであります。しかし、それらはいずれ時を見てお尋ねしたいと思っておりますが
○山内委員 いま御答弁を聞きますと、人事院規則による特別職の拡充といいますか、それは職名は固定してしまったので、カッコ内の人員だけがこれから人事院規則で変わるのだ、こう理解してよろしいのですか。
○山内委員 この前の御説明の中では、特別職というか、宮内庁という特殊な職業を持っておりますので、任用の場合に楽だという御説明がありました。私は、それはうなずけるわけであります。なるほどそういうことはいえるだろう。しかし、法律事項で特別職と一般職を分けて、そしてさらに人事院規則と二重になっておるのは、何もこれをつくったときの誤りであったり、いま次長のお話のようなことがわからぬでつくったとは考えられない
○山内委員 すぐ採決するわけですが、その前に、御提案の法案を読みましても、ちょっとわからぬ点がありますので、簡潔にただしておきたいと思います。 宮内庁法の十一条を改正して、一般職及び特別職の定員の区分をなくするわけでありますけれども、そのお考えはどこにあるのか。定員管理の合理化という提案の理由でございますけれども、これが合理化になるのか、ならぬのか、ちょっと判断に苦しみますので、伺っておきたい。
○山内委員 有料道路の問題がちょっと出ましたので、お聞きしておきますけれども、大臣は、国鉄のこともお詳しいのですが、先般の値上がりは、私どもは反対したけれども、やっぱり上げてみたら、今度はかえって収入が思うようにいかぬということは、もう国民の負担の限界にきたと思うのです。そういう意味で、いま新聞で伝えられている有料道路の値上げの問題は一体どうなるのか。私どもも有料道路はときどき走っておりますけれども
○山内委員 これはたしか三十一年に公団か生まれたと思うのですが、そのとき、ちょっと記憶が薄れましたけれども、とにかく同じ職務の人を二人置くということには、やはり問題があると懸念されたのですけれども、これは必要がなくなって一人にした。これはそれで仕事をやれればいいのですけれども、しかし、この有料道路の問題も、公団自体の赤字がふえ、経営が困難になっている、そういうことで、問題もだいぶ私どもは多いと見ておるのです
○山内委員 建設省もいろいろ問題をかかえて苦労されておることはよくわかるのでありますが、きょう上げてしまう法案でありますから、そういう当面の問題をさておきまして、御提案の法案の中身について、若干お尋ねしておきたいと思います。 日本道路公団の監理官二名を今度一名に削減されるということで、むしろ一名を二名にしてほしいというような法案が出るかと思いましたら、簡素化という理由で減らされたのですが、これはどういう
○山内委員 その点は大臣の約束さえお聞きしておけば、別にこれ以上議論することもないと思います。 ただ、今度は長官にお尋ねしますけれども、受田委員の質問に対して、この出願の滞貨の山をどうしてなくするんだ、今度の改正程度でなくなるのかどうかという意味の御質問だったと思うのですが、それに対して自信がないという御答弁だったと思います。これはほんとうの直接の特許庁の責任を持っておられる長官としては、非常に無責任
○山内委員 大臣は何年間大臣をおつとめになるつもりでそういう自信のあることをお考えになっておるか知りませんけれども、大体大臣というのは一年三カ月、あと出されるとすれば、この次の通常国会である、こう判断せざるを得ないわけです。通常国会にもし特許法の全面改正が出るとすれば、廃案になったものをそのまま今度は大臣の政治力にまかせて通すという形で出してくるものか、私は善意にそう実は解釈します。しかし、それがなされないで
○山内委員 前回のこの委員会のときに非常に重大な発言を大臣及び長官がされておるので、実は会議録を整理してはっきりした形でお尋ねしたいと思いましたが、会議録もできてまいりませんし、また採決も急がれておりますので、私から率直にそのときのことを申し上げて、もし御訂正があるなら訂正していただきたい。 まず、大臣にお尋ねいたしますが、特許法の全面改正を私の在任中に提案したいという意味の御答弁だったと思います