1957-08-02 第26回国会 衆議院 地方行政委員会 第35号
○山内説明員 今お話のございました伊万里市の地すべりは、七月の上旬に発生したものでありまして、私の方の関係といたしましては、河川として、佐代川というのが、地すべりのために、百メートルの区間全部埋塞しております。それからもう一つ市道の関係として市道が、ある延長、これは全部地すべりのためにすべっております。 これの対策といたしましては、佐代川の埋まったところを掘るか、あるいはそのかわりに新しい河川をつけかえるか
○山内説明員 今お話のございました伊万里市の地すべりは、七月の上旬に発生したものでありまして、私の方の関係といたしましては、河川として、佐代川というのが、地すべりのために、百メートルの区間全部埋塞しております。それからもう一つ市道の関係として市道が、ある延長、これは全部地すべりのためにすべっております。 これの対策といたしましては、佐代川の埋まったところを掘るか、あるいはそのかわりに新しい河川をつけかえるか
○山内説明員 国庫負担法に災害復旧の限度というのが御承知のように規定されておりますが、原則は原形の通りに直すということでございますが、それが非常にできない場合、それからそうやることが不適当だというような場合には、その解釈を幾分拡張いたしまして、従前の効用まで復旧するというようにやっております。ただいま例をおあげになりましたが、ごくわずかこわれて、そこを復旧するのにもとの橋ではもたないというような場合
○山内説明員 ただいまおっしゃいました通り、合併前の各村々の計算をやりまして、その後の合併と比較いたしまして、有利な方をとっております。
○山内説明員 お答えいたします。今御指摘のように、町村が合併したために、この国庫負担法による計算をやった場合に、従来よりも下ってしまうというような点につきましては、町村合併促進法に財政援助に関する特例というものがありまして、不利にならないように、有利な方法をとって国の負担率をきめるというふうになっております。
○説明員(山内一郎君) 第一の手直し、補強工事につきましては三件ございますが、一件につきましては、本年度の五月、それからあとのもう一つの一件につきましては去年の十一月に、村では仕事が終っておりますが、まだ県の認定は終っておりません。それからあとの一件につきましては、いろいろ刑事事件等もからんでおりますので、その処置が済んでから手直し、補強工事をやるというので、見通しはまだついておりません。 それから
○説明員(山内一郎君) 第一の手直しまたは補強工事を必要とするものは三件でございますが、これは三件は全部町村工事でございます。金額にいたしますと、それに要する工事費は大体六百八十万円になっております。それから国庫負担金の返還または減額を命じたもの、これも町村工事でございまして、それに返還すべき金額は二百六十万円、こういう計算になっております。
○説明員(山内一郎君) それでは、今お尋ねの趣旨のお答をいたします。 その後、極力手直しまたは補強工事、並びに国庫負担金の返還または減額を命じたものの処置をいたしましたが、現在では返還または減額することとしたもののうち、まだ未処理が三件残っております。それから手直しまたは補強することとしたもののうち、未処理が七件残っております。これらの点につきましては、現在も極力処置を進めておりますが、なお今後一
○山内説明員 その点を申し上げます。この計画は従来の堤防の高さをさらに一メートル五十高くするという計画でございまして、その高くいたします場合に一番上の方に波返しをつけます。それはどういたしましてもコンクリート構造に作らないといけないのでありますが、コンクリート構造にいたしますと目方がかかるわけでございます。その場合に二通りのやり方をやっております。一つの場合は非常に地質がよくて、堤防の中の土質がいい
○山内説明員 その前に全国の海岸事情についてちょっと申し上げますが、私の方で海岸堤防を補強するという事業を取り上げましたのは昭和二十五年からであります。それ以前につきましては全然国の補助がございませんで、二十五年から始めたのでございますが、佐賀県の全般の海岸堤防が非常に弱いというので、佐賀県につきまして優先的に取り上げたのであります。この中の昭和搦につきましても、やはり最初から二十五年から仕事を始めたのでございますが
○山内説明員 ただ委員長に申し上げますが、今度の十二号台風がもし九州へ参りました場合には、せっかく査定をやりました個所もさらに災害を受けますので、この調査は延期になると思います。