1952-06-13 第13回国会 衆議院 電気通信委員会 第37号
○山下(知)政府委員 お答えいたします。国際電信電話会社に出資されるべき無線電信電話設備は、大体旧国際電気通信株式会社が所有しておりました送信所及び受信所の大部分が中心体をなすものと考えるのであります。ただいまお読み上げになりましたように、昭和二十二年の三月二十五日に最高司令部の覚書によりまして、国際電気通信株式会社は解散するということに相なりました。かつ五月二十五日に施設は人員とともに当時の逓信省
○山下(知)政府委員 お答えいたします。国際電信電話会社に出資されるべき無線電信電話設備は、大体旧国際電気通信株式会社が所有しておりました送信所及び受信所の大部分が中心体をなすものと考えるのであります。ただいまお読み上げになりましたように、昭和二十二年の三月二十五日に最高司令部の覚書によりまして、国際電気通信株式会社は解散するということに相なりました。かつ五月二十五日に施設は人員とともに当時の逓信省
○山下(知)政府委員 この前にも大分田島さんから、わからないはずはないといつていろいろ御追究を受けましたが、何も私隠しているわけでも何でもないのであります。今お尋ねのことはわれわれは早くきめたい思うのでありますが、向うの方もなかなか通信をどうするかといつたような面において打合せが多いのでありまして、たとえばおほりばたの司令部が市ケ谷に来る、その市ヶ谷へ移るということは、新聞あたりではすぐに移るという
○山下(知)政府委員 お答え申し上げます。今は資材の問題でございますが、前に通信上のことをお尋ねでございましたから、それに触れてお答え申し上げておきたいと思います。今のお話を伺つておりますと、何か向うの施設区域近辺に盛んに通信ルートを延ばしておる、私の聞き違いかもしれませんけれども、そういうような印象のお言葉があつたように思いますが、われわれの建設地に関する限りそういう問題は特別何も起つておりません
○政府委員(山下知二郎君) 具体的に申上げますれば、国警及び地響、消防は五十二通話徴収する、その他のもののうちに附加えて申上げますれば、新聞、放送関係は六十通話を徴収する、他のもの、一般官庁及び一般会社、銀行あたりのものすべて二百通話を徴収する、警察予備隊も同じく二百通話を徴収するということに相成るわけであります。
○政府委員(山下知二郎君) より以上の收入を挙げるという手段ではございません。現在も二百通話の分を徴収いたしておるのであります。現在と将来とを駐留軍に対しては変えないという考えでございます。
○政府委員(山下知二郎君) 在来警察事務並びに国有鉄道という表現で以て特別なる低額なる専用料金を徴収いたしておりました。ところがこの警察事務という文字が甚だ漠としておりまして、はつきりした線が割出せない、従いまして警察予備隊というものが警察事務でありますのか、或いは又保安業務でありますのか、そういう点が今まではつきりしなかつたのであります。ところが行政協定に関連いたしまして岡崎、ラスク両者の間に交渉
○山下(知)政府委員 ただいま一例としておあげになりました依佐美のことに関しまして、一応の御説明を申し上げておきます。今御指摘のように依佐美では、強力なる長波の電波を発射される見込みでございます。しかしまだ影響がどの程度にあるか、はつきり資料が出ていないのであります。と申しますのは、あれは一応アンテナを全部上げて工事をいたしましたら、先日の強風でもつて一部の線が切れました。そのために仮復旧が今行われております
○山下(知)政府委員 ただいま何か通信関係のことでも隠されているというようなお言葉がございましたが、私ども何もその点に隠れたものはないと信じております。その具体的の進行度につきましては、ただいま御指摘の予備作業班では、施設区域の決定が行われたように聞いておりますが、予備作業班の下部機関といたしまして、分科委員会ができております。その分科委員会の中に電気通信に関する委員会が設けられておりますが、その委員会
○山下(知)政府委員 お答えいたします。スキヤツプイン一二九九号によりますものは、あくまでもサービスの提供でございます。もちろんこのスキヤツプインは講和條約発効と同時に消滅するものでございます。在来そのスキヤツプインに基きまして提供いたしておりましたサービスというものが、そのまま提供できますか、あるいはそのうちからサービスの範囲を狭めなければならぬ、向うにやめてもらわなければならぬというようなものも
○政府委員(山下知二郎君) 一言附加えさして頂きます。先ほど申上げましたように、我々のほうにも向うと一緒にいろいろな機関を作りまして議をいたしているのでございますが、電気通信それ自身に関しましては、施設及び区域の決定は我々のほうに意見を求められるはずでございますけれども、我々の意見の埒外といたしまして、予備作業班のほうで一応の決定を見つつあるわけでございます。その他の件に関しましては、一切を我々のほうの
○政府委員(山下知二郎君) 今回提出いたしました法律案の逐條の説明を申上げます前に一般的といたしまして、駐留軍の使用いたします施設及び区域内におきましては、電信法を適用されるものと、かように解釈いたしております。即ち駐留軍が施設区域内におきまして当省の航空電気通信形体を利用いたします場合は、当然電信法に基きましたサービスとして利用してもらう、又施設区域内で駐留軍がその専用のために施設するものも電信法第二條
○政府委員(山下知二郎君) 経過の説明をしろというお言葉でざごいますから大要経過を申上げます。行政協定が締結されまして、これは各般の事業に関連いたしますので、外務当局でも電気通信に関しましては電気通信小委員会というものを作られたのでございます。で、その小委員会も又電気通信そのもの、或いは電波そのもの、又は航空、海上気象通信といつたような関連性はありまして、小委員会で一括して議題にするのには少し問題が
○山下(知)政府委員 御説の通りに提案しておりまする法律の主たる目的は第七條でございます。私どもは第六條は航空関係と解釈いたしまして、航空関係の中にあります通信関係の分だけはこれにはまるだろうと解釈しております。その他におきまして、第三條に施設及び区域内において、権利、権力、権能という文字が使われておりますが、これが電信法とどの範囲において関連するかということが、私どもの今の研究の主点になつておるのでございます
○山下(知)政府委員 前会駐留軍の使用いたします施設及び区域内における電信法の適用の点につきまして御質問がございましたが、これに対しまする私の答弁をはつきりさせておきたいと思います。当省といたしましては、施設及び区域内に対しましても、電信法の適用はされるものと解しております。すなわち駐留軍が施設及び区域内におきまして、当省の公衆通信系を利用いたします場合には、当然電信職によつてサービスを提供するものでございます
○山下(知)政府委員 行政協定によりますと、施設区域内におきますところの施設の設定、運営、防衛、管理に対しては権利、権力、権能を持つというふうに明記されておるのであります。従いまして軍専用のものといたしまして施設しなければならないというような場合におきましては、その区域内ならば施設することができると考えておりますが、大体において軍専用と申しましても、これが電気通信に関する限り、電通省がめんどうを見てやらないとできない
○山下(知)政府委員 ただいま適用の範囲は、電信法第二条の事業としてはこれを認める、しかしそれに対する必要な規定ははつきりさせなければならない、その規定は今後行政協定の内容によりまして考慮しなければならぬと考えております。停止権のことは、これはきわめて不法なことがありますれば別でありますが、米軍の方といたしましては、そういう迷惑をかけるようなことは絶対にないということを言明いたしておりますので、現段階
○山下(知)政府委員 ただいまの点は遺憾ながらあなたがお間違いでございまして、この長波施設は電通省は、国際電気通信の移管をしますときに、必要がないというので移管を受けていないのであります。従いましてこれは一民間会社の所有物でございます。それから電通省が自分で金を出してこの改修工事をいたしておるのじやございませんで、すべてドル契約によりまして、全部向うの金をもらつて改修することを引受けたわけであります
○山下(知)政府委員 ただいまの依佐美の件でございますが、依佐美の御指摘の長波の送信施設は、電通省のものではないのでございます。民間会社のものなのでございます。これを軍の方で調達命令で借りられて、その改修を電通省に依頼されまして、電通省が改修だけは今やりつつあるところであります。それからそれができ上りまして、長波の波長を出しましたときに、どういう影響があるか、これにつきましては私どもが非常に深甚な関心
○山下(知)政府委員 調査したかというお尋ねでございますが、その点は目下考慮中でございますから、われわれの方では何らまだ手をつけておりません。わかりません。
○山下(知)政府委員 安全保障の行政協定によつて、電通事業についても何らかのとりきめができるものと予想しておりますが、現在ではまだその運びに至つておりません。従つて財産の帰属がいかようになるかということは、私ども大体そういう線で、われわれの帰属になるものと予想しておりますけれども、軍の特別命令によつて、軍の所有として建設を命ぜられたものもございますので、その処理がいかように相なりますかは、協定によつてはつきりすることだと
○山下(知)政府委員 この報告では、仲間の者で、つまり部内の者でというのでありますが、もしこれが外部の電話のブローカーなんかでありましたならば、それはもうなおさらのことでございます。私ども電話のブローカーというような人の仕事の批判は、遠慮いたしたいのでございますけれども、そういう人の介在ということは嚴に戒めておるのであります。
○山下(知)政府委員 当時もそうでございますが、現在でもこの電話架設につきましては、各現場の者に厳重な注意をし、またしよつちゆう警告を発しておるのであります。金を出せば電話はつくといつたような世間の不用意な声というものが、われわれの信用を非常に傷つけている面が多いのであります。これに私ども関係者は非常に心いたしまして、あらゆる面から、私どもが現場に行きましたときにはもちろんのこと、また本省で会議をやりましたときでも
○山下(知)政府委員 ただいま申し上げました三十数万の顕在需要の中には、共同加入は入つておりません。共同加入を奨励してはという御指摘ですが、これは私ども極力やつております。単独ではかからないが、むしろ共同ならばこれはつくかもしれません。だからお客さんの方で近所に共同してやろうという方があるならば、それをどうかひとつ勧誘してくださいということをお願いいたしております。それから他人の話の傍受を押える方法
○山下(知)政府委員 電話の申込みの状態を私どもはかように見ております。実際電話を窓口または現在は電話でお申込みを受付けておりますが、そういうものはみな窓口で集めております。その需要数と、そういうことを何もなさらないで、とにかく電話が引ければ欲しいなというような需要——それを潜在需要と申しますが、そういうものがどのくらいあるだろうか。実は昨年の上半期の時分には、窓口にお申込みを受けましたものは約五十万
○山下(知)政府委員 電話の復旧状況につきましては私ども日夜努力をいたしておりますけれども、まだ一般のお客様にお満足を与えるまでに至つていないことははなはだ遺憾に存じます。しかしこれは電話の使用度数が相当ふえて来ておることもいなめない現象でございます。たとえて申し上げますと、日本橋とか茅場町という繁華なところは、一日使われる電話の平均度数は大体十六回でございます。日本全国でこれをならしますと、一日八回
○政府委員(山下知二郎君) 先ほど施設局長が申しましたように、私どものほうでは全国に散在いたしております請負業者に対して内容を調査しております。例えば経験はどのくらいあるか、資本金はどんなふうであるか、信用はどんなふうであるか。最も私どもの関心を持ち又重要なことは電気通信の仕事と申しますのは、これは外部的の工事は比較的そうでもありませんが、内部的の工事につきましては非常に技術的に繊細の知識が要るものでございます
○政府委員(山下知二郎君) 我々のほうでは事業を見ますのに、経理の面から見ます監査と、それから全体的に見ます監査と、殊に監察は防犯を見るようにいたしたいと思います。その監察と両面から全部の事業を見ているわけであります。そのうちの監査の点は只今経理局長から申上げました。監察の面は先ほど次官が申しましたようにこの事件に鑑みましてこのたび強化いたしました。そして本省にも監察課、それから地方の通信局に監察部
○政府委員(山下知二郎君) お答えいたします。御指摘のございました電気通信省の最近におきまする新聞紙上に現われました汚職事件につきまして申上げます。 甚だ遺憾なことでございます。私ども従業員日夜真摯業務に携つておりますにかかわりませず、一部同僚の中に紙上に現われたごとき事柄を惹起しましたことは、国会を通じまして国民全般に深くお詫び申上げるものでございます。 事件の内容について申上げます。先ず電気通信研究所
○山下(知)政府委員 お尋ねの仙仁、吉村、それは問題になつております三工事に関係があります。また吉村氏の分は、さように考えておりますが、それより以上、どういうふうに発展いたしておりますか、収賄というようなことにも聞いておりますがへその内容ははつきりわかりません。それから吉田前局長の分は、電気通信研究所に関係があるのでございます。佐成氏は三工事に関係のあるものでございます。
○山下(知)政府委員 違うという考えを持つてよろしいかというお尋ねには、ちよつとお答えいたしかねます。私ども原因が何であるかわかりません。その点御了承願いたい。
○山下(知)政府委員 ただいまお尋ねの森技官の自殺の件につきましては、その当時私の方でもいろいろ調べましたが、遺書もございませんし、何に関係しておつたか、現在のところわかつておりません。
○山下(知)政府委員 ただいま御指摘の切投げの点でございます。切投げという言葉を使つて、過去には実際にそういうことが行われておりました。切投げというのは、直轄工事でいたします仕事について、特殊の技術を要する人夫を雇う上において、なかなかむずかしい点がある。また工期を急ぐというような面で、最初自分のところで直轄工事でやるものを、一部をお前の方でやつてくれといつてやらして、その仕事を手取り早くきれいに仕上
○説明員(山下知二郎君) 工作工場が只今御指摘のように非常に重要性がある、殊に民間工場では引受けないような非常にむずかしいものも工作工場でやつておる、確かにその通りでございまして、私ども工作工場を持つておることを事業の強味と考えておるのでありますが、この運営の点におきましては、勿論先ほど申上げましたように現在の段階ではいろいろな制約を受けます。将来におきましては相当にこれは改善しなければならんということも
○説明員(山下知二郎君) 中間要員その他経営の面におきまして、民間企業と官庁運営という相違点を御指摘でございましたが、これは私御指摘を否まないものでございます。その通りで肯定せざるを得ないのでございますが、これは純民営的にやることができましたならば、まだまだ相当に改善の余地はあるかとも思うのでございます。なにせ現段階におきまして官庁機構の一面、且つ又こういつた修理工場……主とした修理工場は、民間企業
○説明員(山下知二郎君) 只今お尋ねの工作工場の件でございますが、御承知のごとく、只今電話のかからない一つの原因といたしましては、電話機の故障が相当ある、これを直すことによりまして相当程度の故障は消滅するという見通しは御同様でございます。従いまして現在全国に十五の工作工場を運営いたしておりますが、その工作工場では主といたしまして電話機の故障の修理に当らしております。大体只今お示しの数字に近いような数字
○山下説明員 丸ノ内電気通信管理所というのは、御承知のように非常に大きな管理所でございますし、かつ軍の方の仕事も相当持つておつて、非常に機動的に動かなければならぬというようなために、ある程度の金の操作ということができたかと考えらるるのでございます。こういう点につきまして、徹底的に調べておるわけでございますから、ほかに同じような事件があるというような予想は持つてもおりませんし、またこういうことに関連した
○山下説明員 ただいま申し上げましたように、銀行が支拂い保証の立場に立つておりますから、これが民事訴訟の係争点に大きくなつております。しかし銀行が支拂おうと、あるいは手形振出人がそれを支拂おうと、またはそういうことの支拂いができないために、これが回收不能となりました場合にも、本人に向いましては、あくまで電通省は弁償を求める考えでおります。
○山下説明員 お尋ねの丸ノ内電気通信管理所不正事件について、私から御報告を申し上げます。遺憾ながらこれは新聞に掲載されたような事実があつたわけでございますが、七月十九日にこの事件を東京地方検察庁に告発いたしております。その結果同三十日に本人は逮捕になつております。それが漏れまして八月の六日でございますか、新聞に掲載されたような次第であります。本件は三月五日に一千万円の金を浮貸ししておるようなわけであります
○山下(知)政府委員 大垣電話局の新築につきましては、機械室の新築を二十五年度の上半期において計画いたしまして、目下工事中でございます。 なお、自動改式につきましては、全国的に見ますと、すでに局舎新築を終つても予算その他の関係で着工できない局が相当ありますので、二十六年度実施は現在のところ困難でございますが、極力実現に努力いたします。 —————————————
○山下(知)政府委員 八幡野局は現在特殊百回線単式交換機一台設備されておりまして、加入者は三十三名となるております。しかしまだ相当増設の余地はございますが、加入電話の増設は、既説線路の分岐点から五百メートル以内を基準としておりますので、それ以上の距離にある加入希望者または既設線路が行き詰まつている地域の加入希望者に対しましては、さしむき御要望に沿いかねます。しかしただいま御指摘のような御不便な方々に
○山下(知)政府委員 戸田局は現在特殊百回線単式交換機一台設備されておりまして、加入者五十九名となつておりますから、まだ増設の余地はありますが、加入電話の増設は既設線路の分岐点から五百メートル以内を基準としておりますので、それ以上の距離にありまする加入希望者または既設線路が行き詰まつている地域の加入希望者に対しては、さしむき御要望に沿いかねます。しかしそのような状況にある希望者に対しては、現在考究中
○政府委員(山下知二郎君) 只今の御質問に、附加えまして一言御参考までに申上げます。一般の專用は一日二百通話、三百六十日分の料金を佛つておるわけでございます。この只今提案しております分は、その大体四分の一のものでございます。一日五十三通話の計算のものに相成るわけであります。長期の專用の場合でございます。
○政府委員(山下知二郎君) 現在の状態から申しますれば、先ほどから御説明申上げましたように大体とんとんでございます。併し将来非常に物価の値上りがある、或いは又賃金のべースが変るとかいうことに相成りますれば、それだけの分は四千円でも背負い込みになるわけでございます。
○政府委員(山下知二郎君) 現在千五百円のものが、実は只今御説明申上げましたように実費平均四千円、千五百円で現在行なつておるわけなんでありますが、改正しました結果は、今のその線におきます赤字というものが消えるわけであります。総額にいたしまして四億七千五百万円ばかりのものを見込んでおります。
○政府委員(山下知二郎君) 只今の御指摘の点は、目下十分に研究中でございますが、予算上には、現在提出いたしておりまする予算にはまだ載つておりません。併しこれは電気通信営業法というものを近く御審議願うように取運んでおります、その線の上に必ず出て来る問題でございますから、それを実施しますときには、それだけの支拂というものは必ずやる考えで、実施の面でこれを考える方針でおります。
○政府委員(山下知二郎君) 只今のような要望は大袈裟に言えば殆んど全国的でありまして、もうどこも都会という都会、或いは町あたりでもこういう要望に相成つております。それは皆我我のほうの施設の現状、この施設がまだ十分に働き得るかどうかということを見極めて、それからその都会の発展性というものを兼ね合せて考えるわけでございます。只今手許に持つております資料から見ますと、二十六年度の計画はまだ遺憾ながら載つかつておりません
○政府委員(山下知二郎君) お答えいたします。只今御指摘のございました札幌電話局の問題でございますが、るる御注意頂きましたように、私ども現在の札幌の電話の状態は決してよくないということは認識しております。その事情をかいつまんで申上げますと、現在札幌の加入数は約七千五百、これは前はみな手動式だつたのでございますが、昨年の八月にその約半分の三千五百ばかりを自動式にいたしまして、残り四千というものはこれはまあ
○山下政府委員 ただいまそういう人に働いてもらつている賃金のために、在来の交換従業員の給與が脅かされる、それに引きずられて安くなるということは、絶対にあり得ないと思います。また今も申し上げましたように、あるいは家庭を持つている方とか、あるいはサイド・ビジネスにやられる方でありますから、そういう方々に対するところの臨時の賃金というものは、これはある程度安いのはやむを得ないと思います。
○山下政府委員 交換手を定数的に任につかせますことは、一番望ましいのでございますけれども、いろいろ配員の都合や予算の都合上それができない場合に、前に経験があります者で退職している者、あるいは家庭を持つている人、あるいは多少手のあいている人、そういう人を煩わしまして、臨時に非常に忙しいところだけをお手伝を願つているのであります。これはほんとうの恒久的の制度ではございませんで、われわれの事業が一般に合理化
○山下政府委員 ただいまの御指摘の農村における共同加入電話の件は、近く御審議願おうと思つております電気通信営業法の中にはつきりうたい込みまして、できるだけ全国的にこれを実施したいと考えております。