○参考人(尾本信平君) 私も六十日の備蓄、先ほども非常にみみっちい案ということを申しましたけれども、これは実は通産省の提案でございまして、私もそれを聞いたときに本当に六十日でいいんですかなというふうな感じを、おっしゃるように私自身も経団連として思ったわけです。しかし、とにかくこれでもなかなか国会その他が通らないだろうといったようなことで、まず六十日を通そうということで資源エネルギー庁と一緒になって通
尾本信平
○参考人(尾本信平君) 七品目になったということにつきましては、私どもは必ずしもそれでよろしいというふうに考えておるわけではございません。したがいまして、通産省の原案どおり十一品副全部をすべきであるというふうに現在でも思っております。と同時に、さらに今後科学あるいは産業がどんどん変わっていきますから、そういたしますと、レアメタルなんというものは恐らく日進月歩で違ってくるんではないかというふうに思います
尾本信平
○参考人(尾本信平君) 尾本でございます。
長らく三井金属鉱業という鉱山会社におりまして、きょう申し上げたいのは、地下資源、特に非鉄金属類、ノンフェラスメタル、レアメタルを含めまして備蓄についてのお話を申し上げたいと思うのであります。
実は昨年の秋、私、目の手術をいたしまして、まだ十分視力が回復いたしておりませんので、資料を見ながらお話し申し上げるということができませんので御辞退申し上げるべきだったかと
尾本信平
○尾本参考人 尾本でございます。
ただいま協会長から総括的な説明を申し上げました。私は、それに基づきまして若干資料的なこと、データ的なことを御参考に申し上げたいと思います。
「陳述要旨」と書いたもの、これは文章になっておりませんけれども、これをごらん願いながらお聞き取りいただきたいと思います。
まず第一に、「国内資源の重要性」というヘディングをつけておきました。一体日本の国内鉱山資源は貧弱なのかどうかを
尾本信平
○尾本参考人 ただいまの御質問でございますが、三井あるいは三菱は輸入鉱の割合が多いから、いわゆる徳永構想に反対しておるというお話でございましたが、私どもはまだ反対をしたことはございません。ただ、実際問題として、支持価格というようなことが上手に行なわれるだろうかという点を、いろいろ今研究しておる段階でございます。たとえば、自由化した場合にだれでも銅を輸入することができる。そういたしますと、たくさん輸入
尾本信平
○尾本参考人 ただいまの御質問は、日本の全国の資源がどの程度あるかという御質問のように思われるのであります。また新しい方法による探鉱が行なわれたかどうか、こういう御質問だと思うのですが、私もその方面の専門ではございませんので的確なお答えはできないと存ずるのでありますけれども、現在政府の鉱山局に、たしか毎年四月一日だったと思うのですが、JIS規格による埋蔵鉱量の報告を出しておると存じます。従いましてそこにある
尾本信平
○尾本参考人 私は三井金属鉱業の尾本でございます。
国内の鉱山の育成あるいはその維持発展をはかる、こういう問題につきましては、先ほど樋口専務理事並びに同和鉱業の松沢さんからるる説明がございました。これについては私ども全く同感でございます。私の会社におきましても神岡鉱山といういわば世界的な規模の山も経営をいたしております。しかしながらここに問題になりますのは、日本の非鉄金属の需要が年々と大きく増大をしてくるということであります
尾本信平