2004-04-14 第159回国会 衆議院 法務委員会 第14号
○尾崎参考人 アンバランスであるということは、まさに御指摘のとおりかと思います。 そしてまた、裁判官にそのようなものが課せられていないということは、国民がやはり基本的には裁判官を信頼しているというところにあるんじゃないかと思います。 私どもは、やはり裁判員も基本的に信頼して制度設計すべきじゃないか、そういう意味で、罰則を科するという方向じゃなくて罰則を科さないという方向でバランスをとるべきじゃないかというふうに
○尾崎参考人 アンバランスであるということは、まさに御指摘のとおりかと思います。 そしてまた、裁判官にそのようなものが課せられていないということは、国民がやはり基本的には裁判官を信頼しているというところにあるんじゃないかと思います。 私どもは、やはり裁判員も基本的に信頼して制度設計すべきじゃないか、そういう意味で、罰則を科するという方向じゃなくて罰則を科さないという方向でバランスをとるべきじゃないかというふうに
○尾崎参考人 さすが、経験に基づいて、大変私、ほとんど同意できるような御質問をいただきまして、ありがとうございます。 当然、この裁判員制度というのは、国民の常識を反映させていく、やはりあらゆる人たちができるだけ参加できるような方法にならなきゃいけないんじゃないかというふうに思っております。立法のスタート時でございますので、それなりの立法当局者の苦労もあるのかと思いますが、やはり今委員のおっしゃられたような
○尾崎参考人 尾崎です。このような機会を与えていただきまして、ありがとうございます。意見を申し上げたいと思います。 戦前の陪審制度が停止して以来六十年ぶりに、戦後初めて、無作為に選ばれた国民が直接司法に参加する裁判員制度の導入が現実のものとなろうとしております。裁判員制度は、申すまでもなく、国民の司法参加と、司法参加の結果、刑事裁判が大きく変わるという二つの点で画期的な意味を有するものでございます
○参考人(尾崎純理君) 御承知のとおり、弁護士というのは非常に非組織的な人間でございまして、私も二弁の会長をやっておりますが、二弁の会員は私のことを余り尊敬していない、これは私の人格的に至らぬところもあるのかと思いますが、そういう点で、教授会に各実務家、弁護士の方で実務家教員になるということで、ある程度、自分の仕事を辞めて大学に行った場合は、その個人がやはりその個人の考えに基づいて教授会に参加して大学
○参考人(尾崎純理君) まず最初に、第二東京弁護士会は、大宮法科大学院、大宮ロースクールに対して教育面での協力をするということになっています。 先ほど宮澤参考人がおっしゃいましたけれども、宮澤参考人が大宮の副学長ということですので、大宮に関する答弁は多少は宮澤参考人に譲りたいと思いますが、二弁としては教員の確保というものに最大限力を尽くしておりますし、大宮のロースクールに関する教材、教育内容については
○参考人(尾崎純理君) 御紹介いただきました日本弁護士連合会副会長の尾崎純理でございます。 本日は、このような機会をお与えいただきましてありがとうございます。 多少の自己紹介をさせていただきたいと思います。私は、一九四七年生まれ、団塊の世代に属します。受験信仰の中に育ち、全共闘世代でもありましたので大学にまともに通わない、一発試験の恩恵を受けて弁護士となり、三十年を過ごしてまいりました。プロセス