2009-02-20 第171回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
○小里分科員 今後の実施状況、取り組み状況をよく検証しながら、しっかりと生産拡大に向けまして実効の上がるものとなりますように、柔軟な対応を重ねてお願いをしたいと思います。 さて、飼料用米の新たな制度では、支援対象の農地として、調整水田あるいは新たな減反割り当て分というようなことが基本になっております。そういった中で、既転作分の水田をどのようにとらえていくか、地域からも大きな要望として寄せられているわけであります
○小里分科員 今後の実施状況、取り組み状況をよく検証しながら、しっかりと生産拡大に向けまして実効の上がるものとなりますように、柔軟な対応を重ねてお願いをしたいと思います。 さて、飼料用米の新たな制度では、支援対象の農地として、調整水田あるいは新たな減反割り当て分というようなことが基本になっております。そういった中で、既転作分の水田をどのようにとらえていくか、地域からも大きな要望として寄せられているわけであります
○小里分科員 まだまだ緒についたばかりでありまして、まだ全く足りないというのは現実でありますから、ぜひともそこをしっかりとお願いをしたいと思います。 新たな飼料用米の制度におきましては、補てん対策として、実の部分に五万五千円、あるいは、耕畜連携で稲わらの利用にも取り組む農家にはさらに一万三千円を上乗せするという措置が組まれているわけであります。これで十分やっていけるという声があります。その一方で、
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 いよいよ飼料用米の制度が本格化をするわけであります。これを軌道に乗せていきますと、日本の水田がよみがえる、稲作がよみがえる、そして畜産農家の経営の安定にも資する話でありまして、大きな期待が寄せられているわけであります。 そこできょうは、日ごろ地域を歩く中で、生産者の皆さんが飼料用米の生産についていろいろと
○小里委員 おっしゃったように、意欲ある生産者が安定した経営を継続していく、そのための現場に合った運用、制度になりますように、ぜひお願いをしたいと思います。 続きまして、飼料用米についてお伺いをしたいと思います。 いよいよ飼料用米の生産拡大のための事業が来年度から本格化されます。これが軌道に乗っていきますと、今まで生かし切れていなかった農地が生きてまいります。日本の稲作がよみがえり、生産調整の円滑化
○小里委員 ありがとうございました。ぜひそれぞれ前向きにお願いをしたいと思います。 続きまして、でん粉原材料用カンショの経営所得安定対策についてお伺いします。 この制度に関連して、でん粉原材料用カンショというものは、この生産の地域の経済社会における重要性にかんがみまして、品質のよいものの安定生産を図る見地から、品目別の経営安定対策として講じられてきたわけであります。 経営所得安定対策は、本則に
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして本当にありがとうございます。 きょうは、平素地域を回っておりまして要望の多い項目、あるいは不安に思っておられる向きが多い、そんな項目について特に質問をさせていただきたいと思います。 まず、農地、水、環境保全向上対策であります。 この制度は、地域総参加での共同活動を支援して集落機能を向上させていこう、復活させていこう、そんなねらいにおきまして
○小里委員 関連してさらにお伺いいたします。 輸入米が基準値オーバーと判明した場合、返品する、廃棄処分とする、工業用に回す、いずれかになるということであります。今回は、工業用に回されて、それが横流しをされたわけであります。 過去どんな対応をとってきたのか、お伺いをいたします。
○小里委員 いわゆるカドミウム米というものがありますが、カドミウム米は着色をして工業用に回しております。あるいは、他用途米は粉砕をして米粉に回している。今回の事故米も、本来粉砕されて工業用に回るべきものであったろうと思います、一応の前提としては。ところが、丸粒のまま、着色もしないまま流通をいたしました。九十六回とも言われる粉砕の確認を主眼とする検査をしながら、これを見逃してしまったわけであります。その
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。よろしくお願い申し上げます。 さて、今回の事件は、流通先はもとより、食の安全を願う消費者、そしてまた日々安心、安全な食料の生産に励む生産者の方々にとりましても極めて大きなショックでありました。まずは、不正利用した業者の余りにも低い安全意識と無責任さに大きな憤りを禁じ得ない。同時にまた、関係省庁の責任が大きく問われるところであります。 今回不正利用された
○小里委員 世界各国が規制をかけております。例外的に規制をしなかった国におきましては、安全性あるいは利便性において多くの弊害が顕著になっているところでございます。そのような中で日本が外資規制なり大口規制なり規制をかけない合理性というものを私は今に至るまで見出し得ないのであります。 一般的に、外資は利益優先に走る傾向があります。また、他国への思い入れは薄いものがあると認識をいたします。その結果、利便性
○小里委員 ありがとうございました。 本邦航空事業の健全なる発展を図り、空の運航における安全性と利便性を確保していく、これが、観光やビジネスの振興はもとより、国家の危機管理と安全保障にも直結をし得る極めて大事な要素であると認識をしております。それゆえに空港は極めて公共性の高いインフラであると考えられまして、特に冬柴プランの中核となる羽田、成田両空港の重要性にかんがみるときに、少なくとも、これら基幹的空港
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会を賜りまして、本当にありがとうございます。 早速ですが、申し上げるまでもなく、航空市場におけるグローバル化は加速度的に進展をしております。今まさに航空再編の時代を迎えていると言われるゆえんであります。なかんずくアジアにおきましては、中国を初め新興国の経済発展や国際観光交流の増大等によりまして、今後飛躍的な航空需要の増加が見込
○小里委員 ありがとうございました。 集落営農あるいは品目横断につきましても、その手続書類は半分とか三分の一になったわけでありまして、かなり簡素化はしておる。その要件につきましても弾力化を図りまして、希望すれば、意欲を持って取り組めばだれでも参加できる、そんな制度に改善をされつつあるということは御存じであろうと思います。 小規模農家も高齢農家もみんなで手をとり合って担い手になるのが集落営農であります
○小里委員 民主党は、一兆円の所得補償で食料自給率五〇%を目指すとされております。 ちなみに、自給率五〇%と仮定した場合の麦、米、大豆の生産量を前提として、まず、民主党の公約にありますように生産費まで米を所得補償する。そしてこれに見合うだけの補てんと転作加算を麦、大豆に行う。そのように仮定をいたしますと、米、麦、大豆だけで約一兆五千億円かかるという計算になります。ほかの品目もあります。 また、これも
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 参議院審議そして当委員会における審議を通しまして、民主党提出の戸別所得補償法案につきましての多くの矛盾点、問題点が明らかになってまいりました。 まず第一に、対象農産物の範囲、生産調整の仕組み、支援単価や加算の仕組みなどを具体的には何も詰めていない、したがって、法案の体をなしていないということであります
○小里委員 ありがとうございました。 そのような、御紹介をいただきましたような地域におきまして、歴史的建造物を保存し、それに象徴される地域の歴史や伝統文化を生かした個性豊かなまちづくりを促進する、そして地域の歴史的風致を後世にしっかりと継承していくことが望まれるところであります。 例えば、重要伝統的建造物群保存地区を中心にして、本法案に基づいて具体的にどのような措置を講じることができるか。国土交通省
○小里委員 ありがとうございました。 今本当に御丁重に、我がふるさとの特に出水の武家屋敷を念頭に置いた御紹介をいただいたところであります。そのように、我が鹿児島県には、歴史的な価値の高い、国民共有の文化的資産としての建造物が残されている、そういった市町村が多く見受けられるわけであります。 本法案におきましては、重点区域の中核として、重要文化財建造物あるいは重要伝統的建造物群保存地区が挙げられております
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 さて、我が国では、城郭や武家屋敷、町家、神社仏閣などの歴史的建造物をよすがとしながら人々の生活が営まれ、その歴史の流れの中で、城下町、門前町、宿場町といった地域固有の市街地が形成をされてきております。このような地域の歴史を伝えるまちづくりは、そこに暮らす人々の誇りやアイデンティティーにつながるものであると
○小里委員 きょうは、一通り、なるべく論点を整理したいと思っております。なるべく質問の趣旨に沿って、簡潔にお願いしたいと思います。 先ほどおっしゃいました五千億円、これはOECDの試算でございます。それと関税額、内外価格差ですね、これを合計した五兆二千億円、これを耕地面積一ヘクタール、一町歩当たりに直しますと、百四十三万円。ちなみに、米国は六・四万円、豪州は〇・四万円、そういう数字を御紹介しておきたいと
○小里委員 ありがとうございました。 この後、政府に対する質問は用意しておりません。よろしかったら御退席いただいて結構です。 それでは、民主党に対してお願いしたいと思います。 民主党は、政策ビラ等におきまして、現行制度における農家への直接払い額が中山間地域直払い額の二百二十一億円しかないということで批判をしておられます。いかにも政府・自民党の施策が薄いかのような印象を与えているわけであります。
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 民主党の戸別所得補償制度の提示によりまして、改めて、日本の農業、農村の進むべき方向性を考える、そして議論をする、その機会をいただきましたことは、大変有意義であると思っております。 きょうは、参議院での審議を踏まえながら、まず一通りそれぞれの論点を整理して、今後のまた具体的議論
○小里委員 ありがとうございました。 続きまして、道路関係でございます。 申し上げるまでもなく、道路の整備は地方にとりまして観光の振興や地域の産業を振興する上で欠かせぬものでありまして、地域発展のいわばかぎを握っているのが道路である、そのように認識をしております。また、国土交通省が行いましたアンケート調査におきましては、地方で重点的に取り組むべき課題として、生活幹線道路の整備が最も望まれているところでございます
○小里委員 ありがとうございました。 制度改正自体は正しかったわけでございます。ただ、当初の目的と違った影響、結果が出ているとすれば、これは改善を図っていかないといけないわけでございまして、私どももその立法に携わった責任がある立場として、今後とも行政としっかり連携をして、フォローしてまいりたい、そのように思います。 続きまして、橋梁関係の崩落事故についてお伺いをしたいと思います。 本年八月、米国
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 本日は、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。よろしくお願い申し上げます。 早速ですが、この六月、建築確認検査の厳格化を柱とする改正建築基準法が施行をされましたが、この影響を受けて、設計や建築確認手続が大きく遅延をする事態となっております。このため、住宅着工が大幅に減少し、マンションへの予定された入居日に完成
○小里委員 ありがとうございました。 これから、緊急対策、応急対策、復旧対策そして復興対策へと、着実にその歩を進めていかなければなりません。 まず、震災によって家を失い、行く当てのない人たちの居住先を確保することは、生活再建支援の第一歩であり、応急仮設住宅の建設が急がれます。被災地の住民の皆様に再建への希望を持って取り組んでいただくためにも、被災者生活再建支援法の適用や激甚災害の指定を急がなくてはなりません
○小里委員 ありがとうございます。 現在、被災地では二千六百人余りが避難しておられると認識をいたします。避難所対策は人々の生活にかかわる問題であり、緊急応急対策の最優先事項であります。極めて不安かつ不便な状態にある避難者の皆様に、可能な限りの支援を図っていかなければなりません。 まず、食料、毛布、衣料品等の生活必需品の確保、物資輸送ルート、保管場所、仕分け人員の調達など、供給体制の整備は万全でありましょうか
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 今般発生をしました能登半島沖地震、地域にとりまして戦後未曾有の地震災害となったところであります。 まず、亡くなられた方の御冥福を祈り、そして、多くの被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 政府におかれましては、地震発生三分後には官邸対策室を設置されるなど、迅速な対応を実施されつつあると認識をいたしますが、現時点
○小里分科員 札幌から鹿児島まで一本の背骨を通す、骨格を国土に形成するという大きな目標で進められてきた整備新幹線であります。ぜひ、旺盛な意欲で、見直しも含めて今後取り組んでいただきたいと期待を申し上げたいと存じます。 次に、治水対策についてお伺いをいたします。 昨今の記録的な降雨量と豪雨災害の増大傾向を見るときに、日本列島全体として、いつでもどこでも大きな災害に襲われる、そんな危険性が高いと痛感
○小里分科員 ありがとうございました。 ぜひ、今後とも、それぞれの路線につきまして、よろしくお願いをしたいと存じます。 整備新幹線の歴史を振り返りますと、その節目節目におきまして、懸命の努力で新たな財源を確保しては見直しを行う、そして、新規の整備を進めてきたと認識をしております。平成二年の政府・与党申し合わせによる特定財源しかり、平成八年の国と地方の二対一の新たなスキームの構築しかり、あるいは、
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは質問の機会をいただきましてありがとうございます。 まず、整備新幹線についてお伺いをいたします。 昭和三十九年に東海道新幹線が開通をし、その九年後の昭和四十八年にいわゆる整備五線の整備計画が決定をされました。以来、財政悪化や国鉄民営化などを背景としながら、あらぬ誤解を受け、またいわれなき批判を受けながら、着工しかけては凍結を繰り返すなど、
○小里委員 要諦であると思いますので、それぞれよろしくお願いしたいと思います。 時間の関係で、二問続けることをお許しいただきたいと存じます。 まず、輸出促進に向けてお伺いいたします。 松岡大臣は、攻めの農業の象徴として、農林水産物の輸出促進に大変力強く、かつ戦略的に取り組んでいただいているところでございます。経済成長とともに食生活の高度化が著しい中国やアジア各国を初め、世界の食料需要は拡大の一途
○小里委員 ありがとうございました。心から期待申し上げたいと思います。 関連して、EU諸国が農業復興に成功したのは、単収の増加と経営規模の拡大が進んだことによります。日本も、技術開発や機械化で単収はふえましたが、規模拡大は思うように進みませんでした。 原因の一つに、地価高騰と転用への期待があります。そこで、現行の農地制度は、農地を取得するための資格規制は厳格でありますが、一度資格を得てしまうと、
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。本日は、質問の機会をいただきまして本当にありがとうございます。 さて、現在、世界の栄養不足人口は八億五千万人、さらに、人口の増加と食生活の向上で、早晩、水と食料とエネルギーは国際的争奪戦の時代を迎えると言われます。ところが、日本の現在の食料自給率は先進国中最下位に近く、極めて脆弱な食料供給体制と言わざるを得ません。 先進各国が自給率を向上させる中で、
○小里委員 そのような認識を踏まえながら、関連してお伺いをいたします。 河川整備は、予算と時間とバランスとの闘いでございます。すなわち、限られた予算でいかに早期に上流、中流、下流のバランスある対応を図っていくか、そのために、今おっしゃいましたように、いかに効率的に投資を行っていくか、このことが問われます。 まず、徹底して防災を図るべき深刻度、危険性の高いものと、河川がはんらんしても被害を最小限度
○小里委員 ありがとうございました。心から期待を申し上げます。 水害に直面してわかることでありますが、抜本的治水対策が施されていた地域は今回も被害は軽微にとどまっております。一方で、危険箇所であることが認識をされながら、その対応が不十分であった地域が今回も大きな水害を生じております。すなわち、抜本的治水対策の有無が地域の明暗を分けたところであります。災害の原因となる危険箇所を解消することが治水対策
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。本日は質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 さて、災害対策について本日はお伺いしたいと存じます。 このたびの鹿児島県北部豪雨災害、川内川、米ノ津川、それぞれの流域を中心としまして、鹿児島県北部一帯として戦後最大級の水害となったところでございます。国土交通省を初め政府関係各部署におかれましては、発災当初から迅速
○小里委員 ありがとうございました。 今回の災害は、申し上げましたように、各地域におきまして戦後最大級の災害となりました。したがって膨大な被害が発生をいたしましたが、それぞれの自治体が財政窮乏の自治体ばかりであります。また、大きな被害を受けながら災害救助法や被災者生活再建支援法の適用対象にならないという地域もあります。まず、先ほどありましたように、早期に激甚災害の指定を行っていただきたい。そして、
○小里委員 ありがとうございました。 抜本的な改良を行っていきたいということでございました。それを前提にして、さらにお伺いをいたします。 平成九年の豪雨災害に起因をする湧水町栗野地区の浸水対策事業の成果がありまして、今回、この地域の被害は軽微にとどまっております。また、多くのダムや堤防が功を奏したとも言えるところでございます。一方で、湧水町吉松地区永山狭窄部の開削や大口市曽木の滝分水路の整備など
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。本日、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 まず、今回の豪雨災害におきまして亡くなられた皆様、そして多くの被災者の皆様に心から弔意とお見舞いを申し上げたいと存じます。また、連日真摯に対応をいただいております政府各部局に対し心から敬意を表し、感謝を申し上げたいと存じます。 さて、私は、災害発生当初より、まさに陸の孤島と化した被災地各地
○小里委員 目標の達成に向けて、制度の実効性が上がるようにしっかりと運用をお願いしたいと思います。 続きまして、ユニバーサルデザインの考え方についてお伺いをいたします。 高齢者や障害者などに配慮をしつつ、だれにとっても優しいデザイン、いわゆるユニバーサルデザインの考え方が普及をしております。例えば、昨日の視察でも拝見させていただきましたが、車いす用の広いトイレは、これは子供連れの御婦人あるいは大
○小里委員 ありがとうございました。 地域の実情に応じた対応を図るということでございました。地方の活力なくして国家の繁栄はないと申します。ぜひこういった地方部にも温かみのある運用を図っていただきたいと存じます。 続きまして、バリアフリー化に向けた現場のインセンティブをいかに確保するかが大事な課題であろうと思います。 例えば、違反に対する改善命令に従わない事業者などに対しての罰則、これは、今回新
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 いよいよ通常国会も最終局面を迎えました。この国会中、多くの困難な課題に対して、毎日真摯に対応いただきました国土交通省各部署の皆様に対して、まず深く敬意を表したいと存じます。また、常に前向きに心を込めた答弁をいただきました大臣に対して、心から感謝を申し上げたいと存じます。 それでは、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案
○小里委員 候補者情報が候補者名と届け出政党名のみというのは、いささか心もとない気がいたします。ただ、制度の草創期であります。しかも、制約の多い条件下であります。やむを得ないと思う次第でございますが、一方でインターネットの活用が言われております。現在は、公職選挙法上の文書図画に当たるということで、選挙期間中のホームページの更新ができないということでございますが、この機会にインターネットによる選挙活動
○小里委員 ありがとうございました。 選挙における公正で適切な判断に資する観点から、候補者の人格や識見、政策といった情報をいかに有権者に届けるか、大事な課題であると思います。在外選挙人にとりましては、日ごろから候補者に対してなじみがないケースがほとんどであります。顔すらわからないというケースがほとんどであろうと思います。制約の多い条件下において、政党情報、候補者情報というものをどのように周知していくのか
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願いします。 国民主権下における選挙権の行使は、国民固有の極めて大事な権利の一つでございます。先ほどから話にありましたように、約七十二万人とも言われる海外在住の有権者、その意思をしっかりと国政に反映させていく、その上で、このたびの法改正は評価をするところでございます。 一方で、在外であるがゆえに克服をするべき多くの課題があると思います
○小里委員 ありがとうございます。ありがたいんですが、多数の項目、質問を予定しております。なるべく要を得て簡潔にお願いしたいと思います。 続きまして、航空事業ですが、整備本部、運航、空港、客室本部、こういった航空にかかわる特有の責務を負ったセクションによって運営されております。これらのセクションの適切な連携のもとに航空機を安全かつ時間どおりに運航する、そのことが求められております。そのためには、セクション
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 参考人の皆様には、質問の機会を賜りまして、まことにありがとうございます。 日本の航空、極めて大事な任務を担っております。国内外の交流や観光の推進、あるいは企業活動や経済活動の経済社会の活性化におけるその任務は、はかり知れないものがあると思います。その航空の安心と航空事業の健全なる発展を願う、そのような観点から質問を行いたいと思います。失礼の段もあるかもしれませんが
○小里委員 ありがとうございました。 中心市街地は、申し上げるまでもなく、それぞれの地域の特有の歴史や伝統、文化をはぐくみ、各種の大事な機能を果たしてきた、町の活力の象徴ともいうべき存在であります。中心市街地のにぎやかさを取り戻す、そして地方都市の活性化を図ることは、喫緊の課題であります。そのために何が必要でありましょうか。そして、今回の見直しによってどのように中心市街地の活性化を図ろうと考えておられるか
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 先日、当委員会の視察に参加をさせていただきました。現地の状況は、はるかに想像を超えるものでありました。この十年間で、商店街の通行量は四分の一近くまで落ち込み、商店の数は三五%減、販売額に至っては半減という、まさに惨たんたる状況でありました。程度の差こそあれ、全国の商店街共通の状況であります。なぜこのような事態に陥ったのか
○小里分科員 ありがとうございました。 指定検査機関制度でありますが、平成十年の法改正におきまして、民間にできるものは民間にとの、官と民との役割分担の見直しによりまして、それまで行政が行っていた建築確認業務を民間機関が行えるようにしたものであります。いわば規制緩和による民間開放のはしりであると認識をしております。 これによりまして、より効率的な執行体制が創出をされまして、民間活力の導入で建築確認
○小里分科員 ありがとうございました。 今、罰則の強化について、検討中であるということでございました。今後、偽装の再発を防ぐ上で、大きな抑止力として期待をするところであります。 一方でまた、今回の問題の本質は、業者のモラルの問題であると認識をいたします。すなわち、建築士らが誇りを持って、社会に信頼される、いい仕事をしようという意識を涵養して、責任ある職務遂行に向けた環境を整備することが大事な課題
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 私は、耐震強度偽装事件について、特に再発防止策を中心にお伺いをしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今回の事件を契機として、はしなくも制度上の多くの問題が浮き彫りになっております。これらの問題にいかに対応して再発防止を図っていくか、そして、国民の皆様が安心をして住宅を取得し居住できるその環境をいかに確保していくか、これが今、私ども
○小里委員 ありがとうございました。 重ねてお尋ねをいたします。 特に、建築基準法において確かに罰則の改正はあったばかりでありますが、これは懲役刑の設定も視野に入れて、慎重に、かつ積極的に議論を進める必要があると思います。大臣の御見解をお伺いいたします。
○小里委員 ありがとうございました。ぜひよろしくお願い申し上げます。 構造計算書は、地震や台風などの外力に対して建築物が安全であることを示す大変重要な書類であります。構造計算書の作成に当たっては、まず最初に、地震の力や想定される風の力などを入力いたします。そして後半の方で、必要とされる、予定される、例えば柱の太さであるとかコンクリートの量であるとかを入力いたします。これで建物がもつかどうかを自動計算
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今般の構造計算書偽装問題、国民に対して大変大きなショックと不安を投げかけております。偽装物件は日を追うごとにふえ、現時点で国交省確認分で三十七件に達し、自治体の検査機関でも偽装を見逃していたケースが相次いでおります。事態はさらに拡大の様相を示しております。 きのうの参考人質疑におきましても、これはまさに驚きとため息
○小里委員 ありがとうございました。 新聞情報ではございますが、整備新幹線の延伸に伴いまして東京—大宮間の容量が逼迫することが予想されております。これにかわる代替ルートとして新宿—大宮間を整備すべきとの指摘があるわけでございますが、国土交通省の所見を伺いたいと思います。 また、あわせて、新幹線軌道と在来線軌道を相互に乗り入れできるフリーゲージトレーンでございますが、これは極めて利便性に富む、また
○小里委員 ありがとうございました。 次に、整備新幹線の建設促進についてお伺いをいたします。 昨年、九州新幹線の南半分が開業いたしました。乗客数は前年に比べて、すなわち在来線特急時に比べて約二・三倍、順調な滑り出しを見せております。また、五年後と予想される全線開業時におきましては、さらに大きな効果が見込まれることは申し上げるまでもありません。 新幹線ができますと、輸送の時間短縮、確実性、快適性
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、国土交通行政は、我が国全体のグランドデザインを描く国土計画から、社会資本整備や交通政策の推進による暮らしや社会活動の基盤づくり、さらには気象業務、海上の安全確保に至るまで、広範かつ国民生活に直結する極めて大事な役割を担っております。これに対応する衆議院国土交通委員会の委員に任命をされまして、そしてこのたび質問の