1990-06-12 第118回国会 参議院 運輸委員会 第3号
○小笠原貞子君 それじゃ今の問題はまたいろいろ後で伺いたいと思いますけれども、時間ですから次の問題に入ります。 伺っているところによりますと、四月に就航してからいろいろとトラブルがあると伺いました。運輸省が報告を受けられている、従来型747とダッシュ400を比べまして、第一の問題、定時出発率、第二の問題、重要機材ふぐあい件数、第三の問題、そのうちの異常運航というものはどういう数字になって出てきておりますか
○小笠原貞子君 それじゃ今の問題はまたいろいろ後で伺いたいと思いますけれども、時間ですから次の問題に入ります。 伺っているところによりますと、四月に就航してからいろいろとトラブルがあると伺いました。運輸省が報告を受けられている、従来型747とダッシュ400を比べまして、第一の問題、定時出発率、第二の問題、重要機材ふぐあい件数、第三の問題、そのうちの異常運航というものはどういう数字になって出てきておりますか
○小笠原貞子君 あなたは下を向いてお話になって早口だから、ちょっと私素人なもので聞き漏らしました。 先ほど私が具体的に言ったように、日本独自として異常とか緊急とかを想定してフライト試験というのをやったんですか。いろいろおっしゃったけれども、今言ったようなことに対してなさいましたかどうか。
○小笠原貞子君 まず最初に、ボーイング747―400型というのが今問題になっております。これについては安全性の問題で乗員組合などからいろいろな問題が指摘されているまま四月一日から日航が就航させて今来ております。その中で最大の争点となっているのは、従来の三人乗務から二人乗務、すなわち航空機関士というものを乗せないというシステムが大きな問題になっているわけです。 耐空証明というのを一月に運輸省はお出しになりました
○小笠原貞子君 それじゃわかりやすく聞きますけれども、駅の入り口を幾つにするかというような問題についても、その需要動向などを見てこれは必要であるとか必要でないとかということの権限は運輸省が持ってやられるのですか。そういうものは必要だ、つくろうというのは事業者が主体的に決めるものであるというふうに私は解釈しているんですけれども、その点どうなんですか。
○小笠原貞子君 じゃどうぞよろしくお願いいたします。 次の問題は、地下鉄の駅の出入り口の設置数ですね、これについて伺いたいと思います。具体的に単刀直入に伺います。 札幌市の場合、現在東豊線というのが建設をされております。有名な御存じ薄野を挟みまして延びている線なのでございますけれども、東側は既に建設が終わり走っております。豊平側が今工事が進められているわけですけれども、ここで問題にしたいのは、東側
○小笠原貞子君 地下鉄建設の補助に関する問題についてまず伺いたいと思います。 地下鉄建設に対する補助方式が変わり、昨年の補正予算で繰り延べになっていた補助金が手当てされ、自治体は大変に喜んでおりました。しかし、今年度の予算でまた繰り延べという問題が出てまいりました。調べてみましたら、平成二年度の地下鉄の補助の総額、所要額といいますか、これが六百九十二億という数字が出ておりますね。それに対して予算額
○小笠原貞子君 来年に向けて具体的にそういう検討を進めていただきたいということをお願いします。そういう検討はしていただけますね。
○小笠原貞子君 ありがとうございます。 そういう御努力をずっと今までもしてきていただいたのでございますが、いつどういう船で行くかというようなことを調べてみますと、大体夏なんですね。といいますのは、行きます船が、北大の練習船を夏休みに借りて行く、そういうことになっておりまして、五十四人が限度でございます、時期も八月というふうに特定されておりますので、この問題も含めてどういう手だてでそれの実現ができるかという
○小笠原貞子君 今の問題に引き続いて、塩崎総務庁長官にお伺いしたいと思います。 いわゆる北方墓参が十一年ぶりに再開されました。一九八六年八月でございました。これまで十二回実施されまして五百二十三名が十一カ所に墓参に行っております。しかし、希望は四島で五十二カ所というふうになっております。今択捉の問題が入りまして皆さんの御尽力によって徐々によくなってきておりますけれども、遺族にとっては本当に悲願でございます
○小笠原貞子君 同じ環境にあるとするならば、これを港湾運送事業の場合にどうしたらいいかということを考えていかなければならない、そう思うわけなんです。今おっしゃいましたように、トラックの場合にこれが入ったということは、免許から許可になった。運賃は認可から届け出に規制緩和された。規制緩和になったことによって荷主の圧迫が強くなるというような心配があるからこれをあえて入れたというふうに考えますが、そのとおりでよろしいでしょうか
○小笠原貞子君 自動車運送事業法で荷主勧告措置が入りました。その理由は、今おっしゃいましたように、運送業界が荷主から不当な要求を受けやすい環境にある、こういうことでございます。そのことを考えますと、港湾運送も全く変わらない環境に置かれているのではないかと思いますけれども、いかがでございますか。
○小笠原貞子君 前回は参入の問題、運賃の問題などを具体的に伺いました。本日は、引き続いて、運賃問題にも大きな影響を及ぼします荷主の問題について質問していきたいと思います。 今度の法律で荷主への勧告というのが設けられました。その目的とそのねらいについて衆議院の議事録を拝見いたしますと、寺嶋局長はその御答弁で、運送業界は荷主からの不当な要求を受けやすい環境にある、その改善する施策が必要である、そう述べられております
○小笠原貞子君 ありがとうございました。 それでは、時間がなくなってまいりましたので、あと秋田参考人と、それから沼越参考人に同じ質問をいたしますので、お二人簡単にお答えいただきたい。それから最後に、港湾の亀崎さんにも質問いたしますが、時間を倹約する上で今三つ一緒にやりますので、よろしくお願いをいたします。 今度の参入規制の緩和ということで、だれでもと言ったら語弊がありますが、自由に入れるというような
○小笠原貞子君 まず最初に、桜井参考人に伺いたいと思います。 先ほどの御発言の中で、総合的交通体系がさらに歪曲されていくという心配という言葉をお述べになりました。私も総合的交通体系というのがきちっとしているということが基本的には大事だと思うんですけれども、なかなかそれがいかない。そこで、特に先生は諸外国をお歩きになって御研究になっていらっしゃるので、鉄道とそれから道路の関係で、諸外国で具体的に参考
○小笠原貞子君 では、具体的に伺っていきたいと思います。 例えば、ある路線、東京から大阪まで運ぶ、これを見た場合に緊急調整をするまでもない状況だ、しかし過当競争がどんどん進んで、そして相当需給関係が逼迫している、だけれども緊急調整するまでもないということであれば、入ってくるのはこれは自由だということになりますね。
○小笠原貞子君 そうしますと、需給調整、それは関係ないということになりますと、大手は今までもやっていたけれども、もっと今度ここで事業を拡大したいという意欲を持ってやる場合があるだろうし、また力のある大きな企業は新たにトラック業界に進出するのも自由になる。私が心配するのは、そういう大手によって中小がつぶされる、つぶされないまでも系列化、下請化されていくという、その辺が一番心配なんですが、それについてどのように
○小笠原貞子君 まず最初に、貨物自動車運送事業法の参入規制の問題について質問をしたいと思います。 貨物輸送の重要な役割を担っているトラック事業者、何度も言われているように八兆円産業とも言われる。そして、物流輸送機関としては日本の経済をしっかりと下支えしているのが現状です。しかし、その大きな役割に比べて九九・五%、ほとんどが中小零細企業だ、こう言われております。そしてまた、長時間労働は平均よりも五百時間多
○小笠原貞子君 今度の場合、三・四メートルの許可を受けていたところ、実際は三・三二メートルしかなかった。これでは衝突事故が起こるのも無理はない。旅客運営にとって生命線である線路が変化するということなわけです。 この線路中心間隔の規定はあるが、そのための検査義務は、運輸省としてもJRとしても規定していないわけですね。そうすると、直ちに検査義務を課するべきではなかったんでしょうか。そしてまた、安全確保
○小笠原貞子君 それでは、JR各社ごと及び民鉄のデータもお調べいただいた結果をお示しいただきたいと思います。 我が方で調査をいたしましたところ、北海道では百三十カ所という数字が出てまいりました。総点検の結果、北海道でどれくらいというふうにごらんになっていらっしゃいますか。
○小笠原貞子君 まず最初に、JRの安全問題について伺います。 このごろ相次いで重大な事故が起きております。いずれも、これは一歩誤れば旅客を巻き込んだ大きな災害になるというものです。 まず、常磐線の勿来駅での列車衝突事故の原因は、線路中心間隔が安全基準を満たしていないことによります。線路中心間隔は原則三・六メートルとなっております。これを下回る場合には、先ほどもおっしゃっていたように、運輸省で特別許可
○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表して、海部総理に質問いたします。 参議院選挙の結果、自民党は過半数を割り、戦後日本の政治史上初めての重大な新しい一ページがしるされました。画期的なその変化は、海部内閣誕生に当たり早速あらわれました。参議院においてはあなたを総理に選ぶことを拒否したのであります。実に四十一年ぶりの歴史的な出来事と言えます。このように海部内閣も、次々と辞任に追いやられた中曽根、竹下
○小笠原貞子君 まあ申し上げれば、本来新幹線とは言えないようなものに自治体が莫大な財政負担ということで大変な問題だと言わざるを得ないわけなんです。さっきも出ましたけれども、ミニとスーパーについてその速度からいいましても、これは全国新幹線鉄道整備法というのは二百キロ以上、こうなっていますからね。そうすると、当然これは法改正ということになると思います。先ほどお答えになったようだったけれども、もう一度確認
○小笠原貞子君 いわゆる財源問題という問題を具体的にどうするかということで本法案が出されたということになるわけでございます。この法案で運輸省案以上のものはできないということになると思うんです。しかし、この案も本当に実現できるのかなというのが今のところ心配なんです。ましてや北海道、九州の長崎ルート、北陸の小松−大阪ルートなど検討の視野にも入ってこない、いつ順番で、いつということも考えられていない。
○小笠原貞子君 私たち共産党は、新幹線問題について、これは交通手段の近代化である、技術革新の成果であると、歴史的方向としては当然賛成できるものだと、こう考えております。住民の望む真の整備新幹線づくりのために、私たちも一生懸命やっていきたいと考えているんです。ところが、本法案はその期待にこたえるものかというと決してそうはならない。まあほど遠いと言わざるを得ない。とりわけ国の責任が全く放棄されていると言
○小笠原貞子君 どうもありがとうございました。そういうわけでございます。 そこで、今、函館の市民の方が大変心配していらっしゃるということはお聞き及びかと思いますけれども、本当はこの目的のとおりに市民が利用できるレジャー施設になってほしいということを願っていたわけなんだけれども、ある一部の声としまして、一部の声としてももう活字になったりしているんだけれども、海上自衛隊基地をそこに持ってくるというような
○小笠原貞子君 最初に、特定船舶製造業安定事業協会法の一部を改正する法案の中の質問をさせていただきます。 まず最初に、具体的な問題で伺いますけれども、協会が第一次で買い上げました函館どっくの跡地を、どこに幾らで、どういう目的で売られましたか。
○小笠原貞子君 それじゃ次に、内部障害者の交通割引の問題についてお伺いいたします。 この問題につきましても、私調べてみましたら、一九七二年の六月、つまり十七年前だったんですね。私この問題を社労で取り上げまして、御承知のように外部障害者の方も大変だけれども、内部といいますと心臓とか、低肺だとか、本当にもう外部障害者には考えられないような、また大変なハンディを持っていらっしゃいますので、私はもう身にしみましてこのことをずっと
○小笠原貞子君 できるだけ早い時期に改善したいとおっしゃっていただいて、何かちょっとほっとしたような気がいたします。 エアシステムの社長も、今年の秋までにはというふうなことをおっしゃっていましたし、いろいろ御検討いただいて、できるだけ早い時期というのは秋のその辺だろうなと私も思っておりますので、そういう意味でも御努力を、御検討いただきたいと、重ねてお願い申し上げます。
○小笠原貞子君 まず最初に、航空運賃の南北格差の問題についてお伺いしたいと思います。 せんだっても山村運輸大臣のところへお伺いいたしまして、いろいろお願いも申し上げましたが、この席でまた改めて申し上げたいと思います。 この問題、私、大臣がおかわりになるたびにお願いをしてまいりまして、ちょっと記憶をたどってみても、五十九年の四月、細田運輸大臣のときでございました。それから三塚運輸大臣、橋本、石原、
○小笠原貞子君 私は、この三年間の本調査会の活動を踏まえて、我が国の経済、産業・資源エネルギーについての意見を申し述べたいと思います。 まず初めに、今日のイザナギ景気並みと言われる好況をどう見るかという問題です。 この問題は、今日の日本の経済、産業の持つ問題点を明らかにする上で重要な意味を持っていると思われますので、まず最初に触れておきたいと思います。 現在の状況は、確かに経済成長率は高く、大企業
○小笠原貞子君 白根参考人にお伺いをしたいと思います。 本当に日々に進んでいく情報化社会やそれから先端技術の発展なんというのは、特に私なんかの立場だと、毎日目をみはるばっかりで驚くわけです。特に外国なんかに出て調査いたしますと、外から日本を見た場合に、この点が非常に目立ちますですね。そういう中で先生お書きになりました「新コミュニケーション革命」というのを、全然難しくてわからなかったんだけれども、私
○小笠原貞子君 つまり、ATSの警報というのはすぐわかるから、それですぐブレーキに入りますね。しかし、信号を確認してというと、こういうふうなカーブがあったり、そして列車のすれ違いがあったり、信号の場所というのが短かったりすると見落とすこともありますよね。そういうようなことを考えたら、ATSの反応をしたらまずすぐにブレーキ操作をしておいて、同時に信号も見ていくというふうな手順にする方が合理的でわかりやすくていいと
○小笠原貞子君 その答弁、ちょっといただけませんね。素人の答弁より悪い。まして社長としての答弁であるならば、今までいろいろ言葉でおっしゃったこと全部御破算になりますよ。 信号だけ確認してりゃそれでいいんだ、だからATSがどうなろうといいとか、そしてまた間隔が短いからどうだとおっしゃるけれども、カーブがあって、そして勾配があって、見通しが悪いというようないろいろな条件から考えて、こういうことが指摘されてこれを
○小笠原貞子君 まず最初に、亡くなられた方に心からの哀悼の意を表し、そしてまだおけがをなすっていらっしゃる方が一日も早く快方に向かわれることを祈って、質問に入りたいと思います。 実は私、三鷹にもう何十年住んでいまして、込んでいるから快速でなくて緩行の鈍行に乗っていつもあすこを通っているんです。そして、いい気持ちで居眠りなどしているわけなんだけれども、そこのところで一度ならず二度ならず今度またこういうようなことが
○小笠原貞子君 さっきね、村井さん、ブレアソールの石炭が国内炭鉱の山をつぶしているんではないかというふうにおとりになったけど、私は今までそうだとは言ってないの。今後原子力発電やなんか出てきて、それがブレアソールの炭鉱の契約量に影響して、今後そのおそれがないかということを心配して、いろいろと御苦労でございますという意味で言ったんですから、反対にとられたらちょっと困るから訂正してください。
○小笠原貞子君 最初に富舘参考人に伺います。 具体的に伺っていきたいと思うわけでございますけれども、日本のエネルギーの需給を見通した場合、その供給源の主流としては、依然石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料になっておりますし、そのやっぱり大きなウエートを占めるのが石油というふうに考えられるわけです。しかも、日本のエネルギーの輸入依存度が極めて高い中で、石油の供給量と価格の安定的確保というものが求められていると
○小笠原貞子君 さっき及川先生おっしゃいました、私が公社の問題を申し上げたのは、石炭の輸入だけを考えているのではなくって、エネルギー全体を公社という形にすべきではないかという考え方。 といいますのは、農業とかエネルギー、特に日本のような高度に発展した資本主義社会の中で、このエネルギーというものがどれだけ自給自足できるかというのが大きな国の存立にかかわるという点ですね。それから考えると、これが安いとか
○小笠原貞子君 その感想たるや実に複雑な感想を持って帰りました。 今おっしゃったように、太平洋コールフロー構想というのを調べてみますと、ちょっと八七年の通関統計見ましたら、アメリカが約千百九十万トン、カナダが千七百九十万トン、中国が三百八十五万トンという国々の数字になっているんです。その中で豪州というのが約四千八百万トンという量を占めるわけですから、太平洋コールフロー構想から見てもダントツに豪州というのが
○小笠原貞子君 お答えしたいと思います。 今先生おっしゃいましたように、日本の石炭の総輸入量の実に五〇%のシェアを占める四千七百九十八万トンという数字が出ております。その四千七百九十八万トンの内訳を申しますと、原料炭が三千六十万トンで、これは四四%のシェアです。それから一般炭が千七百二十一万トン、六九%のシェアを占めております。その一般炭がブレアソールなわけですけれども、このブレアソールが占める割合
○委員長(小笠原貞子君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に志村愛子君を指名いたします。(拍手) 本日はこれにて散会いたします。 午後二時十六分散会
○委員長(小笠原貞子君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小笠原貞子君 準備期間が一年かかるだろうからと、あなたの方でそう考えて、早い方がいいという立場でおっしゃったと思うんだけれども、厳密に法律の立場から言えば私が言ったとおりになる。これは今私が言ったんじゃなくて、六十一年の四月二日の運輸委員会で、きょう来ていらっしゃるけれども、棚橋さんもはっきりそれをおっしゃっているわけですね。「六十二年三月三十一日までに協議が調うのが難しいと思われるような路線もないわけではございません
○小笠原貞子君 わかりました。具体的に、さっき言ったように来年の三月三十一日までに申請して、そしてあと半年猶予してそれで決められるということね。 もう一つの国鉄再建法の問題もおっしゃいましたけれども、この施行法の施行以後二年間ということで、これはもう確認していただけたと思うんですが、どうなんですか、これ、違うんですか。
○小笠原貞子君 特定地方交通線について、今各地で協議が続けられているわけです。私も北海道をずっと調査いたしました中で、特に長大四線が問題になっておりますところ、そこをこの間具体的に調査に参りました。そして、各市町村長、議員の方々、関係の方々とお話し合いをしてきたわけなんです。 そこで、ちょっと驚きましたことは、皆さんがどういうふうな受けとめ方をしていらっしゃるかというと、この七月の十五日に第三セクター
○小笠原貞子君 涙金で首を切られてしまう、会社は減産でその人たちを犠牲にして金は入るのだということをもう一度頭に入れてお考えいただきたいと思います。 幌内は、今度は規模縮小交付金というのをもらえる予定なんです。規模縮小交付金というのは一体何なんだ。生産量において五%以上の減産をする、人数において百五十人以上の削減をすると、そこで規模縮小交付金をもらう。その百五十人を削減するという中には、下請労働者
○小笠原貞子君 答弁が長過ぎる。私、十六分なんです。質問したい点、あとまだ三点ある。だから、要領よくまとめていただきたい。そして、こっちが述べる時間については会長としてもちょっと御配慮いただきたい、そう思います。 六十三年度の計画も、三井三池三十八万トン減産、そして七百ないし七百五十人の削減でしょう。それから芦別が二十六万トン減産で三百五十人の削減。計六十四万トンの減産で約千名の削減ということになります
○小笠原貞子君 第八次石炭政策の初年度に当たります六十二年度の国内生産量は千二百五十八万トンです。二年前、三年前を見ますと千六百四十五万トン、千六百八十三万トンと約千七百万トン体制でございました。それに比べますと約四百万トン以上六十二年度では急激な縮小となっております。その急激な縮小の結果、相次いで炭鉱がつぶされる、そしてその問題はますます深刻になってくる、これを一体どうしたらいいんだ、ここをどうすればいいんだという
○小笠原貞子君 言葉じゃなくて、本当に一生懸命やっていただきたいと思います。 以下、具体的に質問をいたしますけれども、さっきも言いましたように、衆議院からずっと来て、議事録も読ませていただいて、私が最後の質問になりますので、いろいろと説明や解釈はわかっているから結構ですから、私端的に質問いたしますから、聞いたことについて端的にお答えをいただいて、時間の御協力をいただきたいと思います。 そこで、補償休日制度
○小笠原貞子君 船員の労働時間を考えていく場合に、言えることは、海上の特殊性ということを余りにも強調され過ぎているのではないだろうか。陸上では週休二日制、週四十時間の労働時間を目指そうとしているとき、海上の特殊性ばかりを強調していくと、船員の労働条件は一層引き離されていくのではないかと心配をいたします。 いろいろ議事録を読んだり討論を聞いておりますと、やっぱりここで問題になるのは、運輸省として、特