1970-08-28 第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第2号
○小笠原貞子君 それではこれは通達とも違うし、拘束力もないし、文部省としてはこうこうこういう立場で控訴したのだということを通知されたわけですね。もしもそれによって、これに特段の配慮を願いたいというところを重点に取られればこれは拘束力が出てくるわけですよ。そこのところを私ははっきりさせたいから、単なるお知らせの通知なのか、それとも各地方府県教育委員会、教育長に対して拘束力を持つものであるか、これをお伺
○小笠原貞子君 それではこれは通達とも違うし、拘束力もないし、文部省としてはこうこうこういう立場で控訴したのだということを通知されたわけですね。もしもそれによって、これに特段の配慮を願いたいというところを重点に取られればこれは拘束力が出てくるわけですよ。そこのところを私ははっきりさせたいから、単なるお知らせの通知なのか、それとも各地方府県教育委員会、教育長に対して拘束力を持つものであるか、これをお伺
○小笠原貞子君 私が申し上げましたのは、先ほども御説明がありましたように、この中身云々ではなくて、通知をするという、そういうお知らせをするというだけの通知であると、こういうふうに受け取っていいかということを端的にお伺いしたわけでございます。
○小笠原貞子君 けさからの答弁、そしていまの大臣の答弁を聞きまして一番感じたことは、だからこそいまの日本の教育というのは非常に危機にさらされていると気寒い思いがしたのでございますが、時間がございませんし、午前中の続きもございますから端的にお伺いしたいと思います。 通知を出されました。通達ではなくて通知である。そしてこれは全国各地でいろいろな人たちが心配しているから、だからこれに対してお知らせをするという
○小笠原貞子君 いまの御答弁で、厚生省としても予測されることだというふうにお考えになっていたというわけですけれども、実はこの光化学スモッグというものは起きるだろうということは私どものほうでも予想されていたわけです。共産党といたしましても、ちょうど去年の九月三日でございますが、すべての自動車に有毒ガス除去装置をつけさせようということで、私もそのときに参りまして、厚生大臣にもお目にかかりました。そのときのお
○小笠原貞子君 おそれいりますが、時間がないので簡潔にお答えをいただかないと、一時半までに終わるようにということに御注意をいただきましたので、どうか御協力をいただきたいと思います。
○小笠原貞子君 交通事故が減るどころか、ますます交通事故がふえてくる。夏休みに入って子供たちのことを考えると、これもまたたいへんな心配でございます。それに加えて、また光化学スモッグというような事件が起きてまいりまして、そういうことについて私はやはり光化学スモッグをつくり出した主要な発生源が車であるというところから考えても、この委員会で当然取り上げなければならない。そう思って、そのことについてこれからわずかの
○小笠原貞子君 当然のことが依然として行なわれていなかったということについて大きな反省をしていただきたいし、単にことばで今後善処したいなどという問題ではない。一人の青年の命が殺されているのですよ。あの現場のことをお聞きになったと思うのです。かんべんしてくれと言っている安生君に最後の一撃を加えて殺しているのでしょう、ほんとうに私たちとしてはこれは耐えられないことなんです。こういうようなことを私はきょうは
○小笠原貞子君 その通達を、出されました四十年の分も読みましたし、また今度の分も読ませていただきました。しかし、その四十年の通達が出されて以後、そうして中曽根さんが総長になられて以後、実にまたたくさんの暴力が発生しております。四十二年に拓忍会員四名で中野で早大生が殺害されております。傷害致死で懲役になっております。また、四十三年の十一月早朝には、関東軍と称される拓大OB中心の暴力学生が日大芸術学部へなぐり
○小笠原貞子君 私、拓大拓忍会による安生君の殺害問題についてお伺いしたいと思います。 御承知のように、私この国会ずっとからだを悪くして休んでおりました。たくさんのおかあさんたち、特に学生を持っている母親たちが、ほんとうに涙ながらに私のところに飛んでこられたのです。どれだけお金をかけて、どれだけの時間をかけて療養させても、わが子が殺されたときの気持ちというのはほんとうに耐えていけない。ところが、白昼
○小笠原貞子君 いま公害が裁判幾つかあって、もう非常に長期的になるということが先ほど先生からも御指摘があったのですけれども、その長期的になるという原因を考えますと、一つは、損害賠償が、民法の七百九条ですか、不法行為によらざるを得ないということと、それからもう一つは、加害者側が、ほんとうにもういろいろな手を尽くして発生源をひた隠しにしてくるし、また、手続上幾らでも引き延ばしできるというような、加害者側
○小笠原貞子君 実際問題を見ますと、いまおっしゃったような結果になるわけですよ。だから、ほんとうに紛争処理ということは、ただ単に早く問題が片づいちゃえばいいんだという立場でやられると、こういうようになると思うんでありますけれども、やっぱり、被害者の立場に立って考えられたら、こういうふうな法案で出てくるということは、非常に私たちとしても心外だと、こういうふうに思って、先生の御意見を伺ったわけであります
○小笠原貞子君 戒能先生に三つばかりお伺いしたいと思うのです。 それは、先ほどのお話にございましたけれども、裁定制度が必要だという点についてなんですけれども、今度のこの紛争処理法案を見ますと、迅速かつ適正な解決をはかるということが目的になって、和解の仲介、調停、仲裁制度ということを設けられておりますけれども、これも、事前と事後の違いがあっても、双方の合意がなければというようなことになると実効性というものは
○小笠原貞子君 給料面から見ても非常に差がある。こういうわけで共済組合の今度のこの法案で年金額を改定するというような出された中身については賛成の立場に立つわけですけれども、具体的に聞いておりますと、川村さんじゃないけれども、だんだんわからないむずかしい問題がありますので、わかりやすく教えていただきたいと思うのです。今回の改正案の中で既裁定年金の改定をはじめいわゆる長期給付の改定ということがあって、その
○小笠原貞子君 いま数字を出していただますと、あらためて非常に大きなウエートを占めておるという問題になるわけです。そういう大きな位置を占めている私学の中で教育というものを担当される教職員の方々、これがほんとに教職員としての任務を十分果たされるということを考えますと、現実では非常にたくさんの困難な点をかかえていらっしゃるというのを私は実際にはわかっているわけです。そこで共済組合の立場の上からでもけっこうですけれども
○小笠原貞子君 初めに、私学がいまの日本の教育に大きな役割りを占めているという点から考えてみまして、私学全般の状態を初めに尋ねさせていただきたいと思うわけです。 大学の場合には約七〇%以上が私学出身者だそうです。幼稚園から私学に入ったとすればほとんどの人が私学出身者であるというふうないまの現状、日本の教育の中では非常に大きな割合を占めているわけでございますけれども、具体的にそれでは大学、それから短大
○小笠原貞子君 大臣にお伺いしたいと思います。いままでの答弁では、やっぱり非常に具体性に欠けているわけなんです。学部といってもその学部全部が封鎖されているとか、あるいはある学部が封鎖されている場合、あるいは時期的に、そういう非常にばらばらのことで紛争校を指定することは、非常に困難だと思う。この紛争校をどういう基準で認定するということは、今度準備されております大学運営に関する臨時措置法でこの紛争校というのが
○小笠原貞子君 そういう意味はわかるんですけれども、具体的にこの学校が紛争校だという認定をする場合でも、たくさんの大学を見ましたら、学部の一部封鎖されているところや全学封鎖されているところ、また何日間か封鎖してすぐ解除になったというように、その規模についても経過的な時間についても非常にまちまちでございますよ。実際いまの大学の現状を見ますと、そういう現状の中でこれは紛争校だと認定するにはやっぱりそれなりの
○小笠原貞子君 前回この委員会で、大学の紛争校に対しての経費を保留、カット、このような問題についてちょっと私触れましたけれども、今回はこの問題について、具体的にその内容と実態についてお伺いしたいと思います。 先だってうち新聞に出ていましたのを見ますと、紛争大学には年度当初に年間予算を一括配分することをやめるようになっているわけなんです。紛争が事実起きているということは事実としてよくわかるんですけれども
○小笠原貞子君 その割られました額ですね。それの中身、どういうんですか。いま聞きますと、学部の費用に、それから病院の費用に、それから附置研究所の費用というのがあるわけですね。その学部の中にどういうのが入っていて、そうして病院の中に、附置研究所の中に、そこまでいけば時間がなくなりますが、たとえば、東大の学部の中の費用というのがどういう項目になっているかというのを聞きたいわけです。計算して割ったら百二十六万円
○小笠原貞子君 お答えで、大学の要求とは食い違いがないということでございましたが、やはりほんとうにいまの大学の問題なんか考えましても、学生が第一に要求していることは、そこで自分たちがほんとうに満足できるような教育を受けたいと、研究をしたいということでございますので、この設置に伴っての、次年度からのいろいろな予算措置とか、人員についても十分な配慮されるようにということをつけ加えてお願いしておきたいと思
○小笠原貞子君 いま提案されております国立学校設置法の一部改正案によりまして、三重大に工学部、それから大阪外大に大学院大学を設置するということになって、その設置に伴って増員される職員数というのがせんだって委員会のほうで発言されております。三重大では教授二、助手二、事務職員八、大阪外大のほうでは全くゼロという数になっているわけなんですけれども、こういう非常に要求があって、そしてまた必要と認められて設置
○小笠原貞子君 次に運輸省にお伺いしたいと思います。 先ほど自賠責の保険額についていろいろ御答弁いただきましたけれども、死亡の場合の三百万を五百万にという話は伺っておりましたけれども、傷害の場合にはどういうふうに考えていらっしゃるのでしょうか。
○小笠原貞子君 それは大体いつごろおたくのほうにまとまって発表されるのでしょうか。
○小笠原貞子君 年々交通事故件数が非常にふえてきているわけですが、その中でも追突事故というのが四十二年度の場合には八四%というたいへんな高率でふえてきている。当然四十三年度もふえてきていると思われるのですけれども、そういう中で追突すなわちむち打ちというわけではないと思いますけれども、当然の結果としてむち打ち症の方が非常にふえるのじゃないか、そうしてそのむち打ち症の患者さんたちがどんなに苦しんでいらっしゃるかということはもう
○小笠原貞子君 いまお答えになった、産休がおもである、また、もう一方のほうでは本務は学校にちゃんとあって、そしてほかに出て行くということをおっしゃっておりますが、そのほかの講師というものがありますか、ないですか。
○小笠原貞子君 前回の委員会のときに、学級編制の標準と小中学校教職員定数の標準という中で出されました数字の基礎について、いろいろお伺いしたわけでございます。そのときの御答弁の中で、文部省としてはこの前よりもよくなっている、まあ不十分であるけれども今後五カ年間で漸次よくしていきたい、こういうような御答弁をいただいたわけなんです。確かに去年より、先回よりもよくなったということは評価できると思いますけれども
○小笠原貞子君 いろいろとこれからも研究されていくと思いますけれども、やはりその研究されている中で私が一番大事だと思いますことは、現場の教師がどういう状態に置かれて、現場の教師がどういう要求を持っているかと、こういうことだと思うのです。そうしますと、大体のところ現場の教師としては、もう上限は四十五人じゃなくて四十人に押さえてほしい多くとも、ということが出ているわけですね。そうすると、そういう要求、いまほんとうに
○小笠原貞子君 いまお話しになったことはこの前も伺いましたし、ほかの予算委員会なんかでも発言されていたのでよくわかるのです。ただ私が重ねて聞きたいと思いましたのは、たとえば国立教育研究所のほうで出された、三十二年でございますね、いまおっしゃったのは。もういま四十四年でございます。約十年たっています。そしてまた先ほどから出ていましたように、現場の教師にしてみればいろいろな雑用というものを引き受けなければならないというような
○小笠原貞子君 まず最初に、学級編制の標準について伺いたいと思います。 きょうも大臣、おっしゃいましたし、この前もおっしゃいました四十五人というふうなきめ方について、先ほどもおっしゃいましたように、これは教育学的に見ても、まだはっきり、日本においても諸外国においても、きまった見解というものが出されていないというようなことをおっしゃっているわけなんです。そこで、お伺いしたいわけなんですけれども、四十五人
○小笠原貞子君 安中へ行ってまいりまして現地の人といろいろお話をいたしましたら、やはり自分たちの命の問題だというふうに考えられて、私もこれはたいへんな問題だというわけで、ぜひ小林先生のいろいろなデータを通してお伺いしたいと思って、きょう来ていただけるようになってたいへん喜んだのですが、結果的には、一番最後になってしまってもう時間がなくてたいへん残念だと思っているわけです。それでほんとうに聞きたいだけのわずかを
○小笠原貞子君 先生がこれはイタイイタイ病であるというのを公表されたという記事が出ていますから、だけれども、先生はそれは御自分で判断したのじゃなくてという御説明なら、あれは朝日の記事のほうがちょっと間違ったということになるわけでございますね。それならそれでけっこうです。どこで食い違ったかなと私はわからなかったものですから。
○小笠原貞子君 昨年の十一月八日の朝日新聞にこういうふうに出ているんです。金沢大学で開かれたイタイイタイ病の診断委員会が、萩野先生がお出しになった対馬の患者のレントゲン写真を見て、これはイタイイタイ病だと石崎先生が判断されて初めて公表されたと、こういうのを私見ておりましたし、また最近、三月二十八日の第三十九回日本衛生学会で先生が特別講演をなさいました中でいまの亜硫酸ガスのことをお話しになって、神通川流域
○小笠原貞子君 大体いつごろそれは確定になるわけですか。
○小笠原貞子君 この前の委員会のときの議事録を拝見さしていただきましても、いまと同じようなお答えをしていらっしゃるわけなんです。この間のところでは千二百五十戸程度を予想しておりまして、3DKで約十九棟ぐらいのものを建てるというふうにおっしゃっていますが、まだ詳細の計画が立っていないと、こういうふうに言われているわけなんですね。いまいろいろと構想をお述べになって、計画中と言われました。もちろん計画なさるのは
○小笠原貞子君 組織委員会のほうにお伺いしたいと思います。 私たち日本共産党といたしましても、オリンピックの問題についてはいろいろな点が問題にならなければならないと考えるわけなんですけれども、全体から見るならば、オリンピックは民族の友好の場となり、国際的な視野を広めることができるわけですから、またスポーツの振興というような点から考えても、これは意義があることです。そういうわけで、四十二年度に制定されました
○小笠原貞子君 私は、日本共産党を代表して、昭和四十四年度予算三案に反対いたします。 反対理由の第一は、この予算案が日米軍事同盟の強化をはかるものであり、危険な戦争への道に通ずるものだからであります。 政府は沖繩の本土並み返還をちらつかせながら核つき自由使用の沖繩をかかえ込み、本土の沖繩化をはかろうとしていますが、予算委員会での愛知外務大臣の「沖繩に安保条約が適用される前に米軍が持ち込んだものは
○小笠原貞子君 全体の交通事故がふえているから、それに比べると学童のほうはそのふえ方に比しては少ないという見方というのは、これは数字的な面から言えることでございまして、やっぱり私たち子供を持つ母親にしてみれば、全体が多いからこっちのほうが少ないという見方ではなくて、去年よりもやっぱりこんなにふえてきているじゃないかと、こんなに子供たちがまた犠牲にされるのかというところが非常に不安なわけなんです。だから
○小笠原貞子君 昨年一年間の幼児と小学生ぐらいまででいいですけれども、その死者、死傷者数の実数、そしてそれは全体の何%になっているか。去年に比べてどれくらいふえているか、お伺いいたします。
○小笠原貞子君 いよいよあしたから四月一日になります。私たち母親の立場に立ちますと、子供が入学するという非常に大きな喜びと一緒に、その喜びにどうしてもついて離れないのが交通事故の不安でございます。新聞を見ますと、三月二十九日に出ておりましたが、警察庁は新入学児童園児に対しての新学期交通作戦というのを通達で各都道府県にお出しになった。全国二万三千九百ヵ所に十日間、延べ六十三万七千人の警察官を配置しているというふうになっているわけですけれども
○小笠原貞子君 私どもで聞いたところでは、たとえば一橋大学で、昭和二十五年ごろからずっと今日まで行なわれている。それは第一次の場合に、職員も教官と同じように候補者推薦委員会になる、選挙権を与えられている、その推薦委員会で選考した候補者について全学生が投票をして、その投票がいわゆる三分の二以上をもって候補者として推薦して、そしてそれを推薦を受けた教授会で、第三段階で学長を選んでいくと、こういうような形
○小笠原貞子君 それでは、その一つの原因になっているのは、選考の過程に学生が参加しているというところが一つの考えなければならない問題だと、そういうふうなことから発令が引き延ばされているというふうにおっしゃったわけですけれども、それではお伺いいたしますけれども、ほかの学校で学生がこういうような形で参加して行なわれているというようなところが全くないのかどうか、またあるのかどうか、その辺をお伺いしたいと思
○小笠原貞子君 北大教育学部長の発令が延びているという問題についてお伺いしたいと思います。 きょうは二十五日で、たしか北大の卒業式だと思うのです。きょうの卒業式までに何とかこの人事の問題を解決して、卒業証書や就職証明書に学部長事務取扱ではなくて、学部長の名前で出したいと教授も非常に心配していらっしゃったし、また当時者である学生もそれを非常に望んでいたわけですが、きょうまでの段階では、ついにまだ発令
○小笠原貞子君 先ほど文部大臣から十七分にわたって、大学紛争の原因について、世界史的な観点から非常に高通な御所見を伺ったわけでございますが、私は、現時点において具体的な大学紛争の問題の一つとしてお伺いしていきたいと思います。 ことしの一月下旬に、各新聞から集計してみますと、紛争中の大学数は百三校を数えるほどになっております。その紛争の原因が直接どういうところから起こったかというのを調べてみました。
○小笠原貞子君 それがなぜ一体……。
○小笠原貞子君 それでは、年末までに厚生省としては農作物なんかをだれかに頼んで調査をしたということではなくて、年末までに調査されていた小林教授の調査も含めて、だいじょうぶだと、こういうふうになったわけですね。 それではお伺いしますけれども、小林教授は昭和三十六年にすでに現地の農民と話し合い、農作物もとって調査されているし、四十三年の四月にまた現地を調査されている。それから、十月でございますね、十月
○小笠原貞子君 それでは、その年末までの調査での心配はないと言われる科学的な根拠というものは、どういう調査の結果でございますか。
○小笠原貞子君 初めに政務次官から、いまのに引き続きまして、安中におけるカドミウムの問題について伺っていきたいと思うのですが、先ほどの御答弁では、まだ厚生省としては、いま調査の結果を集めて、そうして発表の段階ではない、発表してから厚生省としての発言をする、こういうふうにいま言われたと思うのですけれども、いまのところ、安中のカドミウム問題についても、それでは厚生省としては何ら調査の結果が明らかにされていないから
○小笠原貞子君 繰り返すことになりますから、もうこれでおしまいにしたいと思いますが、やはり口ではいろいろとおっしゃっていても、自分のほうではするべきことができなかったという責任はあっさりと回避なすって、しかたがないから納得しろと、そして公務員であるからストライキというようなやり方はいけない、あくまでこれには向かっていくという文部大臣として権力的な立場であるということがはっきりしたと思います。これで私
○小笠原貞子君 来年度への決意をまた伺ってしまったようなわけでありますけれども、いまの時点で、先ほどまた閣僚会議というものが持たれるというようなことでありましたけれども、それじゃ教員組合と話し合ってみようかというようなことは全然考えていらっしゃらないのでしょうか。 それからまた、口だけ——たいへん失礼な言い方ですけれども、口のほうでは残念だ、お気の毒だというようなことばが毎回何回となく繰り返されているわけですけれども
○小笠原貞子君 この委員会におきましても、いままで人事院の勧告制度、そして今回出されました人事院勧告の内容、そしてまたどうしても五月実施だけはやってほしいというような、そういう問題については、幾日も幾時間もかけられて話し合いがされているわけです。しかし、いまずっとこの経過を見てみますと、政府側の答弁されている内容は、私たちに対しては納得させる力は持っておりません。皆さん方のほうではそれで通る理論とお
○小笠原貞子君 みんな精神主義でおっしゃってしまうのですけれども、これは非常に低いのだということはもうお認めになっていらっしゃるし、まあ努力をすると言われても、結局こういうものが基礎にあっていろいろ考えていらっしゃるわけだと思うのですね。そうすると、これでは、実際問題こういうものでは、いまの現実の物価高では全くこれは非常識なものだというふうに私たちは考えるし、当然、お答えいただかなくても、こういうもので
○小笠原貞子君 時間がございませんから、私の申し上げたことだけを簡単にお願いしたいと思います。
○小笠原貞子君 時間の関係もございますので、いまの萩原委員の質問に続けてのお答えをいただきたい問題を出していきたいと思います。 先ほどからの答弁で伺っておりますと、人事院総裁も、また文部大臣も、今度の勧告というものは決して満足ではないということをたびたびおっしゃっております。で、満足ではないというその程度でございます。決して十分ではない、そこまでは行っていないから満足ではないと、こういうふうにも受