1966-06-23 第51回国会 参議院 石炭対策特別委員会 第17号
○参考人(小笠原亀五郎君) 国有化の問題につきまして、一つは、国際的に石炭問題をかかえている資本主義社会の国家におきまして、一、二の例外を除きまして、そのような処置をとっているという国際的な情勢が一つであります。それから、昭和三十四年からとられました千二百円の炭価引下げのときに打ち出した考え方というのは、三十八年度におきまして炭価を引き下げることによりまして需要を喚起するという背景は、ある程度石油との
○参考人(小笠原亀五郎君) 国有化の問題につきまして、一つは、国際的に石炭問題をかかえている資本主義社会の国家におきまして、一、二の例外を除きまして、そのような処置をとっているという国際的な情勢が一つであります。それから、昭和三十四年からとられました千二百円の炭価引下げのときに打ち出した考え方というのは、三十八年度におきまして炭価を引き下げることによりまして需要を喚起するという背景は、ある程度石油との
○参考人(小笠原亀五郎君) 私は、日本炭鉱労働組合北海道地方本部の執行委員長をいたしております小笠原でございます。 わが国最大の産炭地におりました北海道で直接石炭に従事いたしております者の立場から、少しく石炭問題について考え方を述べてみたいと思うのであります。 すでに先生方御案内のように、石炭産業は労働集約の産業でございますので、そこに働く労働者の安定確保ということが、石炭産業将来の安定にとりましてきわめて