1995-06-02 第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第10号
○説明員(小畑勝裕君) まず、耕作放棄地のことについてちょっと御説明をさせていただきます。 実際、農地の中に耕作をされていないところがあるということは事実でございまして、特に大都市圏で宅地の供給が大切だというところで耕作放棄があるというようなことはいろいろな問題があるわけでございますので、昨年その耕作放棄地につきまして実態調査をいたしました。三大都市圏で私どもの把握したのでは一万六千カ所に五千五百
○説明員(小畑勝裕君) まず、耕作放棄地のことについてちょっと御説明をさせていただきます。 実際、農地の中に耕作をされていないところがあるということは事実でございまして、特に大都市圏で宅地の供給が大切だというところで耕作放棄があるというようなことはいろいろな問題があるわけでございますので、昨年その耕作放棄地につきまして実態調査をいたしました。三大都市圏で私どもの把握したのでは一万六千カ所に五千五百
○説明員(小畑勝裕君) 農地の転用に当たりまして、事務処理をするためにややもすると末端に行くほど硬直的になるであるとか、やっぱりいろんな問題が地元では起こってまいりますので、万一のことを考えてちょっと余計な、余計なというと語弊がありますけれども、多目にいろんな書類をとっておくとかというような事例が見られるということはなくはないんだろうと思っております。 それで、常々許可手続を簡素化するであるとか早
○説明員(小畑勝裕君) 私どもの方では、いわゆる農地転用の関係でございますけれども、この農地転用の許可と、今お話にありましたいわゆる都市計画の方の開発許可、これにつきましては、昭和四十四年になりますが、当時の農林省の農地局長と建設省の計画局長の連名の通達を出しておりまして、相互に連絡をとって可及的速やかに調整をしてこの両方の許可を同時にするようにというような指導をしておるところでございます。これによって
○小畑説明員 譲渡所得税の問題でございますけれども、この問題は、先生御案内のとおり長い要求をしておりますし、長い交渉経緯を持っております。難しい問題でございますけれども、一方では、農地の流動化を進めていくという面から見まして大切な問題だと思っております。そういう問題といたしまして、この譲渡所得税の特別控除についてその改善ができないか、検討をしているところでございます。 農業者年金につきましては、就業改善課長
○説明員(小畑勝裕君) 御説明をさせていただきます。 都市農業は、先生が今御指摘になったいろんな問題を持ってはおるんですけれども、一方で、都市住民に新鮮な野菜を提供するであるとか環境の保全であるとかいろんな役割も果たしておるわけであります。 ただ、土地利用という面から見ますと、市街化区域というところは市街化を進める地域ということでございますので、本来農地の転用は許可制でございますけれども、市街化区域内
○小畑説明員 市場実勢価格であるとか農家の生産費であるとかというものを毎年度算定をした結果が同じになったということであります。
○小畑説明員 先ほどの御説明が少し回りくどかったかもしれませんが、価格安定制度のもとで安定の上位価格と下位価格を定めておりまして、その中間を基準輸入価格ということで差額関税の基準としてございます。この基準輸入価格でありますが、この中心点の価格は国内の養豚経営の再生産を確保する数字、価格ということで、法律に基づきまして、また審議会にお諮りをしまして算定をしているところでございます。それを一定の価格変動
○小畑説明員 御説明をさせていただきます。 先生御案内のとおりでございますが、豚肉につきましては畜産物の価格安定等に関する法律というものに基づきまして価格安定帯の制度を設けておりまして、一定の幅の中に価格を安定させるということによりまして安定的な養豚経営を維持する、ともに消費者の安定を図るということをねらいとしておるわけでございます。 差額関税制度は、こうした価格安定制度とリンクをした制度でございまして
○説明員(小畑勝裕君) 木材は、これは余計な御説明になるかもしれませんが、環境の資源であるとともに再生できる経済資源でございます。それから、先ほど大臣もお話しになりましたが、生産国の方から見ますと、国家経済あるいは地域経済の中で重要な地位を占めておるわけでございます。したがいまして、一律にその輸入を減らすということよりも、私どもといたしましては、先ほども御説明いたしましたが、管理された持続的に生産される
○説明員(小畑勝裕君) この中間報告の中では、熱帯木材の貿易につきまして、熱帯木材の製品の多様化、付加価値化を図ること、それから二番目に熱帯木材利用の合理化、効率化を図ること、三番目にマーケット情報の整備を図ることというような方向をお示しいただいております。 これらにつきまして具体的に林野庁の方でやっておりますことを御説明させていただきますならば、まず生産国の方で所得を確保しないと伐採量が減らないわけでございますので
○説明員(小畑勝裕君) 熱帯からの木材、丸太の輸入量でございますが、過去三年間の輸入量を見ますと、昭和六十三年が千百八十二万立方メートル、平成元年が千二百四十二万立方メートル、平成二年が千百二十万立方メートルとなっておりまして、二年は対前年比九〇%と減少をしてきておるところであります。 また一方、価格でございますが、こうした資源的な状況もございまして数年上昇傾向にあるということでございまして、数字
○説明員(小畑勝裕君) 企業の行為といたしましてそういうことが行われるということであれば、これは問題なわけであります。 ただ、今ちょっとお答えをためらっておりましたのは、輸入の際のそういうものは、私どもか、あるいはむしろ通産省じゃないかなと今ちょっと思っておりましたのでためらっておったのですが、いずれにいたしましても、通産省の方にも相談をいたしましてどのように対処するか検討させていただきたいと思います
○説明員(小畑勝裕君) どうお答えしたらいいかあれですが、一応輸出するときあるいは輸入されるときに、その寸法なり重量なりというものがまさか虚偽に記載されているということはないというふうに思っておりますが。