1953-12-04 第18回国会 参議院 水産委員会 第2号
○参考人(小濱八彌君) 解せないことを探究ということはどういう意味だか知りませんが、私は公海の中に一方的に宣言いたしまして、これは自分の主権の範囲だというふうな宣言は無効のものだと確信いたしております。従つて李承晩ラインがあつてもなくても、そういうものの存在は日本の漁業者としてこれを無視しておると思つております。そういうものを承認するわけには参らない。ただ現実にあすこの漁場で、ここは自分の主権の範囲内
○参考人(小濱八彌君) 解せないことを探究ということはどういう意味だか知りませんが、私は公海の中に一方的に宣言いたしまして、これは自分の主権の範囲だというふうな宣言は無効のものだと確信いたしております。従つて李承晩ラインがあつてもなくても、そういうものの存在は日本の漁業者としてこれを無視しておると思つております。そういうものを承認するわけには参らない。ただ現実にあすこの漁場で、ここは自分の主権の範囲内
○参考人(小濱八彌君) 私日韓漁業対策本部の委員長といたしまして、前々から現在起つておりまする日韓両国間の紛争の問題につきまして、参衆両院におかれましていろいろ御配慮を頂いておりますることにつきまして、殊に今回拿捕せられておりました船員の早期帰還につきまして、いろいろ御尽力頂きましたことにつきまして、漁業者を代表いたしまして厚くお礼を申上げたいと思います。で、帰つて参りました船員の拿捕当時の状況、向
○参考人(小濱八彌君) 私も藤田君の意見と大体同じようなものでありますが、私初めに申しました通りに、曾つて戦前でございますね、日本の漁業者は米加の沿岸でそう無茶をやつたとは思つておりませんが、米加の沿岸の漁業者は、日本の漁業者が、極めて大事にしておる、そうして米国で大事にし、自国民に制限を加え、これ以上取つちや困るというので保存措置を講じておるさけ等を取りに来たんだと、こういうことを考えておるようでございます
○参考人(小濱八彌君) アメリカ及びカナダ、殊にアメリカが三国の漁業條約に臨みますに当つて、私想像いたしますのに、アメリカは日米加三国の間に漁業の協約のモデルを作るんだという意図を多分に包含しておつたものと考えます。それは私はそう想像いたしております。公海において漁業をいたすことは自由であるけれども、漁族の保持ということを考えなければならん。従つて或る魚種についてこれ以上漁獲を増加いたしますることは
○参考人(小濱八彌君) 私も三国の漁業協議が行われまする際におきましては、代表の一人として業界の中から選ばれたものと思つておりますが、協議に参画いたしておりましたのでございます。で三国の漁業協約が始りまするに当りまして、この三国で結ばれる漁業協約は、今後日本がいろいろの国と漁業協約を結ぶに当つての一つのモデルとなることもあるし、或いはそれがいろいろに引用されるが故に、日本加三国の漁業協約において結ばれるところの
○参考人(小濱八彌君) ではお許しを得まして、今日罷り出ました陳情の趣旨を申上げたいと思います。 今日生産者が大勢集まりまして陳情に上りましたのは、東京市場の手数料の問題なんでございます。すでに皆さん御承知のことと思いますが、東京市場におきましては、市場で扱いまする魚の販売の手数料を、従来五分でありましたものを七分に値上げをするということに相成つたのでございます。この問題につきましては、この夏以来生産者団体