2021-03-16 第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
○小此木国務大臣 おはようございます。国土強靱化担当、防災担当大臣の小此木八郎でございます。 第二百四回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信を申し上げます。 十一日で東日本大震災から十年となりました。改めて、亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、全ての被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 我が国は、その自然的条件から、各種の災害が発生
○小此木国務大臣 おはようございます。国土強靱化担当、防災担当大臣の小此木八郎でございます。 第二百四回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信を申し上げます。 十一日で東日本大震災から十年となりました。改めて、亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、全ての被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 我が国は、その自然的条件から、各種の災害が発生
○国務大臣(小此木八郎君) 今お話がございました企業等を狙ったランサムウエア攻撃など、サイバー犯罪はますます犯行手口が悪質化しており、被害も深刻化しています。サイバー空間における情勢は極めてまず深刻な情勢だと認識をしています。 こうした課題に対応するため、サイバーセキュリティーの専門家の方々にお集まりをいただいて有識者会議を開催し、誰もが安心して参画できるサイバー空間の実現を新たな基本理念として、
○国務大臣(小此木八郎君) 警察としまして、平成八年以降、革マル派の非公然アジト二十八か所を摘発して、これらのアジトの一部から押収した資料を分析するなどした結果、JR総連及びJR東労組内に革マル派活動家が影響力を行使し得る立場に相当浸透していると認識しています。 JR北海道労組は、JR総連に加盟していることから、革マル派との関係について鋭意解明に努めているところであります。
○国務大臣(小此木八郎君) 極左暴力集団、大会の開催に対し批判的な主張を展開していることは承知をしておりまして、警察においてはこれらの団体による違法行為やテロ発生を未然に防止するため、情報収集、分析を強化しております。
○国務大臣(小此木八郎君) 新法の罰則規定についてですが、他法令の類似例も参考にしつつ検討を進めているところでありまして、法案の速やかな国会提出に向けて現在詰めの調整を行っております。 引き続き、我が国の安全保障の確保と国民に対する私権制限とのバランスの取れた制度となるように検討してまいりたいと存じます。
○国務大臣(小此木八郎君) 土地等の取引を事前に審査することにつきましても、これ、有識者会議の提言では、あらかじめ取得制限や基準や要件を定めることが困難であるということが考えられることから、取得に関する規制については慎重に検討を行っていくべきとされたところでありまして、こうした提言も踏まえ、新法は、取引の事前審査も含め、土地等の取引自体について規制は行わない方向で検討を進めております。 他方、安全保障
○国務大臣(小此木八郎君) 農地や森林についてでありますけれども、農地や森林については、現行の農地法や森林法において取得の際の許可や届出といった措置が講じられているものとまず承知をしております。このため、有識者会議の提言ですが、これらの土地を対象とすることについては慎重に検討すべきと、いくべきなどとされたところでありまして、こうした提言も踏まえ、新法においていわゆる重要施設等には農地や森林は含めない
○国務大臣(小此木八郎君) 現状どういうことになっているかも含めまして、しっかりと地域、自治体とも話し合って、あるいは民間の賃貸住宅の方々とも議論を深めて、そういったところができるかどうかも含めてしっかりと前向きに進めてまいりたいと思います。
○国務大臣(小此木八郎君) おっしゃること、また重要だと私は認識いたします。 家庭における転倒防止対策が進められるよう、これまでも政府広報において、自宅における安全対策の挿絵を用いた周知ですとか、家具の固定や配置の仕方について三こま漫画活用したパンフレットや、くまモンなどを活用した啓発動画による周知、あるいは国民の防災意識を高めるイベントである防災推進国民大会における啓発活動や、毎年九月一日前後の
○国務大臣(小此木八郎君) 改めて、明日、十年を迎えますけれども、お亡くなりになられた方々に心からのお悔やみを申し上げるとともに、何とか力を合わせて、より一層の復旧復興を目指したいと思います。 防災士でありますが、委員も防災士の資格をお持ちになられているというふうにお聞きいたしました。私にも知人が、防災士として活動している人がおります。 命を守る、まさにこれは、やはり平時の中での啓発、啓蒙、そういうものが
○小此木国務大臣 手放しで喜べないというのは同感でございまして、まさに気候変動の影響です。 一方で、例えば東アジアと欧州を結ぶ海上輸送ルート、スエズ運河経由よりも北極航路の方が約四割距離が短くなるという中で、北極域の利活用の機運は高まっております。 気候変動などの地球規模課題の解決や北極域の利活用のためには更なる観測、研究が必要であり、我が国においても、文部科学省の予算ですけれども、砕氷機能を有
○小此木国務大臣 まず、先日も森山委員には、このことについて厳正な取締りという意味でいただいたと思いますが、改めて、オンラインカジノに係る賭博事犯については、引き続き、関連情報の収集に努めるとともに、厳正な取締りを実施するよう警察を指導してまいります。 海外のオンラインカジノの、日本国内の自宅からアクセスした賭博の検挙事例としては、海外の会社が運営するオンラインカジノサイトに日本国内の自宅からアクセス
○国務大臣(小此木八郎君) お世話になります。 国家公安委員会委員長、領土問題担当大臣、海洋政策を担当する大臣及びカジノ管理委員会に関する事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。 初めに、新型コロナウイルス感染症については、感染拡大の防止のために政府を挙げて取り組んでいるところですが、最前線で働いている方々に感謝しつつ、私としても引き続き最大限力を尽くしてまいります。 また、行政の
○国務大臣(小此木八郎君) 日本海溝沿い、千島海溝沿いで想定される最大の地震のクラス、地震による津波の高さや浸水範囲等の検討結果を昨年公表したところでございます。 現在、中央防災会議の下に設置をいたしましたワーキンググループにおいて、積雪に伴い通常より避難時間が掛かるところ、つまり、積雪寒冷地特有の課題を踏まえた人的、物的、経済的被害の想定や、被害を軽減するための防災対策の検討を進めているところであります
○国務大臣(小此木八郎君) コロナ禍の中で様々な被災に対する工夫をしていただいているのは、大変に有り難いことだと思います。コロナ禍において自然災害が発生した場合には、多くの避難所、避難スペースの確保や健康状態の確認や発熱者への対応等、感染防止対策の徹底を図る必要があります。 そのため、昨年四月以降、各種通知等を発出し、新型コロナウイルスの感染症対応地方創生臨時交付金等も活用しながら、コロナ禍での災害
○国務大臣(小此木八郎君) 改めまして、震災十年を迎えることにより、犠牲者の皆様方に改めて御冥福をお祈りいたします。 三月十一日には東日本大震災の慰霊祭が毎年行われまして、私も伺っておりますけれども、遺族の方の話を毎回聞くことになりますけれども、決して思い出したくない話もあれば、だからこそ、これは記憶から薄らいだものにしてはいけないという思いもあろうと思います。 そこで、東北の被災地では、民間団体
○国務大臣(小此木八郎君) 尖閣諸島につきましては、領有権の問題は存在しないということ、そしてまた、周辺海域の情勢が複雑化しているということは今日の議論の中でもございました。 そういう中で、地元石垣市において常設の展示館の施設の設置を求める声があることは承知しておりまして、その常設の展示施設については、設置場所ですとか内容ですとか、こういったことを石垣市のお考えをよくお伺いしながら、国としてどのような
○国務大臣(小此木八郎君) 警察では、現在、御指摘のような武装勢力による国境離島への不法上陸事案が発生した場合には的確に対処することとしています。そうした事案に備え、警察において所要の部隊を編成をして海上保安庁の巡視船に乗船させるなどして、対処体制を構築しております。仮に武装勢力による不法上陸が発生した場合には、関係機関と連携して対処に当たることとしております。 また、事案が一般の警察力では対応できないものと
○国務大臣(小此木八郎君) 今御指摘いただいた点については大変重要な御認識だと思いまして、昨日もこの委員会で問われまして答弁をいたしました。佐藤議員におかれても、今、党の安全保障あるいは土地法制に関する特命委員会の委員長代理としての御活躍は存じ上げておるところであります。 現在、安全保障上重要である防衛施設周辺や国境離島等を対象として土地等の調査や規制を行うための新法をこの通常国会に提出すべく、鋭意準備
○国務大臣(小此木八郎君) おはようございます。 今委員がおっしゃった件は非常に重要なことだと認識しております。衆議院でも議論ございました。国会でも長年、政府内でも議論がされてきたところであると認識をしています。 今おっしゃった、現在、安全保障上大変重要なところであると思われる防衛施設周辺あるいは国境の離島等を対象として土地の調査やあるいは規制を行うと、それを行うための新法をこの国会で提出させていただくべく
○小此木国務大臣 矢上委員の今のお話は十分認識をしたい、改めて認識したいと思いますし、被災は、災害は本当に起こってもらいたくないんですけれども、これが頻発化、激甚化されている中でいろいろな苦しみ、悲しみがあるんですが、その中で経験をしておられる方もおられて、新しい知恵も生まれてきているのも事実でありまして、今の、デジタル化とおっしゃいましたけれども、こういったことも必要なことだと思います。 お尋ねの
○小此木国務大臣 IR整備法の中で行えるカジノ行為の中に、規制の対象になっていないということは、オンラインカジノは認められていないということでありますので、オンラインカジノが日本で行われた場合、これまでも取締りをしてまいりました。起訴されたケースもございます。 こういったことは変わらずしっかりと取り締まっていくというのが警察の立場でもありますし、規制の対象になっていないというのは、カジノ委員会を担当
○小此木国務大臣 今ありますIR整備法の中にカジノ行為というのがありますけれども、このカジノ行為の中に今委員がおっしゃったオンラインカジノは含まれておりませんので、規制の対象にはなっておりません。 一方で、言われましたように、先週、内閣委員会でオンラインカジノのことについて問われました。国家公安委員長としてですが、警察としては、厳正に取締りの上、この取締りを続けていくという答弁をいたしました。
○小此木国務大臣 まず、おっしゃったように、令和二年中に懲戒処分を受けた全国の警察職員は、前年比マイナス十四人の二百二十九人と八年連続で減少し、統計が残る平成十二年以降最少となりましたが、処分の事由別に見ますと、委員御指摘のとおり、異性関係、言ってみますと、盗撮、強制わいせつ等の異性関係が九十一人と、全体の約四割を占めています。 引き続き職員の非違事案には厳正に対処するとともに、職員の規律と士気を
○小此木国務大臣 今総括審議官が述べましたように、不特定多数、対する人が様々な犯罪に絡んでいるかもしれない、あるいは、その中でコロナ感染しているかもしれないという不安の中で対処をしておりますので、様々な不安が警察側にもあるわけですけれども、各種活動において、職員のまず感染防止に努めるとともに、職員の感染が確認された場合には当該職員と接触のあった職員を自宅待機とするなど、感染拡大防止のための対策をまず
○小此木国務大臣 警察においては、これまでも様々な既存の法令を駆使して、いわゆるスパイ事件、諜報事件の取締りに努めております。 例えば、今言われました不正競争防止法を適用した諜報事件の検挙については、令和二年一月、通信関連会社の当時社員が、在日ロシア通商代表部代表代理に唆されて、同社の営業秘密である機密情報を不正に領得した事件を検挙しています。 お尋ねの国家が保有する秘密をめぐる諜報事件に関して
○小此木国務大臣 委員御指摘のように、一昨年の自殺者の数が昨年になりましてから九百人以上増えているということでありますから、大変に重く受け止めております。 今答弁された坂本大臣やあるいは田村厚生労働大臣とも連携を図りながら、自殺の動向をより的確に把握できるように、自殺の統計原票、これの改正を警察としてはしてまいりたいと思っています。先生の御指摘、委員の御指摘はもういろいろなところにあるというふうに
○小此木国務大臣 改めてお見舞いを申し上げます。 昨日もこの委員会で御質問いただきまして、十六日に福島に参りましたことをお話しいたしました。内堀知事の話を聞きまして、知事からも、心が折れそうという先ほどの表現、これは、東日本大震災、十年前、そして東日本台風、おととし、去年からのコロナの対応、そして今回の六を超える、六強の地震等があり、心が折れそうだという表現をされました。 今の委員の御提言は受け
○小此木国務大臣 土曜日の深夜、私は議員宿舎におりましたけれども、そこでもひどい揺れ、強い揺れでありました。テレビの速報で見て、六強と、六という数字が出ておりましたので、すぐに秘書官等と協議をいたしまして、官邸に集まった中で、月曜日にもその問いがございまして、翌日火曜日に福島県、お見舞いと同情の気持ちを込めて訪ねました。 内堀知事と早速お会いをして、お話を聞いてまいりました。特に、見かけだけの状況
○小此木国務大臣 小此木でございます。 国家公安委員会委員長、領土問題担当大臣、海洋政策を担当する大臣及びカジノ管理委員会に関する事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。 初めに、新型コロナウイルス感染症については、感染拡大の防止のために政府を挙げて取り組んでいるところですが、最前線で働いている方々に感謝しつつ、私としても引き続き最大限力を尽くしてまいります。 また、行政のデジタル
○小此木国務大臣 おとといの晩遅くに起こった災害であります。今日も実は雨で、地元も雨だと思います。調査そのものが困難を極めているのかもしれません。先ほど申し上げたように、被災者、被災地の不安をなくすために、一刻も早くまとめて対応をしてまいりたいと存じます。
○小此木国務大臣 今、省庁で連携をして、様々な状況をしっかりと内閣防災、まとめていくところでありますので、しっかりと皆さんの不安をなくすように対応してまいりたいと存じます。
○小此木国務大臣 担当から一言答えさせていただきますが、現在、発災直後、総理からすぐ指示が出まして、現場の状況をしっかりと把握するようにということがございました。これに、今のお話につきましては、公共土木施設、農地、あるいは中小企業等の状況をしっかりと把握しなければなりません、その状況の調査を昨日から開始しているところでございます。 しっかりとその状況を把握しながら、適切に対応してまいりたいと思います
○小此木国務大臣 今、何キロ、何キロということは検討しているところでありまして、防衛施設、あるいは、これは国境離島ということもありますから、その性質等もあります。しっかりと検討をしておるところであります。
○小此木国務大臣 お疲れさまです。 一昨年、重徳委員が本会議で御質問をされました。当時の安倍総理が、これはもう、安全保障の観点から、鋭意、必要なところでありますので検討を進めていくという答弁をされたところであると思います。 私に、昨年、この任務につきまして、新しい菅総理からも、この国会で成果をしっかりと出すようにというふうに指示をされております。 御質問でありますけれども、その有識者会議での提言
○小此木国務大臣 言われましたように、日本海溝、千島海溝沿いで想定される巨大地震の防災対策の推進については重要であると考え、今おっしゃいました菅官房長官時代あるいは武田防災担当相、私が今務めておりますけれども、多くの様々なことを聞いております。 特に、複合災害とも言われる中、今コロナ対策で皆さんにもお力をいただいておりますけれども、この中で、寒冷そして積雪、非常に心配されるところの会議は、様々な専門家
○国務大臣(小此木八郎君) まさに最後に申し上げたところですが、昨日の答弁で西村大臣が、例えばマスクをしているときの飛沫の飛び方、していないときの飛び方、スーパーコンピューターの「富岳」でいろんなシミュレーションをしたというふうな答弁をいたしましたけれども、今まさにおっしゃいました大規模災害、首都直下地震、南海トラフ地震の際に、まあ大都会、あるいは地方でも同じでありますけれども、そういったところ、今
○国務大臣(小此木八郎君) ごめんなさい、防災担当として一言言わせていただければと思いますけれども。 議員のおっしゃったことは本当に重要なことだと思います。 緊急事態宣言下ではないんですが、例えば昨年、台風じゃないんですけど、熊本で球磨川の決壊というのが、豪雨がございまして、球磨村、人吉市と訪ねました。昨年の春以降の話なので先ほど申し上げたように宣言下ではありませんでしたけれども、避難所が幾つか
○国務大臣(小此木八郎君) おはようございます。 大変深刻な問題と捉えておりまして、自殺については、警察では、例えばインターネット上、おっしゃいましたけれども、自殺をほのめかす、死にたい、死ぬかもしれない、そういった書き込みがされることがございます。こういったことについてプロバイダー等と連携して対応しております。何にしろ、本人への自殺をこれ思いとどまらせて説得をするなど、必要な自殺防止措置をまず実施
○国務大臣(小此木八郎君) その前に、私からも羽田雄一郎議員の御冥福をお祈りさせていただきます。 答えですけれども、言われましたように、昨年も七月の豪雨、球磨川の氾濫がございました。私も就任早々に行ってまいりました。その被害だけではなくて、今の雪もそうであります。この三年、四年の地震、豪雨、様々な形で、今コロナの話題になっておりますけれども、この災害でも多くの命が亡くなられておりまして、犠牲者がおられます