1958-12-22 第31回国会 参議院 決算委員会 第4号
○小柳勇君 それでは、防衛庁長官が全駐労、いわゆる駐留軍労務者の担当長官であるので、一、二質問いたします。 第一は、先日来、社会労働委員会でも問題になっておりますが、駐留軍の撤退に伴なって労務者がどんどん首切られている。昨日でありましたか電報が入ったところによると、小倉のキャンプでも総員解職になるという情報が入りました。で、そういうことで長官御存じかどうかお答え願って、そのあとまた質問します。
○小柳勇君 それでは、防衛庁長官が全駐労、いわゆる駐留軍労務者の担当長官であるので、一、二質問いたします。 第一は、先日来、社会労働委員会でも問題になっておりますが、駐留軍の撤退に伴なって労務者がどんどん首切られている。昨日でありましたか電報が入ったところによると、小倉のキャンプでも総員解職になるという情報が入りました。で、そういうことで長官御存じかどうかお答え願って、そのあとまた質問します。
○小柳勇君 相澤委員の質問に関連しまして、運輸大臣に三点だけ御質問申し上、げます。 第一点は、しばしば言われたことですが、国鉄の現在の投資して改善する方向が、中央偏重主義ではないか、この東京近郊、あるいは大阪、名古屋など大都会なり、中央中心主義であって、偏重しておって、地方の方の改善、スピード・アップなどが全体的に見忘られておるのではないか、たとえば北九州などでは私鉄はがたがた、道路もこれも荒れっ
○小柳勇君 専売の当局は、政務次官や大臣に対して、一体この紛争をどういうふうに収拾しようと考えておるか、報告が参るとか、あるいは御相談にやってきておるのかどうか、そういう点ありましたら一つ教えてもらいたいと思います。
○小柳勇君 わかっておりますね。そういう情勢の中で、民間でも、すでに新聞でも発表されておりますように、月に大体たばこの製造量が九十億本ぐらいあるわけですね、平素は。ところが、最近、この十月以降八十億本ぐらいに減産しているわけです。十億本ぐらいの減産になっているわけです。そういうような紛争があるために、たばこの製造がそういうふうに減産されて、この年末から正月にかけての町のたばこの製造が足らないのじゃないかという
○小柳勇君 政務次官に質問いたしますが、今専売公社と全専売労働組合との間に不当労働行為に対する申し立て二件、それから調停申請が六件、こういうものが出されまして紛争状態にあるし、かつ、戦後長い間の全専売労働組合というりっぱな組合が危機にある、非常に険悪な情勢にあるということは御存じでしょうか。
○小柳勇君 全額、繊維についての総額です。
○小柳勇君 それはどのくらいの経費をかげて設備されたのか、概算でもいいから御答弁願いたい。
○小柳勇君 質問いたしますが、十一月に、その白い水をなるべく害をなくすために設備しておく、するとか言われましたけれども、その点について明確に御答弁願いたいと思います。
○小柳勇君 全般的な問題を一つ質問いたしまして私の質問を終りますが、決算委員になりまして、ずっと各公社なりあるいは各省の決算の情勢を見て参りまして、この不当事項が国鉄は十五件です。で今までの各公社なり省の不当事項に比べまして、はるかに件数が多いわけです。件数だけでいろいろ簡単に管理状況がどうだということを判断することは非常に危険でありますけれども、たとえば電々公社が二件ですか、そういうものに比べてまことに
○小柳勇君 重ねて国鉄当局に質問いたしますが、古器具、レールあるいは鉄橋を取りかえた鉄材、その他貨車あるいは機関車など相当の財産に匹敵する品物が現場に見受けるわけです。そういうものを、今電化その他で相当国鉄の内部が新しくかわりつつあるが、私はこういう時期になるべくまあ廃車するものは廃車し、古材として売却するものは売却して、そうして処理していく方が妥当ではないかということも、私専門やでありませんけれどもそういう
○小柳勇君 第千百十九号の不当事項に関連して、小さい問題ですけれども二、三質問いたしたいと思います。第千百十九号の事実は、鷹取工場の構内でボイラーが置場に困ったので切断して売却した、こういう事実でありますが、国鉄の職場には、こういうその場で使えないボイラー、貨車など、非常に古い物があるように見受けるわけです。そのために相当作業にも困り、それがまたそのときは、廃車になった当時廃車の認定をもっと早くすれば
○小柳勇君 全駐労の組合の大体の意見を聞いてみると、軍直労務者についても、大体全体の二万数千の者の生活の実態を把握して、しかも意思を集約しあるいは長官といろいろ意見の交換をするような態勢にあるようです。従って、今後そういうような問題に、積極的に、一つそういうふうな二万数千の集団を全駐労で把握しておりますから、そういう問題を積極的に長官の方に御相談に参りますから、一つその折々に触れて親切にこの生活のめんどうを
○小柳勇君 長官の今のお考えは大体わかりましたけれども、なお、将来の問題として、われわれとしては、やはり二万数千の労務者並びに家族を含めて五万に及ぶようなこの生活を保護する、あるいは毎日の生きる希望を持つというような点からいっても、もう少し何らかの生活の保護があるという確信がなければ、非常に生活しにくいと思うのです。従って、その審議会などで、早急に軍直労務者についてはどこが主管だという主管をきめていただきたい
○小柳勇君 松野長官に質問いたします。 この前の委員会で軍直用員の問題について質問いたしましたけれども、労働省としても、調達庁としても、所管外であるということで十分の答弁がありませんでした。従って、今現在二五数十に及ぶ軍直労務者が非常な生活の不安におびえておりますので、この軍直労務者について、長官はどういうふうにして、今後の生活条件なり、労働条件を保護していこうと考えておられるか、それが第一点です
○小柳勇君 一つの村でも、多いところは十億ぐらいの年産があるのですから、大てい、県、村で水産組合があるわけです。で、その組合でそういうようなことはやっておるものと私は理解しておるわけです。ただ、あなたが記憶がないように、中央段階にあるいは来てないのか、そういうような規定の解釈上、担保その他の問題で、来てもしょうがないということであきらめておるのか、とにかく融資の問題で相当相談は受けたこともあったので
○小柳勇君 さっき抵当の話がありましたが、貸し出すものについては、あるいはそれでやる方法はあると思うのですが、そういうことで、魚介類、その他、ノリの採集は、三年くらいの前もっての海の中にかきを作らなければならぬ、相当の資本が要るわけです。そうして何年かして初めてそれが効用するので、相当の資本が必要であるので、水産組合を作って県などに相当陳情しておる。そういう話を聞いておったのにかかわらず、これにないので
○小柳勇君 先の相澤君の質問に関連するのですけれども、今日、福岡県や熊本県の有明海岸で魚介類、特にノリの採集を盛んにやっておるわけです。水産組合などを作って、行くたびにいろいろ金融の話を聞くが、今いろいろ業務概況を見てみると、貸し出した実績というものがないわけです。府県連の信用組合ではあるいは出ておるか、詳しく調べておりませんが、抵当権その他の問題で貸し出しできなかったのか、あるいは中央金庫その他が
○小柳勇君 五カ年計画の総括的なことで、数字で、私、話しましたけれども、三十一年度のやつを見ましても、自己資金と外部資金との当初の考えと実績というものは相当違ってきておるわけです。年々歳々そういう現象にあるわけです。それで、もちろん予定ですからいろいろありましょうけれども、そういうふうに初めの予定の自己資金の見通しと、それから実績と、自己資金のふえ方、そういうものについては、やはり私はもっと職員に還元
○小柳勇君 損益勘定の大体百五十億というものも、大体サービスの向上というふうにとってよろしかろうと思いますけれども、こういうような百五十億の金というものは、もちろん五カ年計画に急がれて設備資金の中に繰り入れられたのでありましょうけれども、職員のオーバーロードなりあるいは特殊な作業なり、いわゆるサービスの向上というようなもので考えるとするならば、当然この中の大部分というものは、職員の方に手当なりあるいは
○小柳勇君 さっき副総裁の建設資金の予定と実績の中で発表された数字によって質問いたします。 予定として自己資金一千六百二十七億のところ、実績として千九百八十億、プラス三百五十三億自己資金がふえているのでありますが、さっき総裁のお話の中でも施設の増強なり、サービスの向上によって増収があったのでというような発言がありました。この三百五十三億の自己資金のふえた分、これは施設の増強とサービスの向上と振り分
○小柳勇君 私の考え違いか、厚生大臣の考え違いかわかりませんが、岸総理大臣は、内閣に審議会を置くと言明しておられると私は理解いたします。従って今、厚生大臣の言明では、置くか置かないかを検討するということでありますが、私は、総理大臣が衆議院で言明されたように、審議会を置くという方向で検討されることを重ねて要望いたします。 次に関連して、この予算の問題につきましても、早急に一つ腹案なり御提出願いたいと
○小柳勇君 そうすると、総理大臣が言われました審議会については、当然設けるものとして閣僚懇談会で討議されるものと理解してよろしいものか。これが第一。 第二は、その総理大臣の発言のあとで、昭和三十四年度には強力な予算を組んで、この対策を立てると言明されたが、その強力な予算を組むまでに審議会ができるものと理解していいものか。その点。
○小柳勇君 同和問題について二、三質問いたします。 第一に、厚生大臣に質問いたしますが、十月の二十一日の社労委員会で、十月十七日の日に同和問題閣僚懇談会を設けたと報告されましたが、これはかつて三月十一日の日に、岸総理大臣が衆議院の社会労働委員会で言明された同和問題審議会とどういう関連があるのか。われわれとしては、閣僚がかわられてもこういう問題は永久的な問題だから、内閣に審議会を設けられるが妥当であろうと
○小柳勇君 さっきの西田委員に関連して。 初めに悪質な労働争議が頻発しておるという第一の議題の質問がありましたから、これに関連して質問しておかなければ——ここで私質問する必要なかったので、さっき質問を留保したんですが、悪質な労働争議が頻発しておるという前提の中で、しかも暴力行為が発生しておる、これに対して一体どうかという調査の結果に対して、さっき管理官が具体的に二十九件、五十三名の者が送検されたという
○小柳勇君 前に。
○小柳勇君 看護婦の点について少し質問しておきますが、今は病院協会というものがあるようでありますが、これが日経連に加入しておる。ただまあそれはそうでなかったら幸いですけれども、この病院経営を、この利益をもうけるために、もうけが多いために、看護婦の定員を減らすことを厚生省に進言して、そして次官通達もあったという巷説——巷間にそういううわささえ流れておるのですよ。で、その病院協会、いわゆる病院経営者の協会
○小柳勇君 今のは、私は具体的に国立足利療養所の問題を研究いたしましたので、こういう新聞に大きく取り上げた問題に対しては、私はここで、委員会で発言した以上、大臣としては早急に、積極的に、具体的に解決に乗り出すほどの積極性があっていいと思うが、これに対して一体どうお考えになるのか。
○小柳勇君 この前、私は、国立療養所と、それから民間の療養所と比べてみて、国立療養所の方が非常に医者、看護婦が無理をしておる、従って患者との間も、ほかの国立以外の病院に比べて療養が十分でない、そういう不満を全国で聞くから、厚生省は積極的に乗り出していって、施設の改善なり、その定員の補充、あるいは指導の面で十分にやってもらいたい、ということを要請いたしました。その要請に関連してきょうは二、三質問し、かつ
○小柳勇君 今言われた、一部は大体見通しがついて話し合いもついたと言われたが、その点ここで明らかにできるものがあったならば、委員会だからはっきりしておいてもらいたいと思う。
○小柳勇君 大体今の政府の見解では、だんだん駐留軍労務者というものが減少する、そういう考えですが、現在八万二千ほどおると思いますけれども、そういう労務者が過去一年の間に四万五千も首を切られておる。しかも今度は軍があるいは調達庁が採用しておった労務者というものを民間に切りかえて、そして非常に待遇の悪い処遇をしながら、しょうがないからそういうふうな民間の業者で雇っていけと、同じ駐留軍の仕事というものを現在
○小柳勇君 今の労働大臣の一般施政方針に対しても相当問題がありますが、特にきょうはこの中の駐留軍離職者対策を中心に質問をいたします。 御存じのように、昭和二十七年に二十万おりました駐留軍労務者が現在八万二千人ぐらいに減って、この減少された人は非常に不遇な生活に陥っておるということは御存じの通りでありますが、二十八国会でも特にその問題が論議されて、離職者対策に対しては特別な立法をされて現在その実施がされつつあると
○小柳勇君 いろいろ概念的には部落のいろいろの問題が、貧乏とかあるいは差別待遇とか言われておりますけれども、統計的に当然社会局その他厚生省で調べようと思えば簡単に——単ではないけれども、できることだと思う。われわれはわれわれなりにいろいろ数字を持っておりますけれども、しかし、厚生省で今までそういう調査なり、あるいは対策なりのために、統計的にあるいは調査資料として一体やられたことがあるのかどうか。また
○小柳勇君 大臣にもう一回お尋ねしますけれども、審議会の設置についての、これはすぐ聞けることですから、こういうことに関して言っていいかどうかわかりませんけれども、以前堀木大臣のときには、積極的にそういうことまでいろいろお考え漏らしておられたようであるが、大臣かわられて、ほとんど積極的な意欲を見受けられないということすら聞くのでありますが、そういうふうな大臣として試案でもあったらお聞かせ願いたいと思うのです
○小柳勇君 小柳です、一つよろしく。 時間もおそくなりましたので、私は部落解放の問題について、おもな点だけ二、三質問して、また後日に譲りたいと思いますが、その前に結核問題で一つだけ要望申し上げておきたいと思うのです。方々の全国の国立療養所を回ってみまして、一番感じますことは、私立の療養所などに比べて医者、看護婦の諸君の熱意と申しますか、待遇との関連もありましょうが、非常に私立の病院に比べて積極的でないような
○参考人(小柳勇君) 非常に私ども二十三日、春季闘争全体で責任者を処分するというような発言が小倉副総裁の方からありましたので、春闘全体についてお答えした方がいいと思いますが、岩間委員のただいまの御質問は二十三日について特に……。
○参考人(小柳勇君) ただいま柴谷委員が質問された点について、その趣旨に沿う裁定で私どもが受けました裁定は大体七つであります。それに関連した調停案が一件出ておりますから、大体八件でありますが、その中で、たとえば休暇の問題だとか、その他直接賃金問題でない裁定もあります。労働協約の改訂に関する事件などもありますから、それらを省略いたしまして、おもなる柴谷委員が質問された点に関係する問題を一、二申し述べてみたいと
○公述人(小柳勇君) 国鉄労働組合中央執行委員長の小柳勇であります。国有鉄道運賃の一部を改正する法律案に対しまして、公述いたします。 同法律案によりますと、旅客貨物とも平均一割三分の値上げ率によって現行運賃を値上げすることを提案いたしているのであります。私は運賃値上げに反対でありまして、従ってこの法律案の趣旨に反対の立場をとるものであります。ただいまからその理由を申し上げます。 提案理由によりますと