○小林英三君 今のその問題につきましては、只今委員長の御発言のように臨時の特別の委員会を設けて審査することにお願いしたいと思います。
○小林英三君 この際に労働者側の方組合の方からして、先程から四人から石炭國管に対しての御意見を拜聽したのですが、その中に高原さんという方も、それから一條さんという方も、畠山さん、それから小倉さん、皆異口同音におつしやつておることが一つあるのです。それはこの國管案というものを、いわゆる生産協議会というものを決議機関にするということ、それから管理の対象を全炭鉱にすること、この二つが最低の線であるということを
○小林英三君 今度の關東竝びに東北六縣における風水害は、從來とは、開墾とか濫伐のため餘程形が變つておると思う。從つて政府におきましては、今後水害、治水についての河川改修の方針に大きな修正をされるものと、素人としては想像するのであります。今後の河川改修に對する方法の修正、どういうことを眼目にして修正するかということが決つておりましたら伺いたいと思います。
○小林英三君 商工大臣に御質問申上げまする前に、私は大臣に希望したいことがあるのであります。前回の我々の質問に対しまして大臣の答弁は、ややもいたしますると、的を外れた答弁であります。それから非常に私どもは………水谷商工大臣はそう思つていらつしやいませんでしようけれども、我我はどうも答弁が神経質的になつておるような感じがいたします。又議員の質問に対して揚げ足を取られるような傾きのあつたことを甚だ私ども
○小林英三君 今の私の質問に対する水谷さんの御答弁は、私は甚だもの足りない感じがいたします。一体この石炭の國家管理、炭鉱の國家管理というものをおやりになるには、どこに重大な私は基礎があると思つておるかというと、石炭の、戰爭前、支那事変以後において一番増産の上りましたのは、月産が四百万トンということを当局から聽いております。戰時中でも三百五十万トンを取れたということであります。それが最近におきまして非常
○小林英三君 私は水谷商工大臣のこの國管問題について抱いておられまする概念につきまして、この間本会議の席上で大臣から提案の理由の説明がありました中で、現状においては十分でない政府の現場把握を強化して、増産第一主義の障碍となる事情を除き、増産の推進力でありまするところの経営者及び從業者の生産意欲を増大するということが絶対に必要である。このために炭鉱の國家管理をするということを言つておられるのでありますが
○小林英三君 私はやはり大屋君のいうように参議院は人格が違うのですから、殊に石炭の國管問題は非常な重要な問題でありますから、参議院の名においてやはり別の人を呼んで公聽会を開いた方がいいと思います。
○小林英三君 今下條さんからそういう御意見でありましたけれども、併し本会議もありますし、衆議院と参議院と一緒になつて常に開くということもできないのじやないでしようか。
○小林英三君 重要な問題でありますから、やはり本委員会におきましても公聽会を開いて、業界の意見を篤と聞いてみる必要があると考えます。
○小林英三君 今の委員長のお話の通りで結構なんですが、今予備審査の場合でありますから、その予備審査の場合におきましてはフリーの立場から質問をして頂く、本審査になりました場合は又別として、そういうことにいたしたらよいと思います。
○小林英三君 今の村上委員の動議に賛成であります。專門委員については……。それからこの小委員の設置の件につきましては、只今北條君からの動議がありましたけれども、必らずしも二つに限ることはないと思う。委員長において今後委員會を運營する上において便利なように、二つでも三つでもお考え願う。これは委員長においてよく研究して貰つて速かに小委員を置く。それについては委員長において研究して貰つて運營のよいようにやつて
○小林英三君 尚、この機會に長官にお伺いいたしておきたいと思いますことは、日本における發明者の表彰ということが、從來も極めて外國に比べますというとできていなかつた。從來發明協會ですか、あすこで商工省の發明奬勵規程に基いて奬勵をしておりまして、全國表彰とか或は地方表彰という程度のもので一片の免状、それから鑛金のメダルくらいの程度のものしかできておらなかつた。これはもう今度の戰敗といこことになりました一
○小林英三君 私實は私自身も相當の特許權者でありまして、二百數十從來持つておつたんですが、今の侵害をしたような場合におきまして、例えば特許權者が、或いは實用新案、意匠權者が告訴するというような場合に、殆どこの地方の檢事局だとか今の檢察廳なんかが、全然知つた人が少ないので、殆どそれが該當して、實際にその特許權者の權利を保護するなんというようなことは從來ないので、徒らにこの檢事局、或いは裁判所で日限を要
○小林英三君 この特許料の値上げとか、或いはこの違反者に對する罰金の値上げということにつきましては、これは時勢上止むを得ないことと思いますが、ちよつと御質問申上げたいんですが、この特許法の第百三十三條、この職員に對する懲役又は罰金という、これはよほど重大な問題だろうと思うんですけれども、これが從來から一年以下の懲役、千圓以下の罰金ということになつて、今までが餘りに輕いもんですから、それに對して五千圓程度
○小林英三君 今の修正の動議は大體結構でありますが、これは字句の問題でありますけれども、八行目の下の上、「希望をもつて平和國民としての」と「の」を入れた方が、字句の工合がいいのじやないかと思いますが。
○小林英三君 今の御意見も大變結構ですが、それをやるには、できるだけ本人の專門的の立場を加味してやられるということを希望しておきます。
○小林英三君 實は今の御質問に關聯しまして、私の長男がソ聯におりまして、つい最近歸つて來たのですが、その状態を聞いて見ると、内地に歸つて來たときに、上陸地で三百圓貰つた。ところがソ聯におりました一年半の間は何らの小遣も、勿論捕虜ですから貰わなくて、ただ手拭一本貰つただけで、あとは労働に服して、おかゆを啜つて來たために非常な榮養失調になつておつた。それは止むを得なかつたのでありますが、内地の舞鶴に上陸
○小林英三君 ちよつとお伺いいたしますが、内地におる遺族の方たちが、在外殘留者の安否につきまして、非常に案じておられるのでありますが、これは昨年末でありましたが、ソ聯から八萬通の往復葉書をよこされまして、それを貰いました遺族は無事でおるということが分りまして、一先ず安心をしたのでありますが、現在もまだ未歸還者に對しまして、向うから無事でおるということを、こちらから又往復葉書を向うへ出せるような手續を
○小林英三君 本日國民の最も関心を持つておりまする食料の問題、特に生鮮食料の集荷配給改善につきまして討議が行われますることは、誠に意義のあろことでありまして、この國会法に定めてありまするところの自由討議は、この眞の目的は議員をして國政の重要案件のつき自由なる討議をなさしめ、國政の改善に資するがためであります。決して我々議員同士の討論会でないと私は考えております。從いまして、議員の討論及び全体の討議の
○小林英三君 議事の進行についてお願い申上げます。時間も相当経過したのでありますから、今日はこれにて散会、あとの質問は明日に延期されんことの動議を提出いたします。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 〔一松政二君「私は水谷商工大臣に」と述ぶ〕〔「許可しておらない、誰も」と呼ぶ者あり〕