1979-06-01 第87回国会 衆議院 地方行政委員会 第16号
○小林(朴)政府委員 当時五十五名の右翼の関係者を公務執行妨害で検挙をいたしまして、現在はすでに釈放になっておるという状況でございます。
○小林(朴)政府委員 当時五十五名の右翼の関係者を公務執行妨害で検挙をいたしまして、現在はすでに釈放になっておるという状況でございます。
○小林(朴)政府委員 覚せい剤の関係が一番多いわけでございまして、覚せい剤に関係するものは年間に推計いたしまして一兆円のうちで四千七百六十億円、大体四七%——これは一兆円と申しましても暴力団の中で金が動いたというものではございませんで、暴力団以外から入ってくる粗利益と申しますか、粗収入を言うわけでございますが、その中で大体四七%が覚せい剤の売買利益である、こういうような状況でございます。
○小林(朴)政府委員 お答えいたします。 最近五年間におきます暴力団の対立抗争事件というのがございしまして、これの調べによりますと、五十年におきましては八十九件、これが一番多いのでございますけれども、五十一年に六十六件発生をいたしております。翌五十二年は二十八件、五十三年十八件というふうに、逐年減少はいたしておるわけでございます。本年におきましては、昨日現在でございますけれども、九件発生をいたしておりまして
○政府委員(小林朴君) 当時はなるほど現行犯といたしまして公務執行妨害罪で検挙いたしておりますが、ただいま新宿署の方に捜査の中心を置きまして、お説のような選挙の自由妨害、それから暴力行為等の処罰に関する法律に違反するかどうかと、そういう点を継続して捜査中でございます。で、それを全部ひっくるめましてこの事件解決を図りたいというのが私どもの方の方針でございます。
○小林(朴)政府委員 候補者に対する暴行等の自由妨害事件でございますが、この辺につきましては統計がございませんので、私ども何件あったかということはわからないわけでございます。 しかし、最近の例を見ますと、たとえば四十年の六月に行われました参議院の通常選挙におきまして、ある候補者が尼崎で関西護国団の連中に暴行を加えられたというような事件がございます。それから五十二年七月の参議院議員通常選挙におきましても
○小林(朴)政府委員 捜査を担当する者といたしまして、いままでいろいろ貴重な御意見をお伺いしたわけでございますが、そういう問題を一切ひっくるめまして、私どもは事実が何であるかということを明らかにしてまいりたいと思っておるわけでございます。何分捜査というのは証拠に基づきまして事実を解明するという活動でございますので、これからまたその方向で努力をしてまいりたい、かように考えておる次第でございます。
○小林(朴)政府委員 そういう退去措置の命令をやったかどうかは、いまのところ私の方は承知をいたしておりませんが、現在新宿署を中心にいたしまして、警視庁の関係課が応援をいたしまして、そういう問題を含めて捜査中でございます。それが多衆の妨害になるか、あるいは単なる自由妨害になるか、あるいは暴力行為等処罰ニ関スル法律違反になるのか、そういうものをひっくるめまして現在捜査中でございます。
○小林(朴)政府委員 関係官庁が連絡を密にして災害の防止をするという点につきましては、警察といたしましては非常に事後、事後の手になるものでございますから、責任等が明らかになりまして、そこでもし関係官庁がそれぞれ対策を立てるのに参考になるということがございますれば、私の方からそういう面についての施策を連絡いたしたいというふうに思います。 それから、原因を決めるまでの間でございますが、これは刑事事件と
○小林(朴)政府委員 藤枝市並びに昭島市におきます都市ガス事故の概況からお伝えをいたしてまいりたいと思いますが、五月二十日に藤枝市の事故は発生をしたわけでございます。午後の七時三十分ごろ、藤枝市の前島の住民の方から藤枝の警察署に対しまして、前島の夏目歯科医院の付近でガスのにおいがする、夏目方の様子がおかしいという一一〇番の電話がございまして、直ちに現場へ警察官を派遣いたしたわけでございますが、付近一帯
○政府委員(小林朴君) 大阪実業信用組合の件でございますけれども、私どもの方ではそれぞれ関心を持って現在見ておるわけでございまして、いずれにいたしましても監督官庁のはっきりした検査結果を待ってこちらの措置を決めていきたいというふうに考えておるわけでございます。
○政府委員(小林朴君) いまの点でございますが、どういう目的でこういうことがなされたのか、特に背任の問題というのは個々のケースについて判断をするよりほかに手はなかろうと思います。それから、この決算全体がそういうふうなことで犯罪の容疑になるというようなものもあるようでございますので、そういう点をひっくるめまして、これから大蔵省の検査を待って捜査を開始するというふうに考えておるわけでございます。
○政府委員(小林朴君) 大体そのとおりだと思うわけでございますが、例のドリルジャンボ掘削機を解体するためにガス切断器を用いて切断作業中に、まあ作業によりまして生じました火花あるいは溶解をいたしました遮熱のボルト、鉄片等がドリルジャンボの中段に堆積していました油のしみた木くず等に落下をしてぼやが起こって、それからまあ火災になったのではないかというような推定でございます。
○政府委員(小林朴君) おっしゃるとおり、まだ危険な状況が続いておりまして、状況によりますと、五月の一日ごろから四十日ぐらいまではその危険な状態が続くというようなことでございますので、現場の最も中心部になるようなところにおきましては来月後半ということになろうかと思いますが、この安全のまあ状態といいますか、工事が進んでいけばいくほど、それに先立ちまして、できるだけ検証を進めてまいりたいというようなことでやっておるわけでございます
○政府委員(小林朴君) 事実関係を私どもよく調べてみないと何とも言うわけにはまいりませんが、一般論としてそういうふうに考えられるかとも思います。
○政府委員(小林朴君) 捜査の問題では、こういうものにつきましては大変むずかしい問題が基本的にございまして、できれば大蔵省の方の第一次的な監査と申しますか、そういうものによりまして具体的に犯罪の容疑というものがはっきりいたしますならば、当然私どもで捜査をすべきではなかろうかと思うわけでございます。ただ警察の場合にこういう会社関係の、銀行も含めてでございますけれども、一般的な捜査というのは相当な容疑がないと
○政府委員(小林朴君) お伺いしておりますと、私は具体的な事実は存じませんけれども、特定の第三者の利益を図るために会社そのものに損害をかけるという行為でございますれば、背任の行為に該当するのではないかというふうに思います。
○小林(朴)政府委員 確かに暴力団に対する関心に若干波がございまして、一時はでな対立抗争事件などで街頭で拳銃などの撃ち合い等がありますと国民の関心がぱっとその方を向く、そうしてしばらくしてしまうと何かすべてが鎮静化したように一見とられるというような波がございまして、世論調査の面におきましてもそういう波を反映することがあるのではないかと私は思うのでございます。 私も長い間この暴力団の取り締まりにずっと
○小林(朴)政府委員 私どもは実を言いますと、暴力団の表面的な事件につきまして、表顕と申しますか表にあらわれた違反につきましてはできるだけ検挙という手が打てるわけでございますけれども、何分にも潜在的な犯罪が多いのではないか。そういう意味では、警察に届けたくても届けられないというようなそういう問題がまだあるのではないか。私どもの暴力団の取り締まりというのはそれを何とか掘り起こしていきたい、潜在的な犯罪
○小林(朴)政府委員 ちょうどその世論調査の行われました時期が、昨年の七月以来の暴力団の対立抗争、特に山口組の対立抗争事件のさなかでございまして、国民の関心も非常に強かったというふうに私、思うのでございますが、私どもはもうこれに対しては不断の努力で暴力団を何としても封じ込めていきたいということで努力をしておるわけでございます。
○小林(朴)政府委員 確かに私が昭和四十六年の九月に日商岩井より四街道の土地を買いました。それを豊栄土地に下取りに取っていただいて現在の住まいを購入したわけでございますけれども、その当時の取引と申しますか、それは、私が海部氏とは学校以来の学友でございまして、彼が土地を開発しておるから買わないかという勧めがございまして、それではお願いをするかということで、あとは日商岩井と私の間で取引をしたわけでございまして
○小林(朴)政府委員 お答えいたします。 五十一年の五月ごろに有森氏を調べたわけでございますが、その当時の有森氏を調べるのは、ロッキード事件に関連をいたしまして、有森氏がロッキード社のコンサルタントをしておるといううわさがあったので調べたわけでございます。したがいまして、今度のグラマンの事件に関連しての調べではございませんので、そういうことで二回にわたりまして事情を聞いたわけでございますけれども、
○政府委員(小林朴君) 犯罪捜査の手順から申しますと、脅迫とかあるいは業務妨害とかいうようなものが入り口になりまして、そういたしましてその原因が何かというようなことで掘り下げていくというのが一般の捜査の常道ではないかというふうに思うわけでございますけれども、その他に捜査の資料が入りますならば当然私どもは調べなければならないというふうに思うわけでございます。
○政府委員(小林朴君) 本件につきましては、具体的に私事情を聞いておらないわけでございますけれども、そういう株の分割に関連をいたしまして、何と申しますか、窓口をふさいでしまうとか、あるいはいやがらせの電話によりまして一時銀行の業務を麻痺さしてしまうというようなことが間々ありまして、そういうものは威力業務妨害という形で私どもは検挙いたしておる例があるわけでございます。 したがいまして、本件ももしそういうようなものに
○政府委員(小林朴君) 昨年の九月の末ごろに大阪の大和銀行に対しまして、先ほどお話がございましたように一千株を二十株ずつ五十人に分割する要求がなされまして、その五十人の中に暴力団関係者が十人ぐらい入っておったということにつきましては、銀行から大阪府警の方へ相談がございまして、そうして承知をしておるわけでございますが、この件につきましては、その後事情聴取等捜査に努めておるところでございます。 ところが
○政府委員(小林朴君) 私どもとしてはちょっと十分これについては関知いたしておりませんが、ロッキード事件が始まっておりますので、公判が始まっておりますので、恐らくそちらの方に回っておるんではなかろうかというふうに思うわけでございます。
○政府委員(小林朴君) 有森メモの問題につきましては、この二月の二十一日付の朝日新聞で報道されたものを御指摘になっておるかと思うんでございますけれども、ロッキード事件の捜査の際に、まあ警視庁と東京地検及び国税局とが共同をいたしましてロッキード社の日本本社を捜索をいたしました。その際に押収資料といたしましてとったんではないかというようなことが言われたわけでございます。で、当時この押収資料の保管につきましては
○政府委員(小林朴君) お答えいたします。 警備の方といたしましては、そういうようないきさつで、十分本人から事情を聞いて、このごろは重点の警らということをやっておるわけでございまして、パトロールがしょっちゅう参りまして、状況を聞いておるわけでございます。特にそれで変わったことはないという報告を受けておるわけでございます。
○政府委員(小林朴君) 有森氏の身辺保護につきましては、ちょうど二月の十四日が証人喚問の日でございましたんですけれども、その前日の十三日の日に弁護士さんの方から身辺保護の要請がございまして保護に入ったわけでございますが、十五日になりまして、これは成城署の管内でございますが、署長が直接有森氏の宅に電話をいたしまして、どういうようなことであるかということで、話を御本人から聞きたいということで電話をしたわけでございます
○政府委員(小林朴君) 私どもが調査いたしましたのでは、先ほど申し上げましたとおり、一回だけ来ていただいた、後事情がわからないという形になっておるんでございます。 それで、こういう告発上の捜査と申しますのは、告発のことに書いてあるものにつきまして具体的に補充のまあ調書といいますか、そういうものをつくって、そうして、それから告発人へというのが常道なんでございます。で、どうしてもその段階のところで現在行
○政府委員(小林朴君) お尋ねの告発事件につきましては、三月の七日の日に告発を受理をいたしまして、現在捜査中のものでございます。大阪の府警で現在受けておるわけでございますが、本件の告発人が五名でございまして、大阪府警といたしましては、告発人から告発の事実の詳細をまず聞きたいということで、事情聴取をする必要がある旨を告発の代理人でございます弁護士の方に、三月の八日から十四日まで四回にわたりまして連絡をいたしましたが
○政府委員(小林朴君) ただいまの御質問につきまして、警察の方といたしましても実はいろいろなうわさ等に基づきまして調査をいたしておるわけでございます。また関係者からも事情を聞いておるわけでございますが、何分現場が救助活動のために混乱をいたしておりまして、救助第一という形で行っておりますので、いま私どもといたしましても結論はいずれも出ておりません。 そういうわけで、消火器の問題にいたしましても、それが
○政府委員(小林朴君) 徳島の事件は昨年の五月二十五日に発生をした事件でございまして、この事件も千葉県警において、先ほどお話しのとおり、恐喝事件として検挙しておるわけでございます。その中で、県の相当な幹部の人が、何か毎年のことのようだというような話があったというようなことがどうかということで私ども調べてみたのでございますけれども、どうもその点ははっきりはいたさないわけでございます。しかしながら、われわれのところではこういう
○政府委員(小林朴君) こういう押し売りのグループと申しますか、こういうものは、一たび弱味を見せますとその情報が次から次と内部で流れてまいりまして、いま延べにしてと申しましたように、二回も三回もやってきまして押し売りをするというのが手口でございます。まあそういう意味では、なるべく早期に警察の方に連絡をしていただきまして、こういうものの取り締まりを早くやるというのが第一ではなかろうかというふうに思うわけでございます
○政府委員(小林朴君) お尋ねの件につきましては、千葉県警察におきまして、昨年の六月に被害相談を受けたことから端緒を得まして、捜査を開始をいたしました。現在までに、国防会議帝憂会と自称する被疑者別府忠四十歳、外八名を検挙いたしました。恐喝罪の容疑で約四十件、一千三百六十万円余、それから迷惑行為防止条例違反の容疑――これは押し売りを防止するものでございますが、その容疑で約二百二十件、一億二百万円余、合計
○政府委員(小林朴君) これは実は新聞等で報道されたものを指すのだろうと思うのでございますが、有森メモとかあるいは有森レポートというようなことで、当時、有森氏が日商岩井に勤務をいたしておりまして、そのときのことを今度はロッキードの方に話したというようなものを指すのではなかろうかと私は思うわけでございますが、当時、ロッキード事件の捜査の際には、警視庁とそれから東京地方検察庁と国税局、この三者が合同いたしましてそうして
○政府委員(小林朴君) お答えいたします。 お尋ねの件につきましては、さきに衆議院の予算委員会におきまして有森氏本人が証言をいたしておりますように、警視庁におきましてロッキード事件の捜査の折に、本人がロッキード社のコンサルタントをしていたといううわさもございましたので、同事件の関連情報を入手するために、ちょうど昭和五十一年の五月の中旬ごろでございますけれども、二回にわたりまして四谷署等で事情を聴取
○政府委員(小林朴君) 本年の三月七日に公職選挙法違反で、これは利害誘導罪でございますが、大阪府警に告発をされた者がございます。
○政府委員(小林朴君) 事案によりましてそれぞれ違うわけでございますが、本件は大変複雑な内容がございまして、それと被告発人が現在病気で入院中というようなことがございまして、若干、その見通しが立ちにくいような状況でございます。
○政府委員(小林朴君) この告発は五十三年の四月の十三日に出ておるわけでございますが、ただいまお話しのような、若干この大学の運営資金が他に流用されたというような内容でございまして、その告発の事件のみならず、他にも問題がございまして、現在、捜査中でございます。
○政府委員(小林朴君) そのとおりでございます。部屋の方に出血が相当ございまして、落下地点には出血が少ないという、そのとおりでございます。
○政府委員(小林朴君) 日商岩井の島田常務が亡くなられましたのは、二月の一日の午前七時四十分ごろでございます。場所は、赤坂の日本交通山王ビル前の路上でございまして、この日商岩井のエアロスペース株式会社というのがこのビルの七階にございまして、この七階の、島田氏はそこの社長でございまして、七階の社長室の窓から飛びおりられたというような状況でございました。その後、日交ビルの管理人で田中とみ子という女性がこの
○小林(朴)政府委員 犯罪捜査というのは観察と推理ということの繰り返しだと思いますけれども、いずれにいたしましても亡くなられた人のことでございますので、私どもは、そういう点について事実の確認という面から総合的に判断をしたということでございます。
○小林(朴)政府委員 御本人がどういう理由で自殺をしなければならなかったかということにつきましては、私どもはわからないわけでございます。ただ、自殺に至る前後の行動とか、それから自殺というものが一体どういう手段で行われたか、あるいはその当時他殺によるような、あるいは巷間言われるような謀殺というような条件があったのかというようなことを総合勘案いたしまして、私どもは自殺というふうに判断をしたわけでございます
○小林(朴)政府委員 島田常務の自殺につきましては、本年の二月一日午後の二時四十分から同五時四十分の間、慶応大学の法医学教室におきまして斎藤教授の執刀により解剖いたしたわけでございます。 死因でございますけれども、頭部前額部、顔面、頭蓋底の骨折及び内部組織の挫傷、頭が砕けた。それから胸部の打撲、骨折及び心膜の破裂傷、それから左右両腕部の打撲、骨折、それから両下肢の複雑骨折、及び傷の問題でございますが