2001-05-25 第151回国会 衆議院 環境委員会 第11号
○小林(守)委員 民主党の小林です。民主党の意見を表明させていただきます。 地球環境問題への対応という視点から考えますると、今でこそ、フロン類はオゾン層を破壊し、強力な温暖化物質であり、その回収・破壊は先進国の責任である、このような認識は国民共通のものになってきていると思いますが、一九三〇年、アメリカで発明されたこの物質は、戦後、日本においてもその使用用途が飛躍的に拡大されてまいりました。化学的に
○小林(守)委員 民主党の小林です。民主党の意見を表明させていただきます。 地球環境問題への対応という視点から考えますると、今でこそ、フロン類はオゾン層を破壊し、強力な温暖化物質であり、その回収・破壊は先進国の責任である、このような認識は国民共通のものになってきていると思いますが、一九三〇年、アメリカで発明されたこの物質は、戦後、日本においてもその使用用途が飛躍的に拡大されてまいりました。化学的に
○小林(守)委員 先生の先ほどのお話の中で、いわゆる公的部分がどこまで負担すべきなのか、要は、ナショナルミニマムの観点からその内容は常に検証されていかなければならないというようなお話だったと思います。 そういうナショナルミニマムという観点から考え、そして、日本のこれからの社会保障制度の構築の上で、根幹となるべき部分は税方式が望ましい、私はこのように考えるのですが、そのナショナルミニマムという観点からとらえた
○小林(守)委員 保険料の免除者も含めると、二千万人加入対象者の中で七百六十四万人ぐらいが未納であり、未加入であり、保険料免除というような形で、三六%の空洞というか、国民年金の三分の一以上のところに大きな機能不全が起こっているというようなところでありまして、先生のお話では制度上の問題があるというようなことでございます。 そうした場合に、私たちは、国民年金、いわゆる公的年金の基礎年金の部分、これは何
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。 木村参考人、先生には大変御示唆に富んだ幅広い、またショッキングなというか、大変考えさせられるようなお話もいただきまして、勉強させていただいております。 小泉内閣が誕生いたしまして、国民の大変な支持率を得ております。公約の中で、構造改革なくして日本の再生はないと、経済の構造改革とかさまざまな改革を掲げて登場した政権ですけれども、まだ具体的な中身がよく見
○小林(守)委員 ただいま議題となりました、政府提出、環境事業団法の一部を改正する法律案並びに民主党・無所属クラブ提出、環境事業団法改正案に対する修正案について、民主党・無所属クラブを代表して、環境事業団法改正案に対する修正案には賛成、修正部分を除いた環境事業団法改正案には反対の立場から討論をいたします。 PCB廃棄物の処理は、製造、輸入、使用が原則的に禁止された昭和四十九年以降、早急に行うべき課題
○小林(守)分科員 確かに、昨年の四月から自治事務に変わったことでありますけれども、問題の事例そのものは、少なくとも機関委任事務の中で、通産省所管行政の中で行われていたことであります。そういう点で、この問題を、自治事務になったということで今差し控えるというようなお話でございましたが、わからないことではないんですけれども、しかし、みずからの行政責任というのは問われるのではないか、このように思いますけれども
○小林(守)分科員 民主党の小林です。 早速質疑に入らせていただきます。 私は、計量行政について、特に環境計量証明事業について、具体的な問題事例を踏まえて質問をさせていただきたいと思います。 昨年の十月二十日、栃木県の計量検定所は、宇都宮市内の環境計量証明を行っている、ある会社を立入検査いたしました。そして、その後、十二月の七日付で、県の計量検定所は、その計量証明事業者に対して警告書を出しました
○小林(守)委員 私ども、同感というふうに思っておりますけれども。 循環型社会形成推進基本法ですか、このような法案の今日までの議論の中でも、三つの原則、リデュース、リユース、リサイクルというような三Rの原則というものがまず掲げられてきたわけです。私たちは、その三Rの原則プラス環境への負荷の最小化というか、そういう視点から考えるならば、大量リサイクル社会を目指すのではないのだということを考えるならば
○小林(守)委員 所信の中にも、構造ということに当たるのだろうというふうに思いますが、大量生産、大量消費、大量廃棄の二十世紀型の社会を変えていくというようなこと、このようなシステムが地球への負荷を限界に達しさせてしまっている、こういうことで、人類の存続にもかかわる問題が生じているというようなことだと思いますが。 ここでお聞きしておきたいなと思いますのは、そのような、地球環境への負荷が限界に達しているというような
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。 まずは、川口大臣、環境の世紀二十一世紀の初代の大臣御就任まことにおめでとうございます。また、大変御苦労さまでございます。日本の二十一世紀を開いていく環境政策の新しい路線をぜひ切り開いていっていただきたいと心から期待を申し上げる次第であります。 早速質疑に入らせていただきたいと思います。 環境庁から環境省に昇格、格上げがされたわけでありますけれども、
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 次に、閉会中審査案件が付託されました場合の諸件についてお諮りいたします。 まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地その他所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 環境保全の基本施策に関する件 公害の防止に関する件 自然環境の保護及び整備に関する件 快適環境の創造に関する件 公害健康被害救済に関する件 公害紛争の処理に関する件 以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今国会、本委員会に付託されました請願は百四十四件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会で慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、自動車排出ガス対策の推進に関する陳情書一件
○小林委員長 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として環境庁企画調整局地球環境部長浜中裕徳君、環境庁大気保全局長廣瀬省君、大蔵省主税局調査課長池田篤彦君、文部省初等中等教育局長御手洗康君、通商産業省環境立地局長日下一正君、通商産業省機械情報産業局長太田信一郎君、資源エネルギー庁石炭・新エネルギー部長沖茂君、運輸省運輸政策局長岩村敬君、建設省都市局長山本正堯君及び自治省税務局長石井隆一君
○小林委員長 これより会議を開きます。 環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、気候変動に関する国際連合枠組条約第六回締約国会議、COP6について、政府から報告を聴取いたします。川口環境庁長官。
○小林委員長 これより会議を開きます。 環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。 本日は、フロンの回収・破壊の現状及び対策問題について参考人から意見を聴取いたします。 御出席いただいております参考人は、社団法人日本自動車工業会副会長専務理事鈴木孝男君、群馬大学助教授西薗大実君、横浜国立大学環境安全工学研究室教授浦野紘平君、兵庫県県民生活部環境局長小林悦夫君、以上四名の方々でございます
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 次回は、来る十七日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十一分散会
○小林委員長 これより会議を開きます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 環境保全の基本施策に関する件調査のため、来る十七日金曜日、参考人として社団法人日本自動車工業会副会長専務理事鈴木孝男君、群馬大学助教授西薗大実君、横浜国立大学環境安全工学研究室教授浦野紘平君及び兵庫県県民生活部環境局長小林悦夫君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小林委員長 これより会議を開きます。 環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として環境庁水質保全局長遠藤保雄君、厚生省生活衛生局長西本至君、厚生省生活衛生局水道環境部長岡澤和好君、農林水産省畜産局長樋口久俊君、農林水産省農林水産技術会議事務局長小林新一君、通商産業省環境立地局長日下一正君及び通商産業省基礎産業局長岡本巖君
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 それでは、理事に 奥田 建君 及び 近藤 昭一君 を指名いたします。 ————◇—————
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林委員長 これより会議を開きます。 この際、理事の辞任についてお諮りいたします。 理事佐藤謙一郎君及び理事細川律夫君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 次に、閉会中審査案件が付託されました場合の諸件についてお諮りいたします。 まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地その他所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 環境保全の基本施策に関する件 公害の防止に関する件 自然環境の保護及び整備に関する件 快適環境の創造に関する件 公害健康被害救済に関する件 公害紛争の処理に関する件 以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今国会、本委員会に付託されました請願は一件でございます。本請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会で慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、デポジット制度の導入に向けた法整備に関する陳情書一件
○小林委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 環境保全の基本施策に関する事項 公害の防止に関する事項 自然環境の保護及び整備に関する事項 快適環境の創造に関する事項 公害健康被害救済に関する事項 公害紛争の処理に関する事項 以上の各事項につきまして、その実情を調査し、対策を樹立するため、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと
○小林委員長 これより会議を開きます。 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林委員長 御異議なしと認めます。 それでは、理事に 石原 伸晃君 稲葉 大和君 大木 浩君 柳本 卓治君 佐藤謙一郎君 細川 律夫君 若松 謙維君 及び 武山百合子さん を指名いたします。 ————◇—————
○小林委員長 これより理事の互選を行います。 理事の員数は八名とし、その選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、私が当委員会の委員長の重責を担うことになりました小林守でございます。まことに光栄に存じております。 申すまでもなく、環境問題は国の内外を問わず人類の生存基盤にかかわる重要な問題であり、持続可能な経済社会を構築することが私たちの次の世代への責任であります。 さきの国会では循環型社会形成推進基本法が成立いたしましたが
○小林(守)委員 その点では共通認識に立っているなというふうに確認をさせていただきました。 それでは、次に移りますけれども、今回の基本法の制定に向けて、既に衆議院では法案を採決して参議院に送った段階でございますけれども、廃棄物の問題をとらえていくためには、やはり川上対策というか上流対策がなされなければ、下流で幾らリサイクルだ減量化だといっても、どうにもならない現実があるわけであります。 出口が本当
○小林(守)委員 そういう方向でぜひ取り組みをお願いしたい、このように思います。 一般廃棄物については、現在の清掃行政が十分な人員で行われているのかどうか。例えばPETボトルの回収、再資源化の問題についてもいろいろな問題があると先ほど石毛委員の方からもございましたけれども、これから循環基本法などが制定される方向で進んでおりますし、さらに、再生資源利用促進法、いわゆるリサイクル法も強化改正をされるというような
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。 厚生委員会の方に出席をさせていただきまして質問の機会を与えていただきましたことを、まず感謝を申し上げたいと思います。 時間の関係で、まず大臣の方からお聞きをしておきたいというふうに思います。大臣、何か予定があるようでございますので、質問が終わりましたらば退席されて結構です。 まず、今回の法改正では、公共関与による適正な処理施設の設置というものが大きな
○小林(守)委員 ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案に対する修正案につきまして、民主党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 第一に、循環型社会形成推進計画について、その責任を明確化し、策定手続を民主化する観点から、その原案を環境省が策定し、中央環境審議会の審議を経て公告縦覧手続に付し、広く国民の意見を求めた上で、国会承認とすることであります。循環型社会形成推進計画の重要性から
○小林守君 私は、ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案に対して、民主党を代表して、反対の討論をいたします。 現在の大量生産、大量消費、大量廃棄の経済社会システムは、地球温暖化、オゾン層の破壊、砂漠化、森林破壊、資源の枯渇など地球規模での環境に大きな影響を与えてしまっています。廃棄物の問題では、自然生態系の中で分解できる量をはるかに超えた大量の廃棄物があふれ、各地で不法投棄、不適正処理
○小林(守)委員 ミレニアムの予算で、その基礎的なデータを把握するための取り組みを進めていきたいというようなことでありまして、この二十九条でそういうことが読めるんだというふうに理解していいのですか。
○小林(守)委員 質問の趣旨が少し広がってしまったような感じになるのですが、要は、計画的な取り組み、目標設定、基本計画を策定する上で、基本的にどういう数値目標を立てていくかとか、そういうときには、国、地方レベルでの計画的対応のための基礎的なデータというものが取りそろえられていなければ、これは推計に基づく非常に大ざっぱなものになってしまう、科学的、計画的な発生抑制とかリサイクルとかリサイクル率を向上させるとか
○小林(守)委員 民主党の小林です。 既に同僚の議員の方から、この基本法案についての問題点のポイントになるようなところについては触れられてきております。重複するようなところもあろうかと思いますけれども、さらに一歩踏み込んで質問していきたいな、このように考えているところもございます。そういう点で、早速質疑に入らせていただきます。 まず第一点として、既に触れられておるわけですけれども、中央環境審議会
○小林(守)委員 それではもう一つ、別の言葉で言うならば、環境と経済の統合というようなことがよく言われます。同じことを言っているのだというふうに思いますが、エコロジーとエコノミーの統合というか、そういうふうなことになろうかと思います。そういう基本的な考え方に立って、それでは循環型の人間の社会経済活動に伴う物質循環の社会をどうつくり上げていくかというのが今回の法改正の大きなねらいなのだろうと思うのですね
○小林(守)委員 お考えについては基本的に同感でございますし、私もそのように考えているところであります。 ただ、先ほども申しましたとおり、リサイクル社会というのは、資源を多量に、現状維持ぐらいに投入しても、システムが、リサイクルの仕組みがちゃんとできれば可能な社会なのだろうと思うのですね、理論的には。ということになると、GDPは物すごく膨れ上がるのですね、リサイクル社会というのは。しかし、資源の投入量
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。久々に商工委員会に戻ってまいりまして質疑の機会を与えていただきましたことを、まず感謝申し上げたいと思います。 私もかつて商工委員会に所属をし、そして、現在は環境委員会の方で働かせていただいているわけですけれども、今日、循環型社会をつくらなければならない、こういう国民共通の課題の中で、今国会でも循環型社会形成基本法案が提案され、そして、関連の個別法では、
○小林(守)委員 ありがとうございました。 それぞれの先生方の、参考人の方の御意見の中で、非常に関心を持った論述がございました。平岡先生の方からは、マテリアルバランスでこのようなことが続くはずがないというような御指摘のもとに、数値的な輸入資源、それから輸出、それからエネルギーの消費のバランスのお話がございました。そして、加藤先生の方からは、大量リサイクル社会ではだめだというようなこともございました
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。 本日は、それぞれの参考人の皆さん方には、御多忙のところ、この委員会に御出席をいただき、貴重な御意見を賜りましたことを感謝申し上げたいと思っております。 民主党におきましても、循環社会をつくっていくための骨格をどうしていくか、そういう点で、法案の取りまとめなどをさせていただいておりまして、現在パブリックコメントをさせていただいているところというふうに