1987-05-26 第108回国会 参議院 法務委員会 第3号
○説明員(小杉修二君) 司法解剖をした理由は、本件事案が、発見された経緯等からしまして、必ずしもはっきりとした犯罪死体であるということでは当初断定はできなかったのでありますけれども、その死因が犯罪に起因するのか否かがはっきりしない。したがいまして、いささかなりとも犯罪の疑いがあろうではないかということで鑑定処分許可状をとって司法解剖をしたわけでございます。 司法解剖の結果は、まだ鑑定書ができておりませんので
○説明員(小杉修二君) 司法解剖をした理由は、本件事案が、発見された経緯等からしまして、必ずしもはっきりとした犯罪死体であるということでは当初断定はできなかったのでありますけれども、その死因が犯罪に起因するのか否かがはっきりしない。したがいまして、いささかなりとも犯罪の疑いがあろうではないかということで鑑定処分許可状をとって司法解剖をしたわけでございます。 司法解剖の結果は、まだ鑑定書ができておりませんので
○説明員(小杉修二君) お尋ねの件は、委員御指摘のとおり、いわゆる司法解剖を実施いたしました。司法解剖と申しますと、裁判官の鑑定処分許可状を得まして、それに基づいて大学の医学部教授に委嘱をしまして解剖を実施したわけでございます、
○説明員(小杉修二君) 御指摘の事件については前回も御答弁申し上げましたように、群馬県警で捜査本部設置以来一貫して約五十名の捜査員の態勢をもって関係者からの事情聴取とか、あるいは証拠品の再点検等所要の捜査を鋭意進めているところであります。 一方、これと並行しまして、御指摘のように運輸省の航空機事故調査委員会に対して、私どもの立場からいたしますと鑑定ということでお願いをしているわけであります。今後はこの
○説明員(小杉修二君) 御指摘の事実につきましては報道で私どもは承知をしているわけでありますが、報道されたボーイングの陳述と申しますか、申し入れと申しますか、これは御案内のように米国における事故に係る損害賠償請求の過程においてなされたものでありますから、事故の原因を解明して刑事責任の有無を問いただす私どもの立場からいたしますと、必ずしも同一に論じられるものではないとは存じますけれども、その申し入れがおっしゃられるように
○小杉説明員 本件につきましては、先生御指摘のように社会的な重要性あるいは凶悪性というものを私ども十分認識をいたしまして、地元兵庫県警のみならず全国警察の所要の捜査力を結集して鋭意捜査に当たっているところであります。私どもとしても一日も早い検挙とその事案の全容の解明に努めてまいる所存であります。
○小杉説明員 検挙の状況を年次別に御参考に申し上げますと、昭和五十九年中の五十一件に対しては三十一件検挙しております。六十年は百一件に対して七十二件、六十一年が二百二十二件に対して百十九件、本年が二十一件に対して十三件という状況でありますが、この中身をよく検討してまいりますと、未検挙の事件のうち七割ぐらいはいたずらと見られるものがある。たった一回こっきりの脅迫で後動きがないとか、あるいは大変荒唐無稽
○小杉説明員 お答えをいたします。 御指摘のように、重大犯罪の犯人が検挙されませんと治安上多様な問題点が生ずることともなりかねないことは、過去にも幾多の例があるところであります。グリコ・森永事件を世上模倣したとされているところの食品企業に対する恐喝事件につきましては、大変多発をいたしまして、昭和五十九年、これはグリコ事件が発生した年でありますが、五十一件、昭和六十年に至りまして百一件、昭和六十一年
○説明員(小杉修二君) すべて事件捜査においては、これを検挙して全容を解明するという意欲のもとにあらゆる事件に取り組んでいるんでありますけれども、特に事件の社会的重大性あるいは凶悪性ということを踏まえまして、あくまでも検挙をするという前提で、意欲で取り組まなければならない、そうあるべきだというふうに考えております。その点を御理解願いたいと思います。
○説明員(小杉修二君) 先ほど御答弁申し上げましたように、当初の百十名の態勢から捜査本部については五十名を増強いたしました。さらに、これは御答弁申し上げたように、単に地元兵庫県警だけの捜査ではいかぬだろう、こういうことで、全国的に所要の捜査力を結集してやっていこうということで臨んでいるところでありますので、御理解を賜りたいと思います。
○説明員(小杉修二君) お尋ねの事件につきましては、内容については御案内のとおりでありますが、警察といたしましては当日直ちに百十名の態勢の捜査本部を設けまして、主な捜査方針といたしましてはもちろん地取り捜査の徹底あるいは鑑定、鑑識資料に基づく捜査、それから動機面の捜査、さらには現場を中心とした地取り捜査の徹底、こういうことを掲げまして所要の捜査を進めてまいったのでありますけれども、五月の六日に至りまして
○説明員(小杉修二君) 今、御指摘の事件につきましては、大変残念ながら、鋭意捜査をしておりますけれども、検挙に至っておらないところであります。
○説明員(小杉修二君) お答えいたします。 事件は、目下まだ捜査中でございまして、今後この事件の警察としての処置をどうするかということは、もっと捜査を詰め、また所要の捜査を遂げて事件の全容というものをきちっとつかんだ上で警察としての処置を判断する、こういうところでございます。したがいまして、最終的には書類送致ということになろうかと推測しております。
○小杉説明員 これは今、検挙した被疑者を取り調べ、彼らの言い分を聞いた段階でございますので、確定的なことは申し上げかねますけれども、被疑者の北野武等はフライデーのこれこれの取材が非常に不満である、大変けしからぬというような気持ちで抗議に訪れた結果、先方が必ずしも意に沿うような応対をしなかった、それでしゃくにさわってやった、こういうことで、犯行は全部認めております。一応、動機は現在のところそういうような
○小杉説明員 お答えをいたします。 お尋ねの事件は、今御指摘のように、昨日の未明午前三時十分ごろ、文京区所在の講談社の五階、フライデーの編集室に、タレントという職業が本当にあるのかどうか知りませんが、通称タレントなる職業のビートたけしこと北野武、三十九歳でありますが、これほか十一人が強引な取材に抗議するために押しかけたけれども、応対に不満であった、同社の社員五人の態度が横柄だということで憤慨をいたしまして
○小杉説明員 最初に申し上げさしていただきますれば、今の議員の御質問については、私どもの捜査の体制等について大変御心配、御激励をいただいているものであるというふうに受けとめさしていただき、ありがたいことだと思っております。 その捜査の人員とか経費とかというお尋ねでございますけれども、先ほど御答弁申し上げましたように、全国の警察組織を挙げて広域にわたって捜査を行っているところでありまして、その活動の
○小杉説明員 お答えをいたします。 捜査が事件発生以来二年九ヵ月近くになっておりますことは議員御案内のとおりでありまして、現在捜査といたしましては、近畿の四府県を中心にいたしまして、全国の警察が当面の重要課題として捜査を継続中でございます。現在捜査中でございますので、内容については詳しくは答弁を差し控えさせていただきますけれども、例えば似顔絵の捜査だとかあるいはタイプライターの特定であるとかあるいは
○小杉説明員 お答えをいたします。 御質問の事故は、今ちょっと日時はなんですが、十一月三日でございます。十一月三日の午前十一時半ごろ、今おっしゃられるような清津峡というところで事故が発生をしたわけであります。上方二十メートルくらいのところと推定されるわけでありますが、枯木が落ちてまいりまして、被害者の御夫婦が直撃されまして二十五メートルほど下の岩場に転落をして、お二人ともお気の毒に死亡なさった、こういう
○説明員(小杉修二君) 群馬県警察においては現在も約五十名の専従体制のもとで、関係者からの事情聴取や再現的な検分等を行うなど所要の捜査を継続中でありまして、また去る十八日から三日間にわたりまして墜落現場周辺の山地を捜索をいたしました。機体片等九千七百点余りを収集いたしたところであります。 一方これと並行して、ただいま御答弁ございましたけれども、運輸省の航空事故調査委員会に対しまして鑑定を依頼しているところであります
○小杉説明員 不可能とかどうとかということではございませんで、先ほどもお答え申し上げたとおり、捜査の常道としてあらゆるところの科学的な意見あるいは専門的な判断、こういうものを取り込んでいかなければならない。したがいまして、目下捜査中でございますので、具体的な内容については差し控えさせていただきますけれども、相当長期間捜査を要するということは事実でございます。
○小杉説明員 お答えをいたします。 もちろん権威のあります航空機事故調査委員会によるところの科学的、専門的な意見、判断というものは十分尊重し、また捜査に取り込んでいくというのが常道でありまして、あらゆるそういう科学的な解明事実等を役立ててまいって、終局的には、これらも含めたすべての捜査結果を総合いたしまして、捜査機関たる警察として主体的な判断のもとに刑事責任の問うべき事実の有無を認定する、こういう
○小杉説明員 お答えいたします。 現在、群馬県警察では目下五十名の専従体制で捜査をいたしているわけでございます。警察としての捜査の内容といたしましては、目下のところでは、墜落現場の検証の繰り返し、これは現場が中心でございますから、何回でも行うということでありましょうし、また生存者、目撃者等の事情聴取、それから事故機と同じ型の機を使用したところの再現的な実況見聞、事故機の整備関係者からの事情聴取、運航関係者
○小杉説明員 お答えいたします。 本件につきましては、発生当日の朝六時半に現地下田警察署に捜査本部を設置いたしまして、百名の体制で現在捜査が継続されているところであります。 私、御質問に対しまして三点に分けてお答えを申し上げたいと思いますが、まず、当初の遺体関係でございますけれども、当然のことといたしまして、遺体の収容と身元確認に全力を挙げてまいりました。その結果、発生後三日目の二月十三日に、御案内