1960-04-12 第34回国会 参議院 建設委員会 第21号
○小平芳平君 各委員から、十分土地収用についての御意見がありましたことを、十分に参考にしてやっていたたきたいと思います。
○小平芳平君 各委員から、十分土地収用についての御意見がありましたことを、十分に参考にしてやっていたたきたいと思います。
○小平芳平君 そういうふうに、つり上げないようにと言いながら、実情では、相当つり上がつておることが現実ですね。用地が相当値上がりしておる、空前の値上がりたと思う。土地が手に入りそうにないというような実情にあるわけです。 で、ずいぶん今までも公庫、公団、公営、そういういろいろな政府施策の住宅がありながらも、なおかつ、こうした住宅地区改良事業というものを起こさなければならないということは、とりもなおさず
○小平芳平君 やはりその川地問題ですけれども、今日までやってきておる公営住宅、あるいは公庫の住宅そのほか公団あるいは厚生年金用地住宅、いろいろあるわけですが、それは、みな用地の問題は、野放しの状態ですね。 たとえば公団が、予算があっても、用地がなければ、どうしようもない、別に、その用地費としては、もちろん公営住宅の場合見てはいるようですか、それは、ごくわずかなものであって、しかも用地が入手できなければどうしようもない
○小平芳平君 その二十万戸という資料は、どういうような計算からかちょっとわかりかねるのですけれども、大体五十戸以上という所は少ない。大てい二十戸とか三十戸とかそういう所が多いように思うのですけれども、二十万戸のうちで、先ほどの御答弁のように、六割程度はみんな五十戸以上の集団になりますか、その点どうでしよう。
○小平芳平君 私は、三井三池争議に関しまして、その社会不安のあまりにも大きいのを見て総理並びに関係大臣に若干の質問をいたしたいのでございます。 初めに、私の立場を申し上げますと、私が今、国会議員とか、そういう立場でなくて、一人の国民として、一市民として、大牟田や荒尾の町を歩いてみますと、警官に呼びとめられたり、ピケ隊に尋問されたり、まるで内乱の町を歩いているような状態であります。こうして私は、一市民
○小平芳平君 この国土総合開発法によりますと、やはり経済企画庁長官に計画を提出する、あるいは企画庁長官が事業計画について必要な調整を行なうというふうになっているのですが、今度の緊急措置法でいうところの協議と、それからこの総合開発法でいうところの総合調整とは、大体似通ったものでしょうか、それとも根本的に違うところがあるでしょうか。
○小平芳平君 そういたしますと、閣議決定によって予算を十年計画あるいは五年計画と確保するという点が非常に重要な点であるというふうに了解してよろしいわけでございますね。で、この法案によりますと、治山については農林大臣、治水については建設大臣、その両大臣が相互に調整をはからなければならない。あるいはまた、経済企画庁長官に協議しなければならないということになりますと、今まで建設大臣の責任として行なわれてきたことが
○小平芳平君 この治山治水緊急措置法案、それからまた治水特別会計、この両法案が出されまして今審議中のわけですが、非常に災害を防止し、国土を関発し、また国土の保全を十分に期そうとするこの画期的な両法案が出されましたことは、建設大臣、それから建設省当局の非常な御努力の結果だと思います。 そこで、私が若干御質問いたしたい点でございますが、まず第一に、この緊急措置法案の目的でありますが、治山治水事業の緊急
○小平芳平君 その用地費はイ、ロ、ハ、ニというような区別があるのですが、そのことと、今度のこの住宅地区改良の場合の用地費ですけれども、公営住宅の場合はそれが市町村になるわけですね、この住宅地区改良法によって建てられる場合も用地は市町村に移るわけですか。その点どうですか。
○小平芳平君 大へんよくわかりましたのですが、もう二、三のことを簡単なことですけれどもお尋ねしたいのですが、今の御説明で清掃費というのは三十五年度からは改良住宅だけにつくようになるわけですか。
○小平芳平君 三十四年度までは第二公営住宅で同じような仕事をやってきた、こういう御説明があったわけですが、そこで第三種公営住宅でやる場合と、それから今度改良住宅法でやる場合と違っている点をちょっと御説明願いたいと思う。たとえば国庫の補助の場合でも清掃費というようなものを新しく作るとか、あるいは用地費も、第二種公営住宅の場合の用地収用より、今度の改良法による場合は土地を収用するのがずいぶん楽になるように
○小平芳平君 ただいまの国土の総合開発計画でございますが、北海道、四国、九州あるいは首都圏整備、離島振興、こういうような計画が非常にばらばらではないかということを感ずるのでございます。特にこうした開発計画というものは、選挙対策とかあるいは利権とか、そういうようなものに結びつけられているような印象を与えるのはよろしくない、もっと総合開発ということを計画的に総合的になさるような方法はないものかどうか、経済企画庁
○小平芳平君 経済企画庁長官にお尋ねいたしたいのでございますが、本会議で大企業と中小企業の較差、地域的な較差をなくすことが質的な経済発展になる、そのように御答弁なさっていらっしゃるのでありますが、ただいまの総理の御答弁よりも、もっと具体的に、どういう政策が本年度、1三十五年度において盛り込まれているかという点についてお尋ねいたします。
○小平芳平君 昭和三十五年度予算案が審議されるようになりましてから、多くの時間が安保改定等の外交問題に費やされてきたわけでありますが、私は国内問題、特に国民生活の地域的な較差をどのように解消していくか、また国民各層の所得階層別の較差をどのように解消して経済の総合的な発展をはかっていくか、こういうような点について御質問いたしたいと思うのでございます。といいますのは、国民大衆が非常な関心を持って見詰めていることの
○小平芳平君 それから一番最初の田中委員の発言に対して、ずいぶん河川局長から大丈夫だというふうにお答えになっていらっしゃったようでしたけれども、木曽川の堤防の高さは五メートルであったが、長良川は四メートルであったとか、あるいは木曽川の改修工事は七〇%も進んでいたのに、長良川の方は一向進んでいない。そういうことのためにまたたく間に水がつかってしまったと、これは長島町の場合ですね。それからあるいは半田の
○小平芳平君 そうしますと、先ほどのお話では、ずいぶん陳情とかたくさんくるから、その陳情の中から選んでいくというふうな意味のことをおっしゃったのですが、やはり陳情ももちろん聞きますでしょうが、建設大臣としての責任で相当動かれるわけですね。
○小平芳平君 こういうような場合ですね、今の同じ問題ですけれども、災害があって海岸堤防が切れた。それを復旧工事をするというのに、市の方でそのうちに埋め立て工事をするかもしれないから堤防復旧はちょっと待ってくれと、そうすると一致しないわけですね。要するにそういう場合にまた災害が起きてその市が全滅するような被害を受けた場合、どちらの責任になるのですか。
○小平芳平君 先ほどは、一号線と二号線と汐留の駐車場と淀橋の駐車場、これだけ合して八十二億ですが、しかし今の局長さんのおっしゃったことでよろしいのですね。
○小平芳平君 建設省の方から出ている、この首都高速道路公団の予算規模が百十一億四千万円というふうになっておりますが、先ほどの御説明の事業計画は、初めは百三億になるようにおっしゃっています。それから、あるいはまたあとでおっしゃったのは、八十二億になるようにおっしゃっているのですが、そういう点を、三十五年度の計画と、要すれば将来の計画も、もしわかっている分がありましたら、今御説明いただけるなら、今でもけっこうだし
○小平芳平君 私、しろうとでよく見当がつかないから、簡単なことで、恐縮ですけれども、たとえば、一号線の場合ですが、六十九億、三十五年の予算でかけた場合に、どの辺まで伸びることができるということが今わかるですか。
○小平芳平君 もう一つ簡単にお伺いいたしたいと思いますのは、国土の総合開発といいますが、自民党としても、経済力の発展に対して企業別格差、地域別格差、そういう総合的な経済力の発展ということが大きな施策であるというふうに伺っているわけでございますが、そういう意味で、特に地域別格差をなくすために、建設省としての将来の計画、また将来に対するお考え、そういうものをお伺いしたいわけでございます。東京湾の埋め立て
○小平芳平君 この東海道の方の調査に四千三百万円ついておりますが、これが今年度で調査が終わるから、それとのからみ合わせ、にらみ合わせできめようというようなお考えなんでしょうか。
○小平芳平君 大臣にお伺いしたいところだけ二つお伺いしたいのでありますが、その一つは、縦貫自動車道中央道の方の調査費用と、それから東海道の調査費用と両方の予算がついているようでございますが、それでこの前の縦貫自動車道建設審議会のときに、大臣から、今回の国会に予定路線の法案を提出して、今度国会で十分成立できるような目標で提出なさるということの答弁があったわけでございますが、この問題についてはずいぶん政治的
○小平芳平君 労働省関係の失対事業、それから今度は農林省関係で救農土木事業といって、相当な予算を計上して始めているようですけれども、これが直接建設省の復興計画にどの程度使われているか、いないか、その実情についてお聞きしたいのですが。
○小平芳平君 中部地建の定員の概略はどのような構成になっているか、ちょっとおっしゃっていただけませんか。定員とそれからほかに雇いというのがあるんですが、準職員とか、非常勤とか。
○小平芳平君 よく災害のあるごとに言われるのでありますが、私財を投げ打って治山治水に尽くしたというようなお話もよく聞くのでございますが、今の政治だと、宴会とかゴルフだとか、別荘だとか、あるいは陳情攻めとか、そういう話が多過ぎるのではないだろうかというように私は考えるのであります。何か一つの事件にいたしましても、本人が不注意で、ぼやぼやしていて受けた災害もありますが、少なくとも堤防が切れたというような
○小平芳平君 そういたしますと、もう実際には活動していないのでございますか。
○小平芳平君 台風が過ぎ去って二ヵ月になりますし、また補正予算も成立した今日でございますので、いかにして一日も早く民生を安定し、また生業に励まさせるようにするにはどうしていくか、そのような建設的な観点から二、三御質問を申し上げたいと思うのでございます。 岸総理大臣が、あの史上まれに見るような大災害にかかわらず、相当の措置が緊急に行なわれたということは十分に認められていると思います。とこのように御答弁
○小平芳平君 やはり半壊か床上浸水かはむずかしいところと思いますけれども、水につかってすぐ引いた所と、長い間水につかっていた所とは、相当区別して扱っていただかなければならないと思います。それからそういう地帯の住宅の今後の建設には地上げをするようにということがうたってあるのですが、このことは、個人で地上げをするのでしょうか。それとも国の予算で多少なりとも地上げするめんどうを見てくれるんでしょうか。
○小平芳平君 そうしますと、倒れなければ床上浸水の扱いになるわけですか。たとえば十日、二十日という長い同水につかっていますと、あとどのくらい持つかということはどうでしょうか。
○小平芳平君 住宅の被害というのは、滅失四万五千、半壊十一万七千というふうな滅失と半壊になって被害状況が出ておりますけれども、たとえば十日とか二十日とか、そういう長い期間塩水につかっていたような住宅は、滅失の方に入っているのですか。半壊の方に入っているのですか。
○小平芳平君 だいぶ先ほどの質問の蒸し返しで恐縮でございますけれども、宗教法人の被害状況についてというこの資料が提出されまして、それに対する草葉委員の質問に対してのお答えが、宗教法人を、被害額が十一億にもなるのだから、少しめんどうを見てやるかのようなお答えがあったのでございますが、このことについて、大臣からはっきりお答え願いたいと思うのでございますが、宗教が国家で保護されてはならないとか、宗教が国家
○小平芳平君 先ほど御説明があったか、あるいはなかったか、ちょっと聞き漏らしたかもしれないのですけれども、社会保障制度審議会からの答申がこの資料に載っておりますけれども、それには、全般的な災害対策の一環として考えるべきことであって、失業保険をこのように拡張援用することは非常におかしいというような趣旨の答申があるのですが、これに対するお考えをお聞かせ願いたいと思います。それから、その費用は何らかの形で
○小平芳平君 その失業対策事業に関する特別措置法案関係という、そういう関係の資料はこれ一枚じゃないですか、要するに経費が二億円かかるというだけ……。それでこちらの法案の方は、だいぶこう分厚くはなっておりますけれども、結局国が補助する労力費五分の四、資材費二分の一、事務費五分の四、それだけしか内容がわからないので、ただいまの藤田委員の御質問のような問題が当然起きてくると思いますが、もう少し具体的に資料
○小平芳平君 先日のこの委員会でもお話があったのでございますが、大工とか左官とか、そういう特殊技術者が非常に現地で足りなくて困っているのではないかということでございますが、今回の労働省のこの予算の中にそういう点が考えられておるかどうか。 それからもう一つ、先ほどの通産大臣のお話にあったのですが、工場は水に浸っていないのに労務者の住宅が水に浸っていて仕事ができないというような実情なのでございますが、
○小平芳平君 賛成です。