1967-05-31 第55回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
○小川説明員 具体的に申し上げますと、利根川上流のダムのほうがまだすっかり完成していないわけでございます。たとえば下久保ダムなどはまだ建設中でございまして、貯水を開始していないわけでございます。下久保ダムが完成しました場合には、栗橋において毎秒百四十トンという割水量を確保できるわけで、これが確保できますと、ほぼ満足に満たすことができると思うのでございますが、百十トンでは少し足りないわけでございます。
○小川説明員 具体的に申し上げますと、利根川上流のダムのほうがまだすっかり完成していないわけでございます。たとえば下久保ダムなどはまだ建設中でございまして、貯水を開始していないわけでございます。下久保ダムが完成しました場合には、栗橋において毎秒百四十トンという割水量を確保できるわけで、これが確保できますと、ほぼ満足に満たすことができると思うのでございますが、百十トンでは少し足りないわけでございます。
○小川説明員 最初の段階といたしましては藤原ダムから放水を始めておるわけでございますが、自然流量が刻々変化いたしますので、それを勘案いたしまして、栗橋の測水所においてすでに二十七日から百十トンというものをずっと持続して流している次第でございます。
○小川説明員 ただいまのお話でございますが、利根川上流の多目的ダムは、御承知のように、藤原ダム、相俣ダム、薗原ダム、矢木沢ダムと、農業関係の水をためておるダムが四つございまして、それに二十九日現在でかんがい用に使える水が七千五百万トン貯留されております。これの放流につきましては、農林省と建設省との間で緊密に連絡をとりまして、最低限度の流量、すなわち栗橋地点において毎秒百十トンというものを確保するような
○説明員(小川泰恵君) すでに災害のひどかった県からは、災害の査定設計書をつくるために人員を応援してくれという要請がございまして、それに対してただいま手配中でございます。間もなく全国の各県で人手の余っているところから派遣できる見込みでございます。
○説明員(小川泰恵君) 農地及び農業用水の災害査定につきましては、県において査定設計書ができるに従いまして、十月二十四日以降これにかかる予定でございます。大体十二月の中旬までには全部完了する予定になっております。 それから、先ほど河川局長からもお話ございましたように、農地につきましても、緊急部については、すでに着工されております。
○小川説明員 いまの御質問の集団移住の実例でございますが、昭和三十六年の六月の梅雨前線豪雨による長野県の伊那谷の災害の場合にその実例がございます。御承知のように、当時は大鹿村を中心といたしまして非常に大きな災害がございましたが、その災害を受けました農地及び農業用施設は、たとえこれを復旧しても再び災害をこうむるおそれがあるということで、大鹿村を中心といたしまして総計二百三十四戸が集団移転をいたしております
○小川説明員 いま申し上げましたように、沈下がいまだに進行していて、将来はっきりどこどこがどういう形になるかということがわからないものに対しましては、いま直ちに恒久対策を立てることは困難であるということで、とりあえず、先ほど申し上げましたように、機能障害が非常にひどくなっているものに対しては応急的な対策をしたらよかろう、それからほぼ沈下が終わったと目されるものに対しては恒久対策を立てたらよかろう、そういうものを
○小川説明員 農林省におきましては、昭和三十四年以来新潟の地盤沈下の調査をやっておりますが、総体といたしまして、年間に五十ミリ以上沈下する面積を年々統計をとって調査をいたしまして見てまいりますと、三十四年から三十五年にかけて実に二万八千ヘクタールばかりが五十ミリ以上沈下しておったわけでございます。その後だんだん減ってまいりまして、三十五年から四十年にかけては約四千六百ヘクタールのものが五十ミリ以上の
○小川説明員 農林省の扱っております農道について、農道の現況、それから現在やっておる農道整備に関する施策、そういうものについて御説明申し上げます。 農道には、ここに書いてございますように、いわゆる耕作道路、耕作のために使われる道路、あるいは地区内道路でございますとか、そういうものと、耕地と部落との間を結ぶいわゆる連絡道路、それからさらにそこに集荷されたものを搬出するためのいわゆる流通道路、そういうようなものがございますが
○小川説明員 牧道の災害につきましては、これは予算補助としてやっておる分がございまして、それでやるのと、災害として取り上げてやるのと、どちらが有利であるか、実情に応じて判断して、有利なほうでやっていきたいと思っております。なお、激甚災の指定がございましたときには、当然激甚災でやったほうが有利でございますので、そのように取り計らいたいと思っております。
○小川説明員 この点につきましては、今回の災害が相当小規模なものも多うございますので、十分考慮してまいりたいと思います。なお、激甚災の指定がございました場合には、小規模のものまで補助対象になり得るわけでございますので、その点とあわせて考慮いたしたいと思っております。