1987-04-02 第108回国会 衆議院 決算委員会 第1号
○小川(新)委員 そこで、今私がちょっと不可解に思うことは、これだけの日米経済問題、また政治問題化しつつある問題の解決のために、例えば公定歩合の引き下げ等の問題が日銀総裁の御意見一つだけで一体決まるのかどうか。おれはそういうことは知らないよ、澄田君、あなたが考えたことに大蔵大臣も中曽根内閣もついていくよ、こういうふうに今私は聞こえちゃったのですが、これはちょっと無責任とまではいかないにしても、大蔵大臣
○小川(新)委員 そこで、今私がちょっと不可解に思うことは、これだけの日米経済問題、また政治問題化しつつある問題の解決のために、例えば公定歩合の引き下げ等の問題が日銀総裁の御意見一つだけで一体決まるのかどうか。おれはそういうことは知らないよ、澄田君、あなたが考えたことに大蔵大臣も中曽根内閣もついていくよ、こういうふうに今私は聞こえちゃったのですが、これはちょっと無責任とまではいかないにしても、大蔵大臣
○小川(新)委員 お聞きしておりますと全くそのとおりでございますが、なかなか人間対人間、国と国との慣行やまたは宗教、哲学、そういったものに違いがある。そういうように一筋縄でいかないところに、政治問題が介入するわけでございます。特に宮澤大臣は、四月八日にまた御苦労をおかけするわけでございます。 そこで大臣、金利の引き下げ、公定歩合を昨年以来五回にもわたって下げている。預貯金生活者のおじいちゃん、おばあちゃんは
○小川(新)委員 私は、いろいろな経済問題や円高の問題、多少重複するところがございますが、極めて簡潔に御質問いたしますので御答弁をお願いしたいと思います、 まず、大蔵大臣、通産大臣、経済企画庁長官の御三方に、最近の日米経済問題、貿易摩擦、これらの見方についてなんですが、もはや経済問題とか貿易摩擦などという言葉で表現されるのでなくて、日米経済戦争とか貿易戦争とか、まことに不穏当な言葉がちまたにはんらんしてまいりました
○小川(新)委員 少なくとも私の発言の通知が非常に遅かったことは私も認めますが、それではこうしたらいかがでしょうか。 お互いにこの問題は、中央公論という権威のある本に、大塚さんも政治生命をかけて、自分の主義主張を代議士として、また法務委員長の立場としてお述べになられたということを考えたとき、こういう疑惑がある、西戸山ホウムズにおけるところの国有地の払い下げ随意契約、何で一般競争入札にしなかったという
○小川(新)委員 見識のある建設大臣の御所見、土地問題に対する高邁な理想、まことに尊敬に価する答弁でございますが、大臣の御所属になっております派閥の大将は中曽根総理であります。この中曽根総理があらゆるところによって地価高騰の最高の原因者であるかのごとき「「中曽根民活」の虚構を衝く」といって、「中央公論」の新年号には、衆議院議員、法務委員会委員長、自民党安倍派、東京一区当選五回の大塚雄司氏の論文が載っております
○小川(新)委員 大臣にまず一言お尋ねします。 最近の東京都心の土地の値上がり、国鉄の用地買収に伴うところの査定の問題、それから五十キロ圏、三十キロ圏の首都圏の土地の値上がり、銀座の土地が一坪三・三平方メートル当たり一億二千万円で売り出された。新宿の副都心、要するに東京都庁の移転に伴う土地の高騰という問題が不動産業者、地上げ屋の大きな暗躍のもとで今大変社会問題化していることを、大臣は非常な関心を持
○小川(新)委員 だから私が言っていることは、そういうふうに行政が多角化し、今いみじくも原子力の問題が出た、それはよく存じていますよ。だけれども、そういうわかり切ったことが、ヨーロッパ、ソ連、アメリカで国際的な大問題になってきた。日本で起きる可能性がないとは言い切れない。だから今、計画のような小さな物の見方よりも、構想という大きな面になったのだということは理解できますので、では、具体的に次官会議にこういうことを
○小川(新)委員 そうしますと、五十年代計画というものはすべて達成された、それでいよいよ六十年代に入るので構想に変わった、哲学が入ってきた。それはいろいろと複雑で多岐多様にわたる、環境庁だけではどうにもならない、哲学が必要であり、政策の転換が必要であり、さらにそれは前進するために諸施策が必要なために構想となるんだ、そのために計画でないからいろいろな数値が出てこない。非常に美辞麗句、触れ合いだとか思いやりだとか
○小川(新)委員 大臣にまずお尋ねいたします。 環境保全の長期構想についてという大きなテーマでございますので、これはぜひ環境庁長官にお答え願いたいと思います。 十二月五日、中央公害対策審議会と自然環境保全審議会とが、昭和六十年代の環境行政の指針となる「環境保全長期構想」をまとめて稲村環境庁長官に答申しております。今までは全部「長期計画」でございました。これが「構想」に変わりました。計画と構想とはどう
○小川(新)委員 そうすると、防衛庁に言っていることは、そこの住民の公害発生を防ぐために防音工事をやっている――防音工事は完了したのですか。
○小川(新)委員 大臣、もし仮に大臣が厚木の基地のところに御家族がおられて、かわいい孫や息子さんがおられて、三万回にも及ぶ百二十ホン以上の人体の健康、生命に影響を与えるような騒音を発しているところに住まわれておったら、これはコメントするという立場でないから言えないという御答弁でございますが、公害を発生することを防がなければならない環境庁の立場としては、一体コメントするとかしないとかの問題で済まされるのですか
○小川(新)委員 環境庁長官の所信表明についてお尋ねするわけでございますが、きょうは私は非常に大事な問題で、騒音賠償の問題の裁判についてお尋ねをしたいのでございます。 極めて公共性が高い、極めて政治的な配慮を必要とする公害、例えば日米安保条約だとか日米共同訓練だとか、一公害の問題として新幹線公害だとか大気汚染だとかという我が国だけで問題が解決でき得る公害でなくして、多くの国際的な問題または防衛上の
○小川(新)分科員 現在日本の自動車メーカーで海外現地生産——現地生産という一つの問題は、自動車の総体の総量輸出という面とは違って、部分的にアメリカ経済を援助する立場に立つし、日本車の宣伝にもなるし、また日本の利益にもつながるということで、海外現地生産というものにトヨタも今回踏み切ったということを聞いておりますが、現在との会社が行っているかということが一つ。今後予定しているところはどこかということが
○小川(新)分科員 そうしますと、明年度は全く白紙の状態で臨むということは、やるともやらないともこの段階では答えられないのですか。
○小川(新)分科員 昨日、私は大蔵の関係の分科会で、円高に伴うところの日銀の公定歩合の引き下げについて三時四十分ごろ質問したのですが、その間何の御答弁もいただけなかったのですが、七時の記者会見では竹下大蔵大臣は四%に公定歩合の引き下げを行うということで、私は本当に、国会で質問しても、のどまで出ていて答えられない、日本の今の円高問題、デフレの問題についても、真剣な予算分科会の質疑に全くそつのない、つれない
○小川(新)分科員 では本題に移らしていただきますが、通告順に従って、静止気象衛星「ひまわり」の開発についてお尋ねいたします。 宇宙開発という問題は、好むと好まざるとによらず、当面の問題、未来の問題として、私たちはこれを注目し活用していかなければならぬと思います。そこで、衛星の中には種類がたくさんあると思いますが、気象衛星、通信衛星、放送衛星、こういった問題がたくさんあると思います。今非常に世間的
○小川(新)分科員 聡明なる長官の御答弁でございます。まさに二十一世紀を目指してつくられた日本の最新科学の、また技術のそういった都市構造の中で、将来有能な、また現在有能な、また必要とする学者の多発した自殺問題は何が原因なのか我々が非常に興味を持っているところでございますが、ただ興味とか注目だけでは済まされないものが何らか都市構造的な中にあるのではないか。これこそ科学が解明し、バイオテクノロジーの発達
○小川(新)分科員 質問に先立ち長官に一言お尋ねしたいことがございますのは、最近新聞報道で注目的な報道がされている中に、筑波学園都市の自殺率が、面積、人口、対象地域ということで見て日本一高い。学者とかその関係者に、昨年暮れから本年と相次いで自殺者が出ている。これはこの地域の特殊的な問題としてとらえた方がいいのか、そういう問題は解則できないとして放置すべき問題なのか、これは非常に大きな社会問題として注目
○小川(新)分科員 今、このような事態の認識のとらまえ方といいますか、日本経済の動向の中での為替の乱高下、こういった円高の問題の認識の中から、公定歩合の再引き下げとか、また日銀の逆介入の問題とかということが市場で非常に注目をされていることは、もう隠せない事実でございます。今総裁のお話を承っておりますと、非常にガードがかたい。これは責任者として当然、無用な混乱また思惑といった問題に対する御配慮がうかがわれるのでございますが
○小川(新)分科員 そこで、きょうはお忙しい中を日銀の総裁に来ていただいているわけでございますので、今大蔵大臣の御感想等踏まえながらお尋ねするわけでございますが、急激過ぎるではなかろうか、急激であるという意味より、なかろうかという表現でございますが、この円高を安定的な相場に落ちつかせるために日銀が現在時点どのような対策を講じようとなさっておりますか。例えば、逆介入をするとか公定歩合の再引き下げを行うとかいろいろな
○小川(新)分科員 大変お忙しい中、質問の機会を得させていただきまして感謝をしております。 竹下大蔵大臣が、五カ国蔵相会議、G5から帰国をしてすぐに急激な円高が始まったように私思っておりますが、竹下大蔵大臣の、日本経済は一ドル百九十円台でも十分やっていけるという趣旨の発言でさらに円高が進み、百七十円台に入ってきたわけでございます。大手の自動車メーカーなどの輸出業者でドル建て輸出で年間五十億ドル、為替
○小川委員長 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。 交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小川委員長 これより会議を開きます。 御報告いたします。 今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、交通安全施設の整備に関する陳情書外一件であります。 ————◇—————
○小川(新)委員 おかしいじゃありませんか。国会において、委員会において、少なくとも委員がそれに対しての方針を聞きたい、防衛庁の国家機密に関するような、少なくとも国家の安全保障に関するような問題ではない、公害を発生させたという被害者からの責任問題に対して、また待たせ賃の問題について、こういう問題がなぜ我々に発表できないのですか。委員会に公表できないのですか。もう相当日にちもたっている。 そういう問題
○小川(新)委員 私も、最初に申し上げましたように、長官の気持ちが理解できないわけではございませんが、私はそこが政治の一番大事なところだと思うのです。恐らく長官はお会いしたかったと思うのですが、いろいろな諸般の情勢で、あるいはとめられたかもしらぬ、お会いしない方がよいというような周りからの忠告とか、そういう圧力があったかなかったか、そういうことは私はわかりませんが、私は、長官は恐らくお会いして、どんな
○小川(新)委員 時間が限られておりますので、明快な、気分のよい御答弁をひとつお願いする次第でございます。 最初に、水俣病待たせ賃訴訟について大臣の御所見を承りたいと思います。 昭和四十五年代、有名な公害国会、墓場からの告発とか死者の告発というようなことで、水俣病を初め、日本全国で限りない公害が発生いたしました。そのことを踏まえて私どもは努力に努力を重ね、今日ようやく曙光を見出した、といっても、
○小川委員長 これより会議を開きます。 交通安全対策に関する件について調査を進めます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として日本航空株式会社専務取締役平沢秀雄君及び常務取締役川野光斉君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小川委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き委員長の重責を担うことになりました。 皆様の御支援、御協力を賜りまして、誠心誠意円満なる委員会の運営に努めてまいる所存でございます。 何とぞよろしくお願いいたします。(拍手) ――――◇―――――
○小川委員長 次に、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。本件調査のため、本日、参考人として日本航空株式会社代表取締役社長高木養根君、同じく専務取締役平沢秀雄君及び同じく常務取締役川野光斉君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小川委員長 これより会議を開きます。 交通安全対策に関する件、日本航空ボーイング747型機墜落事故に関する問題について調査を進めます。 この際、去る十二日、日本航空一二三便の航空事故でお亡くなりになりました方々に哀悼の意を表し、御冥福を祈り、黙祷をささげたいと存じます。 全員御起立をお願い申し上げます。——黙祷。 〔総員起立、黙祷〕
○小川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合、今国会設置いたしました自転車駐車場整備等に関する小委員会は、閉会中もこれを存置し、調査を説けることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小川委員長 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。 交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小川委員長 これより会議を開きます。 本委員会に参考送付されました陳情書は、シートベルト着用の法制化に関する陳情書外四件であります。念のため御報告いたします。
○小川(新)委員 これは大臣、大事なことなんですが、そう簡単に延期をするということをここで言明してよろしいのですか。この問題については大変な国策的な、政策的な決定の中から開発委員会が決定した。どういう問題でこれだけおくれていくのか。しかも、そういった審議の模様も報告なしに、この委員会の席上で大臣がおくれることもやむを得ないというような見解をなされること自体、私は承服しがたいのでございますが、これは開発事業団
○小川(新)委員 BS3は昭和六十三年度、六十四年には打ち上げないと間に合っていかない、いろいろなニーズにこたえられないということでございます。今2aが上がっております。2aが上がって、それが故障したから2bの補助機を上げなければいかぬ。それから逆算していくとあと六年後に3を上げなければいかぬ。こういうふうにおくれていきますと、日本の宇宙開発の大綱というものの長期見通しが大幅に狂うわけですね。しかも
○小川(新)委員 まず最初に、日ごろ竹内国務大臣においては、科学技術の振興に御健闘いただいておりますことに敬意を表する次第でございます。 前回、私も当委員会の理事として、委員としていろいろと勉強させていただきましたし、現在は鳥居委員長のもとで委員会がスムーズにいっていることは慶賀にたえませんが、きょうは宇宙開発問題一点に絞ってお話しさせていただきたいし、また質問させていただきたいと思っております。
○小川委員長 これより会議を開きます。 交通安全対策に関する件について調査を進めます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として日本道路公団理事加瀬正蔵君及び大久保一男君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小川(新)委員 これは非常に大きな社会問題化しておりますし、またこういう問題が過去にあったのかどうかということもお聞きしたいのでございますが、この種の公害というものは、大気の汚染という問題について、気流だとかいろいろ私たちにわからない大気の秘密がございます。そういう中から、どこから発生した異臭がこうしてある一定の地域の人たちに被害を与えるのか、こういう問題についてのメカニズムの解明についてはこれからまたひとつ
○小川(新)委員 これは環境庁自体でおつかみになっていると思いますが、県当局というと千葉県、神奈川県、東京都、この沿岸地帯でございます。千葉県だと思いますが、新聞報道というとどの程度のことなのか私もよくわかりませんが、もう少し詳しくお話しいただけたらと思います。
○小川(新)委員 きょう初めて質問させていただきますが、長いこと環境行政また日本の国民の生命と健康を守る立場に立って環境庁の果たしてきた役割、また今後の御努力に心から敬意を表して質問させていただきますが、新聞報道によりますと何か東京湾に異臭が漂って非常に沿岸住民が迷惑をしている。吐き気を催した、また一一〇審とか緊急の電話が殺到しているそうでございますが、その原因等についてはお調べがついたのかどうか。
○小川委員長 次に、昭和五十九年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況並びに昭和六十年度において実施すべき交通安全施策に関する計画について説明を聴取いたします。岸田総務政務次官。
○小川委員長 これより会議を開きます。 交通安全対策に関する件について調査を進めます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として新東京国際空港公団総裁秋富公正看及び日本道路公団理事戸谷是公君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小川新一郎君 ただいま議題となりました道路交通法の一部を改正する法律案につきまして、交通安全対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における道路交通の実情にかんがみ、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路交通に起因する障害の防止に資するため所要の措置を講じようとするものであります。 その主な内容は、 第一に、自動車の運転者は、座席
○小川委員長 きょうは見えておりません。
○小川委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。太田誠一君。
○小川委員長 本案についての提案理由の説明は、お手元に配付してあります資料により御了承願うこととし、直ちに質疑に入ります。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山下八洲夫君。
○小川委員長 これより交通安全対策特別委員会地方行政委員会連合審査会を開会いたします。 先例によりまして、私が委員長の職務を行います。 内閣提出、道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。 ――――――――――――― 道路交通法の一部を改正する法律案 〔本号末尾に掲載〕 ―――――――――――――