1947-07-26 第1回国会 参議院 司法委員会 第4号
○小川友三君 今の國家賠償法の御説明を詳細に亘つて戴きまして、誠に感謝に堪えない次第であります。特に第一條に「國又は公共團体の公権力の行使に当る公務員が、」という規定がありすが、現在陸海軍病院が國立病院に編入になりまして、特に神経病科は、公権力を行使して、これを治療するというような状態に入つておるのであります。そこでこの場合におきまして、その職務を行うについて、故意又は過失によるということがありますが
○小川友三君 今の國家賠償法の御説明を詳細に亘つて戴きまして、誠に感謝に堪えない次第であります。特に第一條に「國又は公共團体の公権力の行使に当る公務員が、」という規定がありすが、現在陸海軍病院が國立病院に編入になりまして、特に神経病科は、公権力を行使して、これを治療するというような状態に入つておるのであります。そこでこの場合におきまして、その職務を行うについて、故意又は過失によるということがありますが
○小川友三君 この精神が、日本の試驗方法と同一視して差支えないという只今政府委員の御説明でありましたので、それに加えて愼重を期して、弁護士審査委員会にかけまして、適任者を選ぶという方法がついておりますので、本案に対しまして賛成するものであります。
○小川友三君 先ほどお話しました生ゴムですが、生ゴムは一トン以上は、これはGHQの命令で全部供出するように指令が出たように記憶しておりますが、あれは民間人だけの所有が供出、報告をすることがあつたのでしようか。民間も政府の持つておるのも、あれは供出しなければならなかつたのでしようか。それを伺いたいのと、それが民間も政府も持つておるのが全部供出ならば、今言うた十三トンの生ゴムが地下に深く埋藏しておいたわけは
○小川友三君 隠退藏物資問題ですが、これは確かに世耕事件とは限りませんが、相当あるのは事実のように見受けます。私の選挙区で埼玉縣の禮羽村という所がございますが、そこに小林さんというゴム会社があります。ここに生ゴムの頗る良いものが十三トンありますが、これが非常に問題となりましたので、畑の中に埋めてしまつたものですが、それを職工さんが堀り出して警察に告げたのであります。そうしてすつたもんだを半年やつている
○小川友三君 簡易裁判所の数が五百五十七箇所で、豫算が四千五百二十万円でありまするから、一箇所八万円前後の計算になりますので、今坪二万円の建築で四坪位になりますけれども、四坪の建築をして、それが簡易裁判所でございますということになると思います。併し三百九十一箇所は既にできたと思いまするから、新規に造るのは百六十六箇所であります。これに全部かけまして、三十万円づつで四千九百八十万円掛かりますが、そんな
○小川友三君 もう一つ、北埼玉郡の笠原村というのが久喜の簡易裁判所管内に入らないで、大宮の簡易裁判所管内に入つております。これはなにか手落だと思います。同じ郡にあつて遠く大宮の簡易裁判所に持つて行かれておりますが、これは久喜に非常に近い所でありますから……
○小川友三君 簡易裁判所の区域についてちよつとお伺いしたい。ここに地図を持つておりますが、宇都宮の簡易裁判所管内に川邊、利島村というのがありますが、それは久喜の簡易裁判所管内に入つております。これは非常に不便でありまして、利根川という大きな川がありまして、ここに橋もなし渡しで以て渡るという状態でありまして、川邊村、利島村を古河の簡易裁判所に付けた方がいいと思います。非常に土地を知らない方には分りませんが
○小川友三君 敬愛する片山内閣が経済実相報告書というレセプトを出したのであります。これを欠陥のある点から見た場合は正に藪医者の処方箋であると私は断じまして、その處を突き、その実体を暴露しますから各國務大臣は責任において御答弁を願いたいのであります。國民数千万は正に餓死崖頭に四苦八苦しておるのであります。こうした不完全なる処方箋を発行いたしましてこの重病人を救うことはでき得ないのであります。この処方箋
○小川友三君 只今天田君から提案がありましたが、小川友三は、この議事に精通している練達の経験者を総長に投票するのが、誠に議事運営上適当と信じます。しかして多少の非難が、人間ですからありまするが、当選した練達の士は、自分の欠点を大いに改めて善処して戴いたならば、誠に結構と信じます。発言終り。(笑声) 〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕