1969-10-15 第61回国会 衆議院 文教委員会 第37号
○小川(三)委員 いま、あなたから言われた本人の希望によりということは、本人の希望によって無給医なんですか。給料は要らぬという希望が本人から出ているのですか。そうじゃないでしょう。すると、無給医というのは、無給医として働きたいという本人の希望によって、病院内において身分は国家的には何ら保障されておらないですね。これはどうですか。
○小川(三)委員 いま、あなたから言われた本人の希望によりということは、本人の希望によって無給医なんですか。給料は要らぬという希望が本人から出ているのですか。そうじゃないでしょう。すると、無給医というのは、無給医として働きたいという本人の希望によって、病院内において身分は国家的には何ら保障されておらないですね。これはどうですか。
○小川(三)委員 これに当たった笠貫医師は副手で、診療に当たっているお医者さんはほとんど無給医なんですね。全部といってもいいほど無給医なんですね。この無給医の大学病院における、あるいは文部省としての職制上の身分は、どういうことになっておるのですか。
○小川(三)委員 これは大学局長から答えられてもどなたからでもいいのですが、四月二十七日に千葉大学の第二内科で採血事故があって、杉井陽太郎という人がなくなっているわけです。これは四月二十七日に採血事故があって、六月七日になくなられた。これについて病院当局、大学当局は一体どんな責任を負うのか。時間の関係がありますから、この発生の経過とその後の措置について、簡略に答えてもらいたい。
○小川(三)委員 いまの答弁の中に、自衛隊は自衛隊の飛行場の周辺の管制は運輸大臣から委任された形で行なっている。そうすると、演習やその他でやっていることも、運輸省のほうとしては何回飛んで、どういう高度で、どういう演習をやっているかということを掌握しておるわけですか。
○小川(三)委員 では、運輸省の航空局の方に伺いますが、航空規制については、防衛庁は防衛庁、米軍は米軍、民間航空は民間航空、三者かってな航空管制をやっているのか、あるいは総合した計画のもとにやっているのか、その点を伺いたい。
○小川(三)委員 最初に、この交通安全対策基本法案にも、それから社会党の提出している交通安全基本法案の中にも陸海空にわたっておるわけですが、私は主として空の交通安全についてお尋ねしたいと思います。 ここに都道府県交通安全計画として、都道府県交通安全対策会議は主として陸上交通の安全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱等について定める、こういうぐあいに規定してございますが、そうすると、この都道府県交通安全対策会議
○小川三男君(続) 断われないならば、安保条約をあなたが破棄しない限り、米軍のチャーター機あるいは米軍がこの空港を使うことは当然の彼らの権利である。あなたは、その権利を許しながら、一方では断わるがごときことを現地で言いふらしているが、それはあなたの願望ではなく、断わるならば断わる、断われないなら断われない、この席上で明確に示さなければならない。 要するに、この法案は、すべてがずさんきわまるものであります
○小川三男君 ただいま委員長から報告のあった新東京国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置に関する法律案について、日本社会党を代表して、若干の質問を行ないます。(拍手) まず第一に、首相佐藤榮作君にお尋ねする。 この法案の根底に据えられている新東京国際空港の建設が、閣議の問題となって、これが公表されたのは昭和三十六年である。自来、九年の歳月を経過している。これが具体的に航空審議会の答申案を得
○小川(三)委員 あなたはこの間の答弁で、国有地があるから国有地に溢流させると言った。それは誤りであるということをいまあなたは認めましたね。あなたのほうでいう国有地というのは、ここに二町歩しかないのですよ。これだけしか国有地はない。これは重大なことです。それから、あなたはいま、何か千葉県からの報告と言っていたが、ここは全部長沼干拓ですよ。全部長沼干拓で、ここに百三十町歩、ここに二十一町歩、これが根本名川土地改良区
○小川(三)委員 じゃ、民有地に溢流させた場合には民有地に被害が起こるから、これに対する補償はどの機関が当たるのかという私の質問に対して、あなたのほうでは、国有地に溢流させるから、民有地に対して溢流させないから、したがって補償もない、こう答えているわけです。
○小川(三)委員 二十七日の委員会で、木原委員から質問中私が関連で根本名川遊水池の問題を質問したときに、位置、面積等については後刻資料として提出する。これは資料を受けましたが、溢流させる区域は、あらかじめ遊水池として計画的に溢流させるわけでございます、ここには国有地があって、民有地には溢流溢流させないという答えであったのでありますが、あなたのほうから出てきているこの遊水池は地籍としてどこなんですか。
○小川(三)委員 先ほど木原委員の質問の中で、溢流堤方式をとるということがあったのですが、この隘流される地域の住民の賛成を得られましたか、それが一つ。 それから隘流した場合の損害はどの機関が責任を持って払うのか、その点を明らかにしていただきたい。
○小川(三)委員 そうすると、私が資料を要求したのは、この中でさらに日本道路公団、水資源公団、日本住宅公団、こういうのや、東京電力や千葉瓦斯や、この地域で土地をどんどん購入している団体に対する購入価格を出してもらいたい、こういってあなたのほうに頼んだわけです。ここに出ているのは、建設省と千葉県だけです。公団はありますが、現に東関東自動車道建設のために日本道路公団は仕事をやっているでしょう。
○小川(三)委員 いま資料を出されましたけれども、この中で、これは運輸省で取りまとめてございますけれども、推進本部として運輸省で取りまとめられたんですか。
○小川(三)委員 私のほうからも委員長に申し入れしておきますが、私はまだまだ資料山ほどあるのです。これはもっとやらなければならない。そんな三十分やそこらで――国会は法をつくる製造工場でもなければ、国会議員はそんな法案をつくる機械じゃないですよ。十分に真実を発見するために努力しなければならない、その点、むしろ委員長に申し入れしておきます。
○小川(三)委員 川上さん、いま出ている地域関連事業の中に限定されてある成田、下総、大栄、多古、芝山、富里、この一市五カ町村に限定した理由はどこにありますか。関連事業ですよ。空港の関連といえば、きのうも委員会でやりましたけれども、少なくとも半径二万四千メートルの範囲内を空港自体が、公団自体が、政府自体が、これを関連の範囲内と見ているわけですよ。ところが、この市町村にだけ限定して、あなたのほうで要望書
○小川(三)委員 川上さんになお伺います。 いま丸朝農協の手島さんがここで開陳されたのをあなたはお聞きになっておられるはずです。あなたのほうの地元対策というのは、一体道路や水や住居だけが地元対策なのか。地元に住む人間に対する対策として具体的にどんな対策を持っていられるのか。政府が決定した条件の中にも、地元に対する位置決定の条件は、近くに飛行場や航空路のないこと、気象条件がよいこと、工事施行及び維持補修
○小川(三)委員 きゃうはどうも御苦労さまでした。川上副知事にお伺いいたしますが、あなたのほうの四十四年三月一日に出された千葉県新長期計画書によりますと、この中で「ことに我国の表玄関としての新東京国際空港の建設が決定される等、当初の予測さえしなかった大きな問題も出てまいりました。」とこういうことをいわれておりますけれども、新東京国際空港は千葉県として全く予測しなかったことであるのかどうか、その点を伺
○小川(三)委員 構成している省です。各省が参加しているでしょう。その参加している省はどことどこか。推進本部長は運輸大臣だけれども……。 〔委員長退席、細田委員長代理着席〕
○小川(三)委員 この問題について――自治大臣はいない。じゃあなたからでも……。成田に国際空港をつくるという推進本部があります。この推進本部を構成している省はどことどこですか。
○小川(三)委員 質疑に入る前に委員長に申し入れしておきたいのです。というのは、先ほどから理事会で時間の制限や何かについて論議されているようですが、時間の制限は一切やってもらいたくない。それから、中途での質疑の打ち切りや強行採決、そういうことは絶対にやるべきでない。あなたと、それからここに細田理事がおりますから、特に御両所に申し入れしておきます。
○小川(三)委員 いま私が言っているのは、一つはいま廃車されたけれども、車の番号がないからといって、その車が動かないということはないのですよ。動くのです。その動く場合、当局、市役所なりへ行って仮ナンバーをもらってきたら動くでしょう。動かすことが現実にできるのですよ。法律違反であろうが何であろうが、現実には、仮ナンバーでどんどん営業ができている。それに対して、あなたのほうで対策があるのか。 それからもう
○小川(三)委員 関連。自動車局長、いまあなたは、廃車ナンバーを領置すると言ったでしょう。廃車してナンバーを領置されたその車両についての移動は、市役所なりどこかへ行って仮ナンバーを請求すれば、その車を動かすことができるでしょう。 それともう一つは、たとえば一〇〇〇という番号のエンジンと一一〇〇という番号のエンジン二両あったとして、両方とも廃車した場合、このエンジンを取りかえて、新たに車を持っていって
○小川(三)委員 あなたのほうで数次にわたってパンフレットを出したと言う。このパンフレットがそうです。ところがあなたのほうは詐術を用いているのですよ。表紙に婦人の人たちがいるでしょう。これはみんなぼくの住んでいる近所の女の人たちなんです。パンフレットを配られて驚いて初めて私のうちへ来た。この間、何か用があるからちょっと来てもらえないかと市役所の人に頼まれて公団に行った。写真を写して、そうしてようかん
○小川(三)委員 先日も瓜生次長にちょっと申し上げたのですが、地元では三百九十五名の老人行動隊が組織された。その中で九十三名の決死隊を新たに組織して、血盟の連判状をもって、これは親戚や家族の会議を開いた。六十歳以上の老人の男女です。先日も瓜生次長の言明を信じて、宮内庁が先に手をつけることだけはやめてもらいたいということで、宮内庁へすわり込みの決死の覚悟で陳情に来るということであったのですが、これは地元
○小川(三)委員 先に瓜生次長に伺いたいと思いますが、瓜生次長、この三里塚空港の問題が起こってから約三年間、数十回にわたって宮内庁に陳情に行かれておる事実は御承知ですね。その際、地元の農民の皆さんとも円満な話し合いがつかない限り、宮内庁の御料牧場については、公団といえども手を入れさせないということをあなたは何回か言明されておる。その見解はいまも変わらないのですか。
○小川(三)委員 そうしますと、水産庁の建設課長お見えになっていますね。水産庁の所管になる水域は、銚子河口からどの辺までですか。たとえば一ノ島灯台を基点にしたら、外洋へどれだけあなたのほうの所管が延びるのか。
○小川(三)委員 時間の関係で早急にやります。 銚子河口で三月五日に波崎の漁船第二十八山仙丸が遭難して、多くの犠牲者を出した。その前、十二月には、第一稲荷丸が遭難しておる。これは、ほとんど同時刻であり、同一地点で遭難している。この銚子河口の港湾は、港湾局の所管なのか、それとも建設省河川局は、一体どの辺まで所管の点が延びるのか、そういう点について伺いたい。
○小川(三)委員 この問題は空港関連事業法案が地方行政に入っていますから、その場合に農林省とのこの問題を明らかにしますが、一体、農地法の特別な規定ということはないでしょう。この第三条第一項の適用は非常な拡大解釈です。いままで他にこういう例があったのか。これはあなたのほうの所管ではなくて、農林省の所管ですから、あらためてあとで農林省のほうとやりますが、この問題は重大な問題ですよ。こういうことが拡大してできるならば
○小川(三)委員 これは農林省に伺うべきかもしれないけれども、農地法との関係においてどういうぐあいに解釈しているか。この高根沢の中に農地があるでしょう、それをどうして公団が取得したか。しかも、千葉県の中で農地を取得することができないというのに、どうして栃木県の高根沢に行ってそういう作業が行なわれるのか。
○小川(三)委員 最初に公団のほうに伺いますが、この法案の必要になった三里塚の宮内庁の所有地と栃木県の高根沢用地との交換の問題であります。空港公団法によると、空港公団は政令で定めた位置に国際空港を設置して管理するということが空港公団法の根幹なのです。ところが、栃木県の高根沢へ行って牧場の建設をやっているのは、どんな法的根拠によってそれを行なっているのか。
○小川(三)委員 そうすると、三月末日までに四千メートル滑走路についての用地の買収は完了したい、完了の見通しがあるわけですね。
○小川(三)委員 最初に今井公団総裁に伺いますが、これは公団が提案したのか新聞社が取材したのかは別として、少なくとも四月以降あたりから着工したいということが盛んにいわれておる。それについて空港の工事の着工する見通しはいかがでございますか。
○小川(三)委員 では次に伺いますが、陸運の主要な機関は、これは国鉄はもちろんそのとおりでありますが、あと、陸上交通としては自動車が主要な役割りを占めているわけです。 この自動車の問題について、言いかえれば、バス、タクシー、ハイヤー、一般乗用車、トラックにしても、これらの生産された原価、その他の生産の機構については全部通産省が握っている。特に自動車の場合には、車両と燃料とタイヤ、こういうようなものは
○小川(三)委員 いま運輸大臣そうお答えになりましたが、少なくとも物価全体の上から見ても、経済企画庁はあなたのほうへ参考資料あるいは参考意見を述べる立場にある、運賃その他について経済企画庁がまるで自分に認可権があるかのような態度で臨んでくることに対して、運輸省自身の自主性をもっと確立すべきではないか、私はそれを聞いているわけです。
○小川(三)委員 私は運輸大臣の先日の所信表明に関連してお伺いいたします。 いま久保議員からの趣旨説明の中にも、交通革命の時代である、こういうぐあいに強調された。運輸省が陸運、海運、航空のこの三つの動脈について、行政の最高の責任者であり、また総責任者であることは、そのとおりです。 ところで、運輸省は交通事業全体に対して運輸省自体の自主性を欠いていると私は思う。その一つの例をあげれば、きのうも本会議
○小川(三)委員 この衝突事故が発生すると、富浦丸からはあなたのほうへ通報しているわけですね。ところがA号は全然無通報なんです。富浦丸は鉱石を積みにいく、いわば空船なんだ。船足の軽い空船である。ところが片方は三万一千六百キロリットルにも及ぶ重油を満載しているわけです。こういうように非常に重要な立場にありながら全然無通報で、しかもあなたのほうが無電を発しても応答しなかったという事実がある。それはどうなんですか
○小川(三)委員 時間の制約がありますので、最初に海上保安庁に伺います。 十二月の五日、浦賀水道でインドのタンカーと日本の船とが衝突事故を起こした。この際、A号は左舷九番タンク水線上に凹損を生じ、水線下にも亀裂を生じているという現状です。ところが、この損傷の状態が確認できないままに続航した、こういうことになっております。これは一体確認できなかったのか、確認しなかったのか、その点はどうなんですか。
○小川(三)委員 これは七月の十七日です。この衝突の現場はスイカ畑の中で、あなたのほうの職員以外にないのです。ここには機動隊はいない。しかも、いま運輸大臣は三派全学連と言われたけれども、三派全学連の学生はいま現地に七人しかいませんよ。現に農民がこれでけがをしているのですよ。こういうものを持って、しかもスイカ畑へ侵入して、あなたのほうの職員が何と言っていますか。「このこじき百姓」老人行動隊に対しては「
○小川(三)委員 それでは伺いますが、いま空港を建設するという、建設する面だけであなたのほうで処理されておりますが、このこと自体、これで出発すること自体が、最初から無理なんです。あなたのほうでは無理だと理解しないけれども、これは最初から無理なんです。富里でだめだから三里塚という形で機械的にこれを持ち込んできた。したがって無理に無理を重ねている。あなたのほうで誠意をもって地元を説得すると言っているけれども
○小川(三)委員 いま水野委員から昨日発表されたマスタープランを中心として国際空港の建設についていろいろお話がありました。私は最初に今井さんに伺いますが、今日まで取得したあるいは契約の成立した面積はどれだけありますか。
○小川(三)委員 これは総裁、たとえばガード下のようなああいう施設は、国鉄の公傷者あるいは公傷によりなくなられた遺族の方々の生活の安定をはかるために提供することが妥当だと私は考えるのです。 そこで、時間がないから端的に伺いますが、東京都千代田区丸ノ内三丁目三番地、社団法人東京クラブ理事長安井謙、この安井謙さんは、現参議院議員の安井謙さんと同一人なのか、あるいは同名異人なのか、その点伺っておきます。
○小川(三)委員 そうすると、それはいま、名義人と現在使用しておる者とが違うということですね。時間がないから簡単に答えてもらいたい。
○小川(三)委員 これは国鉄当局に伺いますが、現在世界的大事業体である国鉄の経営の徹底的な合理化のためにはあらゆる角度から検討しなければならない。その一角として伺いますが、国鉄では現に上野、有楽町、新橋、大阪でガード下を賃貸していますね。あれは数年前に問題になって、行管当局からも勧告を受けた。それでその後、現在の状態はどうなっておるか。国鉄当局からこういろ注意書が出ておるわけです。名義人と使用者は同一
○小川(三)分科員 これは農地局長からお答え願いたいと思うのですが、かりに成田新国際空港がいまの千六十ヘクタールの——これは国有地と県有地と民有地を合わせて千六十ヘクタールという形で押えているわけです。ところが、その押え方に運輸省、空港公団の間にも大きな問題があるのは、羽田でも誘導灯がありますね、海面にずっと誘導灯が出ている。この間のカナダ航空の事故は、あの誘導灯の手前から進入してきて、岩壁にぶつかって
○小川(三)分科員 そうしますと、これは一体どういう立場で参加しているのか。農地を守り、農業政策を遂行するために参加しているのか、それとも単に国際空港をつくればそれでよろしい、周辺の農地は全部壊滅してしまっても差しつかえないのだという立場で参加しているのか、農林省の参加している態度ですね。
○小川(三)分科員 これは農林大臣にお答え願いたいのですが、新国際空港の推進本部ができていますね、これは本部長が中曽根運輸大臣、農林省はこれに参加しているかどうか。
○小川(三)分科員 薬事行政の根本を握っている厚生省が、福岡県の三万九千を最高に、北海道を除いて、全国にわたって不正な日本脳炎ワクチンが配布された。しかも四十万人、正確にいえば三十九万何千かですよ、こういうような不正品を注射しておいて、これを厚生省が十一月でなければ事実を把握できないなどということで、どうして日本の薬事行政をあなたのほうでやっておられますか。これは重大な犯罪でしょう、どうなんですか、
○小川(三)分科員 時間がありませんので、厚生省関係、明確に答えてもらいたい。 四十二年、昨年の四月下旬から六月中旬にかけて、千葉県血清研究所で国家検定不合格の日本脳炎ワクチンを一万九千六百三十九本、これは約四十万人分ですね、それが不正に販売された事実があるが、厚生省はそれをお認めになりますか。
○小川(三)委員 それはあなたのほうではそう言うかもしれないけれども、もしベトナムに対等の爆撃能力があったとしたら、羽田を見のがしますか。そんなことはあり得ないでしょう。どうですか、その点は。あなた、自分の立場だけでそう言うけれども、それじゃベトナムの立場になって、ベトナム民主共和国の立場になって考えたらどうですか。その点をはっきりさしておいてもらいたい。
○小川(三)委員 この点は非常に重大であるので明確にしておきたいのですが、現に羽田を軍事基地だとは言っていません。あれは平和目的の飛行場であるということは、一般的に理解されている。けれども、現に羽田でMACのチャーター機が飛んでいます。この数字はあなたのほうでお持ちでしょうけれども、四十一年で千三百六十九回、四十二年度で二千二百二十六回、四十三年の一月で百七十四回、二月は二十七日までで二百八回。四十二年度
○小川(三)委員 運輸大臣に伺いますが、あなたの所信表明の中で、新国際空港はもちろん軍事基地ではないということを——「軍事基地を目的としたものでは絶対にありません。」と言い切っているのであります。それから運輸省、千葉県、新国際空港公団が地元へ配布したこのビラ、それから地元の皆さんへという、これを続いて出している。これにも、新空港は軍事基地には決していたしません、どこにも、軍事基地にはしませんということが