1949-04-26 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
○小島参考人 やはり現在の私どもの賃金というものが、最低生活すらできない今日の現状において、パスであろうと普通の運賃であろうと、貨物であろうと、すべて上げられるということに対しては私どもは絶対に反対なのであります。赤字を埋める問題につきましては、これはやはり私どもが考えるよりも、政治家である皆さん方や、各政党の皆さん方がそれぞれ考えを持つておられると思いますから、私どもの生活を押しつぶさないで、この
○小島参考人 やはり現在の私どもの賃金というものが、最低生活すらできない今日の現状において、パスであろうと普通の運賃であろうと、貨物であろうと、すべて上げられるということに対しては私どもは絶対に反対なのであります。赤字を埋める問題につきましては、これはやはり私どもが考えるよりも、政治家である皆さん方や、各政党の皆さん方がそれぞれ考えを持つておられると思いますから、私どもの生活を押しつぶさないで、この
○小島参考人 私が先ほど申し上げました中にも言いましたように、やはり現在の運賃の値上げは、私ども生活にとつて非常に大きな問題でありまして、特に家庭の主婦たちの声として考えても、重大な問題でございます。四月十日の婦人の集まりの中にも――民自党の婦人部を含めて、この運賃値上げ反対を決議したほどの問題でございますから、これはあくまでも私は、下の声をできるだけ反映できるような機会を、協力してつくりたいと存じております
○小島参考人 今度の運賃値上げにあたりまして、この運賃値上げが現在働いております私どもの生活にどのように響くか、また私どもの実際の生活状態はどういう状態に置かれているかということにつきまして、具体的な例からお話いたしまして、御参考に供したいと存じます。 大体これは全逓の場合になりますが、現在全國的に平均いたしまして、一人当り交通費の負担が約五百円という数字が、本省の統計によりまして出されております