○参考人(小山久保君) 基準というものは別段——まあ常識になっているのですね。各社皆持っていないと思うのです。ただ、持っていないけれども実際は行なっている。規定にしていないだけで、担当者のまあエキスパートがおりますから。大体土地などについては課税機関の評価額がありますので、それの大体十倍から十五倍というのが常識になっております。ですから、税金の対象額でありますね、それの十倍くらいが普通の時価であります
○参考人(小山久保君) 私は私鉄経営者協会用地部会長の小山でございます。 今回政府が国会に提案いたしました、公共用地の取得に関する特別措置法案は、公共的施設の整備に必要な用地の確保と利用の高度化を目的とする趣旨であります。私どもといたしましては、本法の実現に非常な期待を持っておるものでございます。御承知のように、私鉄は国鉄と連絡直通いたしまして、重要なる輸送を分担しておる公共事業でございます。最近都市