1954-09-18 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第9号
○参考人(小坂順造君) 只今の問題は、世間では大分いろいろ噂しておるようでありますが、私は九電力会社と相共に提携して行けると確信しておるものであります。従つてこの建設事務についても、九電力会社の地元に皆電気を発電所は売るということにすると、これはその地元だけがよくて広い需用者が無関係であつて租税でできたものとしては適当でないから、大送電線を大阪まで作つてそうしてこれによつて電気を、或る所はダブついていて
○参考人(小坂順造君) 只今の問題は、世間では大分いろいろ噂しておるようでありますが、私は九電力会社と相共に提携して行けると確信しておるものであります。従つてこの建設事務についても、九電力会社の地元に皆電気を発電所は売るということにすると、これはその地元だけがよくて広い需用者が無関係であつて租税でできたものとしては適当でないから、大送電線を大阪まで作つてそうしてこれによつて電気を、或る所はダブついていて
○参考人(小坂順造君) 電力の値上げについては、私はもと自分がこういつた立場に立つ前に私は値上げに反対であつた。どういうわけかというと、前の発電所を我々が開いたときには一キロ二百円から四百円とられた。自発の出資でそのまま向うに行つて馬鹿安いものだ。そのままやつている。今度作れば一キロ十万から二十万かかる。大変な違いですから、金利において高くなるのも当り前だと思いますけれども、まだ発電所もできない前に
○参考人(小坂順造君) 私は電源開発会社総裁に就任いたしました小坂順造でございます。本日は当委員会のお招きによりまして、当社設立に対し、特に御同情を得、且つ御指導をこうむりました各位に御面会をいたして謝意を表すると共に、所懐の一端を申述べる機会を得ましたことは欣幸に存ずる次第であります。この際私が取りあえず当社を預かりまして運営する心がまえと申しますか、或いは構想と申しますかについて言申上げたいと思
○参考人(小坂順造君) 只今の文書は、村上君自筆の手紙でありますから間違いございません。こういうことであると、松本さんの言われる、会長が実務をとるのであるから社長は誰でもいいというお話と違つて、配電の社長が全体の責任を持つて仕事を担当するのである。こういうことがはつきりするのであると、ますますどうも私のほうの異議がだから強くなつて行かざるを得ないのであります。そこでこの点について強硬に異議を申しまして
○参考人(小坂順造君) 本人はそのつもりでおります。それでこれは非常にはつきりしますが、こういうものをくだくだ申上げたくございませんけれども、明瞭にするために一つ。
○参考人(小坂順造君) 只今委員長の仰せによりまして、私の現在考えておるところを極く平明に申し上げて置きたいと思います。 私はこの電力再編成が、日本産業復興の鍵であると思いまして、その点は如何なることよりも重要なことと考えておつたわけであります。この点について松本委員長とは、当時松永委員もよく御同席になりましたが、とにかくこの仕事というものは、物でなくて人であるから、人の和が尊いのであるから、先ず
○小坂参考人 いま一度申し上げますが、現に電報を打つて来まして、大阪の産業経済新聞に記事を出しておるが、それは自分が責任を負うものであるということを言つて来ております。それは今のものと同じものであります。
○小坂参考人 それは公表してよろしいということを前から申しております。
○小坂参考人 神田君のお尋ねにお答えいたします。私はこの事件は日本再建のかぎになるものと思つておりますので、非常に愼重にこのことに当りたいと考えておりました。そこで委員長からも胸襟を開いたお言葉もありましたから相談いたしまして、とにかく事業というものは人である、事業はすなわちその中心になるべき人をまずきめて、その人を中心として、日発、配電側からそれぞれ人を配して行つたならば円満に行くのじやないか、こういう