2009-04-08 第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
○参考人(小倉一哉君) ありがとうございました。 冒頭に松先生がおっしゃっていたコンビニや何かの営業時間の問題と企業における成果主義は、私はほとんど同じことだろうと思っています。それは、だれがかは分からないんですが、日本の社会は全般的に求め過ぎだと思います。 求め過ぎというのは、それは犯人がだれかというのはなかなか難しいことでございまして、そもそも三十年ぐらい前を振り返っていただくと、まだセブンイレブン
○参考人(小倉一哉君) ありがとうございました。 冒頭に松先生がおっしゃっていたコンビニや何かの営業時間の問題と企業における成果主義は、私はほとんど同じことだろうと思っています。それは、だれがかは分からないんですが、日本の社会は全般的に求め過ぎだと思います。 求め過ぎというのは、それは犯人がだれかというのはなかなか難しいことでございまして、そもそも三十年ぐらい前を振り返っていただくと、まだセブンイレブン
○参考人(小倉一哉君) 中小企業の問題については、今の長谷川先生の御意見はほぼメジャーな意見なんだろうと思います。要するに、ちょっと昔、時短亡国論というのがございまして、これ以上時短して日本が成り立つのかというのはずっと言われています。その特に言われるところが、中小企業では利益も低いし人件費だってそもそも低いのに、それで法律上休日や休暇を増やすというのはいじめじゃないかと。そこについて私はまともに反論
○参考人(小倉一哉君) 労働政策研究・研修機構の小倉でございます。 このような会にお呼びいただきまして、ちょっと緊張しておりますが、二十分の中でお手元にございます資料に沿ってお話をしたいと思います。 私自身は、労働経済学というのを専門にしている学者でございまして、特に労働時間と休暇の問題について、これまで二十年ぐらい研究をしてまいりました。その関係で本日ここに呼ばれているんだろうと思いますが、本日