2009-07-02 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
○参考人(寺岡慧君) 御質問の趣旨は、要するに検証結果といいますか、公開、透明性ということをどう図るかということでございますね。
○参考人(寺岡慧君) 御質問の趣旨は、要するに検証結果といいますか、公開、透明性ということをどう図るかということでございますね。
○参考人(寺岡慧君) 先ほども申し上げましたが、法的脳死判定は六歳未満には適用されないことになっております。それは、御存じのように、六歳未満では脳の回復力が高いのではないかということでありまして、これに対しまして、先ほど御説明しましたように、平成十一年に小児神経科医、小児脳神経外科医、それから小児救急医、それから一般の救急外科医等で構成される厚生省の、当時の厚生省ですね、研究班が組織されまして、そこで
○参考人(寺岡慧君) ただいま御紹介にあずかりました日本移植学会の寺岡と申します。着席して陳述させていただきます。 本日はこのような機会を与えていただき、深く感謝いたしております。 一九九七年、臓器の移植に関する法律が制定され、多くの患者さんにとって長年待ち望んだ臓器移植の道が開かれました。以来、本法律の下で善意と崇高な意思に基づいた八十一件の脳死下での臓器提供が実現し、病魔との絶望的な闘いを強
○寺岡参考人 お答えします。 まず最初に、基盤整備の問題でございます。 私は、移植学会に所属しておりますが、移植学会だけでできることではございません。これは医学会だけでもできることではありません。やはり法の整備それから行政的な基盤整備、いろいろな方面、各、あらゆる方面からの基盤整備が必要でございますが、そのような一般論を申し上げても仕方ありません。 恐らく、この問題で一番重要なのは、先ほどから
○寺岡参考人 お答えします。 慢性脳死の問題に関しましては、つい先般も新聞紙上をにぎわしまして、私もそれは読んでおります。 この問題には幾つかの問題があるかと存じます。これはさきの参考人質疑の場におきましても問題になりましたが、そのような方々が正確で厳正な脳死判定を受けておられるかどうか、この点に関しましては大いに疑問があります。これはさきの参考人質疑で阿部議員もお答えになっておりますように、ほとんどの
○寺岡参考人 ただいま御紹介にあずかりました日本移植学会の寺岡慧と申します。 本日は、このような機会を与えていただき、深く感謝いたしております。 一九九七年十月、臓器の移植に関する法律が施行されて以来、十年間余りの期間に六十二件の脳死ドナーからの臓器提供があり、四十九件の心臓移植、三十八件の肺移植、四十五件の肝臓移植、四十二件の膵臓移植、百七件の腎臓移植、そして三件の小腸移植が実施されました。これらの