1999-05-20 第145回国会 参議院 総務委員会 第10号
○参考人(寺尾美子君) 私は、江橋参考人がおっしゃったような考え方もあろうかとは存じますけれども、この基本法案が提出される前から審議会の方ではビジョン、それから政府の方でも二〇〇〇年プランというのを策定しておりまして、その中で述べられていることを見ますと、こちらに掲げられていることとほとんど内容的には重なっておるように思います。 先ほども申し上げましたけれども、ここで取り上げられていることは、かなり
○参考人(寺尾美子君) 私は、江橋参考人がおっしゃったような考え方もあろうかとは存じますけれども、この基本法案が提出される前から審議会の方ではビジョン、それから政府の方でも二〇〇〇年プランというのを策定しておりまして、その中で述べられていることを見ますと、こちらに掲げられていることとほとんど内容的には重なっておるように思います。 先ほども申し上げましたけれども、ここで取り上げられていることは、かなり
○参考人(寺尾美子君) 意見を述べさせていただきます。 まず第一点の女性の人権という点ですが、私も今、大澤参考人がおっしゃられたことに基本的に同意するものでございます。私もずっと女性問題だけを研究してきたわけではなくて、アメリカ法と日本法を比べるというような仕事をずっとしてきたんですけれども、アメリカでは女性たちが自分たちの権利を要求していたときに、そのとき人種問題も同時に出てきて、むしろそれが先行
○参考人(寺尾美子君) 私は、東京大学大学院法学政治学研究科で教授をしております寺尾美子と申します。東京大学では英米法、特にアメリカ法を中心に研究教育に携わっております。 本日は、この委員会におきまして、男女共同参画社会基本法案、以下政府提案の基本法案と呼ばせていただきます、及び男女共同参画基本法案、以下民主党提案の基本法案と呼ばせていただきますが、これらの法案につき意見を述べる機会をいただきまして