1985-05-22 第102回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
○参考人(富永祐民君) 副流煙の影響について御説明さしていただきたいと思います。 まず副流煙でございますが、副流煙は御承知のようにたばこの火のついた先端から立ち込める煙のことでございます。それに反しまして、たばこの吸い口から吸い込む空気を主流煙と呼んでおります。一般的に副流煙の中には主流煙に比べて発がん物質を初め、いろいろな刺激物質などの有害成分の濃度が二、三倍から多いものでは数十倍も高くなっております
○参考人(富永祐民君) 副流煙の影響について御説明さしていただきたいと思います。 まず副流煙でございますが、副流煙は御承知のようにたばこの火のついた先端から立ち込める煙のことでございます。それに反しまして、たばこの吸い口から吸い込む空気を主流煙と呼んでおります。一般的に副流煙の中には主流煙に比べて発がん物質を初め、いろいろな刺激物質などの有害成分の濃度が二、三倍から多いものでは数十倍も高くなっております
○参考人(富永祐民君) ただいま片山先生が申されましたように、昭和五十六年の第九十四回国会の参議院の社会労働委員会で、当時先生が委員長をなさっておりますときに禁煙を呼びかけられました。それは私もその当時新聞で拝見いたしました。それから翌年の三月に開かれました第九十六回国会の予算委員会で片山先生が喫煙問題を取り上げられたわけでございますが、その当時実は私も議事録を読ましていただいておりましたが、今回参考人
○参考人(富永祐民君) 本日は、我が国の喫煙対策につきまして私の意見を述べる機会をお与えいただきまして大変感謝いたしております。 ただいまの御質問でございますが、動機あるいは理由としまして三つございます。 第一番目は、私は昭和四十二年から四十八年の間約七年間アメリカに留学いたしておりましたが、その当時既にアメリカでは喫煙問題が大変重要な社会問題になっておりまして、喫煙に関する意識は非常に高くなっておりました