1951-11-29 第12回国会 参議院 電気通信委員会 第14号
○政府委員(富安謙次君) では先ほど申上げました趣旨によりまして、この際委員会の考えておりますものを重ねて私より申述べさせて頂きたいと存じます。 先ず以て当委員会におかれまして先般アメリカの実地を御覧になつてお帰りになりました委員の各位を初め、委員の皆様かたから始終貴重な御意見を拝聴させて頂くことができまして、私どもといたしましては誠に有難く感謝をいたしている次第でございます。 電波委員会はテレビジヨン
○政府委員(富安謙次君) では先ほど申上げました趣旨によりまして、この際委員会の考えておりますものを重ねて私より申述べさせて頂きたいと存じます。 先ず以て当委員会におかれまして先般アメリカの実地を御覧になつてお帰りになりました委員の各位を初め、委員の皆様かたから始終貴重な御意見を拝聴させて頂くことができまして、私どもといたしましては誠に有難く感謝をいたしている次第でございます。 電波委員会はテレビジヨン
○政府委員(富安謙次君) 私実はラジオを聞きませんでした。何か私どものほうでかねて考えておりまして、この席におきましてもお話申上げました諮問委員の顔触れ等について放送されたということだけは伺いました。実は若しお許しが頂けまするならば、この際私といたしましてテレビの問題に関しまして委員会の考えておりまするところを一まとめにしてと申しまするか、先ほどもだんだんと恐縮いたさなければならないような言葉を頂いたのでありますが
○政府委員(富安謙次君) 私も実はまだアメリカのその辺の事情について極く詳しく存じていないのがありのままでありまするけれども、アメリカと日本との間におきまして、只今仰せになりましたような点について相当違つたような建前になつているようでございます。私どもの希望といたしましては、立法当時の趣旨にいろいろ検討せられました点に鑑みまして、電波監理委員会の手においてすべての電波に対しまして管轄権を持ちたいというところの
○富安政府委員 ただいまのお言葉に対しまして、一言申し述べます。私ちよつと遅刻して参りまして、初めの方を聞き漏しまして、はなはだ恐縮でございますが、私の承りましたところによりましては、まつたくその御趣旨ごもつともと存ずるのであります。十分にお言葉の趣旨を体しまして、私どもといたしましては御期待に沿うように、できるだけのことをいたして、最善を盡したいと思います。 —————————————
○政府委員(富安謙次君) 先ずテレビジヨンの方式を急がないで、專門の知識を持つておる者を海外に派遣をして、その報告を待つというようなことをすべきではないかという御所見のように承わつたのであります。これも御意見としては、誠に御尤もな一つの立派なお見識であると考えるのであります。ただそのことが私どもの考え方によりまするというと、直ちに日本にテレビジヨンを実施する時期と関係をして来ると思うのであります。調査
○政府委員(富安謙次君) 大分技術の点に亘りまするので、私の申上げるのがぴつたりとお尋ねの御趣旨に副い得まするやら、又ただ極めて常識的なことにとどまるような答弁しかできないというお感じをお持ちになるかとも思うのでありますが、大体におきましてお説明のありましたように、アメリカの方式とこの原案というものが密接であるとは私ども素人ながら了承いたしておるのであります。併しアメリカの式とどの程度密接しておるのかというような
○政府委員(富安謙次君) テレビの問題につきまして御質疑を前回も頂いていたのでありましたが、そのとき私他の委員会のほうに参つておりまして中座をいたしました。そのとき長官のほうよりお答えを申上げたような経緯を経ておるのでございまして、私が今日お答えを申上げることも、いろいろ重複いたしましたりするかも存じませんが、ひつくるめまして、私よりこの際テレビに関しまして電波監理委員会はどういうふうに考えておるか
○富安政府委員 テレビジヨンに関係して許可処分をいたしましたのは、ただいま御発言のありましたように、日本放送協会に対して実験局として許可をしただけでございまする。
○富安政府委員 電気通信省との関係について申し上げますれば、テレビジヨンはその性質上、電気通信省所管の仕事とも関係をいたしますので、その関係をいたします必要に応じて、政府部内におけにる関係官職として十分なる連絡をとることは、他の行政おける場合と同じであると考えております。
○政府委員(富安謙次君) 只今御要求になりました数字のものは区分の方法が、私ここに持つておりまする資料は必らずしも御要求に副うておりませんので、御要求のように整えましたものを極く近くお手許にお配りをいたしまして、御覧を願いたいと存じます。ここにありまするのは、本庁と、地方と、附属機関と分けまして、それに対して官房、それから一般検査及び検定、電波監視、これが純粋な現業の仕事でございまするが、そういう内訳
○政府委員(富安謙次君) 昭和二十三年度、これは逓信省電波局時代であります。その頃の人員は四千九十名であります。次に電気通信省の外局としての電波庁時代、この二十四年度は三千八百二名であります。それから二十五年の六月に電波管理委員会として出発をいたしたのでありまするが、二十五年度におきまする初めには、三千九百七十七名でありました。それは二十四年度に比較いたしまして百七十五名の増加となつておりますが、二十六年度現在
○政府委員(富安謙次君) 電波監理委員会関係の定員縮減について御説明を申上げます。 電波監理委員会の定員は三千四百五十八名でありまして、それに対しまして整理をいたそうといたす人員は四百八十八名でございます。これをやや細かく、内容に亘りまして御説明を申上げますというと、委員の定員七人に対しまして二名の整理、それから現業的の仕事をやつておりまする千四百九人に対しまして七十人の整理、それから機器の検査、
○富安政府委員 ただいま私は番組の自主性ということについて申し上げたのでありますけれども、法律に規定しております事項ということでありますならば、これはやはりお言葉にもありました通り、番組ということでなく、こういうような性質の事柄という意味におきまして、その法律を読んでおるのであります。さしむき開始いたします国際放送におきましても、その事項といたしましてはニユース、解説、音楽、そういうようなものを、法律
○富安政府委員 お答えいたします。お尋ねの放送する事項の内容につきましては、日本放送協会の権限、性格等にかんがみまして、大体におきまして自主性を認めまして、放送協会において諸般の状況を考慮いたしまして、愼重に検討の上に番組を組むということにいたしたい、そういう建前をとるつもりであります。
○富安政府委員 お答えを申し上げます。国際放送の用語につきまして、英語、日本語に限らず、他の中国の国語等を何ゆえ加えないかというお尋ねは、まことにごもつとものことと存ずるのであります。私どもの方といたしましても、なるべくそういうふうにありたいと種々検討を加えたのであります。この英語と日本語だけに限ることとなるに至りますまでの経緯を申しますと、実は関係の向きといろいろ交渉をいたします過程におきましては
○富安政府委員 問題がきわめて重大でありますので、愼重に調査をいたしました上で、いつ決定をするかということをきめたいと存じております。しかしながら愼重に調査ということは、もちろんごの問題の決定を急がないというわけではありませんので、決議をもつて促進をされている事情などはとくと承知しておりますので、十分急ぎながら、しかし事柄を愼重に決定をいたしたいというのが、ただいまの段階であります。
○政府委員(富安謙次君) お答えを申上げます。只今公聽会の点に触れてお尋ねがあつたのでありまするが、公聽会は御案内の通りに法律の規定によりましてかくかくの事柄については公聽会を開くべしと定められたる事項もありまするし、又一般的に重要だと思う事柄については公聽会を開けというような書き方の條項もあるのであります。申すまでもなくそういうような法律の規定なり、又法律の作られたる趣旨なりを尊重することにおいては
○政府委員(富安謙次君) お答えを申上げます。大体いつ頃に実現をさせようという考えであるか、というお尋ねの御趣旨と拝聽いたしたのであります。そのお尋ねの、一体時期をいつ頃実現させるかという問題などは、本件の根本的な考究を要する点の最も重要な一つだと考えまするので、その時期をいつ頃にするかということは、自然それが日本の現在の国情、あらゆる方面から見た国情と関連することが最も深いのでありまして、従いましてその
○政府委員(富安謙次君) お答えを申上げます。私ちよつと今中座をいたしておりましたので、御質問の点につきまして伺い漏らした点があるかとも存じまするが、若しさようでありましたならば、その点につきましてなおお尋ねをいたしたいと存じまするが、大体私の伺い得ました点につきましてお答えを申上げたいと存じます。テレビの問題はこれが文化、経済その他国民生活の各方面に及ぼす影響の極めて重大であることを深く認識しておりまするので
○富安政府委員 お答え申し上げます。ただいま長谷川委員からの御所見はとくと拝聴いたしました。また椎熊委員からのお言葉によれば、違つておるのだというお断りがあつたようでありますが、他の観点に立たれた御意見も十分拝聴いたしました。私どもといたしましては、どちらの御意見も十分に尊重いたさなければならね。というのは、どちらもそれぞれりつぱな識見に立つた一つの結論だと考えておるのであります。このような高い文化
○富安政府委員 電波関係のことにつきまして、本日この席において御説明申し上げたい点は、先刻資料をお手元にお配りしてありますが、それについて御質問がありますればお答えをいたしたい、かように存じております。 大体テレビジヨンの問題については、前回もこの席においていろいろ御意見を承つておりますし、私どもといたしましては事柄の重大性にかんがみまして、各方面の権威者の最もよろしいという方法についての御意見を
○政府委員(富安謙次君) お答え申上げます。只今の御発言の御趣旨はとくと了承いたしまして十分に御趣旨に副うように今後とも私どもは進んで参りたいと存じます。御発言の中におきまして、今の法律の下においてやれるという考えを以て進んでおるのではないかという御趣旨のように拜聽いたしましたが、私どもは必ずしもそういうふうにも考えておりませんのです。前回にも歯答え申上げたかと記憶いたしまするが、テレビジヨンの行き
○政府委員(富安謙次君) 出しましてございます。そしてそれに対しましては司令部がつい休みの前の日でありますけれども、これでよろしいということを申して参つております。
○政府委員(富安謙次君) お答えを申上げます。テレビジヨンの問題につきまして、この問題が国民の利福に関係することが極めて大きい。経済、文化、或いは延いて政治すべての方面に関係することが極めて大きい問題であるということは十分に承知いたしておるのでありまして、この問題をどういうように導いて行くかということについては、私ども最善を盡して将来のために過ちないようにしている考えでございます。初めから問題の重要性
○政府委員(富安謙次君) 理窟のみから申しまするならば、例えばどういう形態に許すかということを先にきめますならば、今の法律において規則を整頓するだけでもできるのじやないかと私は存じております。併しながらどういう形態においてやるかということ、そのこと自体がすでに日本といたしまして、各方面の状況をいろいろのできるだけの方法によつて調べて、その国の向うべき、かくのごとき大きな問題に対して向うべき途のものであるということをきめる
○政府委員(富安謙次君) お答えいたします。現行法は申上げるまでもなく、昨年六月に出発いたしたのでありまして、その現行法にお費ましても、テレヴイジヨン放送を予想しなかつたわけではないのであります。私自身その立法の当時に仕事に携わつていたわけではありませんけれども、当時の立法の状況は、私の知つておりまする限りにおきましては、テレヴイ放送というものを予想していないわけでは無論ないけれども、只今ありまするように
○政府委員(富安謙次君) お答えをいたします。テレヴイジヨンにつきまして、申請の状況がどういうふうになつているかということにつきましては、実は前回にもお尋ね頂きまして、あらかた申上げたのでありまして、多少重複するかも知れませんが、その後に又申請の訂正になつた点もありまするし、かれこれ併せまして、ここで又改めまして、現在におきまするテレヴイジヨン申請の状況をお話させて頂きたいと存じます。テレヴイジヨン
○富安政府委員 テレビジヨンの問題は、何分にも関係するところが多方面であり、そして日本の将来に対してもいろいろな点において重大な関係を持つものと思いますので、委員会といたしましても、決定をいたします前に、テレビジヨンにつきましては各方面の意見を十分に伺う機会と方法を持ちたいと考えておりまして、具体的にどういう方法によつてその目的を達したらよかろうかということを、鋭意考究しておるのであります。たとえば
○富安政府委員 お答えいたします。お尋ねがありましたテレビジヨン方式の、わが国におきまして採用いたそうとする方式につきましては、目下委員会におきまして検討をいたし、委員会といたしましてはほぼ方向を定めましたので、これを案といたしまして、関係の向きに対して交渉をいたしておるという段階にあるのであります。
○富安政府委員 電波監理委員会の所管の主要事項につきまして、簡単に二、三御説明を申し上げたいと存じます。 まず本年八月十六日から三箇月の予定でジユネーヴで開催されております臨時無線通信主管庁会議について申し上げます。これにつきましてはさきに当委員会におきまして申し上げましたところでありますが、この会議は、一九四七年米国アトランテイツクシテイにおける国際電気通信会議で定められた世界的電波分配表に従つて
○政府委員(富安謙次君) 細かいことにつきましては、他の政府委員から御説明をさして頂きたいと存じますが、庁舎が予算にあつたにかかわらず諸般の事情によつて買えなかつたということと、委員会制度の存廃問題とは、そのことは関連ないのでございます。何分にも相当な多人数を包容しておりまする機構でありまするので、それを移すということになりまするというと、新らしい建物を獲得いたしますにつきましても、おいそれとはなかなか
○政府委員(富安謙次君) テレビジヨンのことにつきまして、先ほどの御質疑に対しまして大体のところをお答えを申上げたいと存じます。テレビジヨンの申請の状況がどんなふうになつているかということと、それから又テレビジヨン放送の実施に対して、この電波監理委員会は大体どういうような考え方をしているのかというようなことをお答え申上げたいと存ずるものであります。この申請の内容の極く細かいことは、一々ここで申上げるの
○政府委員(富安謙次君) では電波監理委員会の仕事の主なる事項につきまして、簡単に二三御説明をさせて頂きたいと存じます。 先ず本年八月十六日から三カ月の予定を以ちましてジュネーブで開催されておりまする臨時無線通信主管庁会議のことであります。これにつきましては、先に当委員会におきまして申上げたところでございまするが、この会議は、一九四七年の米国のアトランテイツク・シティにおける国際電気通信会議で定められました
○説明員(富安謙次君) お答えいたします。テレビジヨンの問題につきましては、これまでも当委員会におきましても或る中間経過的な御報告を申上げたことは只今御発言の通りであります。その後時日を経過することは極めて短いのでありまするけれども、テレビジヨンに関係いたしまする各方面の動きと申しまするか、情勢は急速に活溌になりましたこと、これまた新聞等でも御覧の通りでありまするし、又御発言の通りでもあるのであります
○説明員(富安謙次君) これは実は或る率を電波監理委員会に対して申して参つておりまするけれども、極秘の形において来ておりまするし、申上げることは如何かと存じまするが、非常にきつく参つておるのであります。それは只今申しましたような電波監理委員会行政に対する、これはもうまるつきり違つた理解に基いておるものとほか考えられないのでありますが、それを十分私は説明をいたしまして、それは誤りである、とんでもない結論
○説明員(富安謙次君) お答え申します。電波監理委員会のことにつきまして極めて御理解深き御発言を頂きまして、私どもといたしまして深く感謝をいたします。御承知のように電波監理委員会の性質は、電波監理ということのその行政の性質、即ち具体的に約言いたしますれば、その準立法的な性質、殊にその準司法的な性質からいたしまして、どうしても独任制をとらずに会議制によることを適当とする、そうしてそれは日本の行政を民主化
○説明員(富安謙次君) 先ほどの山田委員のお話に対しまして少し補足をさせてお話を申上げさして頂きたいと思います。 委員会はその問題につきまして関係の向きは、結局政府におきましては外務省でありますが、その向きと何ら折衝していないというわけではないのでありまして、事務当局といたしましては、外務省と常にその問題に関しまして連絡をいたし、意見の交換をする等のことはいたしておるのでございまして、先ほど私がこの
○説明員(富安謙次君) 只今お話のありました点は、いろいろお述べになつた点誠に御尤もだと存じます。只今までのところでは、今他の政府委員からお答え申上げました通りに、まだ具体的にどの方面に対してどういう交渉をいたしておるかということはまだ始めておりません。併し問題は極めて重大な問題であり、又極めて微妙な関係もあるのでありまして、御意見の点は十分尊重いたしまして、私どものほうといたしましてはよく委員会におきまして
○説明員(富安謙次君) 最初に御礼を申上げます。 当電気通信委員会の委員各位におかれましては、お暑さのみぎりお暇をお割き下さいまして、各方面に亘りまして私どもの所掌事務について御視察頂きまして、いろいろの有益なる御示唆を頂き、御指摘を頂きましたことは誠に有難いことでありまして、これが私どもの仕事を行なつて参ります上におきまして、お蔭をこうむることが甚だ多いのであります。地方において御指摘を頂きました
○富安説明員 まずもつて、委員の各位がこのお暑い際に、手をおわかちになつて地方に御出張くださいまして、私どもの所掌の事務につきまして、つぶさに現地を御視察くださいましたことを、厚くお礼を申し上げます。地方に勤めておりまする者といたしましては、かように中央から国会の直接の方が、現地を親しくごらんくださるというようなことは、どんなに仕事の上に張合いを増すかしれないのでありまして、事業の上にそれがよき結果
○富安説明員 よんどころないさしつかえがありまして、遅参をいたしましたことをあらかじめお詫びを申し上げます。電波監理委員会の当面の問題につきまして、二、三御説明を申し上げたいと存じます。 まず電波関係の二つの国際会議について申し上げたいと存じます。最初に国際無線通信諾問委員会でありますが、この第六回総会は、国際電気通信連合主催のもとに予定通りスイスのジユネーヴにおきまして、去る六月五日かに七月六日
○政府委員(富安謙次君) ただいまテレビジヨン放送実施促進に関する御決議をいただきました。まことに時宜を得たものと存じます。政府におきましても、テレビジヨン放逸の実施がわが国文化の向上及び産業の発達等の上にきわめて大きな意義を持つべきものであることを考えまして、なるべくすみやかにその実現を見得るよう、所要の措置を講じたいと存じております。(拍手) ————◇————— 第一 診療エツクス
○政府委員(富安謙次君) 福島県原町に放送中継所を設置されたいという陳情の御趣旨でございますが、原町を中心といたします相馬郡一帶は仙台の中央放送局の電波がよく聞こえる区域となつておりまして、そうして電波に惠まれている局に比べて見ますというと、全国にはまだどこの局の放送も聽取できないという地方が数多くありまして、日本放送協会におきましてはこれらの地域の救済のほうを第一段の目標として計画を進めておりますし
○政府委員(富安謙次君) 長野県の放送施設の拡充強化を図つて欲しいという請願の御趣旨でございますが、目下日本放送協会におきまして、長野の聽取状況を改善しますために、放送施設を拡充する計画につきましていろいろ計画中でございます。で先ずその第一段階といたしまして、南部の伊那地方へ中継放送所が設置せられることとなりまして、着々その実現に向つて取運びが進んでおる次第でございます。ただ請願にありますよるうに、
○政府委員(富安謙次君) 今度免許を与えまするにあたりまして、そういう民間放送ができたら、並四球程度のものでは分離が困難で、聞えなくなるのではないか、そういう声は聞かないではないのでありまするけれども、そういうことはないように、今の普及している受信機の程度であつて先づこの程度ならば差支えなく聞えるということを標準にいたして準則を作り、又実際の免許を与えておるような次第でありまして、かような心配はないという
○政府委員(富安謙次君) 電波監理委員会といたしましてのその後の所掌事務の問題につきまして、若干のことをお聞き取り願いたいと存じます。この委員会の前回に、実は私他のほうへ参つておりまして出席ができなかつたのでありまして、そのときに御質問を頂いたりいたしたそうでありまして、今又一般的のことを申上げるというのは、少し順序といたしましてどうかと思うのでありまするけれども、その点は御了承を願いまして、当面の
○富安政府委員 東京は二つ許されております。東京の管区におきましては、ここに表が差上げてありますが、ラジオ東京と日本文化放送協会、これが関東一円を放送区域として許可を与えられておるものであります。
○富安政府委員 それでは電波監理委員会といたしまして、当面の問題につきまして二、三お聞取りをお願いいたしたいと存じます。 まず最初に一般放送事業、すなわちいわゆる民間放送の事業に関することであります。御案内の通りに昨年十二月初めに、放送局の開設の根本的基準が制定されましたが、これに伴いまして無線局免許手続規則というものが改正されました。この規則によりまして、新たに提出されました免許申請に対しまして