1975-03-04 第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
○密田参考人 しかし、それによってエアホームの吹き込みのバランスがある程度崩れた、こういったことは確かなようでありますので、それがもっとうまく作動しておりますれば、初期消火はもっと効果的にいったのではないかと考えます。その点は今後の解明あるいは設備の改良にまたなければいかぬ、こういうふうに考える次第であります。 第三の、速急に操業を一部再開したではないか、こういう御質問でありますが、これは先ほど申
○密田参考人 しかし、それによってエアホームの吹き込みのバランスがある程度崩れた、こういったことは確かなようでありますので、それがもっとうまく作動しておりますれば、初期消火はもっと効果的にいったのではないかと考えます。その点は今後の解明あるいは設備の改良にまたなければいかぬ、こういうふうに考える次第であります。 第三の、速急に操業を一部再開したではないか、こういう御質問でありますが、これは先ほど申
○密田参考人 お答えいたします。 第一の、二十九年の十月に第一回目の火災事故を起こしましたことは、いま田中先生の御指摘あるいは私が最初申しましたとおりでございまして、二十九年と申しますと、まだわが国の石油産業の規模が大変小そうございまして、私の記憶では、昭和三十年の日本の原油の処理量は全体で一千万キロぐらいでなかったかと思います。そう大して違った数字ではないように記憶いたしております。そのときの日本
○密田参考人 密田でございます。 御津知のように去る二月十六日の午後に発生いたしました当社の四日市製油所のタンク火災事故では、地元住民の皆様を初めといたしまして、全国の国民に多大の不安と御迷惑をおかけいたしまして、まことに申しわけなく、心からおわびを申し上げる次第でございます。 おかげをもちまして災害の規模も余り拡大いたしませず、一人の負傷者も出ませず、比較的短時間に消すことができました。これは
○参考人(密田博孝君) いま御指摘の問題はお話のとおりでございます。まことにどうもこういうことが数多くあったことは、これは国民の皆さまに対してたいへん申しわけないことでございます。ただ、われわれが、石油の量の問題も含めまして、価格問題につきましては、エネルギーの本質から申しまして、これはあまり非常に高くなったりあるいは安くなったり、どう申しますか、市況が大幅に変動するということは、これは非常に、基礎物資
○参考人(密田博孝君) 大協石油といたしましては、提訴をいたしておりません。したがいまして、そのいま問題の真偽のほどは、検察段階で捜査、調査になっておりますので、先ほど申しましたような考えから、事実の真否というものは検察段階で明白になると、こういうことから提訴いたさなかった次第でございます。
○参考人(密田博孝君) お答えいたします。 いま御質問がございました問題は、公取委員会から勧告書が出まして、それに引き続いて検察庁に告発が行なわれたわけでございます。それで価格問題につきましては、元売り十二社の問題でございますし、生産調整につきましては石油連盟がその対象と相なっております。 いま御質問の、勧告を応諾しながらなおかつ元売り六社がそれに対しまして行政訴訟の提訴をいたしました。連盟は提訴
○密田参考人 そのとおりでございますが、ただ、二十六日に私が申し上げました行政指導に関する真意と、それからその翌日新聞にいろいろの記事が出ました、それを読みまして感じましたことが、これはたいへん、どう申しますか、私が秩序よく、あるいはもっと正確に申し上げておればこんなこともなかったのではないか。それで、たいへんこれは問題が問題でありますだけに、通産省に対しまして御迷惑をかけたのでは、というふうに判断
○密田参考人 いま錯覚いたしました。そのときにはまだ読んでおりませんでした。
○密田参考人 詳細に読みました。
○密田参考人 いまの御発言の中には、今度の公取法違反でたいへん重大な問題がございますので、恐縮でございますけれども、便乗値上げ分が幾らあるかという前に、一言申し上げたいと思います。 勧告、審決を受けたことによりまして、違反事実が確認されたことではないという法解釈があるわけでございます。つまり、応諾者は適当な措置をとるべきことの勧告を応諾したのであって、それで、その事実を必ずしもそれは全面的に認めておるのではない
○密田参考人 御承知のようなことで、いまのお話の中にもございましたが、昨年十月初めからの石油危機と一般にいわれております、たいへん急激にしかも日本を巻き込むような状態で、その影響は世界に及んでおります。 こういう際に、石油業界、精製元売り、それから販売業界も含めまして、これにどう対処するかということで、われわれあらゆる力をしぼっていろいろ対策を立てました。しかしながら、当時は情報が非常に不正確、不十分
○密田参考人 石油連盟会長の密田でございます。 いまの御質問にお答えします前に、一言だけ発言をお許し願いたいと思います。委員長、いかがでございますか。
○参考人(密田博孝君) 先ほどメジャーの供給方針についてお答えいたしましたけれども、先ほど言いましたように、メジャーがはたして一体、どういう考えで日本の供給先には供給をいまの段階でしておるかと申しますれば、たとえば、平均二〇%ぐらいの削減通告をしてきておると先ほど申しましたけれども、中にはフランス石油のように、非常に日本に、どう申しますか、いままでの取り引き経過から見ますとたいへんな親近感を持っておった
○参考人(密田博孝君) どうも御質問はたいへん大きな問題で、しかも将来の予測をどういうふうにするか、何に根拠を置いてそれを考えるかと、たいへん率直に申しますと、ここでだれもなかなか考えにくい問題あるいは考えましても、それぞれ違った結論が出てくると、こういった問題ばかりなものですから、私としてもこれが石油連盟の意見であるというふうに申し上げることはできないのですが、いま感じておりますことを中心に、いまの
○参考人(密田博孝君) 石油連盟の会長の密田でございます。 石油連盟は、石油類の輸入、それから精製、元売りを行ないます三十一社によって組織されております。連盟以外にも若干の精製、輸入会社があります。また、小売り業者には、ここにおいでの松村さんが会長をされております別団体を組織しておりますし、LPGにつきましても同様でございます。 今日、御承知のように、各地で発生しております石油製品の需給上のトラブル
○密田参考人 先ほど申しましたように、十月の十八日からOAPEC諸国の生産制限が始まったわけでございますが、しかしこの時点で初めてそういう問題が起きたのではございません。もうすでにかなり前からベネズエラは生産調整をやっておりますし、リビアしかり、クウェートにもそういう議論がございます。いま先生のおっしゃった油資源、それと産油国諸国との将来計画、そういうものの関連がありますから、そういう考え方があったのだろうと
○密田参考人 意見を申し上げます。 このようなエネルギーの需給問題は、これはしばしば起こってはたいへんでございます。できるだけこういうものは未然に防がなくちゃならぬわけでございますから、そういう意味合いから申しますと、将来の見通しが立ちます限り——これはなかなかむずかしいことでございます。むずかしいことでございますが、今回のように石油が武器に使われる、こういったようなことになりますと、これは国際情勢
○密田参考人 私は石油連盟会長の密田でございます。 石油連盟は、石油類の輸入、精製、元売りを行なう三十一社によって組織されております。連盟以外にも若干の精製、輸入会社があり、また小売り業者は別に、ただいま松村さんがお話しになりました団体を組織しておりますし、LPGについても別の団体がございます。 今日各地で発生しています石油製品の需給上のトラブルにつきましては、何ぶん急激な変化によるものであると
○説明員(密田博孝君) 今御質問の中の第一點といたしまして、現在復金がやつております融資が果して審査の上で妥當であるかどうか、こういう御趣旨だつたと思うのであります。これにつきましては、松嶋委員も御存じだと思いますが、只今一般融資、それからそれの審査關係の部門、これは主としまして興業銀行から來たものが當つております。興業銀行は御承知のように開設以來長らく産業金融に關しまする事業調査というものに當つて
○密田博孝君 今のお尋ねにつきましてお答え申し上げます。この期間が非常にかかりますということは、これはもうお言葉の通りであります。私たちといたしましても、できるだけの期間の短縮に努めておるつもりでございます。ただ参考のために申し上げたいことは、復金でやります貸出の使途は、設備資金並びに運轉資金と申しましても、かなり長期にわたる性質のものがあるのであります。商業資金のように、短期の二箇月、三箇月の貸出