1971-04-22 第65回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
○宮沢説明員 最初御通報を得ましたときに、私どもはソ連側の反応が直ちにあるものと考えまして、即日モスクワに訓令をいたしまして、ソ連側からこの件について抗議が行なわれた場合には、これは日本側の誤認に基づくものであるということを釈明しておくようにと、とりあえず訓令をいたしまして、さらに東京におきまして、ただいま御説明申し上げましたように、どのようにしてそういう誤認が起こったのか、ソ連の艦艇がその辺にいることがどのようにして
○宮沢説明員 最初御通報を得ましたときに、私どもはソ連側の反応が直ちにあるものと考えまして、即日モスクワに訓令をいたしまして、ソ連側からこの件について抗議が行なわれた場合には、これは日本側の誤認に基づくものであるということを釈明しておくようにと、とりあえず訓令をいたしまして、さらに東京におきまして、ただいま御説明申し上げましたように、どのようにしてそういう誤認が起こったのか、ソ連の艦艇がその辺にいることがどのようにして
○宮沢説明員 最初にこの事件の御通報を受けましたのは、実は十日の夕刻でございまして、私の自宅に防衛庁の運用課長から、そういう事件があったときわめて簡単にお知らせをいただきました。そしてさらに詳細に翌十一日御通報をいただきました。そのときに防衛庁内部では、直ちにソ連側に釈明してもらいたいという一部の御意向であるというふうにあわせて伺いました。それに基づきまして、私どもは外務省内部ではかりまして、事柄は
○宮沢説明員 私ども外務省といたしまして、これは他の日本政府官庁も同じでございますが、一番重視しておりますことは、安全操業の問題の解決をあせるのあまり、領土問題に悪影響を及ぼすないしは領土問題に対する日本の基本的な立場を害すというようなことは、これは何とかして避けたいと考えておりまして、この点は幸いにして地元の直接の漁民の方々も深くそのようにお考えのようでございます。 ただいまの点、入漁料というようなものは
○宮沢説明員 お答え申し上げます。 ただいまおっしゃいましたように、先般ノビコフ副首相が参りましたときに佐藤総理大臣に会われまして、ソ連側はこのたび日本側の提案に応じて安全操業の問題を討議する用意がある、担当者としてはこのイシコフ漁業相を当たらしめるつもりであるということを佐藤総理大臣に申しまして、その後愛知外務大臣にも同様のことを申しました。その後倉石農林大臣にイシコフ大臣が会われまして、さらにその
○宮沢説明員 ただいまの第一点についてお答え申し上げます。 墓参は、御承知のとおり、昭和三十六年以来ほぼ毎年行なわれてまいりました。昨年度はソ連二カ所及び歯舞、色丹、国後等四カ所、合わせて六カ所の墓参を申し入れましたが、ソ連側はシベリアの一カ所を認めました以外は、これは認められないと理由を明示することなくわがほうに正式に回答してまいりました。これをどのように見ておるかというお尋ねでございますが、これは
○宮沢説明員 ソ連漁船によりまして日本漁民が不当に被害を受ける、ないしは日本の領海が侵犯される、それ以外につきましては、公海における漁業と考えまして、ただいま申し上げましたとおり、今日まで先方が公海において漁業をしております限り、私のほうで存じております範囲では抗議をしたことはございません。 〔主査退席、湊主査代理着席〕
○宮沢説明員 ソ連漁船によりまして、日本漁民の漁網の被害あるいは漁船の被害、そういうような格別の被害がございません限り、抗議ないし注意を喚起するというようなことは、私が記憶いたしている限りいたしたことはございません。
○宮沢説明員 私がソ連大使館の首席参事官を外務省に招きまして、日本漁民が一本釣りということで自主的に規制をしておるのであるから、これに対してソ連側も十分に協力をしてほしいという旨を要請いたしましたその場で、当該首席参事官は、ソ連側は領海は侵犯しておらない、漁族資源の保護については、十分にかねて注意はしておるが、本日の申し入れの内容はしかるべき本国の機関に伝達する、このように申して帰りまして、それ以後特