1997-08-29 第140回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
○説明員(宮本泰行君) 建設省では、平成八年二月十日の豊浜トンネルにおける岩盤崩落事故を踏まえまして、今後の防災対策のあり方について多方面より検討を進めているところでございます。事故直後に岩盤工学や土木工学等の専門家の御意見も伺いまして、トンネル坑口部の緊急点検を全国の道路管理者に指示いたしまして、点検の結果対策が必要とされる箇所については平成十年度までに必要な対策を完了するよう事業を進めているところでございます
○説明員(宮本泰行君) 建設省では、平成八年二月十日の豊浜トンネルにおける岩盤崩落事故を踏まえまして、今後の防災対策のあり方について多方面より検討を進めているところでございます。事故直後に岩盤工学や土木工学等の専門家の御意見も伺いまして、トンネル坑口部の緊急点検を全国の道路管理者に指示いたしまして、点検の結果対策が必要とされる箇所については平成十年度までに必要な対策を完了するよう事業を進めているところでございます
○宮本説明員 道路に関しましては、落石、土砂崩壊等の災害を防止するために、昭和四十三年より、おおむね五年ごとに、落石等のおそれのある斜面について詳細な点検を全国一斉に実施してきております。現在、八年度、九年度の二カ年にわたりまして点検を実施しているところでございます。この点検では、全国の主要な市町村道以上を対象といたしまして、落石、崩壊あるいは岩石崩壊、地すべり等につきまして、災害に至る可能性のある
○宮本説明員 お答えいたします。 一般国道の五百四号線につきましては、延長約百六十メートルにわたりまして高さ五十メートルの大規模なのり面崩壊が発生しておりまして、現在復旧に向けた測量作業を実施中でございます。今後、余震の状況を踏まえまして、ボーリング等の調査を実施した上で、復旧工法を検討し、できるだけ早期に復旧を目指しますとともに、迂回路として、出水市道の鳥越線の復旧工事に早急に着手することにいたしております
○説明員(宮本泰行君) 道路は、先生御存じのとおり、人間の暮らしを支える上で大変重要な役割を担っているということで、安全で安心して利用できる災害に強い道路ネットワークの確保を図ることが大変重要だというふうに認識しているわけでございます。 このために、建設省を初めとしまして、道路管理者においては従来より落石に対する点検を実施しまして、その結果に基づいて重点的に防災対策を実施しているところでございます
○宮本説明員 ただいま御質問のありました地震対策としての幹線道路の迂回路の確保についてでございますけれども、静岡県庵原郡の由比地区は、先生御指摘のとおり、我が国東西を結ぶ東名高速自動車道、国道一号という重要な幹線道路が通っております交通のかなめとなっております。 建設省といたしましては、道路は震災時に重要な役割を果たすということから、特にこのような幹線道路については迂回路の確保が重要と考えておりまして