1968-04-16 第58回国会 衆議院 運輸委員会 第17号
○宮崎(茂)政府委員 お答えいたします。 昭和四十三年度の事業は、おおむね補助事業については予算が通りましたので確定いたしておりますが、実はそのほかに起債事業とか単独事業というものが、この港湾の総投資からいたしますと、あるわけであります。ですから大体その辺を推計をいたしまして、昭和四十三年度の総事業でございますか、それは千三百八十億程度になろうかというふうに推計をいたしております。そういたしますと
○宮崎(茂)政府委員 お答えいたします。 昭和四十三年度の事業は、おおむね補助事業については予算が通りましたので確定いたしておりますが、実はそのほかに起債事業とか単独事業というものが、この港湾の総投資からいたしますと、あるわけであります。ですから大体その辺を推計をいたしまして、昭和四十三年度の総事業でございますか、それは千三百八十億程度になろうかというふうに推計をいたしております。そういたしますと
○宮崎(茂)政府委員 御答弁いたします。 昨年政府がつくりました経済社会発展計画におきまして、港湾の投資額は一応八千四百億円というふうに実はきめられております。これが今回は一兆三百億でございます。この二つの数字の関連をというようなお話、そういう御質問かと思いますが、実は八千四百億というのは四十年の価額でございますので、四十年価額をある程度物価と申しますか、港湾デフレーターと申しますか、港湾の物価指数
○宮崎(茂)政府委員 ただいまの大臣の御答弁を補足いたしたいと思います。 総投資額は一兆三百億ということになっておりますが、この中にはいわゆる地方の単独事業でございますとか、災害関連事業でございますとか、そういったものが大体千二百億入っております。それから港湾の機能施設というものでございます。たとえば上屋でございますとか、あるいは荷役機械でございますとか、引き船でございますとか、貯木揚の整備でございますとか
○宮崎(茂)政府委員 お尋ねの趣旨は、私どもが出そうとしております特定臨海区域の開発及び利用に関する法律案の関係だろうと思います。 この法律の要旨といたしましては、海上交通の安全とか、臨海部の有効的な利用、それから海上輸送の効率化、そういったものを確保いたしますために、非常に過密と申しますか、私どものほうでは成熟した港湾というふうに申しておりますが、東京湾の地域、大阪湾の地域、伊勢湾の地域、こういったところにおきまして
○宮崎(茂)政府委員 大阪と神戸というふうに焦点をしぼって御説明したほうがわかりやすいと思いますが、大阪は戦前はほとんど国費が入っておりません。室戸台風の復興計画のときに国費が入ったのですけれども、大体二、三千万円くらいしか入っておりません。ほとんど民間と市、府で大阪の港というものはつくり上げたわけでございます。神戸のほうは、国の必要性から当初全額国庫で税関施設としてつくった、そういういきさつがございます
○宮崎(茂)政府委員 ただいまの御心配につきましては、工事自体を考えてみましても、海の中の港湾工事でございますから、先生もよく御存じのように、大阪港の過去の港湾の事業というものは計画どおりできたのかどうかというような御疑念もあろうかと思います。これは私ども人間の力ではできない面もございます。予想以上に地質が軟弱であったとか、あるいは工事中に失敗したとか、こういう面はございます。しかしながら、私ども、
○宮崎(茂)政府委員 お答えいたします。 埠頭公団をつくる際の建設費の民間の受益者負担金みたいなもの、民間から金を借りる、つまり船会社等から金を借りる問題につきまして、来年はむずかしいんじゃないかというようなお話でございます。御承知のように、ことしは事業費が五十億でございましたので、二十億だけ船社の負担でございました。船社のほうもなかなか出しにくいというようなお話でしたが、船社等ということになっておりますので
○宮崎(茂)政府委員 お答えいたします。 特別とん税は国が徴収いたしまして、これを交付される団体はその開港の所在市町村でございます。したがいまして、港湾管理者というのは、その港の市町村である場合もございますけれども、府県である場合もございます。それから、県と市町村の一部事務組合である場合もございます。したがいまして、必ずしもそのものずばりというふうには入っていないということでございます。
○宮崎(茂)政府委員 お答えいたします。 特別とん税と入港料の問題は違うのじゃないかというお説でございます。私は大体特別とん税というのは船舶の固定資産税にかわるようなものではないかと思うのでございますが、港に入ることによりまして一種の流通税みたいな、入港料という名前は非常に悪いのでございますけれども、岸壁、いろいろな港湾の営造物があります。先ほど来お話のありましたような維持管理費、あるいは最近は沈船
○宮崎(茂)政府委員 ただいまの御質問は、入港料の問題につきましてどういうふうに思うかということだと思います。 御承知のように、六大港と申しますか、私ども八大港と申しております——東京、川崎、横浜、名古屋、大阪、神戸、下関、北九州を八大港と申しておりますが、こういう港におきましては、使用料つまり港のいろいろな施設の使用から入ってまいります収入が全体の支出のおおむね二〇%にしかすぎないわけでございます
○宮崎(茂)政府委員 御承知のように四十三年度の予算閣議の最終の日に港湾整備五カ年計画、つまり、現行の計画は昭和四十年度からでございますが、これを昭和四十三年度を初年度といたしまして一兆円を下らない額でつくる、四十三年度からスタートするということが閣議の了解になりました。これはぎりぎりの閣議了解でございましたが、それに基づきまして私ども努力いたしております。その前に、実は私どもといたしましては、一兆二千億
○説明員(宮崎茂一君) 名義貸しというふうには実はなっておりませんが、全部免許をとってやることになっておりますので、したがって、免許のないものがやりますと、無免許でそういう事業を営む、こういうことになろうかと思います。
○説明員(宮崎茂一君) 私の所管は港湾運送事業法の関係だけでございますが、いまの御質問は海上運送でございますが、ちょっと海上運送事業でございますと……。
○説明員(宮崎茂一君) 港湾局といたしましては、港湾運送事業法に基づきます監査をいたしたわけでございます。つまり、関光汽船株式会社に対します監査を実施いたしました。その後その監査の結果判明いたしました違反事実は、次のとおりでございます。つまり、関光汽船は沿岸荷役の免許を持っておりますが、船内の免許は持っておりません。つまり、免許を受けずして船内荷役の事業を営んでおったと、こういうことでございます。これが
○宮崎説明員 お答えいたします。港湾管理という問題は、非常に複雑な広範にわたる問題でございまして、港湾施設の問題あるいはまたその業を営む企業というものを監督する、あるいはいま問題になっております労働問題、それから暴力問題、いろいろとあるわけでございますが、私どもの理想としておりますのは非常に近代的な——だんだんと日本の国民生活も向上してまいりますれば、港湾労働自体、ああいう非常に激しい労働でございます
○宮崎説明員 私どもの所管の出先海運局がございますが、これは御承知のように港湾運送事業法によりまして、企業自体がどういうようなことをしているかということをチェックしておるわけでございまして、お尋ねの港湾労働法の問題は、労働省の所管でございます。私どものほうも、港湾の運送事業の秩序を維持するために努力はいたしておりますが、労働の問題は、労働省のほうからお願いをしたいと思います。
○宮崎説明員 お答え申し上げます。現地の近畿海運局長が所管でございますが、私どものほうは、まことに残念でございますが、事件が起こるまでその具体的内容について知悉していなかったということでございます。
○宮崎説明員 非常にごもっともな質問だと思いますが、実はこの千二百三十五トンにつきましては、船の荷役を全部無免許の関光汽船がずっとどこでもやっておった、こういうわけでは実はございませんので、船内荷役をやっているほかのものに、免許のあるものに請け負わせておりまして、免許権を持っていない関光汽船自体がその一部分をやっておった、こういうことで、私どもといたしましても、無免許で荷役をしていたということについては
○宮崎説明員 御説のとおり、沿岸荷役ではできません。別に船内荷役の免許をとらないとできません。したがいまして、この点は港湾運送事業法に違反して無免許でやったということになります。
○宮崎説明員 お答えいたします前に、私、新米でございますので、ことしの八月四日付で港湾局長を拝命いたしまして、運輸委員会は初めてでございますが、何ぶん委員会の皆さん方よろしく御指導をお願いします。 ただいま御質問の点につきましてお答えいたします。関光汽船におきましては、港湾運送事業法の免許は沿岸荷役だけでございます。
○宮崎説明員 いますぐ幾らということは、私、非常に不勉強で申し訳ございませんが、大体各港ごとに何隻ぐらいおるというようなことは、まあある程度は知っております。しかし、不確かで申しわけないことですが、神戸港ですと二千隻ですか、相当なはしけがおるというふうに考えております。全体では、あとで資料を調べまして御報告いたします。
○宮崎説明員 非常に残念でございますか、手元に資料がございません。また、できれば御報告——連絡して調査することは可能でございますから。
○宮崎説明員 ただいまお話しの港湾の中におきますところの沈船でございますが、私どもの調べによりますと、概略申し上げますと、東京、川崎、横浜、名古屋、大阪、神戸、北九州、この七つの大きな港でございます。これにつきまして八月十七日の最近の調べでございますが、港湾管理者からとりました資料でございます。現在、沈船その他で、沈船としてやります数字が七百八十六隻、これは合計でございます。大体八百隻というようなことでございます
○説明員(宮崎茂一君) ただいま千葉県がやりました埋め立ての造成の方法につきまして御質疑がございましたのですが、大体、最近の埋め立ては非常に大規模になってまいりまして、したがいまして、まず県が需要者がない埋め立てを県の起債でやりましてそのあと自由に土地を販売するということになりますというと、売れるか売れないかわからない。特に工業用地についてはそうでございます。したがいまして、予約と申しますか、あらかじめ
○説明員(宮崎茂一君) ただいまの港湾局長と河川局長の通達に、これは行政指導でございますので、今後とも十分に、この埋め立て免許権者でございますところの港湾管理者の長に対しまして、行政指導を強化してまいりたいというふうに考えております。
○説明員(宮崎茂一君) 港湾局長宮崎でございます。 御指摘の埋め立ては、港湾区域内の公有水面の埋め立てでございまして、これは千葉県知事から申請がございました。港湾管理者の長でありますところの千葉県知事が許可したものでございますが、全体で十七万九千坪の申請がございました。公共用地と遊園地にするという目的でございましたが、その後いまの違反している事実、この通達につきましては、免許権者に対しまして用途変更
○宮崎説明員 海岸とか、波とか、土質とか、そういった土木的な研究機関は、今のお話のように各省に分かれてはおりますけれども、私どもの方の港湾技術研究所の方は、一応研究成果というものをまとめまして、研究所の報告をしております。それでその本を読んでいただければよろしいということもございますが、また海岸工学会という学会がございます、それから土木学会という学会もございまして、これらはやはり年に二、三回会議を開
○宮崎説明員 御承知のように、保全区域も相当に広範にわたります。従いましてその台帳の整備ということは困難なことでございますが、港湾局としましては、一応台帳は全部でき上がっております。しかし今お話しのように、やはり地盤変動による修正というものもございますので、目下そういう点を改良するように測量をいたしましたり、そういったことに努力して修正しておる最中でございます。以上お答えいたします。
○宮崎説明員 所得倍増計画と港湾の長期計画の問題でございますが、私どもただいま企画庁からお話のございましたように十カ年間五千三百億というふうになっております。これはどういう考え方かと申しますと、十カ年間におきますところの国民総生産が倍になる、そういう経済指標と港の扱い量という関連をとらえまして、港湾の貨物をどのくらい扱うのかという、目標年次におきましての扱い量というものを出しまして、それとこの港湾の
○宮崎説明員 運輸省の港湾局の宮崎参事官でございます。 ただいまの御質問は、和歌山県下津港を特定重要港湾にするようにというようなお話だと思いますが、実は現在の特定重要港湾の選考基準では、まだ和歌山下津港は該当しないわけでございます。室蘭、徳山、下松とか姫路とか、そういったところから昇格の要望がございますので、私どもは全般的にそういった基準を変えよう、こういうふうに考えておるわけでございます。さしあたり
○説明員(宮崎茂一君) それでは、御説明をいたします。全体計画でございますが、大阪港につきましては、港湾の整備が三百十億でございます。工業用地の造成百七十八億で、工業用水道が五十一億でございます。それから臨港鉄道でございますが、これが十三億で、合計いたしまして五百五十二億程度になります。それから堺港につきましては、港湾の整備が二十六億、工業用地の造成が三百七十億、工業用水道が百四十八億、臨港鉄道が四十二億
○説明員(宮崎茂一君) この七百七十億の中には港湾整備の計画というのは百二十億程度でございまして、そのほかは工業用地の埋め立ての計画でございます。政府といたしましては、大阪市府から出されました計画を検討いたしまして、大体先ほど申し上げましたように、この全国的な五カ年計画というものはあるわけでありますが、目下のところ大体この程度でいいのじゃなかろうか、かように考えております。
○説明員(宮崎茂一君) 大阪港並びに堺港の計画は、ただいま議題になりました七百七十億のほかに、全体で千百四十億くらいでございますが、これは三十六年度を初年度といたしまして、港湾の五カ年計画というものを全国的に検討をいたしておりますが、大体この計画が、今議題になりました計画が、まあおおむね五カ年計画の中に入るのじゃないか、かように考えておるのでありまして、この計画ができ上がりますれば大体間に合うのじゃないか
○宮崎説明員 本件につきましては、今後十分調査をいたしまして、港湾の整備計画を樹立いたしまして、国家財政の許す範囲内におきまして、極力御趣旨に沿うように努力をしたいと思います。 —————————————