1948-11-24 第3回国会 衆議院 水産委員会公聴会 第2号
○宮崎公述人 私個人の考えを申し上げますと、漁業権を漁民の團体、いわゆる漁業協同組合に持たせろというのは、個々の漁業権ではなくて、一定の漁場を漁業権として考えたいのであります。そうしてこの一定の漁場というのは、沿岸何里ということまではまだ具体的には考えておりませんが、一定の漁場を漁民の團体にやりまして—新しい漁業法によりますと、仄聞しまするに、個々の経営者にやるということになつております。また現在の
○宮崎公述人 私個人の考えを申し上げますと、漁業権を漁民の團体、いわゆる漁業協同組合に持たせろというのは、個々の漁業権ではなくて、一定の漁場を漁業権として考えたいのであります。そうしてこの一定の漁場というのは、沿岸何里ということまではまだ具体的には考えておりませんが、一定の漁場を漁民の團体にやりまして—新しい漁業法によりますと、仄聞しまするに、個々の経営者にやるということになつております。また現在の
○宮崎公述人 私が全國組織を漁民が持たなくちやならぬというのは、たとえば物を買うにいたしまして、漁師というものは早速その物がほしいわけでありますが、賣る方になりますと、必ずしも今賣らなくとも生活には困らない、うんと困るまで待たしておいて高く賣ろうということが往々に行われるし、また賣る場合におきましても、ちようど加工業者と漁師の関係を見ればよくわかるのでありますが、円滑に運ばない。その関係はお互いに加工
○宮崎公述人 私は全國漁村同盟の書記長宮崎新一であります。これから水産業協同組合法案についての、私の意見を申し上げます。 漁民は民主的な協同組合法が制定されることを非常に待望いたしておるのであります。しかしながら私どもの知るところでは、全國の三百万漁民の中で、はたして現在上程されております水産業協同組合法の内容を知つておるものが何人あるかということであります。水産委員会が一昨日と本日この法案についての