1962-05-02 第40回国会 参議院 地方行政委員会 第31号
○参考人(宮崎吉政君) 今の高級公務員立候補制限に関する主張は、今日に始まったことではないのでありまして、前回昭和三十四年の選挙のときも取り上げられまして、そのときにはたしか、私の知っておる限り、東京のほとんどの新聞が参議院選挙についての批判の中に必ずこの項目を入れておったと言って過言でないというふうに了承しております。のみならず、今度のこの案か出ましてから、各新聞——私どもはもちろんでありますが、
○参考人(宮崎吉政君) 今の高級公務員立候補制限に関する主張は、今日に始まったことではないのでありまして、前回昭和三十四年の選挙のときも取り上げられまして、そのときにはたしか、私の知っておる限り、東京のほとんどの新聞が参議院選挙についての批判の中に必ずこの項目を入れておったと言って過言でないというふうに了承しております。のみならず、今度のこの案か出ましてから、各新聞——私どもはもちろんでありますが、
○参考人(宮崎吉政君) 第一の事前運動削除の件は、これはせっかくここで、不自由な選挙を自由な選挙に持っていく。しかもこれは、明治以来の悪弊である選挙というものに対して何とか制限を加えようという古い考え方に対して、新しくこうした制限を緩和していこうという企てを削除したということは、非常に残念で、反対であります。 それから第二番目に、今問題になっておりました労務報酬の問題は、これは私は末梢問題だとさっき
○参考人(宮崎吉政君) 私は、まずこの法案を批判するにあたりまして、基本的な考え方を先に申し上げます。 それは、第一番目には、選挙とは、政治におきまするところの、そのほかのいろいろな国民作用の諸方式、たとえば請願デモ、交渉、圧力団体の働きかけといったようなものに比べまして、選挙はその中心である、いわば唯一の表通りの行事でありますが、すべての国民が漏れなく、公平に、かつ、明朗に参加することが大事だというふうに